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Swiss

2010年7月 スイス鉄道の旅に寄せて

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透明感のある大気の中で、雄大な山々を眺めてみたい。でもちょっと、高山病も怖い(^^;
というわけで、スイス鉄道の旅に行ってきます。(2010/07/14記)

スイス鉄道の旅と3大名峰を巡る旅は、途中いくつかのアクシデントもありましたが、全行程を無事終了しました。関係各位にこころから御礼申し上げます。
恐れていた高山病も高地順応の機会があったためか、問題ありませんでした。
何よりも天候に恵まれたことが大きかったようで、ユングフラウ三山、モンブラン、マッターホルンなどをしっかり堪能することができました。よかったーっ。(2010/07/25記)


今回のスケジュール

日付 日程 観光/見学 宿泊
2010.07.15 成田→チューリッヒ 移動 セントラル・プラザ・ホテル
2010.07.16 チューリッヒ→ブリエンツ→クライネシャイデック ゴールデンパスライン・ロートホルン鉄道 シャイデック・ホテル
2010.07.17 クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ→インターラーケン→ジュネーブ ユングフラウヨッホ観光/ゴールデンパス・クラシック(1等) ブリストル・ホテル
2010.07.18 ジュネーブ→シャモニー→ジュネーブ モンブラン観光 ブリストル・ホテル
2010.07.19 ジュネーブ→ベルン→ツェルマット→ゴルナグラート
ベルン市内観光 ゴルナグラート・クルム
2010.07.20 ゴルナグラート→ツェルマット→ゴルナグラート マッターホルン/ロープウエイ ゴルナグラート・クルム
2010.07.21 ゴルナグラート→ツェルマット→サンモリッツ 登山列車・氷河特急(1等) クリスタル・ホテル
2010.07.22 サンモリッツ→ティラーノ→サンモリッツ ベルニナ特急(1等) クリスタル・ホテル
2010.07.23 サンモリッツ→ルツェルン ベルニナアルプス・ルツェルン市内観光 ホテル・モンタナ
2010.07.24 ルツェルン→チューリッヒ チューリッヒ空港へ 機中泊
2010.07.25 →成田 移動 自宅

2010年 7/15 スイス鉄道の旅:成田 → チューリッヒ

10-0716-0012.jpg朝、5時半予約のタクシーが10分前くらいに到着。当方準備完了だったので、そのまま出発。三ツ境駅5時40分の電車はすいていて、座ることができた。横浜6時10分発のリムジンバスで成田へ。うーん、順調だ。
だけど、バスの中でマニュキュアするのはやめて、後ろの人!シンナー臭いよ。携帯のおばさんもうるさい。そんなにお父さんが心配なら旅行にいかなければいいのに。こちらは運転手さんに注意されていたけど。ってこともあったけど気分はルンルン。

今回は初スイス、初スイス・エアライン。10時25分発オンタイム。12時間半と長時間でしたがお食事もおいしく、快適でした。映画を夫は3つ、私は2つ見ました。


10-0716-0003.jpgスイス最大の都市、チューリッヒは気温24度晴れ。入国審査の係官の質問は「彼はGOODハズバンドか」ですって。あのー、普通は仕事か観光か、とかどこに行くのか聞くんじゃないんですかぁ。

空港からホテルまでは20分で着く。近いなぁ。成田は遠すぎるよね。
ホテルにチェックイン後、添乗員からあれこ説明を聞く。そう、今回は久しぶりに添乗員付きのツアーなんです。
その後チューリッヒの市内を流れるリマト川沿いに散歩。夕方6時を過ぎているのに陽はまだ高く、暑い。

町の真ん中を流れている川が湖と合流する地点では、飛び込みや水泳をしている人々。すぐそばでは白鳥がたくさん。
教会や建物も歴史が古そう。1758年、1822年と建築年を表示している建物もあり。200年から300年かぁ、すごいなぁ。この石畳も同い年だろうなぁ、と歩く。

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最後にCOOPでお買いもの。チーズ、ヨーグルト、ハムの種類の多さにびっくり。すごいなぁ。私たちも3種のベリー(クランベリー、ラズベリー、ストロベリー)を購入。ヨーグルトをかけて食べた。
今日は長い1日だった。よく眠れそうだ。

機内食1:和食 うどん、うにとあなご、豚のしょうが焼き、味噌汁、ごはん、デザート
機内食2:ピーマンいためごはん、焼き鳥、サラダ
軽食:ポテトサラダ、マカロニサラダ、チーズパン、ベリーのヨーグルトかけ

チューリッヒ セントラルホテル
緯度:47°22'40.5":N
軽度:8°32'38.2":E
今日の歩数 6,274歩

2010年 7/16 スイス鉄道の旅:チューリッヒ → クライネシャイデック

10-0717-0004.jpg朝、早めに目が覚めたので町の中のお散歩。夕べ行かなかったところがいい、とホテルより上の方に行ってみる。チューリッヒ大学があったが、かなり古い建物でとても素敵。階段を上っていたらすてきなカップルと遭遇。かわいい笑顔をカメラに向けてくれた。
いよいよ今日からスイスアルプスへ出発。今回の移動手段は列車中心。最近は道路も整備されたもののトンネルが多く、景色は断然列車だそうです。
チューリッヒからロートホルンまで乗り換えながら行って、一番初めのみどころ、ロートホルン鉄道に乗車。約1時間で山頂駅へ行き、ランチ後、お散歩して降りてくる予定。遊園地のようなかわいい電車で牧歌的な景色、山や湖をみながら結構な勾配を昇っていく。


10-0717-0003.jpg途中、ハイキング中の人たちがにこやかに手を振っていく。いいなぁ。。。と浸っていたら突然ガタンと大きな音がして止まった。あれ、と見ると車掌さんが真剣な顔をしてあちこち見ている。
あれ?、どうしたの?
しばらくしてから降りろとの指示。外は晴天。すぐそばには牛がたくさん放牧されていてカウベルがのどかに聞こえる。で。。。
結局1時間以上またされ、先に山頂まで行った車両が降りてきて、私たちをのせて山頂へ行った。この間、添乗員さん、フル稼働。なんたって、今夜のホテル前の駅までの電車は最終電車。それに乗り遅れるわけにはいかない。で、山頂駅に着いたらすぐ戻る鉄道に乗車。連絡しておいてくれたので、ランチはサンドイッチになり、山を降りながらみんなでほおばった。お腹がすいていたのでおいしかったぁ。


10-0717-0005.jpg下山、その後の乗り継ぎはスムーズでクライネシャイデックに時間通り着。なのに、ユングフラウ三山は霧の中。たまに雲がきれて山の一部のみが見えるだけ。え?!夕焼けに浮かぶユングフラウを撮るつもりだったのにぃ。。。
夕食後も未練がましく外をみるも、雷鳴が響いており、外で三脚を立てる状況ではないので早めに休む。疲れたー。

朝食:あっつ熱のクロワッサン、目玉焼きとベーコン、ジュース
昼食:ハムサンド、チョコレート
夕食:たっぷりサラダ、スープ、サーモングリル、デザート

今日の歩数 13,525歩

2010年 7/17 スイス鉄道の旅:クライネシャイデック → ユングフラウ → ジュネーブ

10-0717-0022.jpg朝、4時半頃起床。午前中不要のものはホテルに預けていくので、荷物を整理し、カメラをかかえて外へ。5時前はまだ暗いし空には雲がいっぱいだが、ユングフラウ三山が頂上まではっきり見える。やったぁ、やっぱり山は朝でなくっちゃ。
暗い中に壮大な山々。すっごい迫力。肉眼でははっきり見えるものの、そこは夜明けまでまだ30分以上の暗い中なので、カメラ写すのは至難の業。夫、頑張る。
三山を一緒に撮るのは大きすぎて無理なので、向かいの丘の方にいくことにする。途中、小さな池があり逆さアイガーがはっきり。わーい、とシャッターを押す。
朝日が向こうの山に昇ってきたが、雲が多くてアイガーには当たらない。だめかなぁ、と見ているとそのうち、雲の切れ間から北壁に光が当たると、当たったところが光り輝いて見える。思わず「わー!」。きれい!シャッターも押したけど、この神々しい美しさは肉眼でなくっちゃ。ユングフラウの残雪というか氷河もほんの少しだけ朝日に映えてオレンジ色になりました。きてよかったぁ。


10-0717-0002.jpg笑顔のにぎやかな朝食後、一番列車でユングフラウ・ヨッホへ。アイガー、メンヒの中を抜けて展望台へ。朝はあんなに雲があったのに、空はすっかり青空。昨夜高度2300メートルのところに泊まったせいか、高山病も大したことがなく、すてきな景色の撮影タイムに夢中でした。いやー、たのしかった。
2時間のフリータイム後、列車でホテルまで戻る。あれー、今朝はあんなにくっきり見えていた山々がまた雲の中。山は早朝じゃなくっちゃ、ということでしょうか。

昼食後、列車を乗り継いでジュネーヴへ。ゴールデンパス・ラインなどに乗車。が、今日も電車の遅延があり、添乗員さん、キリキリ。途中の乗り継ぎ電車が行ってしまい、次の列車なので、ジュネーブのホテルに着いたのは予定より1時間遅れの夜8時半。
山の中から大都会に来た。同じスイスでも随分違うなぁ。今日も疲れたー。

朝食:ブッフェスタイル サラダ、ハム、チーズ、パン、ミルク
昼食:ビシソワーズスープ、サラダ、パスタ、アイスクリーム
夕食:冷たいスープ、牛肉と温野菜、洋ナシのコンポート

今日の歩数 10,486歩

2010年 7/18 スイス鉄道の旅:ジュネーブ → シャモニー → ジュネーブ

10-0718-0010.jpg今朝も4時過ぎに目が覚める。仕方ないよなぁ、日本時間で午前11時だもの。でも横になっているだけでも疲れがとれるから、と頑張るも30分が限界。
ごそごそ起きだすと夫も起きてきた。それなら、とPCを見たり荷物の整理をしたり。朝食は7時から。6時半前に町の中をお散歩。すぐそばがレマン湖。噴水が有名だが、さすがこの時間はまだ。風が強いが気持ちが良い。
今日はフランスのシャモニーまでバスで出かけ、ロープウェイを乗り継ぎ、最後はエレベーターで3842メートルの展望台(エギーユ・デ・ミディ)に昇り、モンブランを見に行く。
スイスとフランスの国境は入国審査も何もなく、バスでそのまま通過。
シャモニーに近づくと雪を頂いた高い山が見えてきた。外の気温は24度だが、日差しは強い。でもこれから高地へいくのでしっかり防寒。


10-0718-0012.jpg今日は日曜日でもあり、ロープウェイ乗り場はすごい人。でも遊びに行くんだもん、みんな待たされても笑顔がこぼれている。さすが世界的観光地。さまざまな国の言葉が飛び交う。
高山病に心配しつつ、私は歩くのもそろそろ。一つ目のロープウェイをおりたら空気が冷たい。二つ目を降りてエレベーターを待っているとちょっと寒い。でも最後のエレベーターを降りたら、そこはお日様のすぐ近く。3800メートルの高いところで照らされているのだから、ちょっと暑いくらい。
目の前にモンブラン。遠くにはマッターホルンとヨーロッパ最高峰のモンテローザがくっきり。すごい!さっきまであった雲はどこへやら、クリアな青空。
きれいだ!すごい!ものすごくきれいだ!
階段を登る時は高山病の影響で身体と頭が重いけど、他は大丈夫。よかったぁ、と夫を振り返ると、さっきまで「頭がちょっと。。。」と言っていたのに、カメラに夢中。満喫しました。


10-0718-0013.jpg降りてきて、頭も体もすっきりしておいしいランチ。その後、約2時間の自由時間があるので、向かいの山のロープウェイに乗ることにする。乗り場まで急な上り坂。ふうふう言いながらやっと上がって、チケット売り場へ。ユーロを持ってきていないのでカードで購入(24CHF/人)。
ちょうどさっきの展望台の向かい側。ここでも楽しく撮影しました。いやー、3時すぎても快晴で堪能しました。
夕食は今日はフリー。スイス料理にチャレンジ。今日も疲れたー。

朝食:ブッフェスタイル サラダ、ハム、チーズ、卵、パン
昼食:スープ、鮭のグリルとパスタ、フルーツアイスクリーム
夕食:スイス料理 ラクレット、ミックスサラダ、コールド・ビーフなど

今日の歩数 12,130歩

2010年 7/19 スイス鉄道の旅:ジュネーブ → ベルン → ゴルナーグラード

10-0719-0005.jpg朝5時過ぎに起床。2晩お世話になったジュネーブのホテルのかたずけを済ませ、食事前に湖のほとりをお散歩。遠くの雪を頂いた山々が朝日に輝いている。
バスで首都ベルンへ。途中、パーキングでトイレ休憩。スイスのパーキングってこうなっているんだ、ホテルもあるんだ、と興味深く拝見。
ベルンではH子さんというベテランガイドがお出迎え。バラ公園、熊公園、旧市街、からくり時計、大聖堂、銀行街などてきぱきと見学。それにしてもスイスは効率的というかシンプルな生活スタイルに感心。ありがとうございました、H子さん。


10-0719-0003.jpgその後、電車でトゥーンまで行き、ランチクルーズ。船は満席。リタイアした白人のご夫婦などでいっぱいでした。湖のまわりにはすてきなおうちがたくさん。電車と同じく、大きな看板がまったくなく、すっきりした景観。緑が多く、氷河から流れてきた青い水と、そして空の上にはユングフラウ三山が浮かんでいます。なんか、とっても豊かな時間。
スピーツで船を降り、バスと再会。カンデルステックという駅でカートレインに乗って峠の下を通り抜けていく。その後、約1時間走って、テーシュ駅へ。ここからはバスは行けない、とのことで列車でマッターホルンのふもとの町、ツェルマットまで行く。そこからは登山列車に乗り、今晩の宿があるゴルナーグラートへ。ツェルマットからは青空にくっきりマッターホルンが見える。おおきいなぁ。すごい存在感。


10-0719-0004.jpg標高3100mのホテルに入り、何かする時間も惜しんで外に出る。高山病対策で何をするにもそろりそろり。息苦しく身体は重い。こんな場所なのにおいしいフランス料理の夕食。その後、9時前から夕焼けに染まるモンテローザや遠くの山々を見る。きれいだ。。。言葉がありません。
今、部屋の窓からは月空に浮かぶマッターホルンが一番星と共に見えています。ものすごく贅沢な夜です。今回星景写真にチャレンジする予定の夫が寝る時間があるか、心配です。明日は3,883mのグレーシャー・パラダイスに行くんだからねぇ。

朝食:サラダ、ハムなどのビュフェスタイル
昼食:ビーフソーセージ、ポテト、ティラミス
夕食:たっぷりサラダ、うさぎのお肉のデミグラス味、デザート

歩数:12,385歩

2010年 7/20 スイス鉄道の旅:ゴルナーグラード → マッターホルン → ゴルナーグラード

10-0720-0001.jpg昨夜は横になってからも夫は星景写真のため窓を一晩中開放。ここのホテルは海抜3100Mのところなので、寒い寒い。
明け方、朝日を撮るために彼は三脚をかかえて外に出て行ったが、私はお部屋の窓から見ることにする。窓の正面にマッターホルン。夜があけるにつれて空がだんだん青から紫、ピンクにそまり、やがて山頂が金色に光り、その色が少しづつ下にさがっていく。雲ひとつない完全な形のマッターホルン。すごいなぁ。。。
朝食後、登山電車でふもとのツェルマットまで降りる。ここは標高1,800mの町。さっきまでの身体が重たいのがうそのように消えていく


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町のはずれのロープウェイ乗り場まで約20分歩き、マッターホルンの向かいの山、クライネ・マッターホルンの山頂3,883mまで昇る。
ロープウェイとケーブルカーを乗り継ぎ、やっと頂上、と思いきやさらに階段が延々と空まで続く。えっー、これを昇るのー!でもここまで来たんだから、とそろそろ昇る。
高山病の影響で身体は重いし、心臓はどくどく。でも何とか昇りました。わーい、3883mだ。と喜んでいたら、ドイツ語圏のカップルにシャッターをおしてくれ、と頼まれる。はいはい、と応じるとつぎつぎ頼まれ、私は山頂シャッター押し屋さん?。


10-0720-0003.jpgまた約1時間かけてツェルマットまで降り、Sさんご夫婦と一緒にランチ。マッターホルンが見えるテラスでお食事しよう、と探して入る。陽気な店員さんで、文字だけのメニューとにらめっこをしていたら、よそのお客さんのお食事を運ぶたびに、これは何、と実物をみせてくれた。さらに望遠鏡までサービス。これで山を見ろ、という意味らしい。結局本日のランチというセットメニューをいただく。なかなかおいしかった(16CHF/人)。
食後、教会の墓地を散策。マッターホルン登頂でなくなった人たちのお墓が並ぶ。ピッケルのついた墓石が大きなもみの木と時計台がついた教会にはさまれひっそり佇んでいた。その後ろにどっしりとマッターホルンがでーん!。ちょっとうるっとしてしまいました。
ツェルマットの家々やその間から見える雄大なマッターホルンはどこを見ても絵のような美しさ。少女時代に読んだ水野英子さんの『エーデルワイス』という漫画がこの町を舞台にしていたんだなぁ、と今更知りました。だって、40年前に漫画で見た景色そのものなんですもの。


10-0720-0004.jpgその後は登山鉄道に乗り、途中駅で下車して近くの池まで歩く。逆さマッターホルンを撮影しよう、と行ったが風で湖面にさざなみ。それでもときどき少なくなったので、逆さモンテローザもパチリ。今日は気温は温かく風はさわやかで、トレッキング日より。たくさんのひとたちが池のそばを次々通って行った。バギーで赤ちゃんを連れている人、犬連れ、年齢もさまざま。もちろん言語も。しっかし。日本人は群を抜いて多いように感じたのは、私が日本人だからでしょうか。
登山列車でひと駅乗り、ホテルに戻りシャワーを浴びて仮眠。ぐっすりzzz。夕食前に起きるのが大変だった。
窓の外を見るとマッターホルンは雲の中。空には雲がいっぱい。これじゃあ今夜の夕焼けはなさそうだ。

朝食:サラダ、ハムなどのビュフェスタイル
昼食:前菜、鶏肉のグリル温野菜とパスタ
夕食:サラダ、スイスのしゃぶしゃぶ、デザート

歩数:12,604歩

2010年 7/21 スイス鉄道の旅:ゴルナーグラード → サンモリッツ

10-0721-0004.jpg昨夜は雲が全天を覆い、夕食後には雨になった。安心して今日の準備をして寝る。ふと目が覚めて時間を見ると3時半。外を見るとマッターホルンが夜空に黒く浮き上がり、空には満天の星。夫に「星がきれいだよ」と声をかけると彼も起きだしてカメラをセット。山の天気は本当に変わりやすいので、安心できない。
その後、雲が出てきたので少し休むも4時過ぎには夫は起きだして身支度。昨日の湖まで歩いて降りて、朝焼けの逆さマッターホルンにチャレンジする、とのことで出て行った。
私はもうしばらく横になり、5時半過ぎから昨日同様、特等席の窓辺に陣取り、刻々と変化するマッターホルンを見ている。初めは雲がたっぷりマッターホルンにまとわりついているが、まわりの雲がピンク色にかわり、てっぺんが金色になり、少しづつ裾に降りて行く。昨日は快晴で雲がなかったが、今日は雲がマッターホルンの大きさを引き立てているようだ。裾まで朝日があたり金色だった光が普通のあかるさに変わった頃、あんなにあった雲はすっかりなくなりクリアなマッターホルンが現れた。すてきなショウを2日間も見せてくれて、ありがとう!


10-0721-0002.jpg朝一番の山頂着の電車で夫は戻ってきた。あわてて出かけて行ったので、水筒もデジカメも忘れ、フィルム・カメラと三脚だけをかかえていったので、途中でフィルムが終了し、仕方なく携帯でとった写真をみせてくれた。「楽しかったぁ」と子供のよう。
今日は氷河特急でサンモリッツまで8時間の長丁場。と思ったけど、出発してしばらくしたら昼食。遠くの山々や左右に広がる牧歌的な景色や、氷河からの水が川に流れ、とうとうと流れている様子などあきることなく、時間が過ぎて行きました。10-0721-0003.jpg
そういえばここスイスでは水道のお水がとてもおいしいのです。何よりよく冷えています。ホテルのお部屋にサービスにおいてあるミネラル・ウォーターよりはるかにおいしいです。氷河から流れてきたお水がそのまま水道管から出てきているのだから、当然とは思います。


氷河特急で有名な、世界遺産に指定されているアーチ状の42メートルの高架橋があるとかで、その橋の写真をねらって見た。しかし、車窓からの撮影は難しいなぁ。外に出て写真が撮りたい!
夕方サンモリッツ着。ホテルに入り、じき夕食。食後、8時半過ぎだがまだまだ明るいので少しお散歩。でも半袖、半ズボンでは寒くてホテルに戻る。今日も1日、楽しかったー。

朝食:サラダ、ベーコン、ソーセージなどのビュフェスタイル
昼食:氷河特急のランチ サラダ、豚肉のソテー、パスタ、ほうれん草ソテー、ケーキ
夕食:野菜スープ、マスのグリル、ポテト、ほうれん草、プリン

歩数:4,372歩

2010年 7/22 スイス鉄道の旅:サンモリッツ

10-0722-0001.jpg朝、6時ごろ目が覚めた。ぐっすり寝たー。今朝は朝焼けの山の撮影があるわけではないので、しっかり寝た気がする。それにここサン・モリッツは標高1773m。昨日までのゴルナーグラートの3100mと違い、身体がかなり楽だ。
朝食前に駅のそばのサン・モリッツ湖までお散歩。サン・モリッツは坂の多いまち。ジョギングしている人、ボートの練習をしている人、釣りをしている人などさまざま。遠くの山々とスイスらしい家々が湖面に映り、とてもきれいだ。
さわやかな気分でホテルに戻り朝食。ビュフェスタイルだが、野菜がないなぁ。果物をたくさんいただこうっと。
ホテル周辺は、ブランドショップがたくさん。おしゃれな服がショーウインドウに並んでおり、目にも楽しい。私たち同様に、多くの日本人が旅行にお見えになっています。


10-0722-0002.jpg今日の列車の発車時間は11時22分。それまではフリーなので、ケーブルカーで標高3057mのピッツネイルまで昇ることにする。昨日下見したときにCash Onlyと書いてあった。スイスフランが少なくなってきたので、ホテルのフロントで両替していったのに、チケット売り場にはカード用のマシンあり。^^;
8:40の始発でチャンタレラ駅経由でピッツネイルへ。ケーブルカーを乗り継いで山頂駅から頂上までは少し昇る。途中、地リスを発見(夫が)。親子連れもいてかわいい!
山頂では遠くにマッターホルンが見えるはずだが、雲の中。雲がかなり早く動いているので、少し待つがマッターホルンまでは見えなかった。でも登山道のお花が可憐。強風を避けるように岩陰にひっそり咲いている様子が本当にけなげ。
で、列車に間に合うように、後ろ髪をひかれる思いで下山。途中駅でNさんたちと合流。Nさんご夫婦と陽気なMさん。楽しい方々です。

10-0722-0003.jpg今日の列車はレーティッシュ鉄道のベルニナ線。世界遺産にも登録されている景観のすばらしいところ。1等車なので座席は立派だが、難点は窓があかない。写真を撮りたい人にはちょっと向かないかも。夫は途中で発見した窓をあけられる通路て立ちっぱなし。私は大きな窓にかじりついて見ていました。3つのおおきな氷河、そこから流れる水。その下の緑色の湖。それから森と草原とかわいい家々。たくさんの人たちがトレッキング、ハイキングをしていました。
列車はイタリアのティラーノまで。
イタリア料理の昼食後、もう一度列車にのってサン・モリッツに戻る。帰りは無蓋の展望列車に乗る。ちょうどディズニーランドのアトラクションのような列車だけど、何といってもまわりの景色が世界遺産なのだから、さわやかで気分は最高。もっともティラーノあたりは暑くて、今晩は標高が1773mのサンモリッツに帰るのがうれしい。
列車はさきほどのルートを復習するように戻る。その上、オープン列車。写真はラクラク。今日の最高標高は2252m。ここだけちょっと寒かったけど、約2時間の列車の旅を満喫しました。楽しかったー。

朝食:ベーコン、ソーセージ、ヨーグルトなどのビュフェスタイル
昼食:サラダ、子牛のカツレツ、スパゲッティミートソース、アイスクリーム
夕食:スーパーのサラダ、ハムサンド、あさりの味噌汁、ぶどう

歩数:13,065歩

2010年 7/23 スイス鉄道の旅:サンモリッツ → ルツェルン

10-0723-0001.jpg今日もすっきり起床。朝食までに時間があるので、ケーブルカー乗り場後ろのトレイルを少し歩く。昇り始めは階段で、ちょっと息が切れるがそのあとはゆるやかな傾斜。深い緑と川の流れがさわやかだ。
朝食後、バスで出発。まず近くのロープウェイ乗り場から展望台へ。ケーブルカーで山頂まで一気に昇る。同じ車両に乗ったスイス人女性にどこから来たか、声をかけられた。この人がよくしゃべる人で頂上までほとんど話しっぱなし。彼女の50歳のお誕生日にこの頂上のホテルで家族で泊ってお祝いをしたそうで、とてもよいところだそうです。
頂上では向かいの山々に雲がかかっているものの、雄大な景色が広がっている。ところどころ雲が切れてお日様があたり、きれいだ。お花もたくさん咲いていたが、この旅行中、とうとうエーデルワイスには会うことができなかった。残念。


10-0723-0002.jpgこの後、昼食会場のマイエンフェルトにバスで向かう。先日氷河特急で通った線路沿いの道を走る。道路の左右には広々した牧草地とかわいいおうちが広がっている。そのうちに雨が落ちてきた。これまでずーっと好天に恵まれていたので、恵みの雨か。雨に煙る山々や草原もまた素敵です。
マイエンフェルトはハイジゆかりの町で、ハイジホテルというかわいい名前のホテルでおいしい昼食後、近くのハイジハウスまでお散歩。といってもざあざあ降りの雨の中、我が家は二人で傘は携帯用の小さいのが1本。肩も足元もぐっしょり。


10-0723-0003.jpgその後、今日の宿泊地、ルツェルンに向かう。ルツェルンは先日、列車で来たときに乗り換え時間に駅のそばをちょっとうろうろしたところ。今日はライオン記念碑やカペル橋などを観光。しっかし、町の中心を流れる川の流れがものすごく早く、見ていると吸い込まれそう。観光客がとても多く、おおきなお土産屋さんをのぞくとアラブ系と中国人観光客であふれていた。おそるべしオイルマネーとチャイナ・マネー。
添乗員さん紹介のチョコレート屋さんでマカロンを購入し、バスでホテルへ。湖ののぞむ高台のすてきなホテル。私たちのお部屋からは湖が望め、夕食途中に湖に夕日が当たっているのを見た夫が、中座して部屋に写真を撮りに戻ったら、ちょうど虹がかかっていたとのこと。
今日は最後の晩餐。たまたま本日、氷河特急で日本人客が事故にあった模様。私たちは明日帰国で、全員元気に帰国できそうですが、事故にあわれた方々が大したことがありませんように、とお祈りします。

朝食:ベーコン、ソーセージ、ヨーグルトなどのビュフェスタイル
昼食:サラダ、豚肉とマッシュルームの煮込み、パスタ、アイスクリーム
夕食:リッチなサラダ、ひらめのソテーの野菜添え、豪華なデザート

歩数:12,831歩

2010年 7/24-25 スイス鉄道の旅:ルツェルン → チューリッヒ → 成田

10-0725-0001.jpgいよいよ帰国の日になってしまった。今回はトータル11日とちょっと長い旅行だったが、天候に恵まれたこともあり、毎日興奮しているうちに、過ぎてしまいました。
朝、ホテルから湖を眺めると空には雲がいっぱいに広がり、少し雨も降った模様。遠くになごりの山々が黒く見える。
ルツェルンのホテルからまっすぐチューリッヒの空港に向かう。土曜日の朝ということもあり、渋滞もなくスムーズ。早めに空港に着いたので、出発まではのんびり。飛行機はオンタイム。飛行時間は実質10時間程度。
食事をして寝ていたら日本に着いていた。着陸時、遠くに富士山。成田の気温は25度と機内放送があったが、降りると蒸し暑く、日本の真夏が待っていた。


10-0725-0002.jpg今回はJTBの「世界の旅情」というツアーに参加。スイス・アルプスの見所をたっぷり全部まわった。列車は基本的には1等なので広くて楽だったし、山岳ホテルに戻るときも上りが混んでいる時間帯に私たちは下り、またはその逆とよく考えられていた。さらに、各所で自由時間がわりとたっぷりあり、更に好天のおかげもありスイス・アルプスを満喫。
16名というこじんまりとしたグループに添乗員さん。みなさん、落ち着いた良い方々でとても豊かな旅ができました。多謝です。
空港でトランクは宅配に出したら、15時には横浜の自宅に届いた。夫は早速写真を印刷してにんまりしている。スイスのさわやかな気候に慣れた体に暑さが辛いが、汗をかきかきすいかと白玉を食べた。おいしい。

朝 食:ホテルのビュフェ パン、ジュース、ハム、ベーコン、ヨーグルトなど
機内食1:和食 おそば、えび、どら焼き、鮭の野菜あんかけ、ごはん、味噌汁
機内食2:パン、オムレツ、フルーツ

歩 数:5,558歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅に寄せて

2012swiss-title.jpg今回は、グリンデルワルト(Grindelwald)とツェルマット(Zermatt)に、それぞれ一週間づつステイして、のんびりと撮影&ハイクを考えた。(2012/07/01)

いくつかのアクシデントも乗り越えて(^^;;;、ハイキングを楽しみました。(2012/07/17)

今回のスケジュール

日付 日程 ハイク 宿泊
2012.07.02 成田→チューリッヒ→グリンデルワルト スイス・パス(一日目) キャバナ
2012.07.03 グリンデルワルト フィルスト→バッハアルプゼー キャバナ
2012.07.04 グリンデルワルト メンリヒェン→クライネシャイデック キャバナ
2012.07.05 グリンデルワルト ミューレン→アルメントフーベル キャバナ
2012.07.06 グリンデルワルト シーニゲプラッツ キャバナ
2012.07.07 グリンデルワルト グロッセ・シャイデック キャバナ
2012.07.08 グリンデルワルト→ツェルマット スイス・パス(二日目) ゴルナグラート・ドルフ
2012.07.09 ツェルマット スネガ→ライゼー→フィンデルン村 ゴルナグラート・ドルフ
2012.07.10 ツェルマット スネガ→トゥフテルン村 ゴルナグラート・ドルフ
2012.07.11 リッフェルベルグ リッフェルゼー リッフェルベルグ
2012.07.12 リッフェルベルグ リッフェルゼー,ゴルナーグラード リッフェルベルグ
2012.07.13 リッフェルベルグ→ツェルマット アルターハウプト クリスチャニア
2012.07.14 ツェルマット シュワルツゼー クリスチャニア
2012.07.15 ツェルマット ブラウヘルド→グリンジゼー→リッフェルアルプ クリスチャニア
2012.07.16-17 ツェルマット→チューリッヒ→成田 スイス・パス(三日目) 機内泊

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/02

2012年7月2日(月)小雨

いよいよ今日からスイス。2年ぶり。今回はまったくの二人旅。どうなることやら、わくわく。
YCAT6時半発に乗りたいので、前日、自宅から駅までタクシーを頼んだら、6時半までは予約でやりくりがつきません、ですって。トランクは既に成田に行っているので、手荷物だけだし歩こう、と決めていたが、今朝はしとしと雨。ありゃあ、傘1本は既に成田に行っている。仕方なく、一番ぼろい傘をさし、私鉄駅のゴミ箱にいれさせていただきました。ごめんなさい。

YCATからのバスもチューリッヒまでの飛行機もスムーズ。しかし11時間のフライトは長い。日本時間まっ昼間なので、そんなに眠れないし、映画だってあきてきちゃうし。

20120702-0005.JPGチューリッヒ空港は曇り。16時着。入国審査もバッゲージクレームも問題なくサッサと終了。表に出て、空港内にあるスーパーの場所を職員さんに聞いてたら、前を歩いていたお兄さんが、スイスにようこそ、と親切にあっちだ、こっちだ、どこまで行くんだ、電車はそっちだ、と教えてくれた。ありがとう。

まず、お金をチェンジ。自宅の引き出しに眠っていたこれ、いくらの時に交換したんだろう、という古いUSドルを使用。次にスーパーミグロでお買いもの。空港内のスーパーなのでコンビニ程度と思っていたが、大手スーパーそのもの。買い物客もみんなカゴいっぱい買っていた。値段は。。。そう、スイスは日本人が見ても高い、と思う値付けです。ここまで来るのにお金をいっぱい払っているのだから、あんまり気にするの、やめよう。とにかく今夜必要なものだけ購入。

20120702-0008.JPG次にチューリッヒ空港駅で事前に購入したスイスパスのバリデーション。今日から使う、という手続き。これもスムーズに終わり、乗る予定の電車まで40分もある。着陸後1時間10分しかかからなかったんだ。
現在日本時間で真夜中の1時過ぎ。眠たい。駅のベンチで待つことに。携帯をセット。電源を入れると自動で現地時間になるが、サマータイム中にし、日本時間と両方を表示させる。この後乗る電車は2回乗り継ぐので、寝過ごさないようにアラームもセット。
電車は時間通りに到着。1等車は空いていた。前回来た時もそうだけど、予約してあるわけではないのに、座れない時ってなかったもの。乗り継ぎ時間は6分、8分ととてもショート。次の電車は何番線か確認する。
ベルンは時間通りでスムーズ。次はインターラーケンオスト。が、ベルンの発車時間が8分遅れ。放送では「ごめんね」だけ。20時5分のグリンデルワルト行きに間に合わないと、次は1時間後。ええっ、というわけで頭はどろんとしているが眠れない。(夫はときどき気を失っていた)途中駅もきっかり8分遅れ。特急なのにゆっくりしたスピード。早く走れ、と言いたい気分を我慢。20120702-0001.JPGそれでもインターラーケンオストには4分遅れで到着。4分しかない。広いホームを5番線から2番線までトランクをひっぱりながら走る。(今日だけは移動にトランクも一緒。この後はチッキで送る予定)
途中日本人の団体客がいっぱい居る中、私たちと数名が走る。セーフ。間に合った。ってこの電車は5分遅れで発車。あーん、先に言ってよ。

ここからはベルナーオーバーランドの山々を見ながらの普通電車。3千メートル、4千メートル級の山々のふもとをごとごと昇っていく。大きな滝が見えたり、雪解け水がごうごう流れる川が見えたり。山々の頂上は雲の中。明日は晴れの予報だけど。でも雲の動きが早いのか、ときどき一部顔を出す。雲の切れ間から陽がさすと、アイガーとシュレックホルンの岩肌が輝いて見え、とてもきれいだ。

20120702-0004.JPGグリンデルワルト駅まで30分。駅には電車と山々のツーショットをねらった日本人(だと思う)がたくさんいた。ホームの端に立っていた女性が私の顔を見て持っていた紙を広げる。うちの名前だ。ホテルのお嬢さんが迎えに来てくれていた。歩くと下りでは徒歩5分だが、小さいとはいえトランクはあるしで、助かります。(事前にお願いしていたのです)

ホテルはかわいい山小屋タイプ。私たちのお部屋は事前のリクエスト通りアイガーに面したキッチン、バス付き、2部屋あるシャレータイプ。バルコニーからはアイガーがドーン。わーい、素敵。あれ、トイレが2つもある。

夫は明るいうちはバルコニーでカメラをむける。お部屋で無線LANは使用できるし、最高です。1週間お世話になるので、荷物を棚に入れ、お風呂に入り、味噌煮込みうどんを食べて寝た。長い1日でした。

機内食1: 日本食(おそば、前菜、鶏肉の煮物、ご飯、味噌汁)、フルーツ、ケーキ
機内食2: サラダ、ごはん、鳥の煮物、ケーキ
車内で: マフィン、りんごジュース
夜 食: 味噌煮込みうどん(宮の乾メン)

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/03

2012年7月3日(火)くもり

20120703-0003.JPG昨夜は目が覚めるたびに外を見て、アイガーと星空をチェック。寝室のカーテンはあけたまま。結局、朝まで雲がいっぱいだった。とはいえ、寝ながらアイガーが見えるロケーションです。
朝食に降りて行くと、日本人のご夫婦発見。そばに座ってお話しを伺う。ここ2日ほどはお天気が悪かったが、それまでは良いお天気。お二人で1週間、ハイキングなどを楽しまれ、今日はバーデンに移動して温泉に入り、明日帰国だそうです。

部屋に戻って天気予報を確認。午前11時頃には晴れるとのこと。ゆっくり支度をして、9時過ぎに出発。まず駅でユングフラウ・フリーきっぷ手配。費用は事前に支払ってあり、引換券とチェンジ。そこから10分ほど登り坂をあがったところにフィルスト展望台行きのゴンドラ。アイガーの山頂は雲いっぱいだけど、片道1時間のバッハアルプゼーまで歩く予定。歩いているうちに晴れてくるのを期待。

ゴンドラで3駅目がフィルスト。途中、かなり雲が厚いところもあったが、山頂はまあまあ。人は。。。いっぱい。スペイン語圏の団体さん、韓国のヤング6人連れなどインターナショナルだ。もちろん日本人ともたくさんすれ違う。
20120703-0010.JPG今日は私たちのハイキング1日目。まだ身体も時差や移動疲れもあって本調子ではないし、足慣らしの楽なコース。のはずが、どうも不調。私の足が痛い。大分慣れた靴のはずなんだけど。来る前に駅まで歩いてみたりしたのに。やっぱり山道とは違ったのか。途中、靴ひもを調整したりして何とか我慢。

雲で見晴らしはイマイチだが、お花がきれい。黄色、青、紫、ピンクの花々がいっぱい。正にお花畑の中。
時々シュレックホルンの頂上や、アイガーの上氷河などが見える。私たちにも突然陽がさし、あわててサングラスを出したり、日焼け止めクリームを塗ったり。
20120703-0005.JPGたくさんの人たちと抜きつ抜かれつして、片道1時間のハイキングコースを写真撮影などで時間がかかり1時間15分でバッハアルプゼーに到着。ちょうどお昼時でどこの国の人たちも持参の食料を食べていた、私たちも今朝作ったおにぎりを食べる。

戻り道は雲海に囲まれ、もくもくと歩く。この時間にすれ違う人はアラブ系の人が多い。女性は頭に布を巻いている。途中で赤ちゃんにおっぱいをあげているお母さんまでいた。元気だ。

ゴンドラ・ステーションのレストランで祝杯とソーセージの昼食をとり、ひと休みしてグリンデルワルドに戻る。途中、雲が濃いときもあったが、更に下る途中でアイガー山頂の雲が切れてくっきり。振り返ってフィルストを見ると雲の中。今ここにいたから見えたんだ。それも更に下るうちに見えなくなった。

20120703-0008.JPG降りてみるとグリンデルワルドは晴れ。天気予報は当たっていたのね。ホテルに戻る途中のスーパーでお買いもの。食料品の調達。入り口にはエーデルワイスの苗が400円ほどで売っていた。自生のは日本人観光客が持ち帰り、この近くは絶滅したといわれているらしい。本当なら悲しい。

ホテルに戻り、買い物を整理し、顔を洗って私はお昼寝タイム。夫はワインを買いにもう一度お買いもの。ご苦労様。

1時間半の1クール寝た。だるい。けど、さっきまで痛かった足が随分楽になっている。しばらくぼぉっとしてから、お風呂に入り、夕食作り。今日は定番のカレーライスとサラダ。野菜不足を少しは補わなくては。

片づけ後、9時には寝てしまう。今日も疲れた。アイガーの山頂も今夜も雲の中だ。


朝食: パン、ハム、チーズ、ゆで卵、トマト、フルーツサラダ、牛乳、ヨーグルト、紅茶
昼食: おにぎり、ソーセージとポテト、オレンジジュース
夕食: 野菜サラダ、カレーライス、生ハム、ラズベリー

歩数: 20,413歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/04

7/4(水)晴れ のち くもり のち 雨 のち くもり

20120704-0001.JPG夜中に目が覚める。まだ時差ぼけ状態をひきずっている。目が覚めたら2時半。外を見ようと起き上がったら、となりの部屋で夫がPCを開いていた。昨日はアイガーの山頂はほとんど見えなかったのに、今はくっきり。夫はカメラをセットし、自動撮影していた。しばらく眺めて、横になったら、まんまるなお月さまがアイガーの左横から顔を出す。彼はますます真剣にカメラ撮影。パジャマの上にジャージを上下共着て、寒くなったと靴もはいていた。私はベットに横になったままアイガーと月を眺める。ぜいたくだ。と思っているうちに寝てしまった。

20120704-0002.JPG明け方、夫の声で目が覚める。「そろそろ朝日があたってきたよ」 わーい、山頂が朝日に輝いて黄金色だ。ねぼけまなこでしばしぼぉ。今日はお天気がよさそうだ。天気予報ではこの1週間は傘マークばかりで、ちょっとがっかりしていた。その分、夫は昨夜頑張ったのだと思うが、今日はすばらしい天気。スイスの天気予報を見るとグリンデルワルトは14時まではお日様だけのマーク。早めに行動しよう、と準備開始。7時半スタートの朝食を一番で食べ、8時過ぎには出発。

ホテルから坂を15分下ったとグルントからメインリッヒまでゴンドラ。たくさんの人がゴンドラステーションに向かっていた。20120704-0005.JPGこのお天気だもの、みんな、うきうきしている。ゴンドラの右手にアイガーがくっきり。そのうち、メンヒ、ユングフラウが見えてきた。が、途中で大きな雲がもくもく近づいてきた。あれぇ、せっかくここまで来ているのに。メインリッヒ展望台についたときにはユングフラウ3山は雲の中。ぐすん。でもこの雲のうしろに雲はないので、通り過ぎるまで待つしかない。雲がない反対側の山々はとてもきれい。うーん、気持ちが良い。

ここからクライネシャイデックまで1時間20分のハイキングコース。でも事前に旅行社から情報があり、途中でがけ崩れがあり、回り道は100メートル昇りで20分余分にかかります。かなり急な道なのでお勧めしません、と。どうする?と相談したが、ユングフラウ3山がきれいに見えるし、この後のお天気になるかどうか、わからないので、行けるところまで行こう、と出発。私たち以外にもたくさんの人が歩いていたし、JTBの団体さんまでいたので、大丈夫だよね、という気分。
このコースはパノラマコースというだけあって、景色はすばらしいし、お花もたくさん咲いていて、山に足元にと忙しい。さっきまでかかっていた雲もだんだん動いて、アイガー、メンヒ、ユングフラウが徐々に姿を現し、楽しませてくれる。お花は黄色、紫、白、ピンクの群れがそこかしこ。アルペンローゼの群生などとてもかわいい。

20120704-0003.jpg私の足はきのうよりかなり楽になって、特に下りではほとんど問題なし。ゆっくり写真を撮りながらなので、大丈夫。夫は三脚をかつぎ、ところどころで広げて撮影。レンズを広角、マクロと取り替えながらなので、ペースはものすごくゆっくり。後からくる人に次々先に行ってもらう。
問題のがけくずれは、クライネシャイデックのすぐ手前。すぐそこに一昨年泊ったホテルが見えているのに、大きく高巻きして行く。一番上で座って休憩。11時半を過ぎていた。持参のネクタリンとおにぎり、味噌汁を食べる。おいしい。

しばらく撮影をしてから、クライネシャイデックまで降り、次のグリンデルワルド行きは25分後。クライネシャイデック駅の水飲み場のお水が冷たくて、とてもおいしかった。グリンデルワルド駅のそばでランチを食べ、ホテルに戻る。14時半。疲れた。

荷物を片づけてお昼寝。16時過ぎに目が覚め、外を見たらアイガーは雲の中。突然シャワーのような強い雨が降り出し、一面真っ暗。1時間くらいで上がり、またアイガーが見えてきた。山であの雨にあった人たちは大変だったね、早く帰ってきて正解だったね、と話した。


朝食: ホテルのビュフェスタイル パン、ハム、チーズ、ヨーグルトなど
昼食: スープ、ソーセージフライ、スパゲティミートソース
夕食: サラダ、ソーセージとジャガイモときのこ、ご飯、いちごとアイスクリーム

きょうの歩数:15443歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/05

7/5(木)晴れ

20120705-00001.JPG昨夜も外を気にしてちょこちょこ寝。ふと目が覚めると、アイガーの真上に月が昇っている、うーん、いい。横からの月は昨日より雲が少なくてきれいだ、あ、空が白んできた。あわてて寝ようとしても寝付かれず、6時前に起き上がる。

ホテルがキッチン付きなので日本からお米を持ってきているが、これまで芯があるご飯しかたけない。今までどこのB&Bのどんなお鍋でも上手に炊けていたのに。これはここが高地だから?でも標高千メートル程度なら、長野の母の家と変わらないし。お水の量か、むらしが足りないのか。
昨日、ランチに食べたパスタがおいしくなかったのに高かったので、今日はお弁当を作ってみる。おいしく炊けますように。。。

20120705-0002.JPG7時半朝食、8時出発。空は青空。アイガーは頂上までくっきり見ることができている。今日の予定はミューレンからアルメントフーベル展望台へ行き、山とお花を見るコース。私の足が痛いのと、これから先、まだまだ長いので、今日はほとんど歩かないコースに決定。

ミューレンまでは電車やケーブルカーを乗り継ぎ乗り継ぎで行くし、アイガーはきれいだし、でアサイチ行動開始。乗り物はかなりスムーズで、3回乗り換えたにもかかわらず1時間後にはミューレン着。晴れ渡った空にユングフラウ三山がくっきり。三山ともまったく雲に邪魔されずに見えたのは、今回初めて。きれい。
アルメントフーベル行きのケーブルカーはユングフラウ・パスは使用できず。乗っている時間は4分。かなり急なこう配を登っていく。

20120705-0003.JPG降りたところは、本当に山がきれいに見える。今日の空は完璧だ。ここのハイキングコースはお花がきれいで有名。今日はあんまり歩かない予定だったが、いくつかあるハイキングコース、すべてここから下がっていく。ケーブルカーのチケットは往復買ったが、また上がってくる気になれず、下まで歩くことにする。ミューレンまで2時間、グレッチアルプまで2時間40分。だって、ものすごくきれいなんですもの。

観光客はそこそこいたが、広大な山の中に散らばるとちらほらになり、私たちの前後に人はほとんど見えない。おととし7月中旬にスイスに来た時に比べて、今年は格段にお花が多い。今年は雪が深く、春が遅かったせいなのか、7月はじめはいつもこうなのか、わからないけど、種類も量も比べ物にならない。毎晩、高山植物の本を広げて楽しんでいる。今日も、昨日おとといに見ていないお花をたくさん発見。

11時過ぎくらいから空に雲が広がりだした。予報では14時過ぎから雨。ちょっとあわてて、グレッチアルプ行きのマウンテンビューのハイキングコースから、winteregg行きに変更。その時の地点からたぶん一番近い、と思われたので。結果は正解で1時間程度でケーブルカーの駅に到着。次の電車は20分後。誰も人はいない。陽があたる駅のホームでお弁当を広げる。ちらほらハイキングの人たちが来て電車待ち。と思ったら、空の電車が来て目の前に止まった。10分も早い。臨時列車らしい。お弁当の続きは電車の中。でも一駅なのですぐに着いて、夫はグレッチアルプの駅のホームでもまだ食べていた。

20120705-0004.JPG13時にラウターブルンネン着。トリュンメルバッハに行くバスは?と探すと駅前に止まっていた。このバスもユングフラウパス対象外。5分後に出発。連絡がいい。
ユングフラウ3山から毎秒二万トンもの水が流れ込んでいるこの滝は、外からは見えず岩の間を轟音をたてて流てでいる。すごい音だ。水の流れも強く、怖いくらい。耳を押さえているおじさんもいた。
まずリフトで6層まで上がる。真っ暗い中を登っていくこのリフトも面白い。そこからともかく一番上の10層まで昇る。足が筋肉痛でぷるぷる。洞窟のようになっており、轟音が響いている。
夫は写真をとっていたが、レンズは水しぶきでくもっていた。

下まで降りて、バス停まであるく。ラウターブルンネンは滝が多く、私も雪解け水を飲んでみました。^^ って写真を撮っていたら、そばのインド系のおじさまもにっこり。

駅までバス、そこから電車でグリンデルワルドまで戻る。一度乗り換えるが、こちらも乗り継ぎがスムーズ。駅前のCOOPで買い物をしてホテルへ。今日も疲れた。このwebのタイトル、のんびりハイキングってあっているのかなぁ。


朝食: ホテルのビュフェ
昼食: お弁当(オムレツ(豚肉、ジャガイモ、玉ねぎ、パプリカ)、ミニトマト、ふりかけに梅干し、バナナ
夕食: グリーンサラダ、白身魚のヘイリバー調味料味のグリル、肉じゃが、ご飯、生ブルーベリーとアイスクリーム

歩数: 17,423歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/06

7/6(金)雨

20120706-0010.JPG今回の旅行のハイキング・プランは夫のお仕事。どこの展望台からどこまで歩いて、どこに出て、と彼が調べてプランをいくつかたて、毎日のお天気と体調で最終決定。グリンデルワルドで雨の場合のプランは2つあり、今日はそのうちのシーニゲプラッツの植物園に行くことにした。植物園と行っても標高2000メートル近くの天然の高山植物がたくさんあるところのそばに、600種類を保護のために育てているところ。お花を楽しみながらのハイキングコースもたくさんあり、お天気がよかったらユングフラウ三山がきれいに見え、ブリエンツ湖とトゥーン湖も見ることができる場所。

グリンデルワルト駅8:49の電車で出発。乗ったら、昨日、ミューレンまでご一緒したご夫婦と初めて見るおじさま。まずはごあいさつ。いろいろ話しかけてきた。彼らもシーニゲプラッツに行くとのこと。旅は道連れ、途中で乗り換え、約1時間半近くたのしくおしゃべり。でもお天気が悪く、景色は全く見えず、気分はちょっと盛り下がりそう。
20120706-0020.JPGでもそのおじさま、スイス6回目で、今回ははじめてのお兄様とご一緒。昨日はユングフラウヨッホに行き、今日はここ。ということはやっぱりとってもいいところなんですよね。

山頂駅は雲の中。でも歩きだせば、そこはまさにお花畑で、いろいろな種類の高山植物が咲き乱れていた。ここでしか見ていないものもたくさん。色も大きさ、形もさまざまで、雨の中、昇ったり下ったりしていてもあきることがない。
とはいえ、かなりアップダウンのきついところもあり、靴はだんだん重く、底は厚くなる。山頂のコースを約2時間、お花を見ながら、ひたすら歩く。それにしてもあんなにいた日本人のGPはどこに?声がまったくしないんだけど。同じ電車で2団体乗っていたはず。

20120706-0003.JPGだいぶひざもがくがくしてきたし、お昼もまわったし、と駅のそばのレストランに。今日は雨なので非常食としておにぎりはもってはいるが、暖かいものを食べる予定にしていた。レストラン手前のお部屋は日本人でいっぱい。
でも私たちと一緒に登山電車できたGPとは別のGP。GPは駅のそばの植物園だけを見て帰るもよう。だから声がしなかったのね。

駅のそばには保護のための植物園があり、ところ狭しと植えてある。お花の名前は日本語表記もある、と聞いていたが、ごく一部でほとんどはドイツ語。うーん、わからん。広いところにぎっしり植えてあってこれはこれですごいけど、やっぱり自然に咲いている方がいいな。夫はここでエーデルワイスに出会えてにこにこ。スーパーで売っていたのより小さく、こっちが自然種なのか。

13時41分の下り電車にのり、途中乗り換えてグリンデルワルドに戻る。山から降りるとなんとなく明るい。ふもとは晴れ、とはいかないが山の上は雲の中だったもの。
駅のそばで携行食の補充でチョコレート、今夜のおかずにお肉屋さんでお買いもの。
ホテルに戻り、明日は土曜日なのを思い出し、もう一度駅のそばまで行き、お金のチェンジ。大分使ったのでこちらも補充。せっかく駅のそばまで来たので、買う予定だったVictorinoxの果物ナイフを友人知人の分を買う。これ、使いいいのよね。

20120706-0004.JPGホテルに戻り、フロントにお願いして洗濯機を借りる。毎日お風呂で洗っていたけど、今日は大量に洗いたい。使い方を教えてもらい、お風呂に入っていざ洗濯。これとこれをやってこのボタン、と押すが動かない。何度やってもダメ。さっき教えてくれたお姉さんを探すが、フロントはおじさまだけ。訳を話して来てもらう。電源を切ったり入れたり、あちこち触ったら動いた。ほっ。でもなんで?彼に聞いてもわからない、という返事。動いたんだからま、いいか。おじさんがさわったときに洗濯モードが変わり、予定時間が過ぎてもなかなか終わらない。地下のフィットネスルームで、夫と卓球をしながら待つ。今日あんなに歩いたのに、卓球までおつきあいして、私って偉いよね。


朝食: ホテルのビュフェ
昼食: ジャガイモのリシュティと野菜とチーズ(夫はソーセージ)
夕食: ハムとピクルスのかんてん寄せと生野菜、ベーコンエッグと白菜炒め、味噌汁、ごはん(携行食のおにぎりをチンしたもの)、アイスクリーム

歩数: 16,904歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/07

7/7(土)晴れ

20120707-0001.JPG今日は朝から晴れの予報だったので、早朝から外をながめるが、雲おおめ。晴れ渡るのはもうちょっと後なのか。でも予定通り今日は早出発。7時半10分前に手荷物を持って朝食に降りて行き、食後そのまま出発。

今日はグロッセ・シャイデックに行く。駅からは郵便バス。晴天のせいもあり、満員。バスはラッパの大きな音をたてながら走る。ところどころで人が待っていて、荷物を受け取っていたので、バスの到着を知らせている模様。

約40分で到着。ホテルの窓から見るアイガーも格好良いが、この角度のアイガーも素敵。真っ青な空に白い雲がぽかりぽかり。山がくっきり映えている。
まずはトイレタイム。準備完了で出発、と思いきや、夫は既に三脚を構え、レンズを交換しながら撮影開始。もうみんな行っちゃたよ。

20120707-0002.JPG足が悪いので、この場所で1時間ほど撮影をし、次のバスで戻ると言っていたおじさまたち以外は全員出発。うちがいちばんビリ。
でも「写真をとったり、眺めていると1時間のコースが3時間くらいかかっちゃうんですよね」、というお兄さん。親子参加でこれが最後言っていたお母さんは、2年前にもこれが最後と来たそうです。どちらもアイガーはこの方向が一番、と思い入れがあるんですね。

確かにこの方向のアイガーも、シュレックホルンもゼッタホルンも格好良い。と歩き始めたらそこは一面のお花畑。おもわず「わぁ」と声が出る。黄色が多いけど、ピンクに青に白に。正にお花畑さながら。
道は広く、アップダウンは少なく、今回の中で最高のコース。途中、牛が歩道にでていてちょっと怖い時もあったけど、空気はいいし、最高のハイキングでした。
1時間10分のシュレックヘルド駅までのコースを、写真をとりながら2時間半。楽しかったぁ。

20120707-0003.JPGゴンドラでグリンデルトワルトに戻り、鉄道の駅まで徒歩10分。となりの駅グリントまで行き、メンリッヘン展望台まで昇る。水曜日に来たけれど、あんまりお天気がいいので、ユングフラウ三山がきれいに見えるかもしれない、と思って。アイガーの向こうにメンヒ、ユングフラウが見えてきたが、やはり午後には雲が出て、ひとつひとつは雲が切れて見える時もあるが、全部を見渡せることはできなかった。

頂上で持参のお弁当を食べ、食休みをしてから、メンリッヘン山へ昇る。眺望もいいし、お花もきれい。ただひたすら昇るのがちょっと辛いけど。途中でベビーカーをひいているカップルにシャッターを押すのを頼まれた。根性者だ。

20120707-0004.JPG頂上で、ちょうどくっきり姿を現したユングフラウをバックに太極拳の入門と初級。向かいの山の頂上には昨日行ったシーニゲプラッツの駅が見え、その向こうにはインターラーケンの町、さらに向こうにはトゥーン湖が見える。手前の谷底にはヴェンゲンの町。眺めがとてもすばらしい。

ゴンドラでクルントまで降り、バスでグリンデルワルドに戻る。昨日買ったチョコがおいしかったので少し買って、ホテルにバック。洗濯機をまわし、お風呂に入る。このお部屋も今夜が最後。とっても快適でした。
夫は入浴後、バルコニーでアイガーを見ながらビール。明日はツェルマットに移動です。


朝食: ホテルのビュフェ
昼食: お弁当 ベーコン、野菜の煮物、ネギ入り出し巻き卵、梅干し、インスタント味噌汁、バナナとぶどう
夕食: サラダ、ソーセージとチコリとカリフラワーの煮物、ご飯、味噌汁、白玉あんこ

歩数: 19,393歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/08

7/8(日)くもり のち 晴れ

20120708-0001.JPGここでは夜中や早朝に寝がえりをうつたびに外を見る。ここ数日の間に月の位置が随分変わった。天気予報ではこれから雨雲が広がるとのことだが、今のところ山の稜線はくっきり見えていた。今朝も早朝に目が覚め、朝日に映える山々をぼーっと眺める。いいなぁ、ここ。

今日はチェックアウトなので、昨夜荷物を少しは片づけておいたが、最終パック。食料が減った分、荷物が軽くなった。ツェルマットのホテルは2食付きなのでホテルもキッチンなしの普通タイプ。
今回、自炊してみて思ったのは、ハム、ソーセージの種類がものすごく豊富で、しかもおいしいということ。ほとんど毎日食べたけど、あきなかった。値段も他のものに比べて安いくらい。きっと働く主婦には強い味方なんだろうなぁ、と変なところで感心。
ご飯は最初はちょっと芯があったが、3回目くらいからはおいしく炊けるようになりほっ。おにぎりにお弁当にと活躍。明日からは炊けるかどうかわからないけど、できれば携行食にしたい。パンよりのどの滑りがいいんだもの。

20120708-0004.JPG9時にチェックアウトし、駅まで呼んでくれたタクシーで行く。最初は今日の移動日に寄り道するので、トランクを送るつもりだった。でもお天気がイマイチなので、休養がてらまっすぐツェルマットに行くことにし、トランクは自分で運ぶ。荷物を最小限で来ているので、小さいトランクだし。

グリンデルワルト駅に着いたころには小雨。でも山を下るにつれて、晴れ間も顔を出すようになった。インターラーケンオスト、シュピーツ、フィスプで乗り換え約3時間でツェルマット着。こちらは青空。マッターホルンがきれいだ。遠くにモンテローザもくっきり。

今日から3日お世話になるホテルは駅の前。チェックインには早いので、荷物を預かってもらって、まず昼食。それから町の中をふらふら。グリンデルワルトと比べるとここは軽井沢のようで、観光客がたくさん。グリンデルワルドも観光客がたくさんいたが、ここは更に多い。駅前にはブランド店が並び、リックをしょった人たちが高級時計や万年筆のお店を覗いている。

そのはるか上にマッターホルンがどーん。山頂に雲がかかっているものの、鋭角でするどい感じ。2年前に来た時より、白くてお化粧しているようだ。格好良い。
食後は散策。公園の椅子にすわって山を眺めたり、教会の墓地を見たりしてのんびり。夫はマッターホルンを見たら展望台に行きたがったが、ツェルマットでは8泊もするのだから、今日は予定通り、身体を休めましょう、と話す。ここは標高1620。グリンデルワルドより600メートル高くなり、身体も高地順応も必要ですものね。

20120708-0003.JPGチェックインタイムの2時にホテルに行くと、レセプションの人は私たちの顔を見たらすぐ名前の書かれた用紙にはさんだキーをくれた。さっき名前を言ってないんだけど、どうしてわかったんだろう。301号室。バルコニーからまわりの建物の屋根越しにマッターホルンが見える。グリンデルワルトの山小屋風のホテルから鉄筋のホテルになり、一戸建てからマンションに引っ越した気分。
夫は早速カメラをバルコニーにセット。また夜に昼に撮るんだろうなぁ。

すぐそばのCOOPで明日の携行食のパンと果物を少し、夫のお酒などを購入。それからネットワークの設定など。外はまだまだ明るい日差し。作業終了後は、駅前のインフォメーションセンターでワンダーカルテをゲットし、明日からのハイキングコースの相談。

今日から夕食はコースメニュー。前菜から始まってデザートまで。今日は1時間20分かかった。それでもまわりより早いペース。おいしかったけど、最後の方は眠くなってきた。たっぷり食事で太りそう。

朝食: ホテルのビュフェ
昼食: パンとソーセージ2種類
夕食: たっぷり野菜とパイ、かぼちゃのスープ、スペアリブとじゃがいもと芽キャベツ、いちごのアイスクリーム

歩数: 11,209歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/09

7/9(月)晴れ

朝、目が覚めて外を見るとマッターホルンは雲の中。天気予報通り、ツェルマットの朝は曇り。でも山の上は晴れのはず、とテレビをつける。グリンデルワルドもここもチャンネル1は地元の観光案内で、各展望台などのライブカメラを見ることができる。すごい時代だ。
で、予報通り、山の上は晴れ。黄金色に輝くマッターホルンが写っている。部屋の窓からも雲の切れ間からちょっぴり黄金色の部分が見えた。

お湯を沸かしたりでかける支度。夫は先に下に降りて、ホットスポットでネット接続。メールを読み込んだり、今日の天気予報を確認したり。
7時朝食におりていくと日本人の団体さんがいっぱい。昨夜、8時過ぎにホテルに到着し、それから夕食を外に食べに行き、今朝はもうトランクを出しているので、今夜は別なところに宿泊だ。ツアーは短期間に効率的に回ってくれるけど、忙しいよね、やっぱり。今日は日本の団体は2つで、片方は49名だそうだ。

20120709-0001.JPG今日はスネガからツェルマットに降りてくるマッターホルンたっぷり楽しむコース。8時の始発のケーブルカーに間にあう。駅を降りると目の前にマッターホルンがどーん。まずは撮影。下の方に雲多め、とはいえ、格好良い。男らしい。頂上が雲に隠れてきたので、荷物を持ってすぐ下の湖、ライゼーに行く。湖にうつる逆さマッターホルンを撮ろうと、岸辺にセット。雲が切れるのを待つ。ここは団体さんの定期ルートらしく、次々いろいろなツアーが通ってにぎやか。

しばらく撮影してから次の目的地、モスジーゼーという湖に向かう。途中、フィンデルン村が見え、そこからかなり降りて行く。細い歩道の左右にびっしり高山植物。お花がいっぱい。アイガーのまわりで1週間、お花を見てきたが、今までに見ていないのもいくつもあり、楽しませてくれる。
高山植物の本にアルペンアスターというお花のそばに自生のエーデルワイスがあることがある、と書いてあった。モスジーゼーまではアルペンアスターが群生。もしかして、と近くの岩場を探しながら行くが、残念ながら見つけることは出来なかった。でもマーモットは村の入り口で発見。

20120709-0002.JPGモスジーゼーで休憩。水分補給とバナナを食べる。遠くにモンテローザも見えるすばらしい景色。ライゼーからこっち、誰とも会わず、二人っきりの世界。贅沢だねぇ、と話す。

フィンデル村は日本でいう景観条例があるのか、古い建物、岩の屋根瓦の建物が多い。村のカフェでトイレ休憩。コーヒー代金はべらぼうに高いのか、とちょっぴり心配したが、二人で800円程度。むしろリーズナブルすぎてびっくり。トイレはメッチャきれいでした。
何よりここのバルコニーで山を見ながらのコーヒータイム。あー、生きていてよかった、来て良かった、との至福のひと時でした。

20120709-0003.JPG今日はマッターホルン満喫コース。歩く道すがら、前にはいつも見えている。何より今日はすばらしい晴天。今回スイスに来て、最高なのではないか、と思う。真っ青な空に雪をかぶった山々。あたりはお花がいっぱい。高度が比較的低いところなので、マッターホルンは山裾まで見え、ゴルナーグラードなど上から見るより、全体像が見えるのでそそり立った感じが強い。

途中のベンチで昼食。持参のおにぎりなどを食べる。前を通るハイカーたちとご挨拶。子連れ、犬連れも多い。楽なコースなのね、ここは。


20120709-0006.JPGゴルナーグラード鉄道の線路を超え、フェンデルン滝を過ぎたら、ツェルマットの町のはずれ。このあたりは長期滞在者用のアパートメントが多い。中心部までセッセと歩き、にぎやかな通りでソフトクリームを食べ、ホテル着14時。今日もよく歩いた。

明日までの3泊は駅前のホテル。目の前はバーンホフ通りといういわゆる銀座通り。人通りはすごく多く、また女声コーラスがあったり、朝夕ひつじの群れが山への行き帰りに通る。日本語もかなり飛び交っていてにぎやか。スーパーがすぐそばで、とても便利なところだ。


朝食: ホテルのビュフェ パン、ハムにチーズ、ヨーグルト、フルーツサラダなど
昼食: おにぎり、パン2種類をはんぶんこ、生のマンゴー、味噌汁
夕食: お皿いっぱいのシーザーサラダ、セモリナと野菜のスープ、チキンとワイルドライスとラタティユ、プラムのBigケーキ生クリーム添え、紅茶

歩数: 20,939歩


2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/10

7/10(火)晴れ のち くもり のち 晴れ

20120710-0001.JPG「エーデルワイスの丘散策」
今朝のマッターホルンは朝焼けがきれい。ホテルのバルコニーからパチリ。そのうちだんだん雲が出てきて、山頂のあたりにまとわりついていた。

7時朝食の少し前に下に降りて行き、ホットスポットでネットワーク接続。メールやwebなどを読み込んでから、天気予報のチェック。今日は14時以降に雨、ところにより雷。
私たちの予定はスネガから歩いて、自生のエーデルワイス探し。コースタイム2時間のところを4時間かけ、エーデルワイスを探し、写真撮りながら歩く予定。私の足に合わせて、急な昇りと下りが少ないコース選びだ。それに高地順応にもぴったりだし。

20120710-0002.JPG今朝も地下ケーブルカー8時始発に乗車。スネガで降り、トイレをすませ、ストレッチをしてから行動開始。最初はなだらかな道を40分ほど歩き、トゥフテルン村へ。ここも石のかわらの昔ながらの建物が立ち並んでいる。レストランが見え、今日はあそこでお昼を食べようね、といいながら、右の登り道。5分ほど急な道を登ると、マッターホルンとその下にツエルマットの町が見える。山頂の雲はあいかわらずへばりついているが、周りの景色が抜群で、雲もなくくっきりと青空。きれいなアルプスの風景だ。

今日もお花を見ながらのんびり歩く。ケーブルカーにはあんなに人がいたのに、ここには前後に誰もいず、私たちだけ。エーデルワイス探しはまずアルペンアスター探し。途中からアルペンアスターをたくさん見つけるが、エーデルワイスはない。
「ものすごくたくさん咲いているところがあるらしい」と夫の言葉に励まされ、見つけられないだけ、と探す。最も私たちは歩道のまわりしかみることができないので、あたり一面広がるお花畑の中には必ずあると思うけど。
「あれ、これそうじゃない?」と夫の声。見ると2株、つぼみのエーデルワイス。わーい、ついに自生のを見つけた。夫は早速カメラにマクロレンズをつけて接写。がぜん元気になり探したら。。。みぃっけ。これそうだよね。こっちの方が花弁が開いている。お花と山と記念撮影。

20120710-0004.JPGこの後も20程見つけた。わーい、とおにぎりと味噌汁のおやつ。おいしい。
高度が大分上がり、植生が変わったな、と思った頃、上から日本人のご夫婦が降りてきた。エーデルワイスがありましたか、聞くとしばらくはガレ場で、1時間近く登ったところに少しある、とのお返事。時計を見ると11時10分前。予定は11時半には降り初め、トゥフテルン村でランチだけど、どうする、と相談し、もう少し上に行き、11時を過ぎたところで降りはじめることにした。いつのまにか空には白い雲がいっぱい広がっている。午後から雨の予報が早まっているのか。
エーデルワイスを確認しながら降りる。計27個見つけた。ほとんどがつぼみだったので、もう少し後に来たら、もっとたくさん見つけることができると思う。よかった、見つけられて。よかった、たくさん見られて。

20120710-0003.JPG13時スネガ駅のレストラン着。ここは人でごったがえしていた。雨がぽつり。ここで雨に降られても大丈夫。雨具も傘もあるけれど、山道で雷にはあいたくないから。
夫はソーセージとビール、私はパスタでランチ。うー、おいしかった。

雨はたいしたことにならず、じきに止む。ケーブルカーで下に降り、ホテルに戻る。14時15分。疲れた。山好きや健脚の人から見たら、半日しか歩いていない、と思うだろうが、日頃山歩きや身体を鍛えているわけではないので、これでも私にはかなりハードな日々。帰ったら痩せているかなぁ、安心してたくさん食べているから、逆に太っているかなぁ。


朝食: ホテルのビュフェ
昼食: トマトのスパゲッティとソーセージとフライドポテト
夕食: マスの燻製とグリーンサラダ、マッシュルームスープ、牛肉のベーコンと干し肉巻グリルにマッシュルームとブロッコリ添え、シャーベット2種類

歩数:17.900歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/11

7/11(水)晴れ のち くもり

「逆さマッターホルンに出会う」

20120711-0001.JPG今朝のマッターホルンは雲の中。でも朝日がさす頃には雲の切れ間から見ることができ、お部屋からパチリ。朝食前に荷物をかたずける。3日間、お世話になりました。朝食後、チェックアウト。すぐそばのゴルナーグラード鉄道の駅に行き、途中下車OKか確認してローテンボーデン駅までの切符を買う。駅は日本のツアー客でごった返していた。4つくらいのGPが居て、定時の他に臨時電車も出るそうです。

8時24分発。空はきれいに晴れあがり、マッターホルンがくっきり。みんな歓声をあげてカメラをむける。今日もきれいだ。
標高2,582mのリフェルベルグ駅で降り、すぐ下のホテルにチェックインまでトランクを預ける。私は今日はデジタル一眼は重たいので持たず、コンデジのみで、と思ったが、あんまりきれいなのでやっぱり、とトランクから取り出す。

20120711-0002.JPG駅に戻り、次のローテンボーデン駅まで電車で行く。標高2,815m。2年前、ここに来た時は頭が痛くて、歩くのはそろりそろりだったが、今回は高地順応がうまくいっているのか、どきどきしないし、頭も痛くない。
今日は風が強く、まず防寒対策をし、湖まで降りる。2年前は2つだったが、今回は3つあり。それぞれで写真撮影。風が強いので湖面が波立ち、きれいな逆さマッターホルンは撮れないが、それでも時々写った姿が何とか山のかたちに見えるときがある。前は湖のまわりに白いお花がたくさん咲いていたが、今年はまだこれから。ほとんど咲いていない。

20120711-0003.JPGこの後、びっくりするくらいたくさんの日本のGPが降りてきた。ほぼ5分おき。ガイドさんが説明しているときに、既に次のGPが丘の上で待っている。ここはマッターホルン観光の銀座通り。GPは4つと思っていたが、後からの電車できたGPもいるらしくもっともっとたくさん。すごい。日本の団体客がスイスの観光業をささえているのでは、と思うくらいだ。

ということに関係なく、私たちは3つの湖を超え、リフェルベルグに降りて行った。ほとんどのGPの目的地がここらしく、人でごったがえしていた。まずはトイレタイム。すいている下のホテル内のレストランに行ったらランチはやっていないとのこと。お茶を頼み、倉敷から来たご夫婦としばし会話。その後、駅前の混雑しているレストランに行きランチ。マッターホルンを眺めながら、夫は「うまい」とビールとソーセージ。

20120711-0004.JPG昼食後は駅の線路の向こうに行き、マッターホルンと電車のツーショットを撮る。このあたりも一面お花。標高が高くて寒いのか、今まで見たところより咲くのが遅いし、丈が短く、花が小さいようだ。でも色は鮮やかなような気がする。

14時頃に雨がポツリポツリ。今朝トランクを預けた時に、チェックインは15時から、と言われたがホテルに行き、ロビーで待つ。14時半過ぎにスタッフがきてチェックイン。お部屋は階段をふたつ登った3階。一番つきあたりのマッタホルンビュー。わーい、リクエストは出しておいたが、チェックインまでわかりません、と手配してもらった旅行社の人に言われていたんだ。ホテルを外から見て、マッターホルンビューは6部屋しかないので、半分あきらめてた。ラッキー。お風呂もバスタブが大きく深い。シャワーだけじゃない。こんな山の上で、ありがとう。

お風呂に入り、ひと休み。無線LANもOKで快適。夕食はホテルのコース料理。こんな山の上なのに本格的なフルコース。おいしかったです。
となりのテーブルは派手なディスプレイ、と思っていたら若いカップル。新婚旅行だそうです。ハートの形の石にキンキラのかわいいハートをちりばめてあり、ランチョンマットもハート柄。カップルもとっても感じが良い二人でした。
どうぞ、末永くお幸せに。

朝食: ホテルのビュフェ
昼食: ルシュティとソーセージ、チキンナゲットとポテトフライ、おにぎり、味噌汁、ネクタリン
夕食: サラダ(ビュフェスタイル)、にんじんのスープ、スタッフドチキンにパスタと蕪添えトマトソース、ベリーのゼリーにバニラソース

歩数: 10,618歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/12

7/12(木)晴れ

「朝焼けのマッターホルンをパチリ」
20120713-0001.JPG昨夜、空には雲が広がっていたが、夜中に目が覚めた時に、夫が外をみたら星。早速彼は星景写真にチャレンジ。デジタルだとノイズがひどい、とこぼしているが、こういうのを2年前に撮ってほしかったのよねぇ。

彼はゆっくり寝る間もなく、4時には起きて着替え、暗い中、リッフェルゼーに向かう。朝焼けの逆さマッターホルンの撮影のためだ。彼が出て行ったあと、私はひと休み。5時に起きると外は明るくなり、朝焼け前のほんのりピンクのたたずまい。起き上がって着替え、お茶をわかして飲んでから、ホテルの外に出る。既にたくさんのお客さんが写真を撮っていた。


20120713-0002.JPG私はホテルの前で写真を撮る予定だったが、ガスがどんどんたちこめてきた。ホテルのすぐそばの小高い所に教会まで登る。うーん、もう少し。とその上の丘まで。とちょこちょこ登る。えーい、これなら夫がいるリッフェルゼーまで行っちゃおう、と歩きだす。

途中で朝焼けがスタート。マッターホルンの山頂が赤く輝きはじめた。待って、もうじき湖につくから、と写真を撮り撮り歩く。昨日歩いているので、道はわかるし、明るいので歩きやすい。小さい湖に着いたら湖面は昨日の昼間と違い鏡状態。よし、と数カットシャッターを押してから、その上の一番大きい湖まで登る。途中で上から降りてきた人が声をかけた。わーい、夫だ。

彼は大きい湖で写真を撮り、次に小さい方に行こう、と歩きだしたら、元気に歩く私を見かけたそうです。でもこの頃にはガスがここまでたち昇り、山を覆い、ホテルまでの帰り路は霧の中。行きよりはるかに遠く感じました。

20120713-0006.JPG朝食後も霧は晴れず視界もほとんどなし。1メートルくらいか。朝早くに山道を登り降りしたので、お部屋でひと休み。天気予報を見たら、ゴルナーグラードは晴れ。他はどこもさえない。それなら、と今日の予定変更。電車で上まで行く。ローテンボーデンを過ぎ、少ししたらそこは青空。雲の上の世界は快晴。電車の中に歓声があがった。おとなりに座ったイギリス人のお母さんと息子さんと喜びあう。

ゴルナーグラードはまさにパノラマビュー。360度快晴。そうか、さっきまで私たちは雲の中にいたんだ。と、あたりをしばらく眺めてからカフェでひと休み。風は強く冷たい。
レストランで昼食。うーん、一昨年、ここに来た時は3100メートルの高さが辛かったが、今年は大丈夫、と思っていたが、時間がたつに従って、ちょっと息苦しくなってきた。

20120713-0005.JPGローテンボーデンまで歩いて下る。急な山道を約1時間。この時間には霧も晴れ、山の下まで視界は広がっている。多くのハイカーとすれ違う。

ローテンボーデンからリッフェルベルグまでは昨日も今朝も歩いているので1駅だけど電車に乗り、ホテルに戻る。15時少し前。ここも今も快晴で、お部屋の窓からは頭から雲をはいているマッターホルンが目の前。多くのハイカーがホテルのお部屋の下で休憩し、山を眺めている。
それから今日は羊がたくさん。暑いのか、建物の陰に寄り添っている。部屋にも鳴き声が響く。夫は入浴後、オペラグラスを片手にマーモット探し。ハイカーが少なくなると顔を出す。のどかだ。


朝食: ホテルのビュフェ
昼食: サラダバー、スープにパン、夫はソーセージとビール おやつにおしるこ白玉入り
夕食: サラダバー、コンソメスープ、スタッフドポークとポテトフライ、パンナコッタ・マンゴーソース

歩数: 16,568歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/13

7/13(金)くもり ときどき 晴れ

「山は雨でもハイキング」
20120713-0011.JPG今朝は天気予報通り空には分厚い雲。マッターホルンの山頂は雲の中。一晩中、風の音がひゅうひゅういっていた。夫は4時半に起き、着替えてカメラをかかえて外に出て行った。今日は朝焼けは期待できないので、このあたりで写真を撮っている、とのこと。寒そう。

彼が出て行った後、横になるが、ホテル宿泊者が外に出て朝焼けを待ちながらのおしゃべりがうるさくて眠れなかった。で、マッターホルンの朝焼けはありませんでした。

朝食後、荷物をかたずけチェックアウト。駅まで徒歩5分だが登り坂なのでスーツケースの運搬をお願いする。レセプションに私一人なので誰か頼めるか調べるね、と言ってくれ、少ししたら電話でOK。ありがとうございます。

20120713-0012.JPG早やめに駅に行き、ツェルマット行きを待つ。今日の予定はまずツェルマットのホテルに荷物を預け、アルターハウプトまでハイキング。エーデルワイスがあるらしい。今日の天気予報ではゴルナーグラードもクラインマッターホルンも厚い雲。ツェルマットだけが昼間晴れ間が見える。下の町は晴れているということらしい。それならツェルマットから歩いて2時間半のコース。雲の下の晴れところを歩く予定。
ホテルでは荷物をお部屋に入れておくので、15時以降にチェックインしてね、とのこと。はーい。

10時過ぎに歩きはじめる。標高で350メートルを登る。登りが急なコースとゆるやかだけど遠回りコースがあり、ゆるやかな方を選んだ。はずだけど、きつい。心臓はどきどき、お尻は重たい。ツェルマットの町中から急坂をぐんぐん登り、そこからハイキングコースになっている。ちょうど町の裏山を登っている感じで、町を見降ろしながらぐんぐん登っていく。今日も他の人がほとんど通らないコースで、二人でえっちらおっちら。

20120713-0013.JPG今日予想外によかったこと。それはお花がものすごくきれいだったこと。ユングフラウ地方ではたくさんのお花を見たが、マッターホルンエリアではぐっと少なくなっていた。でも今日は途中からは正にお花畑。誰かが植えたのだとしたら、どれだけ種をまいたの、というくらいたくさん。種類も多いし、色もきれいだ。

3時間歩いてレストランエーデルワイスに着く。遠かった。。。途中からかなり陽がさし、二人とも鼻の頭がまっか。お店お勧めのランチを食べる。夫のはキュートでしょ。とってもおいしかったです。帰りのコースは登りなら急なほう。さっきまで苦しかったけど、こっちだったら、もっと苦しかったね、と話しながら降りる。

20120713-0015.JPG町までトータル4時間。今日はすべて私の足で頑張りました。今日のエーデルワイスを見つけた数は「1」。地図にはエーデルワイスってたくさん書いてあるので、期待したのに。

銀行で両替をし、スーパーでジュースとあんずを買ってホテルへ。わーい、今日もマッターホルンビュー。ホテルはだんだん良くなることにしていたが、うん、確かに広いしきれいだし、山の見え方が駅前よりもずっといい。あれ、あそこの岩の上に見えるのは今日のランチのレストラン。あんな崖っぷちにたっていたんだ。

ホテルのスパでジャグジーに入り、ひと休み。完熟あんずはとってもおいしい。今日も疲れた。
夕食はホテルのレストランでコースメニュー。静かだし、お料理はどれも味もいいし、見た目もきれい。ハッピィだけど、筋肉痛だ、とほほ。

朝食:ホテルのビュフェ
昼食:スパゲティミートソース、夫はしっとりパンを融けたチーズでくるんだものとビール
夕食:サーモンの前菜、コンソメスープ、ミックスサラダ、パイク(白身魚)のフライとじゃがいもとサフラン、パンナコッタとワイルドベリー

歩数:16,171歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/14

7/14(土)雨 のち 晴れ

「山の天気は変わりやすい」
20120714-0001.jpg昨夜からお腹の調子が悪く、夜中に何度も目が覚める。おとといくらいから何となく調子が悪かったが、持ちこたえてたんだけれど。ホカロンをお腹に貼ってやっと眠れた。
今朝は雨。雲が低くたちこめ、町の上に広がっている。ホテルの窓から外を見ると昨日行ったエーデルワイス・レストランも雲の中だ。

ライブカメラや天気予報でもどこもみんな雨。今日の午前中は寝ちゃうことに決定。朝食を軽くとり、お腹の薬を飲んで横になる。そんなに眠れるものではないが、身体は休まると思う。
夫は駅前までお買い物。スイスは水道水OKということ飲んでいたが、お腹の調子が悪いのでペットボトルをお願いした。ついでに彼はあれこれ見てきたらしい。

20120714-0002.jpgお昼頃、雨がやみ、人がどっと出て行くのが窓から見えた。私も大分復活してきたので、外でランチをし、雲がもうすこし上がったらシュワルツゼー(湖)までゴンドラで往復しよう、ということにする。
友人に教えてもらったレストランまで歩く。が、ランチはやっていないらしく閉まっていた。それなら、と2年前に行ったアンタレスに行く。お天気のせいか、客は私たちだけ。ゆっくり昼食。私はまだ軽くしておいた。食べ終わる頃、どっと客が増えた。ここはゴンドラ駅から近く、前回も混んでいた。

ゴンドラ駅に行くと、クラインマッターホルン行きのロープウェイは休止中。風が強いらしい。往復切符を買う。マッターホルンの山頂には雲があるも、まわりはさっきまでの雨雲がうそのようにすっかり晴れ、青空が見えてきた。元気だったら、途中駅のフーリィまで、もっと元気だったら下まで歩く予定だったが、天候と私の体調で変更。
それにしても夫は元気だ。2歳年上なのに、体力がある。男女差なのか、週に10時間卓球をやっているせいなのか。私はこの2週間、夕食後即寝てしまっていたが、夫はすぐ寝ると胃の調子が悪い、とパソコンにデータをいれたりなんたりで、寝るのも遅いのに。

20120714-0003.jpgシュワルツゼー駅は風が強く、湖は波が風紋を作っていた。それはそれできれいだが、まわりの山々が写るのを撮るのはむずかしいのでは、と思うが、夫は一生懸命。ときどき静かになる瞬間を撮るんだそうです。マッターホルンの真下なので、逆さマッターホルンは撮れないけど、他の雪をかぶった山々がとてもきれいだ。
私は岩に腰掛けてぼぉと見ていたら、マッターホルンの頂上の雲がだんだん上がっていく。これはもしかして、と風に負けずに見ていたら、帰る頃には頂上が現れ、まわりから拍手が起きた。

ゴンドラでツェルマットに降り、スーパーでお買い物をしてホテルに戻る頃には、あれだけあった雲がすっかり晴れわたり、マッターホルンは青空にくっきり。午後特有の雲もなく、すっきりとした姿を見せている。すごい存在感だなぁ。

私はシャワーをあびてひと休み。おやすみなさい。

20120714-0004.jpg夕食は今日もホテルのレストランでコースメニュー。いわゆる1泊2食付きで予約。毎日シェフのおすすめフルコースみたいなもの。夕食時に「おかみ」があいさつにくる。へえ、外国でもこういうことやっているのね。
今日のコースもきれいで量もたっぷり。おいしかった。今日は朝から腹痛メニューだったが、栄養をつけて、明日の最後のハイキングにチャレンジしなくっちゃ。

食後、お部屋に戻ると、ルームサービスがベットメイキングをしてくれ、隅においておいたパジャマもかわいくディスプレイ。洗面所のタオル類も使用したのはすべて交換してある。毎回替えなくてもいいのに、と思いつつも、気持ちよく使わせていただいています。

今日はマッタホルンの夕焼けをパチリ。時間は夜9時過ぎ。このあと暗くなったら星と一緒に撮影するんだ、と夫の夜は長そうだ。


朝食: シリアルとミルク、紅茶
昼食: オニオンスープとパン(夫はサラダ、豚肉のシュニツェル野菜いっぱい、コーヒー)
夕食: ほたての前菜、トマトスープ、さくらんぼのシャーベットほおずき添え、サラダ(ビュフェ)、ビーフステーキに温野菜添え、ホワイトチョコレートムース

歩数: 10,066歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/15

7/15(日)くもり のち 晴れ

「最後のハイキングはらーく楽」
20120715-0001.JPG昨夜はしっかり眠ることができ、朝食もしっかりいただく。FINE!でもお外は曇り。ちょっぴりポツポツ雨模様。天気予報ではお昼前には晴れる予定。なのでしっかり準備して部屋を出る。ハイキングも今日で最後。しっかり歩くぞ。

ホテルのすぐ下がケーブルカーの駅。スネガは雲の中。ゴンドラに乗ってその上のブラウヘルトへ。ここも雲の中。
今日の目的地は湖3つ。ステリーゼー、グリンジゼー、グリュンゼーとまわり、リフェルアルプ駅に出て、電車でツェルマットに戻るコース。ほとんど下りで楽だと思うよ、と夫の言葉。

最初の湖に着くまでに雲が切れるといいね、と歩きはじめる。マッターホルンはすっぽり雲の中だけど、ところどころ青空が見える。道の両側にはお花がいっぱい。あれ、アルペンアスターがある。ということはエーデルワイスがあるかも、と急に歩く速度が落ち、チェックチェック。この道沿いにあるのかなぁ、聞いてないよね、でもいかにもありそうな雰囲気だよね、と話す。向こうからきたお姉さん(スイス人かなぁ?不明)二人もお花を見ながらなので、エーデルワイスがあったか、と聞くと「昨日見たわ」ですって。

あきらめずに探す。アルペンアスターが群生しているところで、反対側を見ていた夫に「こっちを一緒に見て」と言った瞬間発見。2つ、いえ3つも。そのすぐ下に1つ、更に先に2つ。わーい、6つも発見。気分はるんるんでステリーゼーに足取りも軽く到着。

20120715-0002.JPG湖面は波が立っているし、マッターホルンにはガスがかかっているし、だけどしばらく撮影。日本人GPが2つ通過。そうか、ここもメインルートなのね。
次にグリンジゼーをめざす。広い路を下っていく。マウンテンバイクが時々通るものの人影はまばら。さっきの人たちはこっちにきたんじゃあ、ないんだ。

グリンジゼーに着いたころにマッターホルンが姿を現し始めた。ハローと声をかけたおじさま、日本の方で3人でしばらく湖のそばで撮影したりおしゃべりしたり。雲が完全に晴れるのを待つ。完全、とはいかなかったけど、まあまあ晴れて、湖と緑の木々と、いい感じでパチリ。


20120715-0003.JPG次は最後のグリュンゼー。水が緑色の湖。天気はどんどん良くなり日差しがあたると暑い。でも日本の夏の暑さを思えば快適そのものです、はい。

アルペンアスターを見ることができなくなったので、歩く速度が早くなる。何より今日はこの旅行中で足と靴の調子が一番良い。はじめに靴づれができ、それをかばってつま先、とくに親指が腫れ、右足の爪は真っ黒。毎晩湿布。腫れが引いてきた頃にはまた靴づれ。つま先をかばって、の繰り返し。持参のカットバンがなくなったので、ツェルマット駅前の薬屋さんで買った靴づれのテープが優れ物で痛みを感じなくなった。おかげで今日になって、今回で一番足が楽。とほほ。。。

20120715-0004.JPG
グリュンゼーでランチ。携行食を食べる。あちこちで休憩している人がたくさん。このあたりには随分人が多い。マッターホルンの真下なので逆さマッターホルンは撮れないが、水辺と山っていいよね。他の山々、バレーアルプスも青空に映えてきれいだ。

ここからリフェルアルプ駅までは45分。ハイキング標識は黄色の初心者コース。すれ違う何人かから道を聞かれた。天気も良くみんな、元気。私もほぼコースタイム通りで歩けました。

駅からホテルに戻ったのが14時半。シャワーをあび、夫は窓から青空にくっきり浮かぶマッターホルンを最後の撮影。彼はシャワー後、残ったワインとピクルスも片づける。
ひと休み後、お土産の買い出し。ここ数日、お土産屋さんやスーパーで悩んだが、やっぱりスイスはチョコレート。でも日本は30度を超えていると思うと。。。結局買ったのはチョコです、はい。

ホテルに戻り、スーツケースに荷物を積める。今晩使う薄手のパジャマと手荷物を残しパッキング。駅まで二人でごろごろ引いて行き、窓口で宅配手続き。次にスーツケースと出会うのは成田空港。ここで明日の飛行機のチェックインをしたことになり、搭乗券ももらった。便利なシステムだ。さすが観光立国だね。

ホテルでは明日のチェックアウトが早朝なので、朝食をお弁当にしてもらうようお願い。支払いは今夜10時前に済ませてね、と言われる。はーい。

最後の晩餐を食べ、ホテルの清算を済ませる。後は帰るだけだ。うちに帰るまでが旅行。明日は6時13分の電車に乗り、2回乗り継ぎチューリッヒへ行き、13時のフライト。電車の乗り継ぎ時間は10分程度。スムーズに行きますように。

朝食: ホテルのビュフェ(今朝はちょっと軽め程度)
昼食: パン、味噌汁、生のあんず
夕食: 牛肉のタルタルステーキ(前菜)、人参とオレンジのスープ、サラダビュフェ、ローストサーモンとほうれん草とライス(夫は仔牛のマスタードソースと人参とタリアッテレ)、デザート・アイスクリームほか

歩数: 18,933歩

2012年スイス・のんびりハイキングの旅 07/16

7/16-17(月‐火)晴れ

「終章」
20120716-0001.JPG今日は帰国日。朝、寝過ごすわけにはいかないので、携帯のアラームの他にモーニングコールもお願いしておく。でもどちらも鳴る前に目が覚め、外を見る。あ、山がくっきり。ツェルマットのホテルでの朝で、初めてのクリアな空。「雲がまったくないよ」と夫に声をかけると、彼も飛び起き外を見る。

三脚は昨夕、スーツケースに入れ、既にチューリッヒに向かっているので、バルコニーのてすりにカメラを乗せてパチリ。支度はすぐに終了。日の出は6時少し前なので、マッターホルンの山頂が輝くのはその頃。うーん、6時13分の電車に乗るのだから、どんなに頑張ってもホテルを5時50分には出たい。あきらめて出発。

20120716-0003.jpgフロントでチェックアウトの後、ずっしり重たいお弁当を受け取り駅まで歩く。朝焼けを見よう、と人があちこちに出て、カメラを構えている。特に眺望が良い橋のまわりはいっぱい。
途中のスポーツグランドで撮影。山頂が赤く輝いた。ありがとう、最後のプレゼント。

電車は時間通りに出発。細い谷合を走るので、山はほとんどみえないが、時々白い山頂が青空をバックにちらり。あれは何ホルン?と話しながら見入る。いただいた朝食分のお弁当はこれ。すごい量。。。
フィスプは乗り換え時間5分。ホームは寒い。気温6度。真夏の日本に帰ることを想定しての服装なので、上着を着ているとはいえ寒い。

20120716-0002.jpg途中トゥーン湖の向こうにユングフラウ三山が見えた。グリンデルワルドにいたのは随分昔のよう。これこそ最後の最後のプレゼントだね、と話す。ありがとう。

ベルンで乗り換えチューリッヒ空港駅に時間通り到着。友人に教えてもらったパン屋さんでお土産のパンを購入し、手荷物検査場へ。既にチェックインとスーツケースを預ける作業が終了しているので、とても楽。

今回のスイスは初めての二人旅。どうなることやら、と思ったが、天候もそこそこ恵まれ、楽しい2週間でした。普段運動といえば太極拳程度の私が毎日4時間から5時間も歩き、時にはこれはハイキングではなくて山登りでは、という時もあったけど、大きなけがもなく、楽しむことができました。お食事もとってもおいしかったです。
特に2年前に比べてお花がとてもきれいで、山々の素晴らしさと共に堪能することができました。自生のエーデルワイスにたくさん出会うことができ、とってもハッピィ。ぜったいまた行きたい、いくぞ!今回行かなかったベルニナ・アルプスも残っているし。^^

最後にダイアリーを読み、応援をしてくださったみなさん、ありがとうございました。メール、とってもうれしかったです。


朝食:サンドイッチ、トマト、卵、りんご
昼食: 空港でパスタ
機内食1:日本食 おそば、枝豆、おいなりさん、とびこ、白身魚のあんかけ、味噌汁、ご飯、桜餅、フルーツ、ババロア
機内食2:パン、ヨーグルト、フルーツ、おかゆ

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅に寄せて

moonMattarhorn-0001.JPGPlan

3回目となるスイスのハイキング。

今回はサンモリッツとサースフェーにも寄ってきます。(2013/07/01)

Do

蒸し暑い日本に帰ってきました。

素敵な景観の中をゆったりハイキングするつもりでしたが、結構意欲的なハイキングとなった日もありました。(2013/07/26)


今回のPlan&Do

日付 場所 ハイキング 宿泊
2013.07.02 成田→チューリッヒ→サンモリッツ スイス・パス(一日目) ラ・マーニャ
2013.07.03 サンモリッツ サンモリッツ湖周遊
2013.07.04 ディアボレッツア,オスピツオ・ベルニナ->アルプ・グリュム
2013.07.05 ムオタス・ムライユ→アルプ・ランガード,ピッツ・ネイル
2013.07.06 ムルテール->アルプ・スールレイ
2013.07.07 グリンデルワルト スイス・パス(二日目) キャバナ
2013.07.08 グロッセ・シャイデック->フィルスト
2013.07.09 フィルスト->バッハ・アルプ・ゼー->ボルト
2013.07.10 メンリッヒェン→クライネシャイデック
2013.07.11 ミューレン->シルトホルン,アルメント・フーベル->グレッチ・アルプ
2013.07.12 アイガーグレッチャー->クライネシャイデック
2013.07.13 フィングシュテック
2013.07.14 サースフェー スイス・パス(三日目)/リーダー・アルプ->リーダー・フルカ アルプ・フーベル
2013.07.15 シュピルボーデン
2012.07.16 ホーサース->サース・グルント
2013.07.17 ミッテルアラリン,プラッテン
2013.07.18 ツェルマット スイス・パス(四日目)/ツェルマット クリスチャニア
2012.07.19 スネガ->ブラウヘルド->トゥフテルン
2012.07.20 シュワルツゼー->シュタッフェル->フーリー
2012.07.21 リッフェルベルグ ロートホルン->ステリーゼー リッフェルベルグ
2012.07.22 リッフェル・アルプ->グリンジゼー
2012.07.23 ツェルマット ローテンボーデン->リッフェルゼー ゴルナーグラート・ドルフ
2012.07.24-25 ツェルマット→チューリッヒ→成田 スイス・パス(五日目) 機内泊

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/2

7/2(火)くもり
「3回目のスイス旅行はサンモリッツ スタート」

朝5時に起きておにぎり作り。お茶とりんごとキウィもむく。6時にタクシーを頼んでいるので、朝食はYCATからにリムジンバスの中で。準備完了。

20130702-0002.JPGYCAT6時40分発で成田空港へ。リムジンバスはそこそこ混雑。それにしてもバスの中でお化粧しているお姉さん、多いなぁ。

午前10時台発の航空機が多いのか、空港はごったがえし。宅配のトランクを受け取り、カウンターでチェックイン。第一ターミナル南ウィング内3か所銀行があるが、なぜかレートが微妙に違う。いちばんよさそうなところで少しスイスフランに交換。手数料込みで110円だもんなぁ。

チューリッヒ行きは40分ほど遅れて離陸。到着時間予定通りとのこと。とばすのね。とはいえ12時間の長旅。食べて、映画を見て、寝て、また食べて。日本時間真昼間とはいえ、今朝早かったせいか、少しは眠れた。
チューリッヒ定刻着。空港内地下鉄で他の乗客大勢と一緒になる。去年と同じくJTBとTRAPICSのバッチをつけている人が多い。それにしてもみんな高齢。平均で70歳くらいか。スイスは何でも高いか。

まずは入国審査。滞在日数、旅行目的などを聞かれたあと、お兄さん感激。「去年もちょうど今日、きてるね。1年前の同じ日づけだ」そうなんです。今年もお花をいっぱい見たいので同じ日にきました。
トランクを受取り、税関を通り、鉄道の受付でスイスパスのバリデーション(今日から使うための手続き)。昨年、やっているので落ち着いてでき、時間はまだまだたっぷり。空港駅ターミナルのお店を少し見てから電車のホームへ。

20130702-0008.JPG急行で1つ目のチューリッヒ中央駅で乗り換え、14分待ち合わせでクール駅へ。6分の乗り継ぎでサンモリッツ駅20時58分到着予定。
スイスの電車のwebの検索結果や、バリデーションのときにおじさんがくれた時刻表も17時13分の急行で中央駅へ、と表示。16時50分にはホームに着。どこか行きの電車がきた。停車駅表示に中央駅。早く行くぶんには問題ないのでこれで行こうよ、と夫に言って片足をのせたところで「でもこれは各駅だから、急行の方がいいよ」。そうか、とホームのベンチにもどる。もう1台、各駅がきた。とっても短いローカル線。この次だ、と立ち上がって待つもこない。あれ、もう17時15分だよ。放送で電車遅れを言ってくれているが、ドイツ語はお手上げ、英語は「遅れ」しかわからない。中央駅方面の電車はまったくこない。予定ではこの間に何本もあるはずのに。
さんざん遅れて各駅停車で中央駅へ。乗るはずだったクール行きは10分前に行ってしまった。次ので行くとサンモリッツ着は1時間後。くぅ。初日から。。。早い電車に片足のせただけに悔やまれる。教訓。早く行けるときはさっさと行こう。でも今夜グリンデルワルド泊だったら大変だったかも。ベルン方面はまったく来てなかったもの。

20130702-0007.JPGサンモリッツのホテルに電話をし、到着が遅れること、夕食は暖かいコースから部屋に用意してもらうコールドミールに変更をお願いした。「OK、待ってます」とのお返事。通じた。ほっ。

クール行きに乗った頃は日本時間で真夜中の1時過ぎ。ひたすら眠い。この時期、日の入りは9時過ぎ。車窓から格好がよさそうな高い山々が見えるも、眠くって。。。
サンモリッツに到着21時58分。とっぷり日が暮れて真っ暗。雨もしとしと。駅前のホテルだけどちょっとだけ坂を昇る。

電話をしておいたおかげか、チェックインはスムーズ。お部屋は角部屋で眺めもいい。
うちを出てからここまで24時間。長かったぁ。

お風呂に入り、お食事。持参の味噌汁をお湯で溶かす。うまぁ。コールドミールはパンと生ハム、チーズにピクルス。ハイジに出てくる干し肉はこの生ハムのことなんですって。夫はビールの小瓶、2本を飲みダウン。

長い旅の始まりは長い移動から。交通の便がよくなったとはいえ、日本からスイスは遠い。

朝食:おにぎり、ゆでたまご、りんごとキウィ
機内食1:ゼリー寄せ、スイス料理、メープルムース、フルーツ
機内食2:サラダ、コールドビーフ、パン、お茶
夕食:生ハム3種類、チーズ、ピクルス、パン

歩数:7,577歩

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/3

7月3日(水)くもり ときどき 小雨
「サンモリッツ湖周遊ハイキング」

昨夜は寝たのが遅かったが、時差のせいか5時半にはバチッと目が覚めた。よく寝た。深い眠りだった気がする。
まずお茶をわかし、カーテンを開ける。曇りだけど、向かいはピッツロザッシュ山がどーん。右を見ても左を見ても雪を頂いた山々。目の前は駅、その向こうはサンモリッツ湖。

朝食にレストランへ行くと日本人が大勢。こんなにいたのね。昨夜、ホテルに着いたのが20130703-0004.JPG遅かったし、静かだったし。ゆったりたっぷりお食事。
さて、今日はどうする?天気予報では午後から雨。明日はまあまあ、あさってからは良いお天気になる模様。ハイキング担当の夫はうーん。とりあえず身体ならしに湖1周1時間のコースと、お天気が持つようならケーブルカーで途中まで行き、歩いて降りてこよう。はぁい。

駅を超えて湖のまわりをハイキング。というよりお散歩。途中、林の方に上がってみる。ハイキングコースの標識がいくつかあり、全部中級コース。この先は厳しいのね。スポーツ選手らしい人たちに出会う。カメラを向けたらポーズをとってくれた。年配のハイカーも多い。私たちもそうか。。。

画家セガンティーニの美術館に寄ってみる。湖から上がること20分、って書いてあるけど実質10分程。スイスパスで無料の美術館かと思ったら、料金がかかるとのこと。一人10フラン。小さい美術館に人が多く、混雑。絵は。。。夫が中川一政にタッチが似ている、と言っていた。確かに。

20130703-0002.JPG町の中心部のCOOPでお買いもの。電源コネクターを忘れてきたので探すがなかった。残念。昼食用とワインを購入。向かいの本屋さんで地図をGET。スイスの国土地理院の地図はお高い。ハイキングマップが30フラン(3,300円)。

ホテルに戻って昼食。雨もふってきたし「今日はこんなもんでしょ」とハイキング担当大臣が言うので、それなら、と横になる。30分昼寝のつもりが目覚ましがなっても起きるのがつらい。あーあ、サンモリッツで昼寝をしているなんてもったいない、とHBさんに言われちゃうなぁ。
目が覚めたところでお散歩。ホテルでもらった乗り物フリーのカードの利用可能範囲や明日の列車の時間、バスの確認など。
まだ明るいし、と町の中心部まで歩く。サンモリッツはスキーリゾートで有名なところ。ブランド店がたくさんあるが、ハイキングシューズにゴアテックスの上下ではちょっとそぐわない。夫が好きなチョコ屋さんで明日からの携行食用に少し購入。

ホテルにもどったら夫がなんか風邪っぽいとのたまう。お散歩時、軽装過ぎたみたい。気温12度。旅はまだ始まったばかり。夕食後は早々に就寝。大事にしてね。


朝食:ホテルのビュフェ(サラダ、ベーコンとスクランブル・エッグ、フルーツとヨーグルト、パン、紅茶)
昼食:サンドイッチ、サラダ、お茶
夕食:白身魚の前菜、かえるの足のスープ、たっぷりサラダ、かますと温野菜、チョコとマンゴーのデザート(シャンパン風味)

歩数:19,312歩

本日のハイキングコース:
St.Moritz --> St.Moritz see

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/4

7月4日(木)晴れ
「やったぁ、今日は晴天だぁ」

今日の天気予報は晴れ。5時過ぎに目が覚め、外を見ると山々がくっきり。まだ雲が多めだけど、今日はお天気がよさそうだ。
まずお湯を沸かし、次に携行食のおにぎりのご飯を炊く。ここは標高1800メートル。お米を水に漬けるのと蒸らし時間を多めにするもなんか芯があるなぁ。。。

7時に朝食。昨夜、風邪っぽいと言っていた夫は、今朝はだいぶん良くなったらしく食べている。7時45分のベルニナ線に乗るので、食後すぐに出発。

20130704-0001.JPG本日はベルニナ・アルプス満喫コース。まずは列車でベルニナ・ディアボレッツァまで行く。列車は日本人のGPでいっぱい。すごい人だ。ゴンドラへの乗り換え時間は2分。こちらはさすがに個人客だけでした。
山頂はすばらしい景色。青空に真っ白な山々。山頂レストランの壁面が大型ガラスで、山々が写りこみ、すてきな空間になっていた。しっかしきれい。しばしフォトタイム。45分後の9時半のゴンドラで下に降りる。

次に2駅先のベルニナ線最高峰の駅、オスピツオ・ベルニナまで行く。ここまではホテルでもらったエンガディンパスで費用はかからなかったが、ここから先は切符の購入が必要。無人駅で自販機で買わなくっちゃ。げっ、ドイツ語。。。買い方がわからない。そばにいたお兄さんが手伝ってくれた。ふぅん。。。覚えたかも。

20130704-0003.JPG列車は大きな駅以外は降りるときはワンマンバスのようにボタンを押す。次に降りる駅では先に誰かがボタンを押してくれたな、と外に出ると大勢。日本人は私たちだけのよう。ここから一つ先のアルプ・グリュム駅まで歩く。標識は中級コースになっているが、ほとんど平坦だからね、との夫の声。うん、頑張る。

3年前にはじめてスイス来た時に、ベルニナ線の車窓からここ白湖のほとりを大勢が楽しそうにハイキングをしていたこと、アルプ・グリュム駅の眺めがすばらしく、もう一度絶対行きたい、歩きたいとリクエストした場所です。
駅からしばらくはお花や景色をながめながらゆったりと歩く。平坦でお散歩コースのよう。途中から多少アップダウンがあるも、まだまだ大丈夫。湖を過ぎたあたりの眺めもすばらしい。このあたりは列車ではほとんどトンネルなので、前回は見ていない。ラッキー。きれいだぁ。

コースタイムは2時間と言われていたが、写真撮り撮りでも1時間35分で駅についた。アルプ・グリュム駅は氷河が見える絶景のところ。駅のレストランで祝杯。いやぁ、楽しかった。お天気がいいっていいね。

自販機で帰りの切符を購入し、14時15分の列車でサンモリッツへバック。ホテル着15時半少し前。入浴後、バタン・キュー。ちょっとひと眠りがぐっすりワンクール。目が覚めたら19時半。急いでレストランへ。ゆっくりたっぷりのコース料理で、途中からもう眠くって。


朝食:ホテルのビュフェ、サラダ、ハム、たまごとフルーツ、ヨーグルトなど
昼食:パスタ(夫はソーセージとビール)
夕食;生肉のカルパッチョ、えびのスープ、フレッシュサラダ、うさぎ肉ときのことマッシュルーム、ケーキとシャーベット

歩数:14,656歩

本日のハイキングコース:
St.Moritz --> Bernina Diavolezza --> Diavolezza --> Bernina Diavolezza --> Ospizio Bernina --> Alp grum --> St.Moritz

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/5

7月5日(金)晴れ
「今日はパノラマコース・ハイキング」

朝、外を見ると既に青空。夫が夜中に目覚めたときには星が出ていたそうです。20130705-0001.JPG
わーい、今日も素敵な景色に出会えそう。

今日のコースはどこ?と夫に聞く。彼は昨夜もあれこれ調べてうーん、うーんと唸っていた。昨日の昼間、アルプ・グリュム駅でのランチ後、立ち上がった時「股関節が痛い」。最後の急な長い下りでひざと股関節が頑張った模様。まだ先が長いので無理をしたくないし。。。で、ケーブルカーなどで楽に行けるピッツネイルとムオタス・ムライユに決定。余力があったら歩くことにした。まずは駅前8時23分発のバスでムオタス・ムライユケーブルカーの駅プント・ムライユまで行く。

サンモリッツ駅には氷河特急に乗るらしい日本人GPが次々とやってきて、彼らのトランクを山積みにしたカートが続々。私たちのホテルにも毎日日本人GPが1つか2つ。スイスの観光を日本人がかなり支えているんですね。

はじめてスイスに来た3年前は初日からずーっとお天気がよかったけど、最後のサンモリッツは曇りで、ムオタス・ムライユもピッツ・ネイルも雲の中でした。
でも今日は朝から良いお天気。ムオタス・ムライユでケーブルカーを降りたら、ピッツ・ネイルの上には雲がかかっていたが、あっちもこっちもきれいな山並み。1時間コース、というのを歩こう、と駅のコースタイムを見るとアルプ・ランガードまでは2時間と3/4分。まあ二人とも元気だし、とい20130705-0003.JPGうことで予定通りポントレジーナに降りるコースに出発。

初め雲がかかっていた山々も、やがてきれいに晴れあがってきた。パノラマコースというネーミング通り、すばらしい景色。遠く氷河も見える。道は良く整備してあり、中級コースのわりにはほとんど平坦で歩きやすかった。すれ違う人、抜きつ抜かれつする人のほとんどは、私より絶対年上だよね、という感じ。日本人はゼロ。ごあいさつはドイツ語が多かった。グーテンモルゲンなぁんて言っちゃったりして。

最後の昇りは少しきつかったけど、まわりのお父さん、お母さんが頑張っているんだから。と、着いたゴンドラ乗り場横のレストランではさっき私たちを追い抜いて行ったあの人、この人が会食中。ワインも入ってみなさん、ますますお元気。声もでか。

20130705-0006.JPGランチ後、ゴンドラで下に降り、ポントレジーナの駅まで歩く。サンモリッツまでは電車で3つめ。一度ホテルにもどり、三脚等重たい荷物をおろす。
気が変わらないうちに、とおでかけ。ピッツ・ネイルまでケーブルカーを2回乗り継ぎ頂上へ。3時過ぎているのに山々くっきり。わーい。前回は雲の中だったんだ。まわりをぐるりと回ってフォト・タイム。ここの2つ目のケーブルカーの両脇はマーモットが多い。夫は行きに既に10匹以上チェック。帰りは私も目をこらして探し、5匹は見た。でっかーい、かわいい。

ホテル着17時。ロビーでオーナーが顔を見ただけでキーをくれた。今日も疲れたぁ。楽しかったぁ。


朝食:ホテルのビュフェ、サラダ、ハム、たまごとフルーツ、ヨーグルトなど
昼食:トマトスパゲティパスタ(夫は今日もソーセージとビール)
夕食;エビの前菜、ホタテのトマトスープ、グリーンサラダ、おひょう(夫はウズラ肉)、三種のシャーベット

歩数:20,562歩

本日のハイキングコース:
St.Moritz --> Punt Muragl --> Muottas Muragl --> Unterer schatberg --> Alp Languard --> Pontresina --> St.Moritz
St.Moritz --> Chantarella --> Corviglia --> Piz Nair --> Corviglia --> Chantarella --> St.Moritz

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/6

7月6日(土)晴れ
「長い急坂でひざがくがく」

今朝も晴天。サンモリッツ滞在中、行く予定にピックアップしたところはほとんど制覇。雨だったらシュクオールという町に行き、温泉に入ろう、と思っていたが、こんなにお天気が良いんじゃもったいない。今年は雪が深いから無理か、と思っていたコルバッチに行こうか。昨夜、夕食の時に宿のおかみがお勧めのコースがある、と言っていたので、それも聞いてみよう、と朝食へ。あ、今朝はおかみ、いない。

20130706-0001.JPG朝食後、夫がフロントでおかみとだんなと話をしてきた。行こうと言っていたところは雪深く無理。ロープウェイが上まで行っているので、写真を撮って真ん中の駅までロープウェイで降り、そこからサンモリッツまで3時間半歩くのがお勧め。長すぎて無理なら、下まで降りて湖のまわりのハイキングが良い、とのこと。よし、行ってみよう。

駅前8時34分のバスでスールレイのロープウェイ駅へ。途中からも大勢乗車。途中駅のムルテールは標高2,704m、頂上のコルバッチは標高3,303m。さすがに寒い。目の前のコルバッチ山の雪がきれい。展望台でしばしフォト・タイム。向かいのピッツ・モルテラッチやピッツ・ベルニナには雲がかかっていて、なかなか全部がくっきりは見えない。この前に行ったディアボレツァ展望台のちょうど裏側の景色に当たる。向こうからみたとき、雲がいっぱいあったもんなぁ。

20130706-0004.JPGしばらく見てから、ひとつ下まで降りる。空は青空。このままロープウェイで下まで降りるのはもったいないので、下まで歩くことにする。標識では中級コースで1時間45分。空は晴れ、風もなくあたたかい。景色は上々。途中まではガレ場や山道。広い路に出てからが長かった。ずっと下り。それもかなり急。足の裏がまっすぐ立てない。夫はマーモットを探しながら楽しそうだが、私は結構必死。急坂をずっと降り続けるのって大変だよね。
驚いたことに途中ですれ違う人多し。中にはマウンテンバイク。急なだらだら坂をずっと登り続けるってすごい。降りるのだって大変なのに。

1時間たった頃の標識を見ると、コースタイムが25分しか縮まっていない。うそぉ。そこからかなり下る。山の景色のすばらしいが、途中に滝があったりとあきないけど、ひざが。。。

とぼやいていたら突然目の前に目的地、ロープウェイの駅に着いた。ほっ。標高差800m。頑張ったぁぁぁ。
バス停の時間を確認し、レストランに入る。夫は相も変わらずビールとソーセージとじゃがいも料理のリシュテイ。私は今日はピザ。イタリア料理店でとってもおいしかった。お値段も今までで一番リーズナブル。

20130706-0003.JPG食べ終わった頃にバス到着。帰りながらホテルのおかみ推薦の湖のハイキング・コースを見る。あーん、こっちもよかった。でももう足が。。。「この次」のお楽しみか。でもこんなに良いお天気ってそんなにあるのかな。

ホテルに戻るとフロントでおかみに遭遇。早速今日の様子を聞かれる。とっても楽しかったけど、もう足が限界。まだ先があるので、今日この後は大事をとって休憩。いやぁ、疲れたぁ。まずは入浴。大きなバスタブで全身しっかりつかることができ、ほぉぉぉ。

今夜はここ、ホテル ラ・マーニャ最後の夕食。毎晩、フルコースのおいしいお食事。2食付きでの予約はその日のメニュー8種類から5つセレクト。食事代別払いよりお得。何よりとってもおいしかったです。

窓の外には夕焼けにそまるエンガディン地方の山々。今日も1日、すばらしいお天気でした。

朝食:ホテルのビュフェ、サラダ、ハム、たまごとフルーツ、ヨーグルトなど
昼食:ピザ・マルガリータ(夫は今日もソーセージとビール)
夕食;前菜、魚貝のスープ、グリーンサラダ、牛肉のステーキ、シャーベットとチョコレート

歩数:15,925歩

本日のハイキングコース:
St.Moritz --> Surlej-Corvatsch --> Stn Murtel --> Stn Corvatsch --> Stn Murtel --> Alp Surlej -->
Surlej-Corvatsch --> St.Moritz

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/7

7月7日(日)晴れ
「グリンデルワルドに到着」

今日はグリンデルワルドへの移動日。webの20130707-0000.JPGスイス鉄道乗換案内で行き方を検索すると、チューリッヒを経由する大周りが出てくる。日にちや時間を替えても、一番に出てくるのはこのコース。地図や路線図で確認。それにしても大まわり過ぎるよなぁ。。。ということで遅くて有名だけど、距離的に近い氷河特急にしました。スイスパスとは別に、昼食代と合わせて一人12000円也。ま、いいか。

5日間お世話になったサンモリッツのホテルをチェックアウト。駅は目の前だけど、車で行き、トランクを客席まで運んでくれた。ありがとうございます。あ、昨日コルバッチまで一緒のバスで行ったご夫婦。32人乗りの車両に阪急交通社のツアー16人。となりの席のお姉さんは私たちに興味があるらしく、途中で声をかけてきた。旅行期間が3週間と言ったら驚いていた。

20130707-0001.JPG世界で一番遅い特急、というだけあってのんびり走行。3年前にも乗っているが、すばらしい景色の連続。それにしても遅い。途中で車掌さんに「フィスプで乗り換えるけど、時間通りに着きますか」と確認。大丈夫、と胸を張っていた。
昼食はビーフストロガノフ。食堂車スタッフ総出で大忙し。列車の中でもまずお皿、次にごはん、お肉、人参と3人がかりでそれぞれのお皿によそっていく。お国柄でしょうか。裏の方でよそってくれば早いのに。

食事が終わると、後2時間で乗り換えのフィスプのはずだけど、どうも着きそうもない。だいぶん迫ってから車掌さんに確認。「ちょっと遅れている」この時点で15分ほど遅い。ちょっとじゃないよね。グリンデルワルド到着は予定の次の電車になるので1時間遅れになっちゃう。イライラ。次の乗り継ぎ便を調べてもらう。う、やっぱり1時間遅れる。この路線、ほとんどが単線のために、すれ違いの電車を待つ時間が長いし、その後遅れを取り戻すべく速く走るわけではないし。ぐぐぐ、、。

やっと着いたフィスプからスピーツまでは普通の急行。さっきの特急よりもはるかに早い。スピーツからインターラーケンオストに行き、予定より1時間遅い電車でグリンデルワルドへ。
車窓からの眺めは1年ぶり。うん、なつかしい。線路沿いの川は雪解け水がごうごうと流れている。
グリンデルワルドが近づくとアイガーが見えてきた。わぁ、雪。今年は雪解けが遅く、ハイキングコースの整備が遅れている、とは聞いていたが、昨年に比べると真っ白。去年より5日も遅く来たのに。

20130707-0002.JPG駅に着くとホテルのお嬢さんが迎えに来てくれていた。フィスプで1時間遅れると連絡をしておいたんだ。ご両親はおでかけとのことで、フロントには高校生くらいのお嬢さん。チェックイン業務を滞りなくやってくれました。どこの国の子供もおうちの商売は手伝っているんですよね。

1年ぶりのこのお部屋。キッチン付きの50m2でトイレが2つ。バルコニーが去年よりきれいになっていました。
お部屋にはホテルから長期滞在御礼のワインとグラスのセットがプレゼントで置いてあった。
「うん、おいしいワインだ」とは夫の言。
荷物のセット、入浴をすませやっとお食事、が夜10時近く。1時間の遅れは辛い。でも昨日あれだけ痛かった足腰が、今日1日のおかげか、だいぶん楽になりました。

教訓:移動に氷河特急は使わないこと。遠まわりに見えても、普通の列車を使おう。


朝食:ホテルのビュフェ、サラダ、ハム、たまごとフルーツ、ヨーグルトなど
昼食:サラダ、ビーフストロガノフ、ライス、人参、ティラミス
夕食;ハムとピクルス、カレーうどん

歩数:1,692歩

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/8

7月8日(月)晴れ
「1年ぶりのグロッセ・シャイデックは快晴」

20130708-0004.JPG昨夜は食事後、ベットでipadを見たままダウン。早寝早起きの日々なのに、久しぶりに夜更かしでした。今朝は5時ごろから夫がバルコニーを出入りしている気配。片目をあけて外を見ると朝焼けのアイガー。山頂にかかる雲も一緒にピンク色。「寝てらんない」んだそうですが、陽が昇り切ったらまた横になり軽くいびき。ぐっすりです。

私は7時には起きてお湯を沸かし、ハイキングに持って行くお湯や味噌汁の準備。夫はしばらくしてから起きてきた。今日の予定はグロッセシャイデック。駅前毎時4分発のバスで行く。ユングフラウパスの手続きもあるし、で9時4分に乗ることにし、まずは朝食。

今朝はおかみがいたので、お土産を渡す。顔をみるなり「覚えています」と握手。去年は夫が携帯をなくしたときに、いろいろご対応ありがとうございました。

20130708-0002.JPG朝のバス停には人がいっぱい。私たちは座れたけど、途中からも続々乗ってきて満員。ほとんどの人がグロッセシャイデックで降りる。今日も良いお天気。ここからのアイガー、格好良いよね。ゼッターホルンも存在感を強調しているようにそそり立っている。
まずはレストランでトイレをお借りし、出発。
アイガーのむこうのメンヒまでくっきり。雪渓が陽に映えてきれい。
今日は他のハイキングコースやユングフラウ・ヨッホに行った人たちも、みんなすばらしい景色を見ることができているはずで、よかったね。

バスにはあんなに人がいたのに、歩きだす頃には既に人影まばら。抜きつ抜かれつするのは数人のみ。昨年、ここで撮った写真を年賀状に使ったんだよね。夫は三脚をかついで写真撮り撮りなので、当然みなさん、先に行かれて私たちはビリ。

20130708-0001.JPG去年は道がとっても遠く感じたけど、今年はなんで楽なの?2回目だから?そうだ、足だ。去年はハイキング初日から足が痛く、辛かった。うちに帰ってから、右足の親指の爪が剥がれた。今年は快調。足軽々。新しい靴、快適。こんなに違うのね。

途中で夫がマーモットを発見。急いで望遠レンズを出して撮影。日本人のヤングカップルの彼が夫のカメラを見て「すごっ」。道具はね。

お花もきれい。昨年は標高差のないシュレックフェルド駅まで歩いたけれど、今年はその上のフィルストまで。最後にちょっと登りもあったけど、足取りも軽くクリア。一昨日の筋肉痛もだいぶん良くなっています。

20130708-0003.JPG展望レストランでランチ。さっき先に行ったA子さんと同席。毎年グリンデルワルドに17年も通っているんですって。そのためにドイツ語も習われたとのこと。すごぉい。彼女に教えもらいスイス飲料のリベラを飲む。炭酸がすくないラムネのような味。牛乳から作るんですって。へぇ。

今日の天気予報では14時ごろから雲が広がり、夕方は雷。うしろの方から黒い雲がひろがってきたので、昼食後はゴンドラでグリンデルワルドまで降り、道すがらのスーパーで今夜からの食材の調達。お肉はその先のお肉屋さんでベーコン、ソーセージなどを購入。今夜は久しぶりの手料理です。

ホテル着14時半。お買い物の荷物が重かったぁ。入浴、洗濯。夕方から遠雷。朝はあんなに晴れあがっていた山々はすっかり雲の中。欲張らずに帰ってきてよかった。

朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、オムレツ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:リベラにスープ、パン、味噌汁(夫はビールとソーセージ)
夕食:サラダ、ソーセージ、野菜の煮物、豚肉のバックエディ味、ゆでいんげん、味噌汁、ご飯、アイスクリーム

歩数:17,678歩

本日のハイキング:
Grindelwald Bahnhof -> Grosse Scheidegg -> First -> First,BGF -> Grindelwald 

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/9

7月9日(火)晴れ のち 雷と雨
「バッハアルプゼーでリベンジ」

今日のお天気の予報は午後から雨と雷。メンリッヘンだけが午後から晴れ。そうなのかなぁ。。。
20130709-0000.JPG今日は昨年、曇の中の山しか見えなかったバッハアルプゼーまで歩くコース。空は晴れ。今日もしっかり日焼け対策をしなくっちゃ。フィルストから乗ったゴンドラの中で夫にもクリームを渡し「塗りな」。「陽に焼けてもいいよぉ」「いいえ、シミやガンになります」。

ゴンドラから下を見ると、マーモット発見。今日は私でも見つけることができました。でっかぁい。フィルストは快晴。アイガー、シュレックホルン、ゼッターホルンがくっきり。ユングフラウもきれい。こんなに眺めが良いところだったのね。去年はほとんど雲の中。ときどき切れ間からどれかの山頂が見える程度でした。それに私は足が痛くてとっても遠く感じたけれど、今日はさくさく。足ごしらえは大切です。

20130709-0002.JPG昨年より1週間近く遅いのに、バッハアルプゼーの雪は多く、湖面に映えてきれい。私の足がまだ元気なことから、更にボルト駅まで歩くことにする。ここから1時間半の予定。写真撮り撮りだからいつも余分にかかりますが。

こちらは初めての路。谷合の景色も、雪を頂いた山々もすばらしい。でも足元に集中しないと危なくって。ところどころ雪渓だし、雪解けでぐちゃぐちゃになっていたり、小川になっていたり。派手にころんだお嬢さんもいたし。下りの時間が長くなると、筋肉痛で足がぴくぴく。でもこれだけきれいな景色だもの、頑張れちゃいます。

20130709-0003.JPG
ボルト駅までの最後の辺りはお花畑状態。写真は「クライナー・クラッパートプフ」。
木々の間から見るアイガーも素敵。13時半、グリンデルワルド駅到着。遠くで雷の音が聞こえる。
駅前のCOOPでお買いもの。私は果物や夕食のおかず、夫は昨夜調べておいたドイツのホワイトビール。彼の大好きなアラスカン・アンバーに似ているんですって。

今日のランチは持参の食事。夫はここ数日、昼にビール、湯上りにビール、夕食時にワインとアルコール漬けなので今日のランチはビールなしでした。ホテルに戻り、湯上りにバルコニーでアイガーを眺めながらのビール。昨日お肉屋さんで買ったベーコンをカリカリに焼いたのを食べながら。17時頃から雷と大粒の雨。目の前の景色がまったく見えなくなったが、夜8時前には上がってクリアな景色。ジオラマの模型のようなかわいい景色とそのバックにおおきくそびえるアイガー。時々クライネシャイデックからので電車がトコトコと走り、見あきることはありません。


朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:焼きおにぎり、ジャムパン、味噌汁、ネクタリン、あんず
夕食;ソーセージといんげん、ドライカレー目玉焼きのせ、味噌汁、あんず、アイスクリーム

歩数:24,969歩

本日のハイキング:
First,BGF -> First -> BachAlpsee -> Waldspitz -> Bort -> First,BGF -> Grindelwald

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/10

7月10日(水)晴れ 
「メンリッヘン満喫コース」

今日の天気予報は曇り。雨雲が広がり、午後からは雷。グリンデルワルドもまわりのどこもみーんな同じ。どうする?スポーツセンターで卓球しようぜ、と夫。ホテルでスポーツセンターの無料入場券ももらったし、ってそんなぁ。

20130710-0002.JPGでも朝はまだ雲が広がる前らしく、山々がくっきりなので、朝食後、とにかくメンリッヘンまで行くことにする。ホテルからゴンドラ駅のグルントまで急な下り10分ほど。空一面に白い雲が広がっているものの、アイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山ははっきり見える。去年、快晴の日に来ても、下から白い雲がわき出してメンヒとユングフラウの頂上は見えなかったのに。なんか皮肉。

山が見えているうちに、とクライネシャイデックまで1時間15分のハイキングコースを歩く。去年はがけ崩れで最後のところを高巻いて行くので、とっても遠かったが、今年はこんなに近かったの?という感じ。二度目と足のせいでしょうか。
それにしても景色は最高、足元のお花はきれい。ところどころ雪が残っているのも去年とちがうところです。

クライネシャイデック駅からベンゲン駅まで電車にのり、ケーブルカーでメンリッヘンに戻る。ちょうどお昼頃到着。うーん、雲が山々の頂上を隠している。メンリッヘンの頂上まで20分ほど登り、持参の昼食を食べる。去年、ここで夫が携帯を落としたんだよねぇ、と探すもないよねぇ。。。

20130710-0003.JPG遠くブリエンツ湖、向かいの山のシーニゲプラッテ、下にラウターブルンネンの滝とすばらしい景色。天気予報が良いほうに外れてくれてよかったぁ。

ゴンドラとバスでグリンデルワルドに戻り、COOPでお買いもの。暑い。日差しがぎんぎん。日本の暑さはこんなもんじゃあないんだろうね、と話しながらホテルに帰る。今日も遠雷。

入浴前に卓球をやりたい、と夫。ここのホテルのフィットネス・ルームには卓球台があり、去年もおつきあいしたのです、私。
しぶしぶ30分程おつきあい。へたっぴいとやって楽しいのかね。筋肉痛でフットワーク悪し。疲れたの二乗。

今日炊くご飯はこちらで買ったアメリカ米。一番ジャポニカに近そうに見えたけど、いざ炊いてみるとぽろっぽろ。持ってきた少々のお米はもうなくなっちゃたし、我慢がまん。毎日二人共もりもり食べて、ぐっすり寝ています。健康だ。。。


朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:焼きおにぎり、ジャムパン、味噌汁、ぶどう
夕食:鳥手羽元、野菜、ポテト、味噌汁リゾット

歩数:19,269歩

本日のハイキング:
Grindelwald Grund -> Mannlichen -> Keideschaidegg -> Wengen -> Mannlichen -> Grindelwald Bahnhof

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/11

7月11日(木)晴れ 
「ミューレンでぶらぶら」

今日の天気予報は晴れ。ユングフラウ地方はどこを検索しても週末までぜーんぶお日様マークだけ。よーし、いいぞぉ。

朝食にレストランに行ってびっくり。日本人ばかり。昨日までは私たちだけでした。日本語が飛び交う。みんな、昨日グリンデルワルドに着いたんですって。

20130711-0000.JPGグリンデルワルド駅8時19分発の電車でツバイジンメンに行き、乗り換えてラウターブルンネン。ここからロープウェイ、登山電車と乗り継いでミューレン着。ユングフラウ三山がくっきり見える、と思ってきたけど、逆光で光ってしまい白っぽい。それでも天気は上々。まずは昨年行かなかったシルトホルン展望台まで行く。ここが360度、景色が良いときはほとんどないとのことで、去年は晴天の日にミューレンに行ったけど、シルトホルンに行かなかったのは、失敗したかな、と思っていたのでリベンジ。

ロープウェイ代金はユングフラウ・パスの対象外。スイスパスを見せて半額でも二人で77CHF、日本円で8000円ちょっと。たかっ。ロープウェイは途中で乗り継ぐが、途中から雲の中。展望台は雲の上。ユングフラウ三山にはしっかり雲がかかっている。下からは良く見えていたのに。谷間から雲がわき上がり、姿をかくしてしまう。うーん、残念。時々切れ間はあるものの、三山全部がくっきり、ということはない。

展望レストランで休憩。360度回転する。007のロケ地として有名で、展望台に007の俳優の看板があり、アジア人もヨーロッパ人も写真を楽しんでいました。私たちは中国人の団体さんと一緒になり、かなりにぎやか。ドイツ語の人もうるさかった。

20130711-0004.JPGしばし見てからミューレンまで降り、COOPで昼食を買ってアーメントフーベルまでケーブルカーであがる。ここからグレッチアルプ駅までのフラワートレイルを歩く。昨年来ているので、路も様子も分かっているものの、去年よりすごく近く感じた。
お花も山もきれい。こんな楽な路だったけ、といいながら歩く。途中のお花畑でランチ。
このあと牛の大群と遭遇。水のほとんど入っていない桶に顔を突っ込んでは「モー!」と啼く。ちょっと通してほしいなぁと思ってもお構いなし。困っていると登りのドイツ人女性が委細かまわず牛の真後ろを通過。そうすればいいんだと、私たちも無事に通過できました。
今日はお天気も良く人も多い。でもこのコースで日本人にはあわなかった。

グレッチアルプ駅に着いたら、ちょうどミューレンからの降りてきた電車が到着。接続しているロープウェイがすぐ発車。ラウターブルンネンでは4分の接続で14時33分の電車に乗ることができ、ツバイジンメンでも接続が良く、グリンデルワルド駅15時15分着。はやっ。

今日も疲れたけど、楽しかったぁ。


朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:ハムサンドイッチ、ジャムパン、味噌汁、あんずとネクタリンとぶどう
夕食;サラダ、豚肉のヘイリバー味にインゲンと玉ねぎ、キノコソースライス、味噌汁

歩数:18,877歩

本日のハイキング:
Grindelwald -> Lauterbrunnen -> Murren -> Schilthorn -> Murren -> Allmendhubel -> Gretschalp -> Lauterbrunnen -> Grindelwald

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/12

7月12日(金)晴れ 
「クライネシャイデックでぶらぶら」

今日はクライネシャイデック周辺をハイキング。朝、あんまりお天気が良いので、まずはグルントまで歩き、メンリッヘンまでゴンドラで上がる。アイガー、メンヒ、ユングフラウが青空にくっきり。きれいに見えました。

20130712-0005.JPGロープウェイでヴェンゲンに降り、駅前のパン屋さんでランチ用を購入。とってもおいしそうなものばかりで選ぶのが大変。ヴェンゲンからクライネシャイデックまで登山電車で行く。クライネシャイデックは多くの人でごったがえしていた。ユングフラウヨッホ行きの電車は団体は予約車両にゆったりすわっているけど、個人が利用する定期電車は超満員。立っている人も大勢で、私たちは一つ先のアイガーグレッチャー駅で降りるのですが大変でした。

20130712-0001.JPGここからハイキングスタート。クライネシャイデックまで1時間ほどの下り路。ユングフラウ三山はきらきらまぶしい。氷河の雪が輝き、遠く滝から落ちる水音が聞こえる。足元には黄色や白、紫のお花がいっぱい。急な下り路はちょっと大変だったけど、後は楽々歩けました。
途中に人工池。逆さユングフラウ三山が映る。そのとなりに足湯。お湯ではなく雪解け水だそうで、ほてった足には良いらしいですが、ちょっとご遠慮。

クライネシャイデック駅でトイレ休憩後、更に一つ下の駅、ヴェンゲンアルプまで歩いて降りる。氷河のそばの中級コースと線路脇の初級者コースがあり、我が家はもちろん初級者コース。

20130712-0003.JPG途中のベンチでランチ。こんな景色が良いところでランチなんて贅沢だよね、とおいしいパンと果物などを食べた。
ここから駅まではすぐ。クライネシャイデックに戻り、10分ほどでグリンデルワルド行きに接続。駅前のCOOPで少し買い物をし、15時半にホテル着。

私はすぐにお洗濯。夫はひとりで卓球をしにフィトネスルームへ。まだ元気があまっているみたい。

こちらで購入した長粒米は湯炊きで炊き、カレーなど汁物は違和感なく食べられる。ここのところ夫は昼食時にビールを飲んでいないので、お部屋で湯上りにソーセージとビール。スーパーやお肉屋さんにはソーセージの種類がたくさんあり、どれもみんなおいしい。

朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:チーズとトマトのサンドイッチ、ジャムパン、味噌汁、ネクタリン
夕食;ぐるぐるソーセージと醤油バターいんげんとトマト、ベーコンと野菜のデミソース煮込みとライス、味噌汁、アイスクリーム

歩数:17,879歩

本日のハイキング:
Grindelwald Gund -> Manrrichen -> Wengen -> Kleine Schidegg -> Eigergletscher -> Kleine Schidegg -> Wengenalp ->  Kleine Schidegg -> Grindelwald


2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/13

7月13日(土)晴れ 
「フィングシュテックから下氷河ハイキング」

朝、ふくらはぎがかゆくて目が覚めた。ぷっくり赤くはれている。何に食われたんだろう?お腹にも食われた後。ダニだったら嫌だなぁ。

20130713-0001.JPGホテルの下は普通の民家。草刈りや干し草作りの様子を見ることができる。そのせいかどうかはわからないが、はえが私たちを悩ませる。常に2匹ほど部屋の中をぶんぶん。今度来るときはハエとり紙を持ってこよ。
ハイキングのお花畑はほとんどが牧草の模様。かわいいお花がカラフルに咲き、日本人も何人も写真を撮っているのをよく見る。もちろん私たちもです。スイス人は老いも若きも、女も男もみんなよく働いている。暗くなるのが夜9時半過ぎのせいか、それくらいまで草刈り機のエンジン音が響いていた。

今日はフィングスティックに行くことにする。ロープウェイの乗り場までは駅からちょっと遠い。歩きだしたが、駅前バスターミナルにちょうどバスが。携行食のパンを買えないけど、レストランに入ればいいか、とバスに乗る。

20130713-0002.JPG小さいロープウェイでフィングシュテックまであがる。ここから右側の下氷河の小屋まで1時間半の登り。だいじょうぶかなぁ。
今までほとんど下りばかり。気分は本格的山登り。途中からガレ場。ひたすら足元を見て歩く。ときどき前を見ると、その景色のすばらしさにおもわず声をあげたくなる。遠く、氷河の崩落の音がドーンドーンと響き、滝の音も聞こえる。滝の中ほどには虹まで出ている。きれいだ。
コースタイム1時間半なら、写真をとりとりの私たちは2時間以上、と思ったが、ほぼ時間通りに到着。レストランになっている小屋の旗が見えた時はうれしかった。全身汗だく。顔からも汗がぽたぽた。レストランでお茶を頼み休憩。うーん、頑張ったぁ。

この小屋から先はアルペンルート。白青白の標識がかっこいいが、わたしたちにはむりだよね。

20130713-0004.JPG今日は頑張った、と思ったのは登りより下り。こんなに急だったのね、こんなにたくさん登ったのね。ロープウェイの駅まで降りついたのが13時。急な下りで結構足にきたし、この後、更にどこかに行く気にもなれず、そのままホテルにバック。ホテル着13時40分。入浴し、遅めのランチ。夫はもちろんビール。お気に入りのドイツの白ビール。

昼食が終わったのが15時過ぎ。夫はひとやすみしてから、フィットネスルームで一人で卓球のサーブ練習。1時間近くやっていました。私はお洗濯に明日の移動に備えて準備。自炊用の食品はほとんど持ってきていないので、減るものはほとんどなし。

テレビでは女子サッカーのヨーロッパ選手権のライブ中継。昨夜はスペイン対イングランド、今日はデンマークとイタリアの生放送。結果は2-1で、イタリアの勝利でした。

朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:ソーセージとベーコンとレタス、トマト味の煮込みライス、味噌汁
夕食;ビッグソーセージと生野菜サラダ、トマト味の煮込みライス、味噌汁、ぶどう

歩数:17,905歩

本日のハイキング:
Grindelwaldbahnhof -> Pfingsteggbahnhof -> Pfingstegg -> Baregg -> Pfingstegg -> Pfingsteggbahnhof -> Grindelwald

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/14

7月14日(日)晴れ 
「アレッチ氷河経由サースフェー着」

20130714-0001.JPGグリンデルワルドの快適なホテルライフに別れを告げ、朝食後、ママに駅まで送ってもらう。お世話になりました。1週間、お天気に恵まれ、素敵な時間を過ごすことができました。

今日はサースフェーに移動。でもその前に、アレッチ氷河を見て行くことにしました。今日も快晴。グリンデルワルド駅はユングフラウヨッホに行く団体さんであふれかえっていました。いってらっしゃぁい、今日はお天気が良いからきっときれいに見えますよぉ。

私たちはインターラーケンオスト、スピーツ、フィスプで乗り換えメーレルへ。乗り換えが多いので、降り間違えないように車内放送を必死で聞く。ドイツ語、フランス語、英語の順。最初は駅名だけを耳が探している感じ。英語になったら異様にスムーズに耳に入る。
メーレルはかわいい駅。駅員さんは私から見てもおばあちゃん。あの、トランクを午後まで預かっていただけますか?彼女のランチの時間はいないけど、午後は5時半までいるから大丈夫、と事務室の中にいれさせてもらう。よろしくお願いしまぁす。

荷物も軽く駅前のゴンドラに乗り、リーダーアルプで降り、そこから15分程歩いてもうひとつゴンドラに乗りモースフルーで降りる。

20130714-0002.JPGわっ、目の前にアレッチ氷河。ユングフラウヨッホから見えるアレッチ氷河を反対側から見ていることになります。それにしてもすばらしいお天気、すばらしい景色。ユングフラウ地方の山々とマッタホルンの方の山々の両方が見え、360度アルプスの囲まれている。青空にくっきり見え、最高です。きれい。。。

ここからハイキング。さっきホテル街のパン屋さんに寄ったので、ランチもこの景色の中で。うーん、最高。どこの国の人々もあちこちでランチをしている。晴天のせいかいろんな国の人がたくさんいました。日本人は少なかったけど。

ハイキングの終点近くに瀟洒な建物。イギリスのお金持ちが夏の別荘として建てたものだそうですが、今は自然保護センターだそうです。景色に調和した重厚な建物でした。
2時間ほどのハイキングでしたが、氷河と山々と、遠くマッタホルンまで見えるすばらしい景色を満喫しました。

リーダーフルカからゴンドラに乗り、メーレルの駅に14時着。トランクを受け取り駅員のおばあちゃんにお礼。ありがとうございました。14時21分発の電車でフィスプに行き、バスでサースフェーへ、後ろにトランクなど大荷物用のカートを引いてる。山道を大型バスが走るのに、更にカート付き。車両感覚抜群なんですねぇ。

サースフェーに到着し、ホテルの地図をみながら歩き出したら電気自動車のお兄さんに声をかけられ、ホテル名を言ったら、ツーリストセンターの電話でホテルに連絡する方法を教えてくれた。すぐに迎えに来てくれるとのこと。ありがとうございます。

20130714-0003.JPG歩いて大した距離ではないけど、初めてのところでしかも昇り。助かりました。チェックインして、荷物をおろし、遅くならないうちに、とスーパーでお買いもの。夫のビールとなんちゃらを買ってホテルに戻る。観光客があちこちうろうろしていました。

今夜からまた2食付きのホテル。どんなおいしいものを食べさせてくれるのかなぁ。楽しみ。
と、時間にレストランに降りて行く。まずたっぷりサラダバー。10種類以上種類がありました。テーブルの上には小さいお鍋。今日はスイスの名物料理シノワーズ。お肉をおだしのきいたスープでゆでていろいろなソースをつけて食べる。お肉もおいしかったけど、最後に飲んだスープは絶品でした。何より楽しかったのはホテルのスタッフ(オーナー?おじいちゃん?)のケーナ。ここはアルプスでアンデスじゃあないよねぇ。でもとっても上手でした。うー、食べすぎたぁ。

20130714-0004.JPG
朝食:ホテルのビュフェ、チーズ、ハム、パン、紅茶、果物など
昼食:ツナとアスパラのオープンサンド、胡桃のパン、クロワッサン、味噌汁、
夕食;たっぷりサラダ、フォンデュ・シノワーズ、スープ、フルーツ、アイスクリーム

歩数:19,951歩

本日のハイキングほか:
Grindelwald -> Visp -> Morel -> Riederalp -> Moosfluh -> Riederfulka ->  Riederalp -> Morel ->Visp -> Saas Fee

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/15

7月15日(月)晴れ 
「フェー氷河ハイキング」

20130715-0001.JPG昨日サースフェーのホテルに着いてからネットワークがつながらない。ホテルからパスワードをもらって入力したのに、ノートもipadもつながらない。今までどこでもつながっていたのに。おかしい。ホテルスタッフに聞いても納得できる返事無し。同宿の日本人のiphonはOKとのこと。おかしいなぁ。。。
グリンデルワルドのホテルはジュニア・スイートということもあり、一部屋にトイレが2つあるほどの広さだったが、ここは普通のホテル。部屋はせまいしネットはつながらないし、と昨夜は不満なまま寝た。なぜか今朝7時45分にサクッとつながった。きっとサーバーマシンが不調で再起動をしたのではないかと思う。ったく。
ネットがつながると情報量がちがうし、知り合いと連絡もとれるし、で、ほっ。気持ちも大分違い、部屋の狭さもここで一生暮らすわけではなし、何でもコンパクト、と気にならなくなるから不思議です。

朝食に降りて行くと、ここは自分でベーコンエッグを作れます。ホテルによって朝ごはんもちょっとづつ違い、楽しくもあります。

今日はサースフェーの真上のフェー氷河ハイキング。まずは村はずれのロープウェイ乗り場まで歩く。昨夜、少々寒かったので、今朝はしっかり着こんできたが、日差しが暑く、途中で上着を脱いだ。地元の人は半袖半ズボン。
ゴンドラでシュピルボーデンまで上がる。その上のレングフルーまでのロープウェイは休業中。駅のそばのレストランでマーモットの餌を購入してから、目の前の小山を登る。う、お尻が重い。上までなんとかあがると左面の氷河が目の前に迫ってくる。でっかーい。右の氷河をもっとよく見るためにはさらに上をめざさなければならないが、私の股関節が「むりぃ」と言っているので、ここからはマーモットを探しながら降りる。

20130715-0002.JPG1匹目発見。餌づけされているとはいえ野生動物。すぐには近づいてこない。餌を少しづつ手前に落ちるように数個なげる。おそるおそる寄って来てはカジカジ。よしよし、とすぐ目の前の岩においてみる。食べた。わーい、としばしこの子に遊んでもらう。マーモットって案外大きいのね。

この頃から登山者多数。私より年上らしき人も大勢上まで昇る模様。頑張ってねぇ。そういえば昨日、今日と「ボンジュール」とあいさつする人多し。ユングフラウやサンモリッツに比べてフランス系が多いようです。

20130715-0004.JPGロープウェイの駅からサースフェーまで2時間ほどかけて下山。マーモットは後2匹に遊んでもらいました。朝買ったパンなどでランチ。今日は空がものすごく青く、氷河が映えてどの山も美しく、すばらしいハイキング日和でした。

やっとサースフェーのそばまで降りる。ハイキング路入口にあるキャンプ場でひと休み。フェー氷河の全体がきれいに見える。あんなに苦労したのに、ここからこんなにきれいに見えるなんて。。。

村はずれから反対側にあるお泊りホテルまで徒歩。途中、バスターミナルで明日乗るバスの時刻表をチェック。疲れたぁ、とホテルに戻り、まずは着替えて入浴。入浴後の夫はお決まりのバルコニーでビールをぷはぁ。ホテルは高台で村が一望できる。あ、家々のはるか上に今日行ったフェー氷河全体が。。。ここからの眺めがもっとも広い範囲を見渡せているのに、今頃気がついた。うぇーん。うれしいような、そうでないような。。。

今夜の女子サッカーライブはイングランドとロシア、フランスとスペイン。食事を早く済ませようと下に降りて行くっと表が何かにぎやか。ホテルの庭でスタッフがアルプホルンや旗投げのイベント。客にはドリンクサービス。小さい子供も参加してにぎやか。
今日はスイスデーよ、とおかみ。食堂でのおじいちゃんの演奏や歌もヨーデルなどスイスらしい。最後はみんなにかぶりものを配り、お遊戯のようなおどり。ミラーボールがまわり、ぎんぎん。筋肉痛なのに、と夫も参加。デザートが終わったのは21時半過ぎ。うー、2時間半以上かかった。今夜もおじいちゃん大活躍。

朝食:ホテルのビュフェ、ハム、パン、ベーコンエッグ、紅茶、果物など
昼食:サラミサンドイッチ、バターパン、バナナとネクタリンとあんず、味噌汁
夕食:スモークサーモンのテリーヌ、コンソメスープ、パスタ(餃子のような)、子牛のグレービーソース、ポテトとブロッコリ、アプリコットタルト

歩数:19,026歩

本日のハイキング:
Saas Fee -> Spielboden -> Saas Fee

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/16

7月16日(火)晴れ 
「ホーサースとクロイツボーデンへ」

昨夜は女子サッカーのユーロ大会、フランス対スペインを見終わった瞬間、気を失いました。どっちも強い。日本、今度のWカップ、大丈夫かなぁ。澤選手、頑張って。もっとあなたの活躍を見たいです。

ということはともかく、今日はどこに行くか、夫は私が寝た後も検討。天気予報では明日から下り坂。晴れているうちに是非行きたいところは。。。あんまり長時間の登り下りは無理だし。。。で、ロープウェーでいけるところを選択。まわりの景色を楽しんでこよう。

バスターミナル発9時2分に乗るよ、と言われ、朝食、お茶等の準備。バスターミナルは歩いてすぐ。大勢が乗車。サースフェーのホテル2泊以上の人はカード(バルガーパス)をくれ、サース谷のバスもロープウェイもフリー。サンモリッツも同様のサービスがありました。これっていいよねぇ。

20130716-0001.JPGサースフェー・グルントでほとんど全員下車し、ロープウェーでクロイツボーデンへ。乗り換えてホーサース標高3105メートルに到着。うひゃあ、良いお天気。まっ青な空、雲ひとつなく、雪をかぶった山々、氷河が見える。

展望台までガレ場を30分程登る。ぐるっと3千メートル、4千メートル級の山々。うーん、きれい。夫があちこち写真を撮っている間、山頂にいたスイスガールとしばしおしゃべり。スイスの学校の夏休みは5週間、冬休みは3週間だそうです。ドイツは2ヶ月なんだよ、とうらやましそうでした。

ガレ場をそろそろと降り、ロープウェイでクロイツボーデンまで降りる。すぐ前の人工池でしばし撮影。
20130716-0002.JPGこの下の途中駅のトリフトからは下りには乗れないが、昇りはOKと窓口で確認。それならこの下にあるフラワートレイルをトリフトまで歩こう、と決定。コースタイムは1時間15分。こんなにお天気が良いんだもの、大丈夫。

途中、お花の紹介のプレートあり。ドイツ語。あ、マーモット2匹発見。昨日買ったマーモットの餌の残りをやろうとしたが、さっさと隠れてしまった。途中の岩の陰でキィキィ威嚇までされた。トリフト到着直前のトレイルの両側に真っ黒で角が立派な雄牛の群れ。こわぁ。目を合わさないように、どきどきしながら通った。ほっ。

20130716-0003.JPGトリフトから下まで標識によると初心者コースで50分とのこと。12時5分前。じゃあ、歩いて降りて下で昼食にしようと決定。フラワートレイルで、きれいだし、お天気はいいし、山は素敵だし、とルンルン。そんなに遅いはずはないのに、1時間半かかった。50分って。。。看板に偽りあり。。。もっとも昨夜夫が悩んだのは、このコースに並行している路ははガイドブックでは中級で4時間半かかる、とあり、それじゃあ無理か、とあきらめ。でもしっかり踏破。今日も良い汗かきました。

バス停のそばのレストランでランチ。夫はお気に入りのドイツの白ビール、シュナーダーバイスで乾杯。ランチ後、バス停に行ったら、20分ほど待つので、集落を散策しながら、一つ先のバス停まで歩く。古い石ぶき屋根や木造の家が多い。私たちが泊っているホテルの周辺も、でっかいねずみ返しがある建物がたくさんあった。

バスは定刻にきた。サースフェー・バスターミナルまで10分程。ホテルに帰る道すがら、山を見上げると頂上に雲。明日は予報通り雨かなぁ。

夕食のテーブルは千葉からいらしているMTさんご夫婦に同席していただきました。6月末から3週間の旅だそうで、私たちとかなり重なっていたようです。日本語での楽しい会話。ありがとうございました。
お部屋に戻って窓の外を見ると空一面に雲。テレビでは女子サッカー、スウェーデンとイタリア戦。スウェーデンの監督は元アメリカ監督でドイツWカップ、ロンドンオリンピックと日本と戦ったスンゲーダさん。今度は母国の監督です。

朝食:ホテルのビュフェ、ハム、パン、ベーコンエッグ、紅茶、果物など
昼食:スープ(トマト味、お肉と野菜たっぷり)、パン、リベラ(清涼飲料水)
夕食;ビーツと羊のチーズ、野菜のポタージュ、サラダバー、豚肉とパスタとトマト、イチゴのデザート

歩数:18,207歩

本日のハイキング:
Saas Fee ->  Saas Grund -> Hohsaas -> Kreuzboden -> Trift -> Saas Grund -> Saas Fee

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/17

7月17日(水)曇り ときどき 小雨 のち 薄日さす
「標高3千メートルの地下鉄とシュタインボック」

今日は雨。朝、外を見ると目の前の山と氷河が雲の中にすっぽり。「何にも見えないよ」と夫に言うと少し遅れて起きた彼、「うっすら見えているよ」。え?!あっという間に雲が薄くなっている。少ししたらまた何にも見えなくなった。天気予報当たり。雨です。

20130717-0000.JPG標高3500メートルのミッテル・アラリンまで行けば、雲の上は晴れているかも、と雨具の上下をしっかり着て出発。出かけるときには雨は上がっていた。バスターミナルからシャトルバスでロープウェイの駅へ。ここサースフェーの町中は電気自動車のみ。ガソリン車は入り口の大駐車場に止めて、町中には入れない。
まず標高3千メートルまでロープウェイであがり、次に地下鉄(!)に乗り、展望台まであがる。スイスに来て2週間。高地順応がだいぶんできているのか、そんなに息苦しくありません。それでももちろん走ったりは禁物。

さすがに寒くてフリースを着る。マムートがスイスのブランドと知らずに買ったもの。スイスではマムートのものを着ている人をよく見かけます。
雲を抜けて上がってきたけど、そこは青空、というわけにはいかず、山々には厚い雲。それでもところどころ雲の切れ間に青空がのぞき、氷河を照らしています。
20130717-0001.JPG
切り立った氷河が大音響とともに崩落するのも見える。すごいねぇ、待てば雲が上がるかね、と見ていたら、日本人のおじさんが話しかけてきた。奥様と二人で旅行しているとのこと。楽しそうにいろいろお話し。明日、ツェルマットに行くそうですので、またお会いするかもしれません。

1時間ほど楽しんでから、地下鉄、ロープウェイを乗り継ぎ、下まで降りる。下から見れば山は雲の中でした。
近くの別のロープウェイ乗り場からプラッティエンまで昇る。ここは12時15分から13時半までランチタイムでロープウェイが休止。乗ったのが12時10分だったので、途中で止まったらどうしよう、と思ったが、大丈夫でした。乗り場のおじさんも大丈夫と言っていたし。

ここから青い看板の上級者コースを歩くとエーデルワイスの群生が見られるかもしれないそうですが、私たちはロープウェイ駅のそばをうろうろ。あ、アルペンアスターみっけ。エーデルワイスはこの花のそばにあるので、もしかしたら、と二人で小雨の中探す。そばのヤングカップルが私たちを手招き。指の先見るとシュタインボックだ!3頭。大きいのと小さいのと、角が立派なのと。ものすごい崖っぷちで草を食べていました。

20130717-0002.JPG
しばし楽しんでからロープウェイ脇のレストランへ。食事をしていたらスタッフが窓のすぐ下にアイベックスがいる、と教えてくれる。あ、シュタインベック。さっきみたやつかなぁ。こんなに近くにまで来るんだ。

ロープウェイで下まで降り、ホテルまで徒歩30分近く。エーデルワイスには会えなかったけど小雨の中、上まで上がってよかったね、などと話しながら戻る。雨だったけど、それなりに楽しめました。今日は山歩きをしなかったので、体力回復にもなったかな。

夕食は今夜も千葉のMTさんご夫婦と同席。ご主人の趣味が釣りとわかり、大いに盛り上がりました。明日帰国便に乗り、日本着あさって。お気をつけて。
このホテルの夕食も今夜が最後。最初の二晩はおじいちゃんのエンターティンメントにちょっとびっくりしたが、ここ2晩は静かなディナータイムでした。

朝食:ホテルのビュフェ、ハム、パン、ベーコンエッグ、紅茶、果物など
昼食:スープ(ビーフコンソメ、野菜と肉団子入り)、パン
夕食:きのことたまごのサラダ、カレースープ、サラダバー、チキンのレモンソースと野菜ライス、アイスクリームのラズベリーソース

歩数:8,707歩

本日のハイキング:
Saas Fee -> Mittelallalin -> Saas Fee -> Plattejen -> Saas Fee

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/18

7月18日(木)雨 のち くもり 
「雨のツェルマットに到着」

今日はツェルマットへの移動日。晴れならプランAでエッギスホルン経由、曇りならプランBでサースフェーのゴンドラで行けるところで、まだのところに昇る。のはずが本格的な雨。
これじゃあどこに行っても雲を見に行くようなもの。まっすぐツェルマットへ行くことに決定。
4日間、お世話になりました。楽しかったです。いつも笑顔かわしていたドイツ系のご夫婦ともお別れごあいさつ。チェックアウトの手続き終了後、ホテルから記念にとワインを1本くれた。ぐっ。これ、かかえていかなきゃ。私たちは重いだけだけど、今日帰国するMTさんは困っていた。預けるトランクは既に昨日出しちゃったし、手荷物では液体は機内に持ち込めないし。どうしたんだろ。

20130718-0001.JPGバスターミナルまでホテルの電気自動車で送ってもらう。大勢が雨具に身を包み、ハイキングにでかける模様。みなさん、気をつけて。バスを待つ間も雨が天井をたたく音がすごい。今回スイスにきて一番強い雨です。

シュタルデン駅までバスで行き、そこから列車でツェルマット駅へ。1時間50分。意外と近いです。駅でホテルに電話をし、お迎えをお願い。雨なので助かりました。
12時前にホテル着。
1時間後にチェックインできるとのこと。はぁい、お買いものしてきます。
天気予報では明日以降は晴れ。今日のうちに予定のお土産をゲット。アーミーナイフにチョコに。トランクが小さいので最低限しか買えませんが、それでも買い物も旅の楽しみのひとつです。
昼食はイタリアン・レストランへ。昼食時間と雨が重なったせいかものすごく混んでいた。日本の発明(?)と言われるスパゲッティ・ナポリタンがメニューに。頼んでみた。おいしかった。高地だとゆですぎたのが多いけど、アルデンテでした。

20130718-0002.JPGホテルに戻りチェックイン。受付で日本の添乗員さんがあれこれ確認していた。部屋に案内してくれた受付嬢によると今日は3GPきているんですって。すごっ。20130718-0003.JPG
このホテル、去年もきているが、今回のお部屋は去年より広くてきれい。ここはお食事も楽しみ。見た目もきれいでおいしかったんだ。

夫は娯楽室でビリヤードをやったり、部屋で卓球の素振りをしたり、元気があまっているようです。私は昨夜は運動不足(?)のせいか寝つきが悪るく、何となくぽやん。
温水プールとジャグジーもあるけど、今後のために体力温存です。

朝食:ホテルのビュフェ、ハム、パン、ベーコンエッグ、紅茶、果物など
昼食:スパゲティ・ナポリタン、ベジタブル・スープ、パン
夕食:スモークサーモンの前菜、野菜とツナのサラダ、子牛肉のカツレツハムとチーズ入り、ストロベリームース

歩数:7,220歩

本日の移動:
Saas Fee -> Stalden-Saas,Bahnhof -> Zermatt

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/19

7月19日(金)晴れ 
「1年ぶりの再会」

20130719-0001.JPG朝、目が覚めて外を見るとマッターホルンの山頂が茜色。夫を起こすと彼は即バルコニーに飛び出した。私は寝たまま朝焼けのマッターホルンを見物。わーい、1年ぶり。今日は雲ひとつない快晴。しばらくして、バルコニーから見える川沿いの道を、朝焼けを見に行った人たちがにこやかに歩いているのが見える。少し先の橋のところがビューポイントです。

GPが3つ、と聞いていたので少しゆっくりめに朝食を食べ、出発。まずは近くのパン屋さんで昼食用を購入してからケーブルカーの駅へ。今年はピークパスを購入。スイスパスありで5日間1万9千円也。元をとるよう頑張ります。
まずはロートホルンパラダイスまで昇り、青空とマッターホルンをパチリ。9時半。もう下から雲がわいてきた。

ブラウヘルドまでロープウェイで降り、トイレ休憩後ハイキング開始。エーデルワイス探し競争。先に見つけた人は帰国後、何か素敵なプレゼントをもらえることに決める。マムートのシャツがほしいなぁ。

フラワートレイルとして整備。昨年は気が付かなかった。新しいのかも。下りなので足元ばかり見ているが、ときどき後ろを見るとすばらしい景色。でもシャイなマッターホルンは頭を雲にどんどん隠している。というより雲をまとっているような感じ。

20130719-0003.JPGで、エーデルワイスは。。。なかなかありません。1時間降りてトゥフテルン村の近くまできたがひとつもなし。それならまだ時間は早いし、去年あったところに行こう、と昇りコース。三角形の二辺をまわる感じです。急な登りをふうふう言いながら頑張る。こちらのコースはアルペンアスターが多く、エーデルワイスがどこにあってもおかしくないのに、見つけられない。去年、絶対ここに咲いていた、という場所にもなし。えーん。今年は雪解けが遅かったのでまだ出ていないのかなぁ。いや、この花びらがないのがエーデルワイスじゃないの。え、それは絶対に違うよ、などと言いながら30分ほど登る。ない。ここからブラウヘルドまでは更に1時間登り、30分下ることになる。ちょっと体力が。。。協議の結果、スネガまで降りることに決定。

私が先に降り出してすぐ、後ろで夫が呼ぶ声。「I'm a champion!」とガッツポーズ。え、なかったよ。トレイルからちょっと離れたところにひとかたまり。わーい、今年も出会えたぁ。それもこんなにいっぱい。しばしフォトタイム。よかった、よかった、くそっ。私が見つけたかった。

20130719-0002.JPG登りより更に目を凝らして探すもなし。急な下りが終わり、ゆるやかな路のベンチでランチ。生ハムのパンもソーセージのもおいしかった。食べた物をかたずけていたら、路の下を見ていた夫が「みっけ」。20130719-0004.JPG急な崖をそろそろ降りて撮影。上からは1輪に見えたが2輪あった、とにこにこ。ううう、完敗だぁ。

スネガまでそこから30分ほど。昨日、一昨日の悪天候でハイキングは3日ぶり。おかげで体力回復したこと、今朝久しぶりに母の元気な声(声だけですが)を聞いたこと、で楽しいハイキングになりました。

午後には晴れているけど、雲がいっぱい。ホテルに戻り、荷物を下ろしてから、駅前スーパーに夫のビールを買いに行き、その後入浴とお洗濯。陽が長いのでバルコニーに西日があたり、早く乾きそうです。

夕食時には昨年同様、おかみが各テーブルをまわりコミュニケーション。昨日はお会いできなかったので、1年ぶりの再会のごあいさつ。「今日、エーデルワイスを見た」と言ったら急に目がマジになって「Where?」。場所を言ったらなるほど、のお返事。今年は雪解けが遅かったから花も遅い、とのことでした。やっぱり。


朝食:ホテルのビュフェ、ハムやチーズ、パン、ベーコン、スクランブルエッグ、ヨーグルト、紅茶、果物など
昼食:生ハムサンドパン、ソーセージパン、あんず、味噌汁
夕食:ホワイト・トマト・スープ、サラダバー(えび、生ハムとメロン、春雨、お野菜たくさん)、サーモンのサフランソース、きゅうり、ポテトのコロッケ、アイスクリーム(夫はパンナコッタ)

歩数:21,002歩

本日のハイキング:
Zermatt -> Sunnegga -> Blauherd -> Rothorn -> Blauherd -> tufteren -> Sunnegga -> Zermatt

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/20

7月20日(土)晴れ 
「もうひとつの顔のマッターホルン」

今日も晴天。朝焼けのマッターホルンも撮影できたし、とルンルンで朝食、出発。クライン・マッターホルンまでのロープウェイはツェルマットの町はずれ。ホテルからは徒歩20分程かかる。途中のパン屋さんで昼食分を買い、てくてく。「町の中心を通らず、裏の道から行こう」と夫。はいはい。でもちょっと違うような。。。こっちでいい、と言い張る彼。途中にタクシーの運転手さんがいたので聞く。だいぶん大まわりみたい。結局30分以上かかって着いた。もう。。。

途中駅のフーリーでゴンドラから降ろされる。え、もっと上まで行きたいんだけど。この先はクローズですって。20130720-0000.JPGどうなるの?早朝だけ動いているとなりのロープウェイを動かしてくれるが満員電車なみの混雑。ぎゅうぎゅ詰め。スキーやスノボーを持っている人が多く、みなさん、荷物が多いし。ロープウェイを乗り継ぎ、やっとクラインマッターホルン到着。ここは3年ぶり。展望台には確かこっちから行ったはず、とレストランを抜けて行くと大雪で通行止め。3年前と比較にならないほどの雪。写真を撮ってから正面の出口へ。スキーヤーが次々降りて行く。この時期にこれだけ雪があるんだもの、アルペン種目が強いよね、スイスは。


駅の方に戻って、途中でリフトと書いてあるところにに行ってみる。あ、エレベーター。これ、3年前に故障中だった。展望台に到着。標高3,883メートル。2010年はここを階段で登って大変だったのに、こんなに楽だったんだぁ。

20130720-0002.JPG空は快晴。マッターホルンには雲ひとつない。まわりの山々はほとんど眼下。それにしてもここから見るマッターホルンって別な顔。人間も前から見るのと後ろから見るのじゃあ、印象違うもんね。見慣れた形ではないけれど、高さと周りを威圧する雰囲気はさすがです。

反対側にブライトホルン。山登りの人が次々歩いているのが見える。グリンデルワルドのホテル同宿の女性二人組が、ガイド付きで登ったけど、きつかったぁ、と言っていた。すごいなぁ。展望台もすごい人。次々人がやってきてフォトタイム。晴れてよかったぁ。

ロープウェイを乗り継いで2つ下のシュテリーゼーまで降りる。さっきクローズだったのも動いていた。よかった。今日のハイキングはここからフーリーまで2時間半の予定。はーい、頑張ります。
エーデルワイスが今日もあるかも。下から見上げるマッターホルンはスフィンクスのような形。いつのまにか雲が湧き上がり、今日も身体にまとっている。後ろ側には大きな氷河が見える。
20130720-0003.JPG
ハイキングコースはそんなにきつくないし、お天気は良いし、エーデルワイスは見つからないし、でほぼコースタイム通り。途中の小川のところでランチをしていたら、通る人毎に手を挙げて挨拶してくれた。

フーリーからゴンドラに乗り、ツェルマットまで降りてからまたてくてく歩きホテル着14時半。なんか疲れたぁ。高地順応できているつもりでも、やっぱ3,883メートルは身体にはこたえているようです。入浴後、念入りに足モミ。



朝食:ホテルのビュフェ、ハムやチーズ、パン、ベーコン、スクランブルエッグ、ヨーグルト、紅茶、果物など
昼食:ハムサンドパン、サラダパン、ネクタリンとあんず、味噌汁
夕食:えびの前菜、サラダバー(チーズとトマト、生ハム、お野菜いっぱい)、シャーベット、豚のヒレ肉マスタードソース、人参とマッシュポテト、ムースとベリーいろいろ

歩数:21,574歩

本日のハイキング:
Zermatt -> Klein Matterhorn -> Schwarzsee -> Stafel -> Furi -> Zermatt

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/21

7月21日(日)晴れのち夕方雨
「エーデルワイス、見っけ」

20130721-0000.JPG今朝は雲が多く、マッターホルンの上と周りの雲が茜色に染まっただけでしたが、それはそれできれいでした。今日は山岳ホテルのリッフェルブルグに移動。荷物を持っていくものと、置いていくものに分ける。

朝食の前にフロントにトランクをお昼まで預かってね、と言いにいく。お部屋に置いておけばOK、駅で連絡すれば届けてくれるとのこと。でもスネガから降りてくるのでよりますね。ホテルはケーブルカーの駅の上の近くなんです。

今日はエーデルワイス探しその2。ロートホルンからシュテリーゼーコース。台湾からのGPとご一緒ににぎやかにロートホルン着。マッターホルンはくっきりだけど、雲多し。
20130721-0002.JPG雄大な景色の中を歩く。途中、雪渓をこえていく。つるつる。日本人4人のパーティと会う。あ、この前、サースフェーでお会いしたお父さん。「エーデルワイス、みましたか」「はい、この先にもあるかもしれませんし」などとおしゃべり。

あ、マーモットが二匹!ワイワイしてから「お先に」と別れる。正面にマッターホルンを見ながら下るコースで気持ち良い。あ、エーデルワイス!路のはじで見っけ。今日は私の方が夫より早かった。すぐそばにいくつも。わーい、と後ろを歩くさっきのお父さんに合図するも、逆光のせいか気がつかない。
20130721-0001.JPG夫があれこれ写真を撮っているうちに、追いついてきた。「ここに咲いていますよぉ 」。やっと気づいてくれ、にこにこ。よかった。

ブラウヘルドの駅でトイレ休憩をしてからシュテリーゼーに降りる。風が出てきて湖面は波。逆さマッターホルンは撮れない。魚釣りをしている人を見て、夫はよっていく。フィシング・ガイド付き。ベンチで休憩中に魚が掛かったのを見て夫は走って見にいった。35センチもあるトラウトだそうです。
20130721-0003.JPG
ブラウヘルド駅に戻るのに、さっきの1本上の路を行く。あ、エーデルワイス。ここにも、あっちにも。誰か種を蒔いた?と思うくらいたくさん。だからこの路、人が多いいんだぁ。たくさんありました。

スネガまでゴンドラで降り、レストランで昼食後、ホテルに。預けたトランクを受け取り、車で駅まで送ってもらう。お世話になりました。
山岳ホテルに持っていかないトランクを、2日後に泊まる駅前のホテルに預け、ゴルナーグラート鉄道でリッフェルベルグへ。ホテルにチェックイン。わーい、マッターホルン・ビューの部屋だ。部屋から見えるのは6部屋しかないんだ、よかった。

荷物の中身を出し、空っぽの冷蔵庫にビールを入れる。ネットワークは。。。ipadは自動で接続。去年、ここで使ったパスワードを記憶していました。

まだ時間が早いのでゴルナーグラートへ行ってみる。今年も来ることが出来ました。しはし撮影タイム。雲が多いので40分ほどでホテルに戻り入浴。今日は参議院選挙結果とユーロ女子サッカーの準々決勝、と見るものが多い。


朝食:パン、ベーコンエッグ、きゅうりとトマト、ヨーグルト、フルーツ、紅茶
昼食:野菜のポタージュスープ、パン、あんず
夕食:カルパッチョ、トマトのスープ、トラウトとほうれん草とポテト、パンナコッタ

歩数:20,439歩

ハイキングコース:
Zermatt -> Sunnegga -> Blauherd -> Rothorn ->Stellisee -> Blauherd ->Sunnegga -> Zermatt -> Riffelsee

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/22

7月22日(月)晴れ
「朝焼け撮影でくたくた」

朝4時半に目覚まし。朝焼けの逆さマッターホルン撮影に行く。半分ねぼけたまま着替えて、5時前にはホテル発。外は真っ暗。ヘッドライトで足元を照らしながら歩く。空には雲があるのがわかるも、マッターホルンにはかかっていない。

朝焼けの逆さマッターホルン撮影は夫は3回目。初めてスイスに来た2010年はゴルナーグラートからリッフェルゼーへ降り、きれいな写真が撮れた。昨年はリフェルベルグに2泊し、1泊目は悪天候だったが、2泊目に撮影。2泊目はホテル周辺は雲海で、私も明るくなりだした頃にリフェルゼーまで歩き、夫と合流して降りてきた。
なので一緒に行くのは初めて。夫は私を気遣ってか、少し時間がかかってもなだらかな路を選択。のはずがなぜか途中で路が。。。暗いのと、昨夕雨が降ったので、見にくくなっていた。こっちかな、あっちかな。向こうにトレイルが見えるけど、どうやっていくんだ、とちょっとうろうろ。大した時間ではなかったけれど、疲れたぁ。

20130722-0002.JPG日の出前に何とかリフェルゼー到着。ふぅぅぅ。。。足元はべちゃべちゃ。石のところに立って撮影。雲いっぱいだけど、赤く焼けるかな。東の空があかるくなりマッターホルンの東面がほんのり。ほんのりが下に広がるも、じきにお日様は雲に隠れてしまった。あちゃあ、苦労してきたのに。でも向こうのダン・ブランシュの山頂に陽があたりきれい。

夫は少し上の高台に登ったり、あちこちうろうろ。私は一人で岩に腰掛けて空を見ている。こうやっていると地球の鼓動が聞こえるような気がする。ここでは毎日毎日同じことを繰り返していて、たまたま今日は私たち二人がいるけど、ほとんどの日々は人は誰もいない中、朝焼け夕焼けを繰り返しているんだなぁ。
人間の一生なんて短いよなぁ、と思えば涙がでそうになった。ふと向かいの丘を見ると、山頂に黒い影がぽつぽつ。足がある。羊さんの群れだ。なんかおかしくなって一人で笑った。

20130722-0003.JPGホテルまでの帰り路は、明るくなったこともあり快調。7時少し過ぎに着いたので、まずは朝食。お腹すいた。ん、夫の食事がやけに遅い。もともと早い人ではないけれど。聞くと昨夜は星景写真を撮っていて遅くまで起きていたので眠いとのこと。お部屋に戻りパジャマに着替えて2時間後に時計をセット。おやすみ。とすぐ寝たのは私らしく、9時頃夫が「天気はいいし、出かけたい」。んんん。。。さっき寝たいって言ったじゃない。

外を見るとマッターホルンくっきり。朝の雲はどこに行ったの。天気予報ではお昼ごろから雷。それなら急いで、と着替えて出発。あー、忙しい。
ひとつ下のリッフェルアルプ駅から湖を3つめぐり、スネガからケーブルカーでツェルマットに降りる予定。昨年、逆コースを歩いているので、気分はなんとなくゆとりです。
20130722-0004.JPG
お天気は良いものの、マッターホルン山頂には既に雲。えーん、さっきはなかったじゃない。グリュンゼー、グリュンジゼー、ライゼーとまわる。途中、工事現場みたいなところがあるが、お花が多いところではエーデルワイス探し。アルペンアスターは群生しているんだけどなぁ。

高低差が少ないコースだったので、きつくはなかったけど、早朝のが響いてか疲れた。駅前のCOOPに寄ったら、日本人のGPが大量にお買い物。みなさん、お土産のようでした。

ホテル着14時半。入浴後、横になってちょっとひと休み。激しく雷鳴。早めに戻ってきてほっ。夫は窓の外をチェック。マーモットが時々走っているのだそうです。


朝食:パン、ベーコンエッグ、ハムにチーズ、ヨーグルト、フルーツ、紅茶
昼食:ソーセージとリシュティ(じゃがいも)、あんず
夕食:生ハムとドライフルーツ、スープ、子牛肉のクリーム煮、インゲンとパスタ、オレンジムース

歩数:21,806歩

ハイキングコース
Riffelberg -> Riffelsee -> Rifferberg -> Riffelalp -> Grunsee -> Grindjisee -> Leisee -> Sunnegga -> Zermatt -> Riffelberg

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/23

7月23日(火)晴れ 
「ラスト・ハイキングは銀座通りで」

朝4時半に目覚ましが鳴る。外にはお月さまが煌々。夫は着替え始めたが、私はうーん。昨日、すごくへばったので、今朝はパス。明日、帰国で長時間フライトも体力いるから。夫は足取りも軽く出発。気をつけてねぇ。

日の出時間の少し前に目覚ましをセットしなおして横になる。お月さま、まんまる。
次に目が覚めると外はすっかり明るくなっていた。マッターホルンのとなりにまんまるお月さま。急いで着替えて外に出る。私一人。風が強く冷たい。山頂から鮮やかな朝焼け。だんだん下に広がっていく。しばし撮影。残月もいえない月と朝焼け。他の山々もきれい。

20130723-0001.JPG夫は7時すぎに「きれいだったぁ」と戻ってきた。朝食後、彼は「ちょっと。。。」と横になる。私はチェックアウトの準備。9時過ぎに夫が目が覚ませたので、最終確認をしてチェックアウト。

お世話になりました。しばし、ホテルの前でマーモットの撮影、と思ったけどいないなぁ。朝食の時は4匹見たのに。
今日のハイキングに不要な荷物をホテルに預け、電車でゴルナーグラードまであがる。すごい人。観光地だから当然だけど、いろんな国のGPや個人客でごったがえしていた。

20130723-0004.JPG展望台でしばし景色を楽しんでから、電車で1つ下のローテンボーデンまで降りる。ここからリッフェルベルグまでの約1時間のハイキングコースはいわゆる「銀座通り」。とっても人が多いが、リッフェルゼーなど池が3つあり、逆さマッターホルンも楽しめるし、高低差が少ないコースで景色もすばらしく、どこのツアー会社もコースにいれるだけのことはあります。夫は今朝、ここで朝焼けの逆さマッターホルンを楽しみました。お世話様でした。

今朝は出発時間がのんびりだったこともあり、昨年のようにGPが順番待ちするほどの混雑にはあわず、きれいな景色を満喫。リフェルゼーのほとりで昨日買っておいたネクタリンを食べる。おいしい。ここからリフェルベルグまでは昨日の朝は二人で、今朝は夫一人で往復した慣れた路。

20130723-0003.JPG今回のハイキングはこれで終了。長かったけど、怪我もなく、毎日十分楽しめました。リッフェルベルグ駅そばのレストランで昼食後、電車の写真をとったりのんびりしてから、ホテルに戻り荷物を受け取る。

ツェルマット駅前の最後のホテルにチェックイン。まずは入浴してから、最後のお買いもの。小銭も数えて使いきる。1スイスフランがキャッシュで110円、クレジットカードで107円以上と、今年は高かった。
ホテルに預かってもらっていた荷物と、持って帰ってきた荷物を広げ、帰国準備。明日着るものと手荷物以外をトランクに詰め込む。うん、何とか全部詰め込んだ。二人で駅までゴロゴロ引っ張って行き、明日の搭乗手続きとトランク預け。次にトランクと会うのは成田空港。スイスはこれが便利だよねぇ。最寄りの鉄道の駅で手続き出来ちゃうんだから。搭乗券はもらったし、明日は手荷物だけ。

ホテルに戻ってネットワークの接続確認。山岳ホテルはメールが読み込めるが、うまく送信できなかった。セキュリティがかかっていた模様。ここは1Fのロビー付近でしかネットワークが使えない。いろいろ制限があるなぁ。

最後のお食事はホテルのレストラン。3週間、無事終わることができました。「うちに帰るまでが遠足」。あと一息、気を抜かないで行こう、と乾杯。
明日は早朝出発なので、フロントで朝ご飯の分のお弁当(BOX)をもらって、準備万端終了。


朝食:ホテルのビュフェ、ハムやチーズ、パン、ベーコン、スクランブルエッグ、ヨーグルト、紅茶、果物など
昼食:野菜カレー、スープ、パン、ネクタリン
夕食:夕食:サーモンの前菜、かぼちゃのスープ、ビーフシチュー温野菜添え、パンナコッタ

歩数:12,447歩

本日のハイキング:
Riffelberg -> Riffelsee -> Riffelberg -> Gornergrat -> Rotenboden -> Riffelsee -> Riffelberg -> Zermatt

2013年スイス・ゆったりハイキングの旅 7/24-25

7月24日(水)-25日(木)
「おうちに帰るまでが旅」です

五時半起床。マッターホルンビューのお部屋なので、まず外を見る。あ、雲の中。昨夜、食事中にカミナリと雨。道路際のオープン席だったので寒くなったほどだった。朝まで雲が晴れなかったんだ。朝焼けを楽しみにしている人がたくさんいるのにぃ。でも、ちょうど朝焼け時間帯に列車に乗る私たちは心おきなく出発できます。

20130724-0001.JPG6時13分の列車に乗る。駅前なのですぐ。トランクに入れられるものは全部突っ込んでフライバゲージで送り済なので、手荷物は軽々。何か忘れ物があるような気分になるほど軽い。
フィスプで乗り換えベルンまでの列車の中で朝食。これで一人分。すごい量。食べきれずパンのミミなど半分は「ごめんなさい」。
人間の脳細胞は早いもので1カ月で40%も入れ替わるとか。ということは私たちは二人とも「ハーフ」だねと話し、笑った。

チューリッヒ空港まで2回乗り換えで3時間40分。今日は電車遅延もなく、時間通り到着。空港駅のパン屋さんでお土産のパンを購入。種類がたくさんあり、どれがいいのかよくわからないけど、これかなぁ、というの「10個」と言ったらお店のおばさん、「えっ」と驚いていた。だってお土産なんだもん。

20130724-0002.JPG成田着は30分遅れたけれど、順調でした。

今年のスイスは天候に恵まれ、毎日、白銀のアルプスの山々、氷河、たくさんの花々と出会えました。マーモットやシュタインポックにも。のんびりゆったりハイキングの私たち。毎日1コースづつ、じっくり楽しみ、夕方にはホテルにもどり、体力回復を図ったためもあり、健康にも問題なく、二人とも元気だったのも楽しかった大きな要因だと思っています。

最後にこのDiaryを毎日読んで下さった方々、メールを下さった方々にお礼を申し上げます。


朝食:オレンジ、りんご、サンドイッチ(ハム、チーズ)、ゆでたまご、水
空港で:パスタ、スープ
機内食1:えびとインゲンのムースの前菜、タリアッテレ(夫はビーフ)、果物、飲み物
機内食2:パンとフルーツ、焼きビーフン

2014年スイス・さわやかハイキングの旅

いつのまにか4度目となるスイス旅行。
最初の宿泊の地は、サンモリッツを避けて、お隣のポントレジーナへ。


今回のスケジュール

日付 日程 観光/見学 宿泊
2014.07.15 成田 → チューリッヒ → ポントレジーナ 移動 ホテル・ロザッチ
2014.07.16-21 ポントレジーナ ハイキング ムオタス湖ほか ポホテル・ロザッチ
2014.07.21 ポントレジーナ → サースフェー 移動 ホテル・アルプフーベル
2014.07.22-25 サースフェー ハイキング ハンニックほか ホテル・アルプフーベル
2014.07.25 サースフェー → グリンデルワルト 移動 ホテル・カバナ
2014.07.26-29 グリンデルワルト ハイキング フィルストほか ホテル・カバナ
2014.07.29 グリンデルワルト → チューリッヒ 移動 機中泊
2014.07.29-30 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/15

7月15日(火)晴れ
「今年もスイスに到着」

今日から今年のスイス旅行です。昨年、ちょっと長いなぁ、と感じたので今年は2週間ほど。4都市→3都市に。その後TVでツェルマットを見ると失敗したかな、とも。でもツェルマットを入れると山岳ホテルにも行くので10日の追加になってしまうんですもの。

Wカップのおかげで最近早起きだったので、タクシー6時お迎えにゆとりで準備完了。いつも10分ほど早めに来るからとお庭を見ていたら到着。電車もバスもスムーズで8時には成田到着。webチェックインをしておいたが、成田はいつも必要だったのか、と思いつつ出国手続き。待ち時間に夫は卓球クラブの会場予約。NETが遅いとぼやきながらも終了。

飛行機もスムーズ。10分ほど早めに離陸。食べて、映画を見て、寝て、また食べて到着。30分早い。入国審査後、スイスパスを購入しても、予定していたのより1時間早いのに乗ることができた。
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ラッキー。空港駅から約4時間。まだ陽が高く景色が美しい。昨年は列車遅れでサンモリッツ22時到着だったが、今年は20時ポントレジーナ着。クール乗り換え時に電話をしておいたので、駅にホテルのお迎え。

今年はサンモリッツのそばのポントレジーナに宿。ベルニナ線はこっちの方が便利だし、ホテルも安い。キチネット付きのジュニアスイートで昨年よりお安く予約できました。部屋に入るとキチネットに鍵。フロントに言って使えるようにしてもらう。さっきのドライバーさんが鍋やお皿を抱えて持ってきてくれた。
夫は近くのスーパーまでビールを買いに行ったが、閉まっていたとのこと。トランクを開け、お風呂に入ることに。あれ、お湯が熱くならない。右に回しても左に回しても変わらない。
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フロントに電話をしたら左にターンして。さっきからやっているんですけど。さっきのドライバーが別の客を迎えに行って戻ってからまたきてくれた。左にターンって蛇口そのものを左に倒すことだった。へえぇ。ヨーロッパの古いホテルにはこのタイプが多いんですって。スイス4回目、ほかの国も含めてかなりあちこち泊まり、古いホテルもあったけど、はじめて。

で、軽い夜食を食べ22時半にダウン。日本時間朝の5時半だもの。明日からがんばって歩くんだ。

朝食: 持参のおにぎりと茹でたまご
昼食: ゼリーよせなどの前菜、鯛のグリル、チーズにフルーツ
軽食: ローストビーフとサラダ、ケーキ
夜食: パンとスープカレー(仙台のレトルト)

今日の移動コース:
NRT --> ZRH --> Zurich Flughafen --> Pontresina

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/16

7月16日(水)晴れ
「シルヴァプラナからシルスマリアへ」

時差ボケのせいで早くに目が覚めるも6時近くまでは横になっている。部屋の窓から遠くの山に朝日があたり輝いている。今日からハイキング初日。高低差のないハイキングというよりウォーキングの予定。ここポントレジーナは標高1775m。このあたりをうろうろするだけでも身体ならしです。

朝食はホテルのビュッフェスタイル。種類も多くついつい食べすぎる。おいしかったぁ。ホテル内は暖かいも外は寒そうなので、オーバーズボン。今日は1日晴れの予報だし、高いところには行かないので、上着は薄手のだけ。
駅まで下りで10分ほど。歩き出したら目の前をポントレジーナ駅行きのバスが通過。あれに乗ってもいいのね。ここポントレジーナはサンモリッツ同様2泊以上するとホテルで電車、バス、ケーブルカーなど乗り物フリーのカードをくれる。とっても便利です。

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今日のコースはサンモリッツまで電車で行き、バスでシルヴァプラナへ。そこから湖沿いの道のウォーキング。駅で見ると夫が言っていた時間の電車がない。次のでもいいけど、時間があるのでバスの時刻表を見よう、とバス停に行って見ると目の前をサンモリッツ行きのバスが通って行った。バスだったのね。時刻表を見るとポントレジーナから目的地までのバスがあり。電車より楽なのでそのまま待つ。日本人のご夫婦とごあいさつ。スイスに来て2週間。ずっと雨で「昨日からですよ、晴れたの。これからはいいんじゃないですか」。夏冬合わせると何度来たかもうわからないというベテランさんでした。

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バスで目的地まで座ったまま到着。楽だ。降りてから帰りのために時刻表をもらって歩き始める。良い天気。人も多い。サイクリング、ジョギング、犬の散歩。写真を撮りながらなのでコースタイムより時間がかかるも、1時間40分でケーブルカーの駅へ。上まで登り丘の上からシルスマリアの町や湖、遠くの山々を臨む。青空に映えてきれい。お散歩中もここもお花がきれいでした。

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レストランで昼食。夫は早速白ビールとソーセージ。今年も来たよ、と乾杯。さっきもらったバスの時刻表を見るとケーブルカーを降りてから2回乗り換えるとポントレジーナまで帰ることができる。ただし乗り換え時間が1分。だめなら次のでいいよね、と行くが接続していてゆとりでOK。ポントレジーナ駅の1つ手前で降り、COOPで買い物してホテルへ。眠い?。

シャワーを浴び、1時間ほど昼寝。いやぁ、疲れた。でも楽しかった。景色、すばらしかった。初日から素敵な景色満喫です。

朝食:ホテルのビュッフェ(パン、ハム、チーズ、サラダ、ヨーグルトなど)
昼食: 夫はビールにソーセージとリゾット、私はえびのグリルとスープとパン
夕食: セロリの炒め、サラダとソーセージ、生ハム、味噌汁、ご飯

歩数:17,176歩


本日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Silvaplana(1877m) --> Sila Maria(1815m) --> Furtschellas(2312m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/17

7月17日(火)晴れ
「ディアボレッツァ展望台とビアンコ湖ハイキング」

今朝も4時ごろに目が覚め、なかなか眠れないが5時半過ぎまでは横になっている。外を見ると朝焼けが山に映えてきれい。今日も晴天。

朝食では紅茶は20種類くらいの中から選ぶ。お姉さんのオススメのmaybe baby。きれいなピンク色。味は。。。よくわからん。

早めにホテルを出てすぐそばのスポーツショップへ。夫がハイキング用のスティックを買いたいという。昨年買った私のスティックは持ってくるの忘れちゃったし。2軒覗いてディスカウントになっていたのを買う。1万3千円ほど。たかっ。スイスは物価が高いと割り切っているつもりでも、何でも高いと思う。

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電車は満杯。何とか席を探して座れた。ベルニナディアボレッツァ駅で降り、ケーブルカーで山頂へ。すばらしい晴天で雲ひとつない。こんなにすばらしい晴天、きっと少ないと思う。写真でもTVでも、曇りや雲がいっぱいあるのばかり。貼ってある写真でも所々に雲がぽかりぽかり。今日は正に雲ひとつない青空。最高峰ピッツベルニナがまぶしい。氷河と雪を頂いた山々のコントラストがくっきり。山頂レストランの窓ガラスに写る景色もすてき。

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しばし楽しんでから下におりる。この後のハイキングは、モルテラッチかアルプグリュムへの道か迷ったが、こんなに天気が良いので、アルプグリュムの方に決定。ここから先はパスの対象外。駅の自販機でチケット購入。二人で何とか買えた。ほっ。列車は1等か2等か、費用は半額対象者か、シェンゲン協定対象かなどなど質問が多くって。

2つ先のオスピツオベルニナで降りハイキング開始。子連れ、年配の人、マウンテンバイクも多い。2年目なので全行程の様子もわかっているので、気楽です。青い空、たくさんの花々、時々通る電車に手を振ったりとのんびり。夫は両手にスティック、ここが2回目ということもあり昨年よりフォトストップが少なく、1時間短い1時間半で到着。これでもコースタイムより20分遅いのですが。

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アルプグリュム駅のレストランで乾杯。氷河側の席は取れなかったけど、ゆっくり昼食です。相変わらずドイツ語のメニューしかないので、お兄さんに口頭で頼んだ夫のソーセージは固いサラミタイプの太いのが1本ドーン。去年は普通のソーセージだったのにね。ドイツ語でソーセージを覚えなきゃ。(後で確認したらカタカナでボォァスト)

昨年同様14時15分の電車でバック。とろとろしているうち到着。駅前からバスに1区間乗り、コープでアイスクリームを買ってホテルへ。疲れたぁ。入浴後、ちょっと横になる、つもりが気がつけば18時半。夕食の準備をしなくっちゃ。真っ赤な夕焼けは21時半。今日もすばらしいお天気でした。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: 野菜と麦のスープ、パン
夕食: サラダ、骨つき肉のBBQソース焼き、おじや、生あんず、チョコ

歩数: 17,429歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Bernina Diavolezza(2082m) --> Diavolezza(2984m) - CableCar -> Bernina Diavolezza(2082m)  --> Ospixio Bernina(2253m) --> Alp Grum(2091m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/18

7月18日(金)晴れ
「モルテラッチ氷河散策」

今朝も早起き。夫は6時半に起こすまで熟睡。時差ボケ解消の模様。私はまだ少し楽しんでいます。窓から見える山々の山頂が朝日に赤く燃える時間が3日で10分ほど遅くなりました。

朝食後、フロントでエンガディン地域の時刻表をもらう。電車、路線バスにポストバス、馬車まで入ったもの。

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今日もすばらしい晴天なので、昨日のディアボレッツァのそばのモルテラッチ氷河のハイキングコースに出発。2つ先の駅からコースタイム往復1時間半。それにしてもすばらしい景色。青空って本当に青く、氷河の山々の雪がまぶしい。木々と氷河から流れ出る水のコントラストがくっきり。時々思わず立ち止まってフォトタイム。

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起伏の少ないコースのせいかベビーカーのヤング夫婦、高齢者、GPなども多い。電車でお隣に座ったお姉様方はアメリカからの団体さん。日本のGPも往復で相当数お会いしました。みんな、晴れてよかったねぇ。

今年はスイスも春が遅かったとのことと、先週まで2週間雨続きだったこともあり、お花が一斉に咲いているようです。種類も数もいっぱい。歩く人々を楽しませてくれています。

道沿いに時々看板。ここまで氷河があった表示。1900年はへぇ、という感じだったけど、私が生まれた頃、会社に入った頃、結婚した頃とどんどん氷河は後退し、現在はコースタイムの表示の更に奥まで。大きな穴から溶け出した水がごうごうと音を立てて流れていました。昨日のアルプグリュムも氷河が大きく後退したのがはっきりわかる場所です。

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電車でサンモリッツに行き、ケーブルカーの駅まで15分ほど歩く。駐車場を通り抜け、エスカレーターとエレベーターを乗り継ぐ。この街にもずいぶん慣れました。昨年2回目で5泊したし。ポントレジーナに比べると高級ブランドショップが並ぶセレブな感じのところです。

ケーブルカー2本、ロープウェイ1本乗り継ぎ、ピッツネイル山頂へ。そろそろ13時というのにまだ雲ひとつない青空。ここピッツネイル山頂は4回目だけど、もちろんこんなすばらしい晴れは初めて。レストラン外の席で昼食。夫は今日もヴァイスビールにソーセージ。ドイツ語を調べてきたかいがあり、今日はふつうのソーセージにジャガイモ料理のリシュティ付き。私はパスタ。でも何よりのごちそうは景色です。

食後、あたりを少しうろうろし、また40分かけてサンモリッツまで降りる。夫御用達のチョコを買って、ポントレジーナ行きのバスに乗る。乗っている人の鼻の頭がみんな日焼け。夫も赤い。途中から乗ってきた日本人ご夫婦とおしゃべり。シャモニーからこちらにきたけど、雨の日は何もせずに寝ていたとのこと。ホテルでのんびりするのもいいですよね。

部屋に戻って入浴と買ってきたアイスクリームを食べ、今夜のカレーの準備。今日は夕寝をしなくても大丈夫そう。外を見るとまだ空は真っ青。部屋の中にいるのもったいないね、と話す。とはいえ18時過ぎに出かける気にもなれず、ただただ空を見上げてきれいだねぇ、とつぶやいています。

朝食: ホテルのビュッフェ 紅茶はビジネストリップ
昼食: パスタ、パン
夕食: サラダと小さいソーセージ、カレーライス、生あんず

歩数:19,956歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Morteratsch(1896m)  --> St.Moritz(1775m) --> Piz Nair(3030m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/19

7月19日(土)晴れ
「ムオタスムライユから5時間のハイキング」

今日も4時半起き。昨夜は9時前にダウン。時間的にはたっぷり寝ています。今朝も山々の朝焼け。天気予報では今日から下り坂だったけど、後ろにずれているようです。

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ホテルの朝食時のスタッフが今日は別の人。そうか、土曜日なので週末スタッフなのね。テーブルのそばにランの花。ガラスの容器に入っていますがお水なし。これで咲くんですねぇ。

近くのバス停8時18分発に乗りプントムライユへ。ケーブルカーでムオタスムライユまで。降りてからストレッチをし、出発。ムライユ湖を目指す。夫がマーモット見っけ。赤ちゃんと大きいの。昨日ピッツネイルまでのケーブルカーで見たのが第一号。トータル4匹。湖までは登りだよ、と言われていた通りで、お尻が重たい。昨日まではウォーキングだったけど、今日からハイキング開始です。

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1時間半でほとりに到着。最後の急な登りはきつかったけど、湖が見えて来た時は思わず歓声。昨日ほどではないとはいえ、今日も青空。雪を頂いた山々の間に青い水をたたえている。釣りをしている人がいて、夫が聞いたらマスがいるとか。雪解けの冷たい水にもいるんですね、魚って。

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休憩後、パノラマの道の方に降りて行く。せっかく登った道をひたすら降りる。花が種類も量もどんどん増えていく。セガンティーニ小屋方面とケーブルカーの駅との分かれ道まで1時間。このあたりには人がいっぱい。どこの国も夏休みの時期。週末が重なったせいか、家族連れが多い。

パノラマの道は昨年に続き2回目。最後の登り以外は標高差がなく、景色がよく、と人気です。カーブを曲がる度に景色が変わり、楽しいです。お花も「去年こんなに咲いていたっけ」と思わず確認したくなるほど、たくさん咲いていました。

途中で持参の昼食を食べ、アルプランガードのリフト乗り場にたどり着いたのは14時15分。ここまで休憩を含めて5時間。「おーい、夫。話が違うぞ。3時間って言ったじゃない」と文句を言う元気もなく、レストランで夫はビール、私はスープ。つかれたぁ。

二人乗りのリフトで10分ほどでポントレジーナ着。ホテルの1ブロックとなりのすぐ上が乗り場。そのままホテルに戻りまずは休憩。5時間のハイキングってけっこうきつい。長かったけど、お天気も持ってくれて、気持ちが良い1日でした。

夜の7時過ぎ、空に雲がいっぱい。ホテルの窓から見える雪を頂いた山々の頂上にも雲。予報では明日は雨から曇になっていたけれど。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: おにぎり、ゆでたまご、味噌汁、豆のスープ
夕食; サラダ、白身魚とサーモンのバター焼き、カレースープ、ご飯、生あんず

歩数: 25120歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Punt Muragl(1728m)  --> Muottas Muragl(2454m) --> Lej Muragl(2715m) --> Alp Languard(2326m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/20

7月20日(日)くもり ときどき 雨
「雨のマローヤからハイジのロケ地ハイキング」

ポントレジーナ最後の1日となりました。お天気は下り坂。今日は曇りでも楽しめるというハイキングコースだそうです。

とはいえ朝食後、部屋に戻って外を見ると雨。あちゃあ、どうする?今日はホテルで休養日にする?などと話していたらあがった。とにかく予定通り行き、雨だったら戻ってこよう、と出発。近くのバス停、昨日と同じ8時18分のバスに乗る。がらがら。昨日はあんなにいっぱいだったのに。今日は日曜日だし、さぞかし混むと思っていたのですが。。。

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マローヤ到着9時10分。トイレを済ませハイキング開始9時20分。どんよりお空だけど、山々も見えるし、暑くなくていいかも、と歩き出す。最初に登り30分だからね、と言われていたとおり急な登り。静かでなかなか良い雰囲気。音を立てて流れる川の水はきれい。雨のせいか、花々も生き生き。

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二人だけだったが、フランス人のGP20人ほどに追い抜かれた。その後はぽつりぽつりと追い抜かれたり行き違ったり。昨日もそうだけど日本人には会わない。登り切ると後は多少の上下だけで楽な道。右手にシルス湖、その後ろにエンガディンの山々。途中、ものすごくお花がいっぱいのところに出て、思わず「このひろーい野原いっぱい...♪」と歌。あ、雨。雨具を着て歩く先に牛さんたち。私の雨具、赤色なんだよね、と心配しながらしずしず。無視してくれた。ほっ。

夫のピンクのリックはホテルの借り物。持参した簡易な物より体に密着して使い良いのだそうです。でもそのピンク、目立つよ。

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さっきよりもっとお花がいっぱいの道に出た。ハイジの撮影に使った場所らしい。上の方に木造の小屋。その後ろにそそり立つ岩山。中国の黄山にある蓮花峰みたいだ、と夫。確かに。

雨は降ったりやんだり。その度に雨具を着、晴れると蒸れるので脱いで、を3,4回繰り返し、ハイキング終了地点のプラウンダレイのバス停に着く頃には本降り。予定通り約3時間のハイキングでした。10分ほど待ってバスに乗り、途中乗り継いでホテルの前13時4分到着。スムーズ。

持って行ったおにぎりに熱い味噌汁などで昼食。ひと休みしてからホテルの温水プール内のジャグジーで暖まり、部屋に戻って普通に入浴。

ポントレジーナ6泊。十分たのしみました。ホテルからこの後も連泊するなら15%割り引くよ、と言われたけど、次の予約があるのでまた来年。来られるといいなぁ。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: おにぎり、味噌汁、ゆで卵、いんげんのおかか、磯辺巻きのお餅
夕食; いんげんのおかか、玉ねぎの卵とじ、トマトときゅうり、エビやサーモンのグリル、野菜のスープ、ご飯、生あんず

歩数: 14,819歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Maloja(1817m) --> Plan di Zoch(1945m) --> Blaunca(2037m) --> Grevasalvas(1941m) --> Plaun da Lej(1799m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/21

7月21日(月)小雨
「サースフェーへ移動」

今朝も早起き。ネットでシアトルとロンドンの女子サッカー日本人選手の結果を見る。勝ちと引き分け。よしよし。

じきに夫も起きて来て、荷物のパッキング。トランクは駅で宅配に出す。サースフェーは山の中の町。明日の朝到着なので1泊分リックに入れておく。今日は雨の中の移動なので、トランクなしの方が楽だもんね。

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このホテルでの最後の朝食。お世話になりました。パンがどれもおいしく、食べ過ぎちゃうのが困りもの、と贅沢な悩み。ティーセットも素敵。ドイツ製でDIBBERNというブランド。日本では買えない模様。

チェックアウトしたらピンクの岩塩をプレゼント。お料理に使ってね、って。ありがとうございます。来年の予約は10%オフするから。はーい。駅まで送ってもらう。お世話になりました。

トランクの宅配のファストバッゲージを窓口で依頼。クレジットカードを指定の場所に入れたけど反応なし。私が悪かったの?お姉さん二人が出て来てカードマシンをはさんであれこれ。どうなっちゃうのかな、と思ったらピンセットでカードを抜いた。このマシンが調子が悪いらしく、となりの窓口のマシンで無事支払い終了。ほっ。お兄さんがタッグをつけて持って行った。

思ったより手続きが早く終わり、ガランとした待合室で待つ。ついでに長野の母に電話。そろそろ梅雨が明けそうとのこと。

tmp_4609-_MG_3617_resize_20140721_205258-206090350.jpg今日の移動は時刻表通りで6時間半。地図で見るとぐるっと大廻り。昨年、大廻りはばからしい、と追加料金を払って氷河特急で行ったら、もともとの予定時間が大廻りより1時間余分にかかる上、途中電車は遅れるしでさすが世界で一番遅い特急でした。なので今年はスイス交通の時刻表検索結果通り、チューリッヒHB駅、ベルン経由の乗り換え5回、電車とバスに6回乗ります。

お天気は悪いけど山々に雲がかかり車窓の景色を楽しむ。途中、クール駅に着くのが遅れ、5分後の次の電車に乗り継げるか心配したが、反対側ホームでほっ。2分で移動。トランクがないので楽です。チューリッヒHB駅乗換時間7分。10番線から16番線に移る途中、パン屋さんで昼食をゲット。

tmp_4609-_MG_3631_resize_20140721_2053011169549454.jpgフィスプからはポストバス。山路を大型バスがぐんぐん登って行く。そうそうここだったね、と景色を満喫。バス停からホテルまでは慣れた道。チュックイン時に「バッゲージは?」と聞かれ、明日届くと言ったら、受け取って部屋に入れておくので控えをお預かりします、とのこと。ありがとうございます。

ひと休みしてからサースフェーの町をお散歩。1年前のことをあれこれ思い出しなつかしい。COOPでお買い物をして戻る。

今日からは2食付き。今夜はシュノワーゼ。夫の大好物。思わずスタッフにわーい、と言ったら「良い日に来ましたね」。はいっ!
たっぷりお野菜のサラダバーと洋風しゃぶしゃぶ。最後のスープが大好き。スタッフのエンターテインメントを見ながら、今年もアルプフーベルに来られたなぁ、としみじみ。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: ハムサンド、フレッシュオレンジジュース
夕食 : サラダバー、シュノワーゼ、フルーツ、アイスクリーム

歩数: 8142歩

今日の移動コース:
Pontresina(1774m) --> Chur --> Zurich HB --> Saas Fee(1798m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/22

7月22日(火)雨 ときどき くもり
「ハンニックの雲の中ハイキング」

DSC03118_resize_20140722_211719.jpg昨夜、夕食後ホテルスタッフに朝食の時間を聞いたらセブン。早朝に目が覚めたが窓の外は雲の中。どうする、とぐだぐだし、7時半に朝食へ。あ、一番のり。ビュフェスタイルのパン、チーズに目玉焼きやハムなどやヨーグルトを食べ、部屋に戻る時にエレベーターの中を見たら朝食は7時半から10時までと表示。一番な訳だ。

雨が上がったら出かけよう、とごろごろ。ベットでwebを見たりぼぉっとしていたら、ちょっととろん。ドアをゴンゴン。ホテルスタッフがトランクを2つ、持って来てくれた。ありがとうございます。まだ9時ちょっと過ぎ。9時15分にPOSTオフィスに着く、と言われていたのに早っ。

早速荷物を棚やクローゼットにセット。これでよし。コンセントの変換器も届いたので携帯やiPadの充電もできる。荷物のタグはこんな感じ。類推するに私たちとほぼ同じルート(5回乗換6回乗車)で届いたようです。

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小雨があがるまで、と夫が地下のスポーツルームへ。石の卓球台があるのです。しばらくして私も行ってみると、ほかのひとと対戦中。途中から私も少しおつきあい。後で聞けばバリジェンヌがお相手だったそうです。ごく若いかわいいレディとそのママ&おばあちゃんとダブルスとシングルスをやったとのこと。

11時過ぎにハイキングに出発。すぐ裏からハンニックに行くゴンドラがあり、昨年、これだけ乗っていない。前においしそうなパン屋さんがあり、イートインできるので、降りて来たらここで食べよう、と話す。

_MG_2285_resize_20140722_172727.jpg山々は雲の切れ間から顔を出したり隠れたりで、水墨画の世界。なかなか幻想的で素敵。山頂から町まで2時間のくだり。思ったより景色も楽しめる。下りだしてしばらくしてから上を見上げたら氷河。すごいなぁ。あれが崩れて来たらここも危ないよね、などと言いながらひたすら下り。

谷を超えていく。途中から川を2本渡った。大きい方がTRIFT川。氷河が溶けて流れているきれいな水です。下の方でカウベルの音。こんな天気の時に牛と会いたくないなぁ、と思ったらヤギでした。ハイジの世界ですね、ここは。

途中から完全に雲に覆われて歩く。視界は悪く山や谷はほとんど見えず。川の音だけがごうごう。橋がかかっているものの、内1本の橋は途中まで。後は石伝いに渡りました。アルペンアスターの花がたくさん咲いており、自生のエーデルワイスがあるかも、と夫の歩みが遅くなる。こんな視界が悪い中を歩いているのだから早く行こう、とせかす。
やっとふもとが見えてきて、ハイキングコースも終了、という直前にマーモット。それもたくさん。親子のようでちいさいのがかわいい。10匹以上が顔を出したり追いかけっこをしたりでした。

PSX_20140722_172339_resize_20140722_172814.jpg町の教会の裏におりてきたのが13時半。2時間のハイキングでした。雨のわりには楽しかったです。パン屋さんに行くと昼休み中。ありゃあ。14時30分まであかない。仕方なくCOOPで買い、ホテルに戻り、シャワーを浴びてから昼食。ついでにお湯を沸かしてインスタントの味噌汁。ホッ。夫は生ハムでワイン。

ひと休みしたら夫はまた卓球の練習。私も少々おつきあい。むずかしい。。。
入浴後食事へ。今日はイタリアンメニュー。メインのスパゲッティは自分でお皿にとり、ソースは4種類から好きなのを選ぶというもの。みんなパスタ好きで、子供でもたっぷりとっていた。

食後は今日ももう眠くって。。。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: サンドイッチ、きゅうりとトマト、ジュース、味噌汁
夕食: チーズの前菜2種類、スープ、スパゲッティ、ティラミス

歩数: 15,509歩

今日のハイキングコース:
Saas Fee(1798m) --> Hannig(2340m) --> Spissen(2300m) --> Trift(2210m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/23

7月23日(水)晴れ 夕方から雷、雨、ひょう
「快晴の氷河ウォッチング」

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5時半過ぎに目が覚め、お天気はとカーテンを明け思わず歓声。夫を揺り起こす。「晴れてるよ、氷河に朝日があたって光ってる」。昨日まで曇っていたけど、この景色が部屋から見えるのでまたここにしたのです。高台なので町の建物も気にならないし。

今回のサースフェー滞在はお天気に苦労しそうだけど、今日は唯一晴れるので、朝からお出かけ予定です。今日も朝食は一番乗り。さっさと食べて出発。パン屋さん経由でゴンドラ2つで3千メートルまで上がり、そこから地下鉄で3500メートルのミッテルアラリン到着。

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外に出ると広大な景色。去年来た時は曇りだったんだ。今日はすごいすごい。真っ青な空、氷河の山々。目の前のアラリン山には登っている人が豆粒のように見える。スイス最高峰のドーム山、その後ろにユングフラウの山々。うひゃあ、きれい。しばしフォトタイム。夏スキーやスノボーの選手らしい子供たち、ガイド付きで山に登る人たちがたくさんいました。

来た時の逆の方法で降りる。高地のせいか頭がなんとなくジーン。サースフェーは標高1800メートル。だいぶん高地順応が出来ていると思っていたけど、さすが3500はこたえます。

サースフェーの町に降り、10分ほど歩いて次のゴンドラ乗り場へ。シュピルボーデン経由レングフルーまで上がる。昨年はレングフルー行きはまだ動いていなくて、シュピルボーデンの辺りをうろうろし、下まで延々歩いておりました。_MG_2388_resize_20140723_213731.jpg今年は来たのが少し遅いのでレングフルーまでケーブルカーで上がることが出来た。

着いたところは氷河の真横。壮大な眺めと、ときどきドーンという音とともに氷河の崩落。ところどころにクレバスがぱっくり口を開けている。すごい。ど迫力。

ここからシュピルボーデンまで降りる。かなり急な下りで、初めは雪渓、次は石や岩がごろごろ。降りる人は少ないが、下から上がってくる人は多かった。中には軽装の人も。これで白赤白のハイキングコースか、という感じだったが、途中休憩しながら何とかシュピルボーデンに到着。最後はマーモットがちょろちょろしていた。去年もここでマーモットの写真撮ったよねぇ。

レストランで休憩。夫はビール、私はトマトのスープ。お天気も良く暑いくらいでした。昼食後、シュピルボーデン駅の下のマーモット生息地でしばし遊んでから帰る。ホテル着16時過ぎ。あー楽しかった、あー疲れた。

ところでホテルでもらったサースフェーのパス、昨年はどこでも使えたのに、今年は地下鉄など一部有料だった。「スイスパスは?」と聞かれたが、必要と思わなかったのでホテルのセーフティボックスの中なので割引なし。戻って調べてみるとホテル予約時に「サースフェーパス付きで」と依頼すれば1日5CHFだった。_MG_2478_resize_20140723_213734.jpg去年は旅行社経由だったのでちゃんと担当者が頼んでいてくれたことを知りました。次回、気をつけなくっちゃね、って次回があるのかな。

ホテルに戻り入浴、ひと休みしていたら、突然雷鳴。ありゃあ、と外を見ていたらイナズマ、大粒の強い雨、さらには雹。音を立ててバルコニーで雹がはねる。すごいなぁ、としばし見とれた。

今日の夕食のメインはスイス名物ラクレット。熱で溶かしたチーズをジャガイモに絡めて食べるもの。ハーブをふりかけたり、ピクルスを一緒に食べるものらしい。私たちもおかわりしていただいた。ホテルスタッフによるアルプホルンの演奏など楽しい演出でした。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: パン屋さんのパンとレストランのトマトスープ
夕食: 前菜のビュッフェ(サラダ、生ハムなど)、ラクレット、フルーツサラダ

歩数:16,516歩

今日のハイキングコース:
Saas Fee(1798m) --> Felskinn(2997m) --> Mittelallalin(3462m)  --> Saaf Fee(1798m) --> Spielboden(2461m) --> Langfluh(2878m) --> Spielboden(2461m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/24

7月24日(木)くもり ときどき 小雨
「クロイツボーデンでエーデルワイスウォッチング」

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目が覚めて外を見ると窓の外は雲。今日の天気予報はイマイチだもんなぁ。ゆっくり朝食を食べ、卓球でもしてから、お昼をどこか町のレストランで食べようか、と話していたが、雲はときどき切れて青空も少しみえてきた。ホテル真っ正面のフェー氷河も雲間から大きく顔を出したり、ちょっと隠れたり。これならでかけよう、と急に元気。

パン屋さん経由でバスターミナルへ。9:52のバスでサースグルントへ。この時間のバスは4台も。サースグルント、ケーブルカー駅、湖行き、VISP行き。スイスではおなじみの黄色いポストバスで、どれも賑わっていました。乗り心地はすごく良いです。

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私たちはケーブルカー駅行きに乗車。そこからゴンドラ2つ乗り継いでホーサースへ。昨年来ているので様子が分かっていて楽です。景色は思ったより良く、山々と氷河の景色を楽しむ。15分ほどがれ場を登る。ちょっと汗をかきました。山頂でハローとあいさつした一人が日本人の男性。久しぶりに夫以外と日本語で会話。今回、ホテルでも今のところ日本人は私たちだけ。彼はモンブラン、ユングフラウ三山と登り、この後ツェルマットへ行き、マッターホルンの雪が少なくなっていれば登るんだそうです。すごいね。

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ゴンドラで1つ下のクロイツボーデンまで降り、まずは池の周りをぐるりと歩く。さっきの彼が「ここでエーデルワイスを見たという話を聞いた人が言っていた」と伝言ゲームのような話。ありそうもないけど、見てみたがありませんでした。パンを食べてひと休み。

この下のフラワートレイルに行こうとしたら雨。ケーブルカー駅の休憩所でしばし待つ。雨が上がり明るくなって来たので出発。去年はここから下まで降りたけどエーデルワイスはなかった。今年はどうかなぁ、と二人できょろきょろ。1時間半かけてケーブルカーの途中駅トリフトまで歩く。マーモットは見つけたけど、エーデルワイスはありませんでした。途中、雨に降られた。ここは登り専門の駅なのでゴンドラに乗ったまま一度クロイツボーデンまで登り、そのままサースグルントまで降り、バスでサースフェーまで戻る。

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今日の午後はヴィレッジマーケットの日。ぶらぶらと見る。パンやお菓子、チーズや干し肉のお店や、ビールやソーセージの飲食のお店。アルプホルンやアコーディオンの演奏もあり、賑やかです。

明日はグリンデルワルドヘ移動。ホテルに戻って入浴、休憩後荷物をまとめる。4泊は短いよね、などと話しながら。
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夕食後、ビレッジコンサートに行く。教会前とのことだったが、小雨のため学校の講堂。アルプホルン、マーチやマドンナの曲まで。無料だけどなかなか上手で楽しかった。21時15分に途中だったけど引き上げる。小雨なのにまだ明るさが残っている。今日も楽しかったぁ。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: パン屋さんのパン2種類
夕食: サラダ、ニンジンのスープ、ビーフシチュー、いちごのデザート

歩数: 17,226歩

今日のハイキングコース:
Saas Fee(1798m) --> Saas Grund(1562m) --> Kreuzboden(2405m) --> Hohsaas(3105m) --> Kreuzboden(2405m) -->Triftalp(2098m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/25

7月25日(金)晴れ
「ロートホルン鉄道のリベンジならず」

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今日はグリンデルワルドヘの移動日。朝からすばらしい青空。サースフェーの最後の朝の景色を楽しむ。

朝食前にお支払い。あ、ケーブルカー有料分をおまけしてくれている。こっちの調べ不足なのにありがとうございました。ここは高台でお部屋からの眺めがすばらしいこと、スイスらしいお食事にエンターテインメントがとても楽しいところです。キッズプログラムが充実しているので、子連れのファミリー客が多い。子供達はしつけがゆきとどいているせいか、うるさいということがなく、むしろかわいい。夫の卓球の相手もしてくれたし。ホテルを出るとき、朝食を食べている最中の人々が手を振ってくれた。またねぇ。

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バスターミナルの奥でトランクをファストバッゲージで送り、8:52のバスでフィスプヘ。時間通りに到着。今日はブリエンツに寄り道し、ロートホルン鉄道に乗り、山の上からユングフラウ三山をランチしながら眺める、という予定。初めてスイスに来た2010年にロートホルン鉄道に乗り、途中で故障してストップ。代わりの電車を散々待ってやっと山頂に着いたら、すぐ降りないと今夜のホテルに着かなくなってしまうのでそのままバック。なので今日はリベンジです。

ブリエンツまでバスと電車4つ乗り継いで到着。ロートホルン鉄道はスイスパス適用外なので窓口で切符を買おうとすると、お姉さん「途中駅までです」「上まで行きたいんですけど」「昨日の雨で途中までしか行けません」「ええっ」。上まで行かないと意味ないしなぁ。ということで10分後の電車でインターラーケンオストに戻り、ラウターブルンネン経由でヴェンゲンへ。

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ロープウェイでメンリッヘンまで上がり昼食。今日はすばらしいお天気でアイガー、メンヒ、ユングフラウがきれい。明日から雨なので時間もあるし歩きたいけど、今日は移動でもしトランクが遅れても大丈夫なように1日分を手荷物。夫もカメラにレンズにとそれなりに重い。これでハイキングというわけにもいかず、ゴンドラの駅のあたりをしばしうろうろしてからグルントまでゴンドラで降りる。

グルントからグリンデルワルドまでバスか電車。バスは30分ほど待つ。電車も少々待ちそうなので、ホテルまで歩くことに。慣れたところで近道も知っているし。ただしずぅっと登りなのが難点、15分ほどでホテル着。CABANAホテルは今年で3回目。夕食なしのガルニホテルです。17号室にチェックイン。キッチン付きのジュニアスイート。過去1週間づつ滞在しているので慣れたものです。

入浴してひと休みしてから、駅の先のCOOPまでお買い物。夕方ということでものすごく混んでいた。日本人も多い。それだけ観光客にとって快適な街、というところでしょう。駅に行って今朝出したトランクを受け取り、ホテルの女将を待つ。彼女に迎えに来てもらい部屋に入る。早速夕食作り。久しぶりのご飯。ここのところパンばっかりだったのでおいしかった。

窓の外にはアイガー。夕方から頭に雲の帽子。どっしりしていて格好良い。明日は予報通り雨なのでしょうか。気温18度C。サースフェーより5度ほど高く、私たちは暑いくらい。日本は真夏日で各地で35度を超えているとか。大変だぁ。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食:スパゲッティミートソース(夫はビールにソーセージとリシュティ)
夕食: サラダ、グルグルソーセージと玉ねぎ炒め、きゅうりの塩麹漬け

歩数: 9,685歩

今日の移動コース:
Saas Fee --> Visp --> Brienz(566m) --> Wengen(1275m) Mannlichen(2239m) --> Grund(944m) --> Grindelwald(1067m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/26

7月26日(土)雨
「雨のグレッチャーシュレフト」

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今日は今回初の1日中雨。そういうこともあるさ、と今日はのんびりしよう、と昨夜話してから休みました。私はいつも通り6時前に目が覚めたけど、夫は8時まで熟睡。本人曰く、3時頃にアイガーの写真を撮っていたから。はいはい。

朝食にレストランにおりて行く。ここではいつも日本人と会います。中国人や他の国々の人とも。ビュッフェスタイルですが頼むとオムレツを作ってくれます。温かいものがほしいのでお願いしました。

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部屋に戻り、相談の結果、グレッチャーシュルフトに行くことに決定。1日中ここにいるのじゃあ飽きちゃうし、夫と卓球三昧という気にもなれないし。グレッチャーシュルフトはアイガーとシュレックホルンの間の峡谷でグリンデルワルドから徒歩で40分。現地では遊歩道を片道20分ほどのところを往復する。

小雨なので雨具を着て歩く。途中、愛想が良い日本人3人組。午前の自由時間が2時間なので散策しているとのこと。雨とはいえこんなすてきな景色を散歩するのなら楽しいですよね。

「スイスフラン管理係」の夫が「サイフ忘れた」。「え、入場料がいるんだよ」。仕方なく途中の銀行でカードで少しおろす。ったく。大人7スイスフランのところホテルでもらったゲストカードを見せて6スイスフランに割引き。

渓谷沿いに岩を削って作った路を歩く。すぐ下は氷河がとけた水がごうごうと音を立てて流れていてちょっとこわい。奥まったところに滝。岩と岩の間のものすごく高いところから落ちてきていて迫力。雨の日の退屈しのぎ、と思って行ったが、想像以上に楽しかった。晴れの日に来たら滝にかかる虹がきれいだと思う。

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帰りは駅前までバス。ゲストカードで無料。私たちはグリンデルワルド3回目。過去二回は1週間滞在したこともありユングフラウパスを購入し、電車、バス、ケーブルカーフリーだったが、今回は4泊と日程が短く、行きたいところを計算して見たら、スイスパスで半額になることもあり、ユングフラウパス一人180スイスフランの半分も使わない。ゲストカードも初利用です。

駅前で私が買い物をしている間に夫はスポーツセンターを見に行く。卓球台は隅っこの方で特に使われている様子はなかったようです。ホテルの1階にある卓球台の方が慣れているんですって。

ホテルに戻り昼食。午後は夫は卓球。一人でサーブ練習をしに行った。私は休憩後、早めに夕食の支度。鳥肉と野菜をトマト缶をあけてじっくり煮込みます。夕方、私も卓球のおつきあい。シングルス同様4ゲーム先勝であっさり負けました。当然か。

夕食はちょっと遅めの19時半。雨はまだしとしとと降り続いている。窓の外のアイガーは雲のスカーフをしっかりまとっているみたい。家々と木々。ときどき電車が走るジオラマのようで、見ているだけで楽しい景色です。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: おにぎり、野菜スープ、ソーセージのベーコン巻き、3種のベリーとアイスクリーム
夕食: 野菜サラダ、鳥肉と野菜のトマト煮込み、きゅうりの漬物、味噌汁、ご飯

歩数: 15,109歩

今日のハイキングコース:
Grindelwald(1067m) --> Glatscherschlucht(1099m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/27

7月27日(日)くもり
「フィルストまで五里霧中」

目が覚めて外を見ると今日も雲。グリンデルワルト到着日以降お天気は苦戦です。天気予報では夕方から晴れ。早まるかもしれない、と期待を込めて駅前9:04発のポストバスでグロッセシャイデックへ向かう。途中、雲が切れてフィングシュテックが見える。上氷河が見えてきて「やったぁ」。と思ったのもつかの間、バスが高度をあげるに従い雲の中へ。グロッセシャイデックに着いた頃にはまわりは真っ白。

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ほとんどの人がここで降りた。私たちはまずはトイレを借り、ストレッチをやって準備完了。シュワルツワルドアルプへ向かい、途中の湖に映るアイガーを撮るつもりだったが、これじゃあ。。。町から見上げた時に、山の上の方に雲があった。その上に出られると思ったが雲の真っ只中。あじゃあ。で、土地勘があるフィルストに向かうことに決定。

雲が薄くなってベッターホルンが姿を現す。でも、すぐにまた真っ白。何にも見えなくなった。景色が見えないので足元に集中。道端のお花がかわいい。今年は寒いのか昨年、一昨年より遅い気がします。去年はここにこんな花が咲いていたよね、というところにほとんどなかったり、アルペンローゼが昨年は枯れていたのに、今年はちょうど咲いていたり、まだだったり。
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お花は露をまとってきれいです。

時々牛さんたちに路を塞がれていて、私はおおまわり。他の人たちは平気で通りますが、あのサイズと角を見ると怖くって。。。

2時間かけてフィルスト到着。昨年もそうですが、最後のダラダラ登りがキツかった。今日はあわよくばバッハアルプゼーにも行くつもりだったので、このコースだったけど、逆の方が楽です。フィルストのレストランで温かいスープ。こんなお天気なので満席。身体もほっこりしたところで、ゴンドラでグリンデルワルトへ戻る。バッハアルプゼーはまた今度。

帰り道のミグロでお買い物。スイスはどこもCOOPとミグロが2大スーパーですが、ここグリンデルワルトは地の利か、駅に近いCOOPはいつも混雑、ちょっと離れたミグロはすきすき。

ホテルに戻ってシャワー。結構汗をかきました。夫は最後のお洗濯をしてくれました。はい、おつまみ。窓からの景色をみながら白ビールをプハァ。相変わらず雲がアイガーの山頂を隠している。雲間からお日様がバルコニーを照らすことがある程度。明日は最後のハイキングデー。晴れますように。。。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: スープ2種類、おにぎり
夕食: 豚肉の塩麹漬けとレタスとトマト、カリフラワーのニンニクとマスタード味、ベリーとアイスクリーム

歩数: 17,082歩

今日のハイキングコース:
Grindelwald(1067m) --> Grosse scheidegg(1961m) --> First(2171m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/28

7月28日(月)晴れ
「クライネシャイデックのリベンジ」

昨夜、夫が赤い顔。おでこをさわったら熱い。この人は風邪を引くと汗をびっしょりかいて、夜中に何度もパジャマを着替えます。ここではそんなにパジャマがあるはずもなく、下着上下も取り替え取り替え。もう洗濯しなくて良いと思ったのに。帰りの飛行機に乗せてもらえないと大変。持参の風邪薬を飲み、ホカロンを背中に貼り熱を下げます。ホカロン、足りないなぁ。

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朝には大分楽になった、と久しぶりに雲がかかっていないアイガーの写真を撮っている。新月なのでダイヤモンドアイガーは撮れませんでした。

天気予報では午前中は晴れ、夕方からカミナリと雨。明日は大雨。今日の午前中が最後の狙い目。夫に「どうする?ホテルでお留守番?」と聞くと「行くよ」。食事の様子も普通だし、ゴンドラかバスで展望がいいところに行き、そのまま帰ることにする。ここから見るとメンリッヘンは雲の中。初日にメンリッヘンには行っているし、昨日のリベンジでグロッセシャイデックまで行くことに決定。

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今日のバスは昨日より何となくうきうきした雰囲気。山々の頂までくっきり見えているもんね。グロッセシャイデックのバス停で降りる。昨日雲の中だったアイガーもベッターホルンもくっきり。フィングシュテックの先の氷河も朝日に輝いている。これをみたかったのよね、この角度から見るのが好きなのよねぇ。

しばしフォトタイム。フィルスト方面は雲の中。グロッセシャイデックにしてよかったぁ。あ、牛さんいっぱい。めげずに写真。マウンテンバイクのお姉さんに二人の写真を撮ってもらいました。すぐ下の池まで夫がおりたいというので行ってみる。途中で牛さんたちが大挙して走ってきた。きゃあ、こわいぃ。水を飲みたかっただけのようです。ほっ。

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グリンデルワルドに戻るバスは1時間に1本。40分後。それじゃあさびしいので1時間40分後のにしよう、とひとつ下のバス停まで歩く。ほとんどバス道路を歩くので楽。景色もよく、途中池もあり楽しめました。もちろん牛さんたちもいっぱい。

昨日と打って変わって晴れて暖かい。夫も元気にシャッターを切っていました。

バスで駅まで戻り、薬局でホカロンを買う。貼るタイプ3枚で約千円。注意書きがびっちり書かれた袋を破ると日本語。日本から持ってきたんじゃ高くても仕方がないか。次にお肉屋さんへ行きハムをください、と言ったら骨つきのを見せられた。わぁ、おいしそう。スライスしてもらい、スイス最後の晩餐にいただきます。

ホテルに戻りちょっと遅い昼食。ひと休みしてから飛行機に預ける荷物のパッキング。今日の19時までにグリンデルワルド駅に持って行くと、成田で受け取れます。明日、空港への移動に荷物不要。搭乗券も出してくれ、とっても便利です。

今夜は最後の夜。夫の熱が上がりません様に。
この部屋はお風呂とトイレとは別に独立したトイレがあり、両方にタオルがあるので、助かりました。 夕方、5時半頃から強い雨。アイガーはまったく見えなくなった。この後数日は雨の模様。明日は心置き無く帰ります。朝早いので今日中に支払いを済ませ、タクシーをお願い。明日の朝食前に出て行くと言ったら、おまけしてくれた。 今夜のTV、ユーロスポーツは女子サッカー。スペインとオランダ。オランダってなでしことの対戦はあまり記憶にないけど、なかなかうまかった。

朝食: ホテルのビュッフェ
昼食: おにぎり、ソーセージと野菜のスープ、漬物、生あんず
夕食: ソーセージ、ハムの盛り合わせ、ベーコンと人参おねぎのしょうゆ炒め、スープ、アイスクリーム

 歩数: 17,242歩

今日のハイキングコース:
Grindelwald(1067m) --> Grosse scheidegg(1961m) --> Blaserie(1813m)

2014年スイス・さわやかハイキングの旅 7/29-30

7月29-30日(火-水)雨 晴れ
「帰国」

20140730-0001.JPG昨年のスイス旅行は23日という長丁場。ちょっと長すぎたかなぁ、と今年は17日間に。やっぱ短い。でもこの後数日も雨模様。ここで伸ばしても意味ないし。。。とぼやきながら昨日、パッキング。今朝は雨とわかっていたので、昨日、おかみに6時半タクシーを呼んでください、と頼んでおいた。時間前に下に降りて行ったら既に待っていた。駅まで登りで徒歩10分。トランクがないとはいえ、助かりました。今年はスイス中、雨が多い、と運ちゃん。やっぱり。お支払い、と言ったらホテルが払う、とのこと。ありがとうございました。

チューリッヒ空港まで3回乗り換え4本の電車。スイス鉄道は乗り換えが多く、乗り継ぎ時間が3分、5分が当たり前。トランクがないのはとても楽です。今回はファスト・バッゲージにもお世話になりました。お勧め。

昨夜作っておいたおにぎりを、今朝出がけにチンしたのを電車の中で食べる。おかかに梅干し。空港駅に時間通り到着。トレッキングポールが入ったリックを預け、出発まで2時間ちょっとの時間をのんびり。食事をしたりwebを見たり。iPad内の2012年スイスの写真を見る。うーん、これに比べると今の私たち、感激がちょっと薄くなっているかも。20140730-0003.JPG何度も来ると事情がわかって便利、楽の反面、どうしても初めてほどの感動はない。もっと感性をみがかなくっちゃ。毎回、はじめて行く場所もかならずいれようね、アローザもいいよね、って鬼が笑いそうな会話でした。

成田行きフライトは小一時間遅れで離陸したものの、成田には30分遅れで到着。30日の朝8時20分。今回も食っちゃ寝。ビデオを見て、また食っちゃ寝で11時間半。人間の細胞は28日周期で生まれ変わっているそうなので、私たち今、スイスとのハーフです。成田はさぞ暑い、と思っていたが、それほどでもなく、ほっ。気温20度以下で生活していた身にはあったかぁい。やっぱ、暑い。

怪我なく、事故なく無事帰国。梅雨明けの一番暑い時期をさけることもできました。今年のスイスの夏は雨が多く、雪も多く、花も遅いようです。でもスイスはやっぱりスイス。透明感のある空気。山々。氷河。私でも行けるハイキングクースの数々。来年もいくぞ!

朝食: おにぎり → パンとスープ
機内食1: おさかなの前菜、サーモンといかすみのパスタ、フルーツとゼリー
機内食2: ハムとチーズ、ヨーグルトとフルーツとパン(食事が終わった頃にオムレツを持ってきたのでお断りした)

歩数: 29日 6,183歩

2015年スイス・まったり旅

いまや生活習慣病か!?
というようなスイスへの旅。5回目を数えます。
今回は日程も少し伸ばして欲張りました。

今回のスケジュール

日付 日程 観光/見学 宿泊
2015.07.14-19 成田 → チューリッヒ → ポントレジーナ 移動 ホテル・ロザッチ
2015.07.19-23 ポントレジーナ → アローザ ハイキング ハンニックほか ホテル・ベルアローザ
2015.07.23-25 アローザ → ツェルマット 移動 ホテル・リッフェルアルプ
2015.07.25-29 ツエルマット ハイキング フィルストほか ハウス・ローザ
2015.07.29-31 ツエルマット → ラウターブルンネン 移動・ハイキング ホテル・シルバーホルン
2015.07.31-08.02 ラウターブルンネン → ヴエンゲン 移動・ハイキング ベルグハウス・メンリッヒェン
2015.08.02-03 ヴエンゲン → チューリッヒ 移動・散策 ホテル・ヴェレンベルグ
2015.08.3-4 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2015年スイス・まったり旅 7/14

7月14日(火)晴れ
「移動日はつらいよ」

20150714-01.jpg今年もスイスでハイキング。昨年の反省をもとにスケジュールを決めたました。昨年はツェルマットをはずしましたがやっぱり行きたい、エーデルワイスを見られないのはさびしい、アローザに行ってみたい、などなどふたりのわがままいっぱいの予定です。

横浜はここのところ梅雨が明けたような暑い日が急に続きましたので、ちょうど良い避暑、日本脱出です。朝6時にタクシーに来てもらい駅まで。横浜からはリムジンバス。飛行機もスムーズでした。10時25分離陸で12時間。ちょうどデイタイムのフライトなのでそんなに寝られるものではなく、シンデレラの実写版、風に立つライオンなど映画3本見てもまだ時間をもてあますほどでした。
チューリッヒでまずは鉄道チケットの購入。今年から割引システムが変更になり、夫が計算してくれた結果、半額チケット1ケ月間有効を買い、あとはたんびたんび目的地まで購入します。
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ポントレジーナまで、と言ったら駅員のおじさん、ベルニナ線のアルプグリュムでハイキングがいいよ、ええ、もちろん行きます、と思わぬ盛り上がり。チューリッヒハブ駅で乗り換え。時間があるので一昨年、きれいになった構内売店を見て、運動不足を少し解消。夫の寝酒用にワインとソーセージを購入。クール、サメダンで乗り換えポントレジーナ駅へ。クールでホテルに電話をしておいたのでお迎えに来てくれてました。ありがとうございます。

お部屋は昨年のお隣。わーい、WelcomeBackのフルーツ。朝食がとってもおいしかったのでここの夕食も食べたかった、が昨年の反省の一つ。今夜は遅いので食事なしでお願い。部屋に入っておかたずけ、入浴。めちゃめちゃ眠い。ホテルに着いたのが日本時間翌日の朝4時。今朝6時にうちを出たのでここまで22時間。遠かったぁ。

朝食:おにぎり
昼食:サラダ、鯛のグリル、チョコチーズムース
軽食;フルーツとラザニア
夜食:カップラーメン

歩数:5,838歩

今日の移動:
自宅・横浜(60m) -- ycat --> 成田  -- fright  --> Zurich(419m) -- train  --> Pontresina(1774m)

2015年スイス・まったり旅 7/15

7月15日(水)晴れ
「サンモリッツ湖&シグナルハイキング」

20150715-02.jpg昨夜は眠く眠くてだったのに、夜中に何度も目が覚めた。時差ぼけなのでできるだけここの時間にあわせて生活しなくっちゃ。6時半過ぎに起床。朝食は7時から。すっきり目が覚めているし、身体も軽い。朝食は。。。とっておおいしかったです。今朝の紅茶はMaybeBaby。ピンクのきれいな色でした。焼き立てパンもおいしく元気モリモリ。

ホテルでランチボックスを1つを依頼し携行食OK。夫はすぐそばのホテル1Fのスポーツショップで昨年購入したスティックがうまく閉まらない時があるのでみてもらう。強くまわしすぎ、とのこと。準備完了、行ってきます。

今日は慣らし運転モード。ポントレジーナ駅の反対側からサンモリッツ湖までの1時間のコースを歩き、その後は体調と相談しながら決めよう、というアバウトな予定で出発。湖までははじめに少し登りがあるものの後は平坦か下りのみのお散歩コース。天気も良く気持ちが良い。マウンテンバイクやランニングの人も多い。湖にはハヤのような魚が黒い群れになって泳いでいた。

20150715-03.jpg途中、フルーツ休憩タイムをとったりしても時間たっぷり。湖奥のトイレに行き、その前のバス停の時刻表と行き先を見ていたらちょうどバス。乗ると奥のサンモリッツバッドまで行き引き返してホテル街に行き、折り返して駅に行く。それならここでとホテル街のところで降り、一周するか、と山の方を見たらロープーウェイの駅。これには乗ったことがないね、と改札口へ。ホテルで交通フリーパスをもらっているので支払いの心配がなく楽です。
シグナル駅まであがり、向かいの山々と眼下の街並みを見ながら昼食。絶景。一人分でサンドイッチ2個、りんごとプラムとお水が入っていました。レストランでビールを飲むかも、と一人分しか頼まなかったけど、二人で十分な量でした。

20150715-04.jpgケーブルカーのチャンタレッラ駅まで30分歩く。下りのみの楽々道です。ケーブルのサンモリッツ駅で降り、すぐそばのCOOPでビールやリベッラ(炭酸飲料)、生のあんずを買い、目の前のバス停からホテルのすぐ前までバス。お部屋着14時少し前。楽だぁ。

シャワーをあび、洗濯して横になる。お昼寝は30分。は守れず3時間。6時半に目が覚めた。よく寝たぁ。身体が目覚めない。レストランに行く前に町中の公園まで歩いてからディナーへ。昨年はここでは自炊をしたので夕食ははじめて。席が決められ、照明もすてき。コース料理。お肉を選択。おいしかったぁ。

食事後半は眠気がぶり返す。レストランでのお食事って時間がかかるもの。7時半から9時までかかった。もう寝ちゃおっと。

朝食: ホテルのビュッフェ(サラダ、ハム、チーズ、ベーコンにソーセージなど)
昼食: サンドイッチ(サラミとチーズ)、果物
夕食: サラダビュフェ、チキンのスープ、豚ヒレのローストとじゃがいも、かんきつ系のゼリー

歩数: 16,847歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) --> Lej Stax(1815m)  --> Lej St.Moritz(1770m) -->signalbahn --> Signal(2130m) -->Chantarella(2005m) -- bahn -- > St.Moritz(1844m) -- bus --> Pontresina(1774m)

2015年スイス・まったり旅 7/16

7月16日(木)くもり のち 晴れ
「ロゼック谷は馬車で」

今朝もやっぱりこまめに目が覚めたが、そこは眠さが勝って5時まで寝ました。まだ早すぎ、とベットでごろごろ。6時に起き、二人でラジオ体操実施。身体目覚めたけど、何となくだるい。風邪かな。持参の薬を飲み、背中にミニホカロン。

20150716-00.jpg朝食にレストランへ。ここのホテルはとっても静かで他の部屋の物音がほとんど聞こえません。レストランでわぁ、こんなに泊っていたんだ、とびっくりします。あ、あそこのお母さん二人、去年も会ったよね。食後に声を掛けてみる。やっぱり。何国人かわからないけど、朝からプールで泳いでいたり元気なお二人だったので印象が強い。向こうも覚えていますよ、と明るいお返事。私たちも日本人とは去年も今年も会わないので、少ないみたい。

バスの時間に合わせ出発。終点のコルバッチまで行き、ロープウェイを乗り継ぐ。一番上は3,303メートル。富士山の頂上みたいなもので、空気が薄いわけです。何か息苦しい。1昨年に来た時は雪がいっぱいだったけど、今年は雪解けが早いみたい。雲多めの空ですが、山はきれいです。

20150716-01.jpgロープウェイで一つ下の駅まで戻り、片道1時間のハイキングコース。多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平坦な道。1時間ってけっこうあるね、と花をみたりしながらのおしゃべり歩き。無事到着。山小屋と湖がありひと休み。りんごとあんずを食べてから絶景をカメラに収める。

この後どうする、と相談。今来た道を戻ってロープウェイで帰るか、1時間15分歩いてロゼック谷までいくか。ロゼック谷からは馬車が空いていれば良いが、予約でいっぱいだったらさらに2時間半歩くしかない。とりあえず5分ほど降りて氷河の写真を撮ろう、と降りる。ここ、登る気がしないね、というくらい急な下り。そのまま降りることに決定。馬車の予約がいっぱいだったら歩こう、とこの頃はまだ元気。20150716-02.jpg急な下りの連続で、途中小石がゴロゴロのベアリング状態。更に雨が降ってきたり、と2時間近くかかりました。そんなに足が遅い方ではないと思うんだけどなぁ。

ロゼック谷のホテルは人がいっぱい。
馬車予約の場所は。。。レストランのお兄さんに聞いてやっと見っけ。レストランの一角でお姉さんがいました。
1時間後の予約がとれて、ほっ。レストランでソーセージとビールを購入。私は持参のホテルのランチボックスを食べる。
いやぁ、疲れたね、長い下りでひざが笑い、関節はカクカク。夫、今年お初のハイキング後のプハァ。
馬車はのんびり、車の中は大騒ぎ。子供が多かったのです。ちょっと眠くなるとどの子かに起こされた。20150716-04.jpgほぼ時間通り60分でポントレジーナ駅到着。ここからホテルまでの登りがきつかった。足がいたぁい。COOPで飲み物などを買って帰る。

帰宅後は入浴とお洗濯。あ、トイレの電気がつかない。フロントに電話をしたら、すぐに直してくれた。ここのホテルはトイレと浴室が別々で、浴室にはバスタブとシャワーエリアがあり、使いやすいです。夕食まで30分の昼寝。起きるのつらぁい。起きないわけにもいかず、レストランへ。昼食が遅かったのであんまりお腹がすかないね」と言いながらもしっかり食べました。

食事が終われば、早や9時もまわっています。
今夜もこのまま就寝です。

朝食:ビュフェスタイル(サラダ、チーズ、ハムにベーコンや野菜など、フルーツとヨーグルト
昼食:ホテルのランチボックス。(夫はドイツビールとソーセージ(と)
夕食;サラダビュフェ、ミネストローネ、夫はウサギ肉のグリル、私は鮭のグリル、シャーベット

本日の歩数:21,543歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) -- bus --> Surlej(1867m)  -- corvatschbahn --> Corbatsch(3303m) -->Stn.murtel(2699m) --> Fuorcla Surlej(2775m) -->Roseg(1999m)bus -- horseCarriage --> Pontresina(1774m)

2015年スイス・まったり旅 7/17

7月17日(金)晴れ のち くもり のち 雷雨
「ディアボレッツァとアルプグリュムへのハイキング」

20150717-01.jpg朝起きると全身筋肉痛。昨夜寝る前に骨盤エクササイズでいつもやっているのをいくつかやったけど、昨日の2時間の急勾配下りはきつかったぁ。朝食にレストランに行く途中にある階段数段がいててて。。。

今日はゆっくりおでかけ。そばのバス停9時9分発でディアボレッツァへ。展望台からの眺めが有名な場所で、観光客も多いところ。ロープウェイで上がればそこはピッツベルニナなど4千メートル級の山々とモルテラッチ氷河が現れ、山頂レストランの窓に写るのもすてき。。今日は朝から良いお天気で人も多い。日本人団体客も。あ、展望台が工事中。工事はほとんど完成。
展望台右奥の道を行くとふたつの氷河が合流している景色が見られます。昇り降りがある山道なので筋肉痛が。。。

20150717-02.jpg11時のロープウェイで降り、ポントレジーナのバス停からおしゃべりしてきた鎌倉のご夫婦と別れ、電車でオスピチオベルニナ駅へ。アルプグリュム駅まで1時間半のハイキングコースを歩きます。ここは今回が3回目。前半は湖沿いの平坦なコース。
様子がわかっているしで筋肉痛のリハビリになるかな。まずは岩場で休憩。持参の果物を食べ、出発。エメラルドグリーンの湖の水がお日様に輝いてきれいです。湖の次は山沿いの道を歩き、最後の20分は今回は右の線路を超えるルートを選択。氷河を見ながらのコースで、駅まで降りる急坂も割と楽でした。13時着。駅のレストランで昼食。

20150717-03.jpg14時13分発のベルニナ線でポントレジーナ駅まで戻る。2泊以上の宿泊でホテルでくれる交通網フリーのカード、エンガディンパスはバスやロープウエイなどが無料で利用できてとっても便利。ベルニナ線ではアルプグリュム駅までがフリーエリアに。毎年確認が必要です。で、電車の中は子供が多く、大盛り上がり。にぎやかぁ。彼らはモルテラッチで降りました。これから氷河まで歩くのかな。

ホテルに戻り、入浴洗濯が終わった頃から雷。どんどん近づき、かなりごろごろどかん。と思ったら停電。ネットワークも切れた。20分程で復旧。ほっ。モルテラッチ氷河に行った子供たち、大丈夫だったかな。他にも山の中に居た人、まだまだ多いと思うけど、怖かったでしょうねぇ、と思うくらいな雷でした。

今夜のディナーにはオーナーが来ていて、名前を言ったらWelcomeBackと握手。おかげさまで快適に過ごしています。今夜もおいしい夕食でした。

夕食後、町中を少しお散歩。お散歩している人、多いなぁ。安全なんですね、この町。今日は初めて昼寝をしませんでした。大分時差と高度に身体が順応してきたようです。

朝食:ホテルのビュフェ
昼食:パスタ、夫はソーセージとビール
夕食:サラダビュフェ、チーズクリームスープ、夫は子牛のクリーム煮、私はまぐろの香草焼き、ラズベリームースとチョコレートアイスクリーム

歩数: 15,657歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) -- bus --> BerninaDiavolezza(2093m)  -- diavolezzabahn --> Diavolezza(2973m) -->OspizioBernina(2260m) --> Alp Grum(2103m) -- train --> Pontresina(1774m)

2015年スイス・まったり旅 7/18

7月18日(土)晴れ
「ソーリオ村からスタンパへハイキング」

朝、窓の外を見ると雲海。はるか上に氷河の山々。昨夜の雨は雲になって漂っていました。

20150718-01.jpg今日はスイスの中のスイス、ソーリオ村まで行きます。片道バスで約2時間。サンモリッツ駅前と奥の村、プロモントーニュの2回乗り換え。マローヤまでは湖沿いのきれいな景色。そこを過ぎたところでものすごいヘヤピンカーブの連続。日光のいろは坂のようなところで、一気に山を下ります。その後の村々は石がわらの古い家々と狭い路地を大型バスが通りぬけます。運ちゃん、うまぁい。バスを乗り換えソーリオ村まで更に登ります。

ソーリオ村は山間地の小さな集落ですが、向こうにイタリアとの国境シオーラ山塊の山々がそそりたっている谷合の村です。古い家々や泉がよく保全されていて、雰囲気は一気に何世紀か戻ったみたい。ただし、止めてある車がベンツやBMW。。。車のCM写真には最高かもしれません。すれ違う人みんながあいさつをしてくれます。

20150718-06.jpg村を楽しんだ後はスタンパまで1時間半のハイキングコース。向かいの丘から集落全体を見る。景色も雰囲気もとってもかわいい村。教会の塔が工事中なのが残念。秋には山々が紅葉してすばらしい景色になるそうです。草原、樹林帯を歩く。初心者向けハイキングコースと思っていたが、下りは結構な山道。まだおとといの筋肉痛が完全に治ったわけじゃないのでイテテとぼやきながら降りる。途中で持参のランチを食べ、コルトゥーラ村を抜け目的地のスタンパへ。今日もよく歩いたぁ。日差しが強く暑い1日でした。20分ほどバスを待ち、シルバープラナで乗り換えホテルの前到着。楽だぁ。

20150718-05.jpgホテルに入り、途中で買ったアイスクリームを食べてから入浴とお決まりの洗濯。すっきりしたぁ。夫はビールの栓を抜いてプハァ。今日も楽しかったです。
しばらくしてから「卓球をしに行こう」。ここポントレジーナには近くの公園に全天候性のステンレス卓球台が置いてあります。周囲にはオガクズが敷き詰められていてボールが拾いやすい。途中リスが見にきたりする中、30分程おつきあい。私って偉い。

今夜はポントレジーナ最後のディナー。肉料理はベーコンのニョッキ、魚料理はスズキでとてもおいしかった。デザートも毎日見た目もきれいで楽しめました。夫は太ったぁ、って。明日からは自炊なので安心だよ。

朝食:ホテルのビュフェ(サラダ、ベーコンとたまご、フルーツなど)
昼食:ホテルのランチボックス(サンドイッチ、りんご)
夕食:サラダビュフェ、リークスープ、夫=ベーコンのニョッキ、私=スズキ、オレンジクレープとアイスクリーム

歩数:15.553歩

今日のハイキングコース:
Pontresina(1774m) -- bus --> Promomtogne(800m)  -- bus --> Soglio(1097m) -->Stampa(1000m) -- bus --> Pontresina(1774m)

2015年スイス・まったり旅 7/19

7月19日(日)晴れ
「アローザへ移動」

相変わらず朝早く目が覚めたので、ご飯を1合炊いてみました。今日は移動日。ポントレジーナからアローザまで3回乗り換えがあるものの、乗り換え時間は3分、5分と短いので、昼食におにぎりを持って行こう、と準備開始。ポントレジーナは標高1,774メートル。気合を入れて炊きましたが、やっぱり上手にできません。旅行用の湯沸かし器で炊くので電源オンとオフしかなく、火加減ができません。水も普通にしたのですが芯があります。毎年、スイスでは苦労です。で、お湯を足して何とか食べられるようになりました。今夜から自炊。うーん、うまくいきますように。

20150719-01.jpg朝食前後にトランクに荷物を詰める。減るものはなく、買った食料とか増えるばかりでした。アローザ駅に15時に着くにはポントレジーナ駅12時2分発に乗ります。ホテルのチェックアウトは12時まで。午前中は荷物を置いたままにして、エンガディンパスを使えます。ホテルのちょっと上まで歩いてリフトでアルプ・ランガードまで上がる。今日も快晴。エンガディンの山々とサンモリッツの町がきれいに見えます。歩いている人はセガンティーニ小屋やムオタス・ムライユまでハイキング。今回は行けませんでした。また行けるかな、と話しながら、1時間後に下まで降りました。

20150719-02.jpgホテルチェックアウト。「来年用に」と今年も10%割引券、ホテルのロゴ入りのチョコレートをもらいました。ホテルの車でサメダン駅まで送ってもらう。ありがとうございました。

クールで乗り換えアローザまで3時間。初アローザ。わくわくです。途中、きれいな橋を超える。みんな、カメラを構えていました。電車が通る時に撮りたいな。駅について、ホテルにお迎えを頼もうと電話番号を探していたら、あ、ホテルの車。運ちゃんに乗せてもらえる、と聞いたらどうぞどうぞ。ラッキー。歩けば10分以内ですが、何せ登り坂。助かりました。それにしても駅にもホテル行きの車でもでっかい楽器を持った人がたくさん。同じ車に乗った人に何かイベントがあるんですか、と聞いたら1カ月の音楽祭とか。ふうぅん。

20150719-03.jpgホテルに入ったら、ウェルカムドリンクを持ってきてくれた。女将からホテルとアローザパスの使い方、ハイキングコースなど丁寧に説明。私たちの英語力を信じているようですが、まあ100パーセントとはいかないけど、大事なところはわかったみたい。な、気がする。^^

お部屋は。。。とってもかわいいお部屋で新婚の娘の家に泊りにきたような気分。カーテンもベットカバーもカラフルなおおきな花柄。木目調の家具で落ち着きます。

今夜から自炊。今夜は定番のカレー、それもレトルトです。日曜日はお店がお休みなので昨日買っておいた野菜と酒の肴に買っておいた生ハムでサラダ。きゅうりの皮が固くてちょっと苦い。塩もみしてかつぶしとお醤油をかけたらおいしくなった。ご飯は。。。祈りむなしく何となく芯がある。まあ、今朝よりはましなのでちょっとずつは上手になるよね。

自炊だと夜の時間が長いです。夫はお片付け終了後お布団へ。アローザはヴァイスホルンの下の山岳ホテル。窓から見える山々に夕日が映えてきれいです。

朝食:ホテルのビュフェ(野菜、ハム、チーズ、フルーツポンチなど)
昼食:おにぎりとチョコ
夕食:サラダ、カレーライス

歩数:7,657歩

今日の移動:
Pontresina(1774m) -- car --> Samedan(1706m)  -- train  --> Chur(585m) -- train  --> Arosa(1730m)

2015年スイス・まったり旅 7/20

7月20日(月)晴れ
「ヴァイスホルンとランヴァイス橋」

20150720-02.jpg昨夜は早々に寝たにもかかわらず、朝はまあ普通に、6時に起きました。良く寝たぁ。
まずはご飯炊き。朝食はホテルのビュフェだけど、携行食におにぎりを持って行きます。ここのキッチンは電子レンジなし。毎回1合づつ炊くしかないし、上手に炊けないしなぁ。炊くたびに少しはましになっていますが、ふっくらおいしいご飯にはまだまだです。

朝食後、アローザ駅に向かって降りる。車道ではなく近道があるから、と夫。おっと、ここは違った、といきつもどりつ。あ、ここでした。まっすぐおりれば5分程度ということがわかりました。ロープウェイを乗り継いでヴァイスホルン山頂へ。アローザはこの山の麓の町です。スキーシーズンはかなりにぎわうようですが、夏もハイキングで人気。今は音楽家も集まっています。山頂で記念写真をパチリ。山の向こうの町々が箱庭のようです。

20150720-04.jpg一度、途中駅まで戻り、そこからアローザまで1時間ほどのコースを歩く。きつい昇り降りはなく、到着地はホテル。お部屋に入り、とろろ昆布でお吸い物を作って持参のおにぎりでランチ。もうちょっと、惜しいという味でした。

食後、もう一度駅に降りて電車で2駅目のランヴァイス駅へ。ここの橋がきれいなので、電車が通るのを待ちます。電車は登り下りそれぞれ1時間に1本づつ。夫は検札来たお兄さんにランヴァイスで降りると言ったが発音が悪かったらしく2度ほど直されていました。
ランヴァイス駅で降り、線路沿いの道を少し歩く。ちょうど眺めが良いところにベンチ。カメラをセットして電車を待つ。それにしても暑い。日差しがじりじり。昨日も暑かったし、ヨーロッパも記録的な暑さとのこと。氷河がどんどんとけていたもんなぁ。
20150720-05.jpgほぼ時間通りに下り電車、登り電車が通過。写真もしっかり撮りました。約40分待ってアローザ行きを待ちます。駅舎に掲示してある古い写真ではここの駅ができたのが1914年と知る。ということは101年前。橋を作っているところや駅舎の写真。ということはあの橋、101歳?! この駅舎もまんま。101年使っているんだ。橋、大丈夫だろうか。ちょっぴり心配に。

アローザ駅到着後、途中のスーパーでお買いもの。今日から3日間の食材調達です。帰る頃にぱらぱらお天気雨。向かいの山の上に入道雲。夏だ。こんな山の中でも暑かったもの。
ホテルで入浴に洗濯。プラス今日からお台所。ご飯がおいしく炊けますように。。。たっぷり野菜とソーセージと豚の切り身。ご飯以外はおいしくできました。

食後、茶碗洗いを終えた夫が「卓球しようよ」。ええっ、と言いながら30分程お付き合い。ホテルの芝生に折りたたみ式の卓球台。彼の後ろの山々がきれいです。

朝食:ホテルにビュフェ(パン、ハムとチーズ、フルーツ、ヨーグルト)
昼食:おにぎり、トマト、お吸い物
夕食:たっぷりサラダとソーセージ、豚の塩麹とヘイリバー調味料ソテー、キャベツと人参、チョコレート)

歩数:13,789歩

今日のハイキングコース:
Arosa(1730m) -- bergbahnen --> Weisshorn(2653m)  -- bergbahnen --> LAW-Mittelstaion(2013m) -->Tschuggen(2260m) --> Arosa(1730m) -- train --> Langwise(1377m) -- train --> Arosa(1730m)

2015年スイス・まったり旅 7/21

7月21日(火)晴れ
「ヘルンリホルンからアルプリィ湖へ3時間40分のハイキング」

朝食へ降りて行くと昨日の席にうちの名前。日本人、というかアジア人は私たちだけなので、すぐに覚えてくれいました。GoodMorningはあなたの国では何というの、と聞かれ、おはようございます、はむずかしいようなので「おはよう」だけでOKよ。でもその気持ちがうれしいです。

20150721-02.jpg今日の携行食は生あんずとチョコ。おにぎりは上手に炊けないので今日はパス。途中のレストランで食べることにします。

まずはホテル前の坂を下りたバス停から終点まで行き、ゴンドラでヘルンリホルンの山頂へ。そこからロープウェイを乗り継いで谷を越えて向かいのウルデンファージへ。これからどうする、と相談。あ、一緒に来た人たちはみんなもうあんなところを登っている。とりあえず写真を撮ってから向かいの高みまで歩く。山の反対側はクール駅の方。クールからアローザまでは電車で一時間だったけど、この山々のふもとをぐるっと回ってきたのがよくわかります。丘の上でこの後の相談。私は元気。まだまだ大丈夫、ということでアルプリィ湖まで行くことに決定。3時間は歩くよ、と言われ「うん、頑張る」。上から歩くところが見えており、先日のロゼック谷に降りたのに比べれば楽勝の雰囲気。

20150721-04.jpg天気は良く日差しは強いものの、ちょうどこちら側は日陰で楽。途中でマーモット発見。昨日は小鹿のバンビを見ました。とはいえ、なかなか遠い。9時半から歩きだして2時間半、12時に湖着。生あんずがおいしい。しばしフォトタイム。湖面が鏡のようできれいです。
ここからぐっと下ってから楽な道になり、レストランがあるアルペンブリック13時10分着。外のテラス席は満席。お腹すいたぁ。夫はヴァイスビールにシュニッツェル(ポークカツレツ)、私はスープとパン。いつも思うことですがメニューに写真または入り口に食品サンプルがある日本の食堂って外国人にやさしいよね。ドイツ語だけのメニューは何とかしてぇ。で、とってもおいしかったです、はい。

20150721-05.jpg食後は、30分ほど歩いてアローザの町はずれGADA着。ここからバス。COOPでビールと果物、アイスクリームを買ってホテルに戻る。いやぁ、今日も良く歩いた。
入浴、洗濯後まったり。今夜は駅前の湖でショーがあるので、遅くなってからのホテルの入り方を夫が聞きに言ったら、ホテルの女将と息子が卓球をやろうと誘われたらしく、彼は喜んで出て行った。一足遅れてカメラをもって行ったら、すぐとなりのお部屋で合奏練習中。生演奏を聞きながらの卓球。まわりはアルプスの山々。なんて贅沢なんでしょ。


20150721-07.jpg夕食後、ひと休みしてから駅前の湖まで降りて行く。21時50分から光のショーを週3日。火曜日は予定日です。21時半を過ぎてやっと暗くなるので、開始時間は遅い。夫は三脚をかついで。芝生も椅子も人でいっぱい。場所取りをしたところで流れていた音楽が突然途切れ放送。ドイツ語で何だかわからないけど、まわりでため息。立ち上がって帰っていく。すぐそばの人の英語の会話でシステムトラブルのためキャンセル、と知る。ええっ、残念。せっかくきたんだから、と夫が夜景を撮っていたらそばのお兄さんが声を掛けてきた。中止とわからないんじゃないか、と心配してくれた模様。ありがとうございます。夜10時過ぎた町をホテルまで戻る。安全な町なんですね。

朝食:ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、フルーツ、ヨーグルト等の他、スクランブルエッグ)
昼食:ポークカツレツ、フレンチフライ、具だくさんのスープ、パン
夕食:ソーセージとサラダ、骨付き鶏のトマト煮込み、キャベツときゅうりの漬物

歩数:24,391歩

今日のハイキングコース:
Arosa(1730m) -- bergbahnen --> Hornli(2511m)  -- urdenbahn --> Urdenfurggli(2546m) -->Gredigs Fuggli(2615m) --> Alplisee(2156m)  --> Alpenblick(1953m) --> Gada(1840m) -- bus --> Arosa(1730m)

2015年スイス・まったり旅 7/22

7月22日(水)晴れ
「シュターツ湖ハイキングの後はホテルのプールとサウナでリラックス」

昨夜、足首が痛かった。20歳そこそこの頃に骨折したところが、今でも疲れると痛みが出てくる。湿布して寝た。なので今日はかぁるいハイキング、お願いto夫。駅の向こうのシュターツ湖へ行こう、そんなに歩かないし。はぁい。

朝、明日行くツェルマットまでの荷物の宅配をチェック。駅から駅までファストバッゲージで朝出すと夕方着くシステム。但し場所による。今回はスイスのはじとはじ。スイス鉄道webでチェックするとアローザ、ツェルマットは朝9:15までに出すと翌日の朝7:05受け取り可能。ということは、明日出しても受け取れるのはあさって。どうする?今朝出せば人間がツェルマットに着いたときには荷物は待っている。そうする?とあわててパッキング。今日はストックも三脚もいらない。着替えも充電器類も最小限残して、できるかぎり詰め込む。よし。

20150722-02.jpgハイキングの前に駅で荷物出し。駅員さんからも今日は受け取れませんよ、と確認。大丈夫、チェックしたわ、と明るく返事。

駅前から横の道をずぅっと下って初めに小さい湖、次に大きいシュターツ湖へ。車道だけどかなり下ったので、帰りはこのだらだら坂を登るのかと思うと気が重い。湖を半周。今日も快晴で青い空。お花もたくさん咲いていてきれいです。
帰り路は別な道から。ちょっと山道でぐぐっと登った後は平坦な道。足の痛みも朝には治まっており大丈夫。よかったぁ。

駅まで戻ってもまだ10時40分。空がとってもきれいなのでロープウェイでヴァイスホルンの山頂へ。先日来た時には雲があったので、今日はクリアな写真がとれるのでは、と思ったけど、うーん。うすい雲がかかっていてクリアという状態ではありませんでした。日本人のご夫婦とお会いししばしおしゃべり。クールに泊っていて昼間も夜も暑いので、ここまできたら涼しいですね、とのこと。昨日の天気予報でクールは39℃。ヨーロッパに熱波がきているようです。

20150722-06.jpg下に降りて昼食。駅前に北京飯店の看板があったので行ってみる。お姉さんに英語のメニューある?と聞いたら奥からおじさんがでてきてドイツ語メニューをはじから英語で説明してくれた。スパゲティにソーセージって、あの、中華は?冬だけだよ。ええっ。仕方ない、夫は「ヴォルスト(ソーセージ)」、私はスープでいいです。ちゃんと炊けたご飯を食べたかったのに。

ホテル着13時半。まずは汗をかいたもののお洗濯。ひと休みしてからホテルのプールとサウナに。どちらもすばらしい施設で、今日まで使わなかったの、もったいなかったね。
夕食前に夫のおつきあいで卓球。今日は風が強く玉がふらふらぁと方向転換。向こうの山に真っ黒な雲がかかっているしで本日はここまで。

夕食は残り物も全部使ったので結構な量になりました。さっきサウナで体重をはかったけど、二人とも太っていなかったので安心して食べてね。夜になって雨。アローザ最後の夜です。

朝食:ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、フルーツと目玉焼き)
昼食:夫=ソーセージサラダとビール、私=キャロットスープとパン
夕食:サーセージとサラダ、茄子焼とサーモンの串焼き、漬物

歩数: 17,054歩

今日のハイキングコース:
Arosa(1730m) -- Untersee(1691m) --> Stausee(1606m)  -- Arosa bergbahnen --> Weisshorn(2653m) --> Law-Mittelstaion(2013m) -- Arosa bergbahnen --> Arosa(1730m)

2015年スイス・まったり旅 7/23

7月23日(木)晴れ
「リッフェルアルプリゾート」

朝食後、チェックアウト。お世話になりました。アローザはウインタースポーツのメッカ。1914年に電車が通る前から馬車や車、時には飛行機で人が集まり、スキーやジャンプ、カーリング、ボブスレーなどをやっていたそうです。へぇぇ。

20150723-01.jpg駅でツェルマットまでの切符を購入。氷河特急のコースが近道だけどなぜか時間がかかります。遠回りのチューリッヒ中央駅、ベルンを経由した方が時間は早いのでそちらでお願い、と切符を購入。あれ、事前のチェックより安い。クールで乗り換え、検札にきたお姉さんが氷河特急のルートの料金なので追加を払ってね、って。やっぱり。

チューリッヒ中央駅で40分の乗り換え時間。まずはトイレ、と行ったら有料。男性1.5CHF、女性2CHF。男女差別だ。ランチのサンドイッチを買ってホームへ。フィスプまでの特急列車。こちらは氷河特急と違い、特急らしく早いです。フィスプは昨年、一昨年とサースフェーへ行ったバス発着駅。今年は行けないけど、良いところです。

20150723-02.jpgツェルマットに定刻着。ホテルには昨日メールで到着時間を連絡。ゴールデンクロックの下で待っててね、ってここかな。夫は昨日出したトランクを受け取りに。ホテルのスタッフが声を掛けてきた。はい、よろしくお願いします。リッフェルアルプ駅までのゴルナーグラード鉄道のチケットをもらい、トランクは彼が運んでくれ、向こうの駅でスタッフが受け取るからね、って。はぁい。ツェルマットは昨年はこなかったので2年ぶり。人気の観光地なので人でごった返していました。今まで日本人は私たちだけ、という状態でしたが、あちこちにたくさん。

ツェルマットからリッフェルアルプまで2駅。急勾配を登ります。駅からはホテルのトロッコ電車でホテルの前到着。歩いても5分程。まずはチェックイン。今回初の5つ星です。ノスタルジックという名のダブルルーム。ここは全室マッターホルンビュー。私たちのお部屋からもどーん。と言いたいけど、雲の覆われていて全貌をながめることはできません。お部屋はなかなかすてき。ここも今まで同様バスルームとトイレが別。バスルームにはシャワーエリアがあり、使い勝手がよさそうです。

20150723-04.jpg貴重品BOX扉に各部屋の季節ごとのルームチャージが表示されています。う、夏は頑張れば泊れるけど、冬は同じ部屋が倍近く、クリスマスシーズンは倍以上です。ひえぇ。ということはともかく楽しまなくっちゃ。荷物を整理後はまずはホテル内の散策。ここが卓球台、ここがプールにマッサージルームね、ふむふむ。外もぐるりと一周し、30分程卓球をして部屋に戻る。

入浴、洗濯後はまったり。夕食を作らなくていいし、今日は移動だけなのでそんなに疲れていないし。マッターホルン山頂の雲が切れないかなぁ。
夕食はおまかせコース。こちらでいうハーフボード、2食付です。セレクトもできますが、せっかくなので昨日のメールでハーフボードにしてもらいました。前菜もメインもおいしかったです。

20150723-06.jpg今日の日没は夜9時9分。夕食後、ベランダから外を眺め、雲から山頂が顔を出したのを楽しんでいます。今夜は星景写真が撮れるかな、おじちゃん。とやっと暗くなってきた山を見てびっくり。光のネックレス。ライトアップ?まさかね。「登山者だよ」と夫。へぇえ、すごぉい。

朝食:ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、フルーツなどとスクランブルエッグ)
昼食:チキンカツサンドとサーモンサンド、生あんず、ネクタリン、りんご
夕食:春巻きと野菜とまぐろの前菜、ハムとチーズを子牛肉で巻きフライ温野菜添え、ベリーソースかけアイスクリーム、ミニ甘味4ケ

歩数:6,060歩

今日の移動コース:
Arosa(1730m) -- train --> Chur(800m)  -- train --> Zurich HAB(420m) -- train --> Visp(651m) -- train --> Zermatt(1616m)  -- train --> Riffelalp(2222m)

2015年スイス・まったり旅 7/24

7月24日(金)晴れ のち 雷雨
「エーデルワイス36」

20150724-00.jpgマッターホルンと星空を撮影するために、夫は夜中に何度もベランダに出たり入ったり。雲が多く良い写真は撮れなかったそうです。朝は5時過ぎに起きて三脚を抱えて外に出て行った。私はベランダの椅子でふとんにくるまって朝焼けを待つ。も、ちょうど日の出の瞬間は東側におおきな雲があり、朝焼けは撮れませんでした。残念。山頂が金色に輝くのを見たくてここに泊っているのに。
昨日のマッターホルンのライティングは初登頂150周年記念イベントでのライティングと判明。そうなんだ。明るかったものね。

今日はまずはグリュンゼーを目指します。空は快晴。マッターホルンくっきり。ホテルの裏から歩きはじめる。なでしこがいっぱい。電車の線路をまたいだところから電車とマッターホルンの2ショットがゴルナーグラート鉄道のチケットの風景。線路を越えたらすぐに電車が来た。えっ、もうちょっと上で撮りたかったのに。反対車線もすぐに来るのであわてて少しでも、と上に行く。写真を撮り終わったら夫がヘルプ。蟻塚を踏み足に蟻がうようよ。北海道のハッカスプレーをかける。何とか退治。20150724-02.jpg次の電車は少し上で落ち着いて撮影。その後、丘を一気に昇って広い路を歩く。

グリュンジゼー、グリンジゼーとまわり、逆さマッターホルンを撮る。風があってきれいな逆さとはいきませんが。スネガ駅まで歩く。日本人GP多し。スネガに向かう途中であごと手足を激しくすりむいたチャイナ系の若い女性とすれ違う。ころんだらしい。半袖、半ズボンで手足はむき出しで赤むけていた。お大事に。

スネガでトイレタイムと昼食。ほっとひと休み。昨日は移動日だったので、今日はまだまだ歩けます。昼食後、ロープウェイでブラウヘルドまであがり、今年初のエーデルワイス探し。確かこの道沿いにあったはず。
お花の写真を撮っていた外国人に聞くと「見ていない。もっと高いところだよ」。20150724-03.jpgすれ違った直後に夫が「I'm a champion!」彼の指さす足元に一輪。その反対側に2輪。さっきのカップルにも声かける。わーい、今年も出会えた。その後シュテリーゼーまでとその先で二人で計36輪みっけ。エーデルワイス再会のおかげで元気が出て、リッフェルアルプまで歩いて戻る。ホテル着16時半。休憩時間を含め7時間半のハイキングでした。

入浴洗濯後から激しい雨。一時ヒョウもパラパラ。その後も雨がシトシト。すぐ目の前のマッターホルンは雲の中。今夜は夫も落ち着いて眠れそうです。
今日の歩数は今の万歩計が昨年12月に横浜市から届いてからの最高値。良く歩いたぁ。

朝食:ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、フルーツ、スクランブルエッグ)
昼食:スパゲティミートソース、夫はソーセージとリシュティとヴァイスビール
夕食:フォアグラの前菜、エビのグリルと温野菜、チョコレートアイスクリームとベリー

歩数:28,867歩

今日のハイキングコース:
Riffelalp(2222m)  --> Grunsee(2300m)  --> Grindjesee(2334m) --> Leisee(2232m) --> Sunnegga(2288m)  --> Blauherd(2571m) --> Stellisee(2537m)  --> Riffelalp(2222m)

2015年スイス・まったり旅 7/25

7月25日(土)雨 のち 晴れ
「ツェルマットは世界的観光地」

夜明けに目が覚めてベランダに出てみると雨。目の前にあるはずのマッターホルンは雲の中。今日も朝焼けには出会えそうもありません。今日は移動日。朝焼けをじっくり撮れるホテルに2泊しましたが、2泊ともNG。自然相手だからなぁ。

20150725-00.jpg今日の予定は午前は電車でゴルナーグラートまで登り、その後ローテンボーデンからリッフェルベルグまで歩き、お昼前にホテルに戻りチェックアウト。ゆっくり昼食後、ツェルマットに降りてホテルに移動。標高2222メートルのここが曇りでも、3千メートルを超えるゴルナーグラートは晴れていることがあるが、ライブカメラで見る限りマッターホルンの見え方はここと同じ。どうする?この後ツェルマットに4泊するので、無理して今日行くことはない、昨夜のあの雨で道はかなり滑りやすいし、と決定。今日までずっと晴れだったので、ゆっくりしよう、ということになった。外を見るとマッターホルンに虹。これで山頂が見えていればいいのになぁ。

夫は昨日レンズキャップを落としたので、線路までの道に探しに行った。私はベランダでゆったり景色を満喫。雨はあがったものの雲が広がり、陽がさしたり陰ったり。ところどころ青空も見えます。雲をたっぷりまとったマッターホルンの中腹から山頂にかけてのそそり立つ崖は昨日までは真っ黒でしたが、昨夜の雨が山は雪で正に雪化粧。とっても素敵な景色です。

20150725-01.jpg「キャップ、なかったぁ」と夫が戻る。荷物を整理してからしばし卓球。キッズルーム内で、通路にもなっていて、いろんな人が通って行った。11時にチェックアウト。トランクを預けて、ハイキングとランチをして14時に取りに来ると伝える。
ホテルの横に「マークトゥエン路」の表示。初心者コースの黄色。よしっと歩きはじめ、30分を過ぎたころから急な昇り。しばし歩いてから元の道をそのまま降りてきた。ところどころ雨でグチョグチョ。1時間のエクササイズでした。ホテル下のレストランで昼食とお茶と景色をゆっくり楽しんでからフロントへ。トランク、取りに来ました。ホテルマンがすみません、荷物、ツェルマット駅に既に行っています。ええっ?!今までいろんなホテルで荷物を預けたことがあるけど、こんなの初めて。ま、行く場所だからいいけど。「駅のスタッフに連絡をしておきます。すみません」。が、ツェルマット駅に着いてもそのスタッフがいない。あちこち探すも見つからず、ホテルに電話をかけて見るが、ドイツ語で何かメッセージが流れるだけ。どうなっているんだ、とイライラ。仕方がない、もう一度ホテルに行くか、と改札に向かったところでスタッフ発見。20分以上探したんだよ。だいたいなんで勝手に降ろしたんだよ、とぷんぷん。

20150725-03.jpg今夜からのホテルは駅から徒歩5分。アパートメントタイプなのでフロントがあるわけではありません。ホテル側からこうなっているからねぇ、と事前にメールをもらっている。ああ、ここね。2ベットルーム、70平米のマンションの1室を借りた感じです。
荷物を開き、ネットワーク接続の確認後、お買いもの。すぐそばにミグロ。夕方でとっても混んでいました。
あぁ、疲れたね、と入浴後、まだまだ明るいのでちょっとお散歩。いつの間にかマッターホルンには雲ひとつありません。教会とねずみ返しの古いおうちの近くで、観光客がたくさんいます。橋のフォトスポットも人がたぁくさん。
お部屋に戻り夕食の準備。オーナーさんにまだ会っていないので、何だかよその家に勝手に上がって住んでいる気分です。
で久しぶりの炊飯。今までで一番おいしく炊けました。ほっ。

朝食:ホテルのビュフェ(ハム、ベーコン、サラダ、フルーツなど)
昼食:私=カネロニと紅茶、夫=ソーセージとロシュティとビール
夕食:サラダとソーセージ、エビチリ、ベーコンときのこのスープ、りんごとネクタリン

歩数:11,356歩

今日のハイキングコース:
Riffelalp(2222m)  --> Mark Twain weg(2300m)  --> Riffelalp(2222m) --> Zermatt(1616m)

2015年スイス・まったり旅 7/26

7月26日(日)晴れ
「エーデルワイスの路」

20150726-01.jpg朝、外を見るとマッターホルンの山頂が黄金色。お部屋のバルコニーからはこんな感じで見えます。これを見たくて山岳ホテルに泊ったのに降りてきた次の日なんて。でも見られてよかったです、はい。

昨夜、お米を三合弱炊き、1/3は食べ、1/3はおにぎりにしておきました。残りは朝ご飯です。ここハウスローザのキッチンは身長167センチの私でも「たかぁ」と思う高さです。電子レンジはなくスチームオーブン。マニュアルはドイツ語とフランス語のが置いてありました。って、どうすりゃいいんだ。昨夜作ったおにぎりは何とかあたためて海苔を巻いて今日の携行食に、朝食分はかためのおかゆにしました。やっぱりご飯がおいしい。

お片付けが終わったところで出発。今日はエーデルワイス・ウォッチングのその2です。ケーブルカーの駅でご一緒になったご夫婦はお父さんが85歳。ホテルは現地についてから、実際のお部屋を見て決めるんだそうです。ツェルマットでは5つめで決めた、とはつらつボーイ。奥様と二人、ロートホルンまで昇り、歩いて降りてくるそうです。20年後もあんなふうに歩けたらいいね。

私たちはブラウヘルドからフラワーwegをトゥフテレン村まで降りる。
20150726-02.jpgエーデルワイス、ないなぁ。前にここを通った時もなかったしなぁ。今年は夏が早いのか枯れているのが多く、前に来た時とは様子が違います。村から先が以前エーデルワイスを見たころ。山側は私、谷側は夫がチェック。しばらく歩いたら後ろの夫が呼ぶ声。彼がふと見た山側にエーデルワイス3輪。あ、見落としていた。ごめん。「ちゃんと見てよね」はぁい、ってその反対側の谷側1輪みっけ。むふっ。ちゃんと見てよね。この後、トレイルの左右にときどき見つけることができ、20を数えた頃に一昨年群生していたところに到着。あ、今年もいっぱい。13も咲いていました。やったぁ。取られていなかった。今年も咲いていた。

その上の分かれ道のところにも確か前にあったけど、と見るとあるある。その先にも、あ、40、50と数え、特に崖側には群生。すごぉい、いっぱい。161まで数えて数えるのを中止。20150726-04.jpg200以上300位は見たと思います。すごぉい。
一昨年の日程は2週間ほど早かったので、咲き始めたばかりの雰囲気でしたが、今年はしっかり大きく咲いているものが多く、満喫しました。

自生のエーデルワイスのそばで持参のおにぎりと果物を食べ、スネガ駅まで行く。今朝見た天気予報では14時以降に雲が広がり、夜には雨。おととい、山岳ホテルでヒョウも降ったのでまっすぐ降りてホテルへ戻る。
入浴、洗濯後夫はビールをプハァ。私はもう眠くって。。。久しぶりのお昼寝です。

ひと休みしてからベランダの洗濯ものを室内に移し、窓辺のお花に水やり。相変わらず観光客がすぐそばの道を歩き、建物にカメラを向けたりしています。鎌倉とか京都に住んでいる人の気持ちがちょっぴりわかったような気がします。たぁいへん。

朝食:ベーコンエッグと野菜、おかゆ、フルーツとヨーグルト
昼食:おにぎり(梅干し)、あんずとモモ(夫はback後にベーコン巻きのソーセージとサラダとビール)
夕食:骨付き豚肉と温野菜、ベーコンとブロッコリのスープ、洋ナシとアイスクリーム

歩数: 18,822歩

今日のハイキングコース:
Zermatt(1616m)  --> Blauherd(2571m)  --> Tufteren(2215m) --> Sunnegga(2288m) --> Zermatt(1616m)

2015年スイス・まったり旅 7/27

7月27日(月)晴れ
「快晴のマッターホルン」

今朝のマッターホルンの頭は雲の中。昨夜からの雨で雲がまだまとわりつています。天気予報では晴れ。今日は先日のリベンジ、というわけではないけれど電車でゴルナーグラードまで登り、リッフェルベルグまで下ります。ツェルマット観光のいわば銀座コース。日本人が多いのですが、それだけ景色がすばらしいところで、やはりはずせないコースです。

20150727-01.jpg電車の進行方向右に座る。こちらが景色が良いからです。あ、マーモット。線路の横を走っていました。標高1600mからゴルナーグラードは3100m。
5年前に初めて来た時は頭が痛かったぁ。身体は重いし歩くとふらふらしたし。今回は高地順応ができているのでなぁんともなく展望台まで登れました。でも寒い。風がびゅうびゅう。景色は最高。朝あった雲は風に飛ばされ360度青い空と4千メートルの山々。マッターホルンはもちろん、モンテローザ、ブライトホルンにバイスホルンなどなど。氷河は大きくうねって壮大な景色を見せてくれています。寒いけど、すごい。素晴らしいけど、風冷たい。
しばし眺めてから売店でナイフを買い、トイレを済ませてハイキング開始。まずはローテンボーデンまで下る。右に氷河、前にマッターホルンを見ながら。いいなぁ、この景色、この空気感。青空に映えた山々。足取りも軽く、とは行きませんが頑張って降りました。

20150727-02.jpgリッフェルゼーは逆さマッターホルンのフォトスポットですが今日は風が強くって。わたすげが咲いていてきれいです。お話しした5人組はシャモニーから8日間かけて終点のツェルマットに着いたんです、こう見えても72歳なんですよ、とごっきげん。いやぁ、お若いです。

ここから先はパノラマロード。前々回、その前と2回リッフェルベルグに泊った私たちにはおなじみの道を駅まで降りる。いやぁ、今日は素晴らしい景色でした。

ツェルマットに12時過ぎ着。この時間なら、とホテルに戻り昼食。今夜の肴のソーセージなどをおかずにしっかり食べました。食後は洗濯をしてからちょっとお昼寝。疲れがたまった頃なのでしょうか。いくらでも寝られます。日本は猛暑で寝苦しい日が続いているそうですが...。

20150727-03.jpg15時前に起きてお散歩。教会の中は静かでしたが外は観光客がゾロゾロ。相変わらずすごい人ヒトひと。駅前のマムートのお店をのぞき、COOPで食品の補充。一度戻って荷物をしまってから、近くのミグロスでお土産を購入。夫はチョコレートを60個(!)。卓球クラブに自治会の役員さんに、と留守中お世話になっているからと。お土産を買うのも楽しみですが、それにしてもすごぉい。猛暑の日本にチョコのお土産って大丈夫なのかな。

夕食は今夜もまずはソーセージ。こちらでは種類が豊富で毎日食べてもあきません。ごはんも大分上手に炊けるようになりました。(写真は私のなのでソーセージが少なめ)

マッターホルン登頂150年祭りにあたり、登頂に成功したラインにこの期間、夜になるとライトアップしているんだそうです。下から見てもかなりな急勾配です。

朝食:ベーコンエッグ、カリフラワーとトマト、スープ、フルーツとヨーグルト
昼食:ソーセージと温野菜、おにぎり、とろろのお汁、桃とあんず
夕食:サラダとソーセージ、鮭と青梗菜のにんにく炒め、白菜の塩麹漬け、スープ

歩数:16,774歩

今日のハイキングコース:
Zermatt(1616m)  --> Gornergrat(3090m)  --> Rotenboden(2815m)--> Riffelberg(2582m) --> Zermatt(1616m)

2015年スイス・まったり旅 7/28

7月28日(火)晴れ
「エーデルワイス一輪」

20150728-02.jpg昨夜、やっと暗くなった9時半過ぎに外を見たらマッターホルン登頂ルートに灯り。夕食後横になっていた夫を起こし、着替え、彼はカメラを三脚にセットして外に出たら、あれ、消えている。10時までなの?仕方なく橋まで行って夜のお散歩をして戻ってきた。
今朝、5時半に起きて外を見る。うん、きれいだ。夫も起きて三脚をかついで外に出る。あ、雲に隠れた。
どうする?行くよ。と橋のところに。日本人GPなど観光客がいっぱい。反対側の空は晴れているもマッターホルン方面だけ雲。日の出まであと15分程。
どうする?待つよ。雲が下の方から切れてきた。山頂まではまだまだ。無理かな。といっているうちに雲が薄くなり、山頂が朝日に輝いているのが見えてきた。わーい、やっと見えた。雲はさらにどんどんあがりみんなを楽しませてくれた。よかったぁ。

20150728-04.jpg身体はひえひえ。夫はホカロンを貼って欲しいという。風邪をひいたら困るもんね。暖かい朝食を食べ、ひと休みしてから出発。今日はロープウェイでフーリーまで行き、そこからツムット村、エーデルワイスロッジ経由ツェルマットの4時間コース。今日もすばらしいお天気です。

フーリーからしばらくは舗装された楽な道。その後はトレイルを歩く。谷を渡るよ、と夫に言われていたが、橋の下はものすごぉく深い谷。崖下ずぅっと下に急流。ちゃんとした橋ですが、思わずそろそろでも急いで渡った。ちょっと怖かった。

ツムット村は石瓦の古い建物を保存している小さな村。スズキの軽の車があった。こちらは軽という区分はないらしいが、小回りがきく小さい車じゃないとここまで来られないでしょうねぇ。

20150728-03.jpgそこからまたトレイルにのぼりしばし昇り。息があがるものの景色に後押しされて頑張る。今年は雪解けが早く、高山植物も早かったとのことで、お花は少なめ。残念。それでも日陰はまだきれいに咲いていました。

一昨年、ここでエーデルワイスを見た、という夫の執念で歩く。急な昇りが続き、やっと分かれ道が見えた、瞬間「あったぁ」と夫。足元に一輪。エーデルワイスweg(小路)という割にはこれだけ。この先にエーデルワイスというロッジがあるというネーミングなのか。
ロッジからは一気に下り。林の中をどんどん。途中大勢の人とすれ違うも日本人はこちらに住んでガイドをしているという二人連れのみ。途中の滝のそばでランチ。暑いけど、気分は最高でした。

13時過ぎに町の教会のそばに降りる。ホテルに戻ってPCをつけたらホテルのオーナーからメール。午前中行ったけどお留守だったので、夕方にいくからねって。そう、まだお会いしていないし、もちろんお支払いもしていません。予約時に1割デポジットと言われたけど、海外からクレジットカードは使えないので、現金で払ってね、と言われていた。
夕方お散歩とお買いもの。今夜が自炊の最後です。この後、山岳ホテルなどに泊るので、荷物の整理も帰国を考えての時期になりました。

夕食の準備中にオーナー着。大柄な元気な女性でした。友達に紹介してね、また来てね、と陽気。はい、とっても気に入りました。2ベットルーム、シャワールームにバスタブ、トイレが2個。二人で使うにはもったいないようなお部屋でした。駅やスーパーにも近く快適。

今夜はツェルマット最後の夜。昼間はあんなに良いお天気だったのに、マッターホルンに雲。ライトアップ、見られるといいな。

朝食:サラダ、雑炊、ネクタリン
昼食:おにぎり、ゆでたまご、生あんず
夕食:サラダとソーセージ、ホタテのベーコン巻と温野菜、野菜スープ、マンゴープリン

歩数:20,868歩

今日のハイキングコース:
Zermatt(1616m)  --> Furi(1867m)  --> Zmutt(1936m)--> Hubel(1964m) --> Alterhaupt(1961m) --> Zermatt(1616m)

2015年スイス・まったり旅 7/29

7月29日(水)くもり のち 雨
「ラウターブルンネン滝めぐり」

20150729-01.jpg昨夜は9時15分頃にライトアップを確認後、三脚、カメラをかついで出動。見晴らしが良い橋まで着いた瞬間消えた。そばで日本人添乗員らしい声。「今日はこれで終わりです」ってええっ!
昨日は10時だったじゃない。昼間、インフォメーションセンターで確認しておけばよかった。シャッターは押せなかったけど、目ではしっかり見ました。

朝は5時半に起床。マッターホルンは雲の中。「どうする?」「行こう」。昨日のこともあるしで、しっかり防寒してお出かけ。今日は空いっぱいの雲。山の裾野の雲は多少上がったものの、中腹から上はしっかり雲に包まれ、朝焼けは見えませんでした。

20150729-03.jpgホテルに戻ってひと休み。今日は姪二号の出産予定日。朝から落ち着きません。日本は何時だから、そろそろか、と携帯電話をしょっちゅう見て、待ち切れずにその母親である妹にメール。しばらくしたら女の子が生まれた、との写真付きメール。母子とも元気そうでよかった。
チェックアウトはゆっくりでいいわよ、と言われていたけど、1日ここで寝ているわけにもいかず、朝食後、お台所は来た時と同じようにおかたずけ。お世話になりました。

今日から2か所で2泊づつ。スーツケース1つは着替えなど持って行くもの、もう一つはお土産やキッチン用品など持って行かないもの。こちらは駅でライゼケベックでインターラーケンへ送ります。2日後に受け取れ、受け取らない場合は4日間は無料、5日目から有料で保管。今回は5日後までインターラーケンで保管してもらい、駅で荷物を詰め替え、そのまま成田に送る予定です。

20150729-04.jpgツェルマットからインターラーケンまで3回乗り換え、3時間弱で到着。予約したホテルは駅前のCOOPのすぐ上でした。ホテルに荷物を預け、近くのシュタウバッハ滝までお散歩。途中雨が降ってきたので雨具着用。そういえば今回昼間はずぅっと晴れでした。
滝入口のベンチでランチ。サウジアラビア人の親子連れに声をかけられる。インターラーケンからの電車は韓国人団体客とアラビア系の人が多かった。
遊歩道で滝の裏側まで昇る。ランチ直後でちょっときつい昇りでしたが、岩の中を通っていくのはなかなかおもしろかった。晴れていればユングフラウの山々が見えるんでしょうね。

この先のもうひとつの滝が見えるところまで歩く。キャンプ場があり、大勢の人がテントを張ったり、キャンピングカーで楽しんでいました。こんなところでのキャンプって気持ち良いでしょうねぇ。

1時間半のお散歩後、ホテルに戻りチェックイン。一番上の階のお部屋で眺望良し。明日は晴れ間がのぞきそうなので、景色が楽しめそうです。20150729-05.jpg
ここのホテルも朝食付きの予約でしたが、到着時に2食付きに変更。自炊後のレストランのお食事です。どれもおいしかったです。特にポルチーニソースは美味でした。

朝食:スナップエンドウとトマトとベーコン、漬物、ご飯、スープ、ネクタリンとヨーグルト
昼食:おにぎり、ゆでたまご、生あんず
夕食:サラダビュフェ、スモークサーモンの前菜、豚のヒレ肉のポルチーニソースにブロッコリにパスタ、アップルシュトゥルーデル

歩数:15,085歩

今日の移動:
Zermatt(1616m)  --> Visp(651m)  --> Spiez(623m) --> Interlaken(563m) --> Lauterbrunnen(795m)

2015年スイス・まったり旅 7/30

7月30日(木)くもり 山の上は晴れ
「シルトホルンは雲の上」

スイスに来て初めて標高千メートル以下のところで寝たせいか、深い呼吸でしっかり寝たみたい。すっきり目が覚めた。
朝食にレストランに行ったら日本人、韓国人もいた。昨夜のディナーの時はアジア系は私たちだけでしたが。もちろん多国籍なレストランでした。

今日の天気予報は曇り。ロープウェイと登山電車で上がったミューレンの予報は晴れなので、アーメントフーベルのフラワートレイルに行くことにする。ロープウェイ乗り場で朝食の時にレストランで会った親子4人と再会。毎年夏休みはスイスに来ているんだそうです。お父さんが今朝見たライブカメラでシルトホルンは晴れていたのであがるつもり、とのこと。
20150730-01.jpgシルトホルンは一昨年、晴天の日に行ったけど、山にたっぷり雲がかかっていて、あまり良い印象はありません。ミューレンからのロープウェイは超高いし。007の撮影で有名なだけ、という印象です。
ミューレンは雲の中でした。すぐそこのお隣の家がわからないくらい濃い霧。駅のライブカメラでこの地方のあっちもこっちも雲の中。3000メートルにあるユングフラウヨッホとシルトホルンだけが晴れ。雲の上です。この濃霧の中を歩くわけにはいかず、選択の余地なくシルトホルンへ行くことにする。途中でロープウェイを乗り継ぐ少し手前の2600メートルを超えた瞬間、雲から抜けて青空、4000メートルの山々が出現。歓声があがる。

20150730-02.jpg雲海の上にアイガー、メンヒ、ユングフラウ、ブライトホルン、ゼッターホルンなどがお日様に輝いていました。すごいすごい。こんなにきれいなんだ。すてき、としばし見とれる。
展望台から下に降りるトレイルがあり、すごいガレ場だけど少々降りて見る。風は強いし、一歩間違えれば一気に下まで滑り落ちそうなところ。でも絶景です。強風に耐えて咲いている花もかわいい。今年一番高山植物らしい花々。
途中で戻ることにして持参のコーヒーを飲む。いいねぇ、すごいねぇ、来て良かったねぇ。さて戻ろう、と立ち上がってリックをしょったところで夫のレンズフードがコロコロ。あっという間に谷の方に転がった。もう駄目、とあきらめかけたが、ポールにひっかかって止まった。少し降りれば拾えるところ。運がいいね、このフード。
20150730-03.jpg展望台まで戻り、ぐるっと回って写真を撮ってから展望レストランへ。360度を1時間かけてまわるところで軽いランチ。景色最高。
食後も展望台でしばし眺めてから、建物内のボンドワールドを見る。1968年の007って見ていないよね。13時36分のケーブルカーで降りる。この時間、雲海はどんどん上がってきていた。
ミューレンに降りると雲は朝より上に上がって、町は見渡せるが、少し上のアーメントフーベルはまだ雲の中。シルトホルンに行って正解だったね、と町を散策。谷をハングライダーが飛んでいた。

ホテル着15時半。楽しかった。シルトホルンの印象がぐっと良くなりました。教訓。シルトホルンにはお天気が良い日に行きましょう。(前回は下も良く晴れている日に行ったんだけどね)

今夜のディナーのメインディッシュはヴェニソン。辞書を引くと鹿肉または子牛肉。ウェイトレスさんに鹿か牛か聞くと「ヴェニソンはヴェニソン」と壁にかけてある鹿の角を指さした。まわりも一斉に笑っている。日本人は知らないのね、という雰囲気。アラスカやイエローナイフでトナカイやムースは食べたことあるけど、初ヴェニソンでした。ちょっと固いけどおいしかったです。

朝食:ビュッフェ(ソーセージ、スクランブルエッグ、ハムにチーズ、フルーツ、ヨーグルト)
昼食:トマトクリームスープ、パン、桃
夕食:サラダバー、野菜スープ、ヴェニソンとスペッツレ(洋風すいとん)と芽キャベツ、チョコレートムース

今日の歩数:8894歩

今日のハイキングコース:
Lauterbrunnen(795m)  --> Murren(1638m)  --> Schilthorn(2970m) --> Murren(1638m) --> Lauterbrunnen(795m)

2015年スイス・まったり旅 7/31

7月31日(金)晴れ
「ユングフラウ三山終日くっきり」

ラウターブルンネン2泊。今朝は雲が大分上がり、向かいの崖の上にうっすら雪山が見えています。ここも景色がすばらしいところ。お部屋の窓からの眺めは緑の丘にかわいい家々。ときどき電車が通るジオラマのよう。くっきり晴れの時に泊りたかったな。

20150731-01.jpg朝食後、早めにチェックアウト。ラウターブルンネン駅8時37分発に乗る。ユングフラウの山々と滝の景色がすてきな路線です。今日はメンリッヘンに移動。ロープウェイ終点駅にある山頂のロッジです。ロープウェイはヴェンゲンからとグリンデルワルド側の2ルート。今日はヴェンゲン駅で降り、駅前の手作りパン屋さんで携行食を購入し、ロープウェイへ。山頂に降りると真っ青な空にユングフラウ三山くっきり。今までここには何度も来ているけど、どの山にも雲がまったくかかっていないのは初めて。わぉぅ。

20150731-02.jpgホテルに荷物を預け、9時半ハイキング開始。クライネシャイデックまでのハイキングコースは初心者向きで、景色がすばらしいので人がとっても多い。日本人、韓国人、フランス人に中東系と国際色豊かです。
トレイル脇のお花がきれい。今回は盛りが過ぎたようで、ちょっとがっかり続きでしたが、ここでは左右に一面の花。黄色、紫が広がり、楽しませてくれます。これでなくっちゃね。
写真撮り撮り、途中わざわざ遠回りをしたりしてゆっくり2時間ほどかけて到着。クライネシャイデック駅は今日もユングフラウヨッホに行く人で大混雑。ユングフラウヨッホも今日は眺めが良いんでしょうね。
私たちは少し上の湖まであがり、景色をながめながらランチ。おいしいサンドイッチでした。

20150731-03.jpg駅まで戻ってトイレ休憩後、ひと駅先のヴェンゲンアルプまで歩く。明日の天気予報はメンリッヘンやクライネシャイデックは雨、ユングフラウヨッホは雪。たぶん今日のハイキングが今回の最後。ゆるい下り路を1時間、楽しみました。
ヴェンゲンアルプ駅は無人駅。電車賃は車内で払ってねの表示。駅員さんにいつも通りハーフパスを見せて購入。思ったより高かった。きっぷを見ると1/2の表示なし。あ、半額にしてくれてないみたい。駅員さん、もう行っちゃったし。しょぼん。

ヴェンゲン駅前で今朝パンを買ったお店でケーキを買う。ケーキ屋さんが本業です。ロープウェイであがってホテルにチェックイン。荷物を整理し、手を洗ってケーキをたべる。おいしぃ。
へこんだ気分がまた盛り上がった。

荷物の整理が済んだところで夫はメンリッヘン頂上まで三脚をかかえて出て行った。私はシャワー。ラウターブルンネンとここは山岳ホテルなのでバスタブなしです。靴下などを洗ってトロンとしていたら夫バック。牧童さんが牛舎に牛を追いたてていたが牛たちが入りたがらなくて、たいへんだったよって。

夕食は今日もおまかせ。2食付きにしてもらいました。ランチをここで食べたことが数回ありますが、そのお味。窓の外にはユングフラウ三山。空の高いところには雲が広がって、今夜から雨の予報。でも三山にまとわりつく雲はいまだになく、今日は1日くっきりでした。
日没は20時58分。昼間はにぎわっていましたが、この時間は宿泊者だけ。20頭ほどの鹿の群れも出てきましたが、ひとを見ると逃げてしまいました。部屋の窓からグリンデルワルドの町明かり。空一面の夕焼け、とはいきませんでしたが楽しめました。今夜はカウベルが子守唄です。

20150731-04.jpg朝食:ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、ソーセージにフルーツにヨーグルト)
昼食:サンドイッチ(ハムとチーズ、サラミとピクルス)、ケーキ(いちごとアプリコット)
夕食:野菜のクリームスープ、ポークグリルに温野菜とフレンチポテト添え、ベリーとアイスクリーム

本日の歩数:23,124歩

今日のハイキングコース:
Lauterbrunnen(795m)  -->Wengen(1274m)  --> Mannlichen(2229m) --> Kleine scheidegg(2061m) --> Wengenalp(1776m) --> Mannlichen(2229m)

2015年スイス・まったり旅 8/1

8月1日(土)雨
「雨の山小屋ライフ」

雨です。昨夜は窓からグリンデルワルドの夜景が見えたのに、今朝は真っ白。ここメンリッヘンは雲の中。雲の流れでところどころ明るくなったりすることはあるものの、真っ白。星空とユングフラウ三山、朝焼けのユングフラウ三山を撮ろう、と来たのにどちらもお預け。真っ白。

ゆっくり目に朝食に。後ろの席のお姉さんは今夜の予約をキャンセル、子連れの日本人ファミリーは早めにホテルをチェックアウトしていきました。天気図を見るとこの地方だけでなく、スイス全体が雲に覆われています。
今回の旅行で昼間雨が降ったのは初めて。帰国を目前に控えているので、今日は体調管理でのんびりすることにします。

20150801-01.jpg11時頃、雨がやんだので、雲の中、メンリッヘンの頂上まで20分の昇りを歩く。どこかのロイヤルファミリーが来た模様で、椅子や展望台がきれいになっていて、ROYALの文字がいっぱい。悪天候の中、ロープウェイで上がってきた人たちが歩いていました。右にグリンデルワルド、左の崖の上はミューレン、下はラウターブルンネンの町。雲の動きで切れ間になると顔を出します。アイガーも少し顔を出したら、白くお化粧しているところあり。山は雪です。1時間ほどのお散歩でしたが、山頂にいるからこその景色で、それなりに楽しかったです。

ランチは1Fのレストランで。昨日に比べて静かです。昨日は15時過ぎに帰ったのですが、人でわんわん混みあっていました。夫は今回最後のソーセージとリシュティとヴァイスビール。お互いけがもせず、熱も出さず、よく頑張りました。

20150801-02.jpg午後もまったり。さすがにここには卓球台はありません。この旅行中行ったホテルのランキングや反省会など、いつもはもうちょっと後にすることをやりました。ホテルは7つのチェック項目、設備、ハイキングへのアクセス、食事などで評価。1位はポントレジーナのホテルロザッチ。2位はツェルマットのハウスローザになりました。1位以下は僅差。

今日は建国記念日(National Swiss Holiday)。夕食はバーベキュー。ホテルにとっても大きなイベントでメニューにも大きく書かれていました。8月は1日のBBQ、30日のジャズの2つがイベント。宿泊者だけでなく、町の人たちも車でやってきてとってもにぎやか。楽しい雰囲気です。雨なので室内でのBBQでしたが、とってもおいしかったです。大満足。

20150801-03.jpg外は相変わらずの雲の中。雨も強弱をくりかえしながらもしっかり降っています。日没は9時過ぎなので夕食後もまだ明るく、小雨の中、鹿の群れがきていないかウォッチ。昨日、夫は群れを、私は数頭を見ました。
今日は斥候の1頭だけで、私たちが近づいたらいなくなってしまいました。牛さんたちは雨にもめげず草を噛んでいて、今夜もカウベルが子守唄になりそうです。

夜9時半を過ぎたころからドンドンという音。何かな、と外を見るとグリンデルワルドの方で花火のような光。外に出て見ると小雨の中、大勢が下の方を見ていた。一度部屋に戻りきちんと防寒し、靴もはき、夫は三脚をかかえて出直し。音はするものの雲が邪魔して花火は光だけ。反対側も光っているので展望台に行ってみる。人がいっぱい。ラウターブルンネン方面で花火が上がり、こちらはきれいに見えている。花火を上から見る状態。バンバンと次々上がり、きれいでした。わーい、おもしろかったぁ。

20150801-04.jpg朝食:ビュフェ(ハム、チーズ、フルーツ、ヨーグルト)
昼食:ソーセージにリシュティ、サラダバー、パン
夕食」サラダビュフェ、温野菜に肉のBBQ(鶏、豚、牛、鹿、ラム)、イチゴのケーキ(でっかいけどおいしかった)

本日の歩数:7,614歩

今日のハイキングコース:
Mannlichen(2229m)  -->Mt.Mannlichen(2342m) --> Mannlichen(2229m)

2015年スイス・まったり旅 8/2

8月2日(日)晴れ
「メンリッヘンでオフミ?!」

朝5時半に目覚ましがなった。夫、外を見て「うーん、雲があるなぁ」。それでも出かける支度。それなら私も、と起きる。「メンリッヘンの頂上まで行くよ」。私はいけるところまでね。外に出て見ると山の雲が大分切れてきた。グリンデルワルドやヴェンゲン、ラウターブルンネンは雲の中。雲海にユングフラウ三山が浮かんでいます。
私も夫について山登り。この時間、だぁれもいません。日の出前の静けさの中、カウベルだけが聞こえています。牛さんって早起きだね。

20150802-01.jpg6時10分日の出。青空に残月。雲が少しあったので、あたり一面の朝焼けとは行きませんでしたが、朝日がアイガー、メンヒ、ユングフラウの山頂に当たって輝やき、陽が昇ってくるのは壮大な景色でした。ここに泊ってよかったぁ。ユングフラウ三山だけでなく、あっちもこっちも360度素敵でした。

20150802-02.jpg昨日、オーロラゆめ倶楽部の会長がグリンデルワルドに着いたとのこと。それならゴンドラでここまで上がってきませんか、とメールしたところOKの返事。彼が着くのを待ちながら朝食。レストランは今朝もまだ昨夜のにぎやかさを引きずっているような雰囲気。
9時半に羽Bさん、到着。しばしお茶しながらおしゃべり。出かけるまで超忙しかったんですって。わかりますわかります。私も在職中は休暇前後は超多忙でした。でもこの涼しさ、空気の中で数日過ごせばきっと元気になりますよ。
1時間ほどで彼はハイキングに出かけて行った。帰ったら写真展で会いましょう。

部屋に戻ってチェックアウトの準備、と思ったら下でアルプホルンの音。今日もまだまだイベントがありそうです。お世話になりました。とっても楽しかったです。

20150802-03.jpg11時半のロープウェイでヴェンゲンに降り、いつものパン屋さんで最後のスイスフランを使ってランチを購入。インターラーケンオストに到着し、先に送っておいたトランクを受け取ろうと窓口に行ってびっくり。窓口が6つもあるのに人でごった返している。病院や郵便局の順番待ちのような番号札をもらって待つ。807番!
受け取った荷物を隅で開け、スティックや今晩使わないものを入れ、もう一度番号札をもらって今度はフライ&レールバッゲージの手配。明日13時の飛行機なので、今日の13時から受け付けてもらえます。駅で飛行機のチェックインとトランクを預け、トランクと次に会うのは成田空港。担当者がいないので、とお兄さん、マニュアルを見ながらやってくれたが、時間が。。。大丈夫なの、とちょっと心配な雰囲気だったけど、最後は偉そうな人に確認してから荷物の受け取りと搭乗券をくれた。約20分かかった。今まで何度もやっている手配だけど、こんなに時間がかかったのは初めて。大丈夫、だよね?!20150802-05.jpg

ベルンで乗り換えてチューリッヒHB駅に16時着。暑い。気温が全然違う。ホテルまで歩いて10分程。若くてきれいなお姉さんがチェックイン手続き。お部屋はさすがにシティホテル。山岳ホテルとは設備が全然違います。クローゼットをあけたところにこのお部屋の金額。スイスはここに貼ってあることが多いです。事前にメールで連絡をもらった金額の倍以上。え?でも名前を言ってパスポートも見せてのチェックイン。いいんだよね。

入浴、ひと休み後、町中の散策。お日様ギラギラであっつい。チューリッヒは2回目。川沿いのきれいな街です。ちょうど古い教会の鐘が鳴り響き良い感じ。
羽Bさん、お勧めのレストランが泊るホテルのまん前。スイスの名物料理のラクレットとシュノワーゼを注文。今年はどちらも食べていなかったもの。最後のスープまで全部おいしくいただきました。

20150802-04.jpg朝食:ビュフェ(ハム、チーズ、スクランブルエッグ、フルーツ、ヨーグルト)
昼食:サンドイッチ(魚のフライ、サラミとピクルス)、タルト、リベッラ(清涼飲料)
夕食:ラクレット(じゃがいもとビーフ、溶かしたチーズをかける)、シュノワーゼ(スープに薄切り肉をしゃぶしゃぶのように入れて煮たのをソースをつける)

本日の歩数:14,160歩

今日の移動:
Mannlichen(2229m)  -->Interlaken Ost(567m) --> Zurich HB(408m)

2015年スイス・まったり旅 8/3,4

8月3-4日(月-火)晴れ
「チューリッヒも成田もあっつい」

20150803-01.jpg早朝に目が覚めて外を見る。街の真ん中のホテルの割には静かでした。朝食に行ったらアジア系が多かった。中国語、韓国語がとびかう。フルーツたっぷりのおいしいお食事でした。朝食後、お散歩。丘の上のチューリッヒ大学の方に行ってみる。高台から見える景色が素敵です。ヨーロッパはどこも京都と同じように歴史がある街々。古い建物が多く、歩くだけで楽しめます。

ホテルに戻って、最後のお片づけ。チェックアウトしたら予約通りの金額だった。お部屋をグレードアップしてくれたんだ。ラッキー。ゴルバチョフが泊まった広いお部屋で、バスローブの肌さわりも今までにない滑らかさ。何にでも上には上があるんですね。

20150803-02.jpgチューリッヒ中央駅から空港駅まで切符を買おうと窓口に行ったら、ここも長蛇の列。近くに自販機があったのでチャレンジ。えっ、空港駅に行くのに3ルートもあるの?よくわかんないけどダイレクトを押して購入。車内検札のお兄さん「良いフライトを」と言ってくれたから大丈夫だったみたい。ほっ。

空港でうろうろ。スイスお土産はやっぱりチョコ。チョコもピンからキリで有名なお店のは「えっ、こんなにお高いの」。でもホテルもまけてもらったし、といつもより少し太っ腹。この期間にお産をした姪二号とうたちゃんに頑張った賞にしようっと。溶けないよう気をつけて持って帰ります。

20150803-03.jpg飛行機は予定通り。大きく揺れることもなく12時間かけて無事到着。機内食の牛の肩肉のステーキは今まで食べた機内食で一番おいしかったです。機内食はまあ、それなりと思っていたのでちょっとハッピーでした。

成田で飛行機を降りたらむわっと熱気。チューリッヒも暑かった。山から下りたから、と思っていたけど、今年のヨーロッパは熱波だそうです。地球温暖化なのか、たまたまなのかわかりませんが、氷河がどんどん溶けているのを目の当たりにし、ちょっと心配。できるエコはやらなくっちゃね。で、トランクは無事到着していました。便利ぃ。

今年は3週間の長旅。毎日せっせと山を歩き。歩くのにも夫にもあきず、のんびり楽しめました。コースは行き当たりばったり。夫が事前にあれこれ調べてくれたものの、最終決定は現地であっちがいいよ、こっちにしようよ、と変更ばかりでした。
次はいつスイスに行けるでしょうか。今度はやっぱりサースフェー、今回雨で断念したグロッセシャイデックももう一度歩きたい、と帰国早々、次への夢をふくらませています。

朝食:ホテルのビュフェ(ベーコン、たまご、ハム、チーズ、フルーツ)
昼食:パスタ
機内食1:北極イワナのカルパッチョ、牛肩肉のステーキ、ブルーベリーケーキ
機内食2:パン、ハム、チーズ、オムレツ(夫はやきそば)

今日の歩数:14,260歩(8/3分)

今日の移動:
Zurich HB(408m) --> Zurich flughafen(429m) -> NRT

2017スイス・そろり旅

なにかと忙しい日常を離れ、風光明媚なスイスを散策する旅です。
歩き慣れた軽ハイキングコースと新しい場所も増やしてちょっぴり冒険もします。

さて、どうなりますか(^^)v 2017/07/06 (と)記

いまや生活習慣病の治療に等しいスイスでのハイキング、「ツーリスト・ファースト」という彼の地での応対で、今回も楽しいものになりました。 2017/08/05 (と)記

今回のスケジュール

日付日程観光/見学宿泊
 2017.07.11 成田 → チューリッヒ 移動 ホテル・リマートホフ
 2017.07.12-16 チューリッヒ → ポントレジーナ ハイキング  ホテル・ロザッチ
 2017.07.17-19 ポントレジーナ → リーダーアルプ ハイキング B&B・ ツァーシュミッテン
 2017.07.20-22 リーダーアルプ → サースフェー ハイキング ホテル・メトロポール
 2017.07.23 サースフェー → ゴルナーグラード  ハイキング クルムホテル・ゴルナーグラード 
 2017.07.24-26 ゴルナーグラード → ツェルマット ハイキング ハウス・ローザ
 2017.07.27-30 ツェルマット → グリンデルワルド ハイキング ダービー・ホテル
 2017.07.31-08.01  グリンデルワルド → メンリッヒェン ハイキング ベルグハウス・メンリッヒェン
 2017.08.02 メンリッヒェン → チューリッヒ 移動 ホテル・リマートホフ
 2017.08.03-04 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2017スイス・そろり旅 01 2年ぶりのスイス旅行スタート

7月11日(火)晴

5時起床、5時半出発の早起きで家を出る。昨日朝6時にタクシーを依頼しましたが、予約でいっぱい、と言われてしまいました。家を出て数メートルのところで夫が「腕時計を忘れた」。はいはい。
横浜駅まで出て、YCAT6時半、成田空港8時着。午前10時ごろは出発便が多く、人でいっぱい。外貨購入の窓口にも長い列。第一ターミナル南ウィングに3か所あるがどこも大行列。入管検査後の中にもあるし、と手荷物検査、税関通過後、化粧品やブランド店、お土産屋さんの先に外貨窓口。すいていました。ほっ。1か所、前回も泊ったアパートメントタイプのホテルでクレジットカードが使えなかったので、少し多めに交換。
出発まではのんびり。母に行ってきますコール。今朝、電気ポットが壊れたらしくへこんでいた。
飛行機は時間通り。座席もいつも同じところを予約しています。12時間のフライト。日本時間昼間なのでそんなに眠れるものではなく、食べて、映画を見て、少しとろとろして、また食べて、とブロイラーになった気分。もう何も食べたくない、と思った頃にやっと到着。6回目のスイス。いよいよスタートです。

通関後は鉄道チケットを購入。来るたびにルールが変わっていてちょっと面食らう。日本人の熟年ご夫婦の個人旅行多し。私たちも足腰元気だったらあと10年は大丈夫だね。
夜のお宿はチューリッヒ中央駅すぐそばのホテル。いつもはその日のうちにポントレジーナやグリンデルワルドまで行っていましたが、到着するのが日本時間の翌朝の4時頃。眠くて頭がぼぉとしている中、途中乗り換えを間違えないようにするのが大変なので、今回はちょっとゆとりをとりました。
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チューリッヒ中央駅の地下がリニューアルして、出たところが?何度も来ている駅ですがここはそのどこ?グーグルで位置を確認するもネットがつながらず?そばにいたおじさまがどこへ行くの?ホテル名を言ったら検索してくれ徒歩10分くらいだよ、って。駅のすぐそばのはずだけどなぁ、と荷物をゴロゴロひっぱりながら歩く。小雨が降っていたがじきにあがった。ほっ。それにしても初めてのホテルなのに場所を確認しておかなかったのは失敗。予約した時は場所を見て決めたのですが、半年前だし。近くのお店の人に聞いてもよくわからない。一歩裏通りに入ればホテルだらけだもんね。途中のホテルのフロントでグーグルで検索。もっと駅の方に戻ったところでした。駅前通りが工事中でわかりにくくなっていましたが、やっと発見。ほっ。

チェックイン後、COOPまでお買いものに行き、夫の寝酒と生あんずを購入。部屋に戻って入浴。日本時間は既に12時を回っている。おやすみなさい。

機内食1: サーモンの前菜、鯛のグリル、チーズ、ケーキ
機内食2: サラダ、ローストビーフと穀物、フルーツ

歩数:10,033歩
自宅・横浜(60m) -- ycat --> 成田  -- fright  --> Zurich(419m)

2017スイス・そろり旅 02 パルプオーニャ湖

移動日+α

7月12日(水) 雨 のち 晴れ

真夜中にすっきり目が覚めた。日本との時差7時間。昨夜は日本時間2時過ぎに寝たが、日本時間6時。習慣ってすごい。眠れないがベットの上でゴロゴロ。横になっているだけでも身体は休まるもんね。
4時過ぎに起き上がる。夫も起きてでかける準備。朝イチでポントレジーナまでいくのは6時37分発。5時半に部屋を出て3週間後にまたね、とチェックアウト。外に出たら大雨。ザーザー降り。工事中のため大まわりしてすぐ目の前の駅へ。駅に着くころには雨はほとんど上がった。
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さすがにこの時間はすいていて切符を買うのもスイスイ。地下のCOOPに行って焼き立てパンとハム、リベラ(清涼飲料水)などを買う。ホームに行き、ベンチで朝食を広げたらスズメが寄ってきた。じきに電車がきたので、朝食の続きは車内で。
クールで乗り換えプレダ駅で下車。この頃には空は真っ青。駅にトランクを預け、パルプオーニャ湖までハイキング。と思っていたら無人駅。駅前に店もない。トンネル工事の事務所の人に聞いたら、少し上がったところにホテルがあるからそこで聞いてみたら、って。トランクをガラガラ引いて行く。レストランが兼ホテルのフロント。昼食はここでたべるから、とお願いし、奥の倉庫にトランクを預ける。

パルプオーニャ湖はスイスで一番美しい景色コンテストで1位になったところ。駅から30分程のハイキングコース。少し登りですが、そんなにきつくはないです。いろいろな花が咲いていて楽しませてくれます。前後には小さい子連れのパパやママ。山道から平坦になったな、と思ったら湖到着。青空に水の色がきれいです。鏡のような湖面に景色が写りこんでいる。紅葉の時期が最高だそうですが、スイスで一番はちょっと?他にも良いところたくさんあるもの。

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湖をぐるっと一周し、往復約2時間。ホテルのレストランに戻ったら昼食の席が用意されていた。夫はビールで、私は水で乾杯。疲れたぁ、でも楽しかったぁ。食事の量は。。。これ一人分?と聞きたくなるほどの山盛り。半分でも良いくらいですが、頑張って食べても1/3は残した。食べきれないよぉ。
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ここの電車は1時間おき。午後1時半の電車でポントレジーナまで25分。ホテルに駅までお迎えに来て電話をするも、2年前に来た時とは携帯の機種を変えたので、ちょっと苦労。国番号から入力ですが、一度間違い電話後に何とかかかり、話しも通じてほっ。電車が少々遅れたが、乗り継ぎ電車が待っていてくれて無事到着。迎えに来てくれたドライバーさんにチップを渡したいが小銭なし。夫が500円玉を渡していた。

チェックインして部屋に入ると「Welcome Back」のレターとフルーツとミネラルウォーター。腰を下ろす前に、とCOOPまでお買いもの。ビール、果物などを買い、部屋に戻って荷物を使いやすいようにしまい、入浴と昨日、今日の洗濯。ネットワークの接続などをしてやっと横になれたのは5時近く。夕食は6時半から。6時に目覚ましをかけるも、とめて目が覚めたのは7時20分。あわてて着替えてレストランへ。

ここのホテルは4回目。スイス到着すぐの頃は時差ボケでホテルの夕食は時間がかかり眠くて仕方がないので、1回目は朝食のみで夕食は自炊にした。でも朝食があまりにおいしいので夕食も食べたいと2回目は2食付きに。確かにおいしかったので、今回も2食付きにしたが、ディナーが運ばれてくる間合いが長くて、寝起きでぼぉっとしている私たちには少々辛い。それに寝起きなんでそんなにお腹もすいていないし。何とか頑張って食べて9時前に部屋に戻る。外はまだ明るい。
眠い。急いで寝ようっと。

朝食: クロワッサンなと3種類を半分づつ、ハム、ヨーグルト
昼食: マカロニのベーコンとチーズ味、夫はソーセージとリシュティ
夕食: サラダ、白トマトのスープ、チーズの揚げ物にトマト(夫はバッファロー)、レモンタルトとシャーベット

今日のハイキングコースと歩数

プレダ駅からパルプオーニャ湖周遊ハイク(2hr)

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歩数:16,352
Zurich(419m) -- train  -->Preda --> Lai da Palpuegna(1918m) --> Preda -->  Pontresina(1774m) 

2017スイス・そろり旅 03 ディアボレッツァは奥が深かった。。。

Episode 1 Pontresina-01

7月13日(木)晴れ

相変わらず夜中と早朝に目が覚めるも朝まで横になっている。こちらの時間で生活すれば、時差ボケはじきに治るもの。
朝、部屋のベランダから見えるモルテラッチ氷河がきれい。今日はあまり歩きたくないのでピッツネイルに行くつもりでしたが、明日はお天気がくずれそう。朝日に輝くモルテラッチを見て予定変更。ディアボレッツァにしよう。その後にアルプグリュムまでハイキングするかどうかは、行ってから体調で決めることにする。ホテルのフロントでバスと電車の時刻表をもらう。ホテルに泊るとエンガディンパスをくれて乗り降り自由。今年はルームキー兼になっていて1枚なので便利です。使用エリアも広がっていました。ラッキー。

朝食後、時刻表を見ると9時9分にホテルのそばのバス停発がある。少し早めに着いたら、その後、どんどん人が増えた。ポストバスなので、もともとは郵便物を運ぶためのバスですが、乗り心地は快適。運良く座れた。満員のバスのほとんどがディアボレッツァかと思ったらそうでもありませんでした。アルプグリュムの方に行く人が多いようです。

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ロープウェイにもすぐに乗れました。着いたころには山々に雲がかかっているものの、青空も見えてきれい。一昨年に来た時はスイスは異常気象で高温が続き、氷河が少し赤かったけれど、今年は真っ白です。団体さんを避けて、右のハイキングコースへ。白赤白表示の中級コース。前回は足が痛くて少しだけ歩いたのですが、今年は頑張って行こう、と出発。夫は三脚を担いでフォトストップしながら。途中からガレ場が続き、けっこうきつい。どうする?ここまできたんだから行こうよ。景色はすばらしいし、天候はどんどんよくなり真っ青な空に4千メートル級の山々と氷河と。夫は三脚をリックに入れて本格歩行体制。最後のガレ場がきつくて。。。3千メートルを超えるところを登って行くのですからきついきつい。途中から心臓はバクバク、息苦しい。降りてくる人が後少しだ、頑張れ。この先の道はきつくないよ、と声をかけてくれる。私、よっぽど苦しそうだったんでしょうね。山頂に着いた瞬間「Congratulation!」と言ってくれた。ありがとうございます、偉かったね→私。ここまで来たのは初めて。時差ぼけと睡眠不足に3千メートルの登山はきつかったけれど、景色はすばらしかったです。
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持参のおにぎりとりんごを食べてひと休みしてからしばし写真タイム。モルテラッチ氷河、向こうにサメダンとポントレジーナの町、ディアボレッツァの後ろに白湖とハイキングコースが見渡せる。まさに360度です。降りるときは早い早い。2時間ちょっとかけてムントペリエ山頂まで登り、帰りは1時間。いやぁ疲れた。

展望台で休憩とトイレタイム。14時20分のロープウェイで降りる。時刻表を見るとポントレジーナに戻るバスは14:33、電車は14:31。次はどちらもほぼ1時間後。ロープウェイからバスが見えた。無理だよね。電車は。。。まだ来ていない。遅れている模様。到着後急いですぐ前の駅へ。37分ごろに電車がきた。ラッキー。
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ポントレジーナ駅からホテルまでは登り坂。くたくたの私たちにはちょっときつい。やっと部屋につき、入浴、洗濯、お片付け後、ベットに横になる。ビールを飲んだ夫はじきに寝たが私は眠れず。時差ボケ解消のためにも寝ない方がいい、という気持ちが勝っていたのか、この後ゆかたを着るのでねすごしてはいけない、と気が張っていたのか。
17時40分に起きてゆかたを着る。夫の帯は神田結び、私は文庫に。今日は17時から町中にテントがたくさん出てお祭り騒ぎ。ゆかたで歩きました。ホテルスタッフや知らない人が声をかけてくれた。子供がいっぱい。食べ物、飲み物屋さんが多かった。そのままホテルのレストランへ。ここに泊るたびにお会いしているニコラさんクローダーさんとパチリ。彼女たちは毎年ここで3週間過ごしています。すごい。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご、生あんず\\\
夕食: サラダ、サツマイモのアジアンスープ、豚肉のりんごソース、ベリーのティラミス


今日のハイキングコースと歩数

DiavolezaからMunt Pers 往復ハイク(3.5hr)

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歩数:10,837歩
Pontresina(1774m) --> Bernina Diavolezza(2093m) --> Diavolezza(2973m) --> Munt Pers(3207m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 04 シルバープラーナーからコルバッチ

Episode 1 Pontresina-02

7月14日(金)くもり ときどき 晴れ

まだまだ早起きです。4時半には二人とも起き上がり、写真やビデオデータの取り込みなどなど。私はご飯を炊く支度。ここポントレジーナは標高約1800メートル。お鍋を利用しての炊飯は芯があるのしか炊けず、今まで毎回苦労をしています。今回は小さい炊飯器と電圧変換器持参。昨日は少し硬めだったので今日は気持ちお水を増やして蒸らす時間も長めに。炊く時はふたの上にそこら辺にあるもので重石。違和感なく炊けました。

今日は朝からどんより。天気予報を見てもこの近くは雲が多そうです。昨日、ディアボレッツァに行っておいてよかった。雲が少なそうなシルバープラーナー方面に行くことに決定。朝食後、バス乗り場へ。話しかけてきた日本人のご夫婦はピッツネイルに行くそうです。サンモリッツのケーブルカーのそばのバス停で別れる。日本人の団体さんとおぼしき人がゾロゾロと向かっていた。

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シルバープラーナーは静かです。見上げると昨日行った方面もピッツネイル方面も山はみんな雲の中。空一面の雲。晴れているのはこのあたりだけ。スオト湖をぐるっと一周歩く。自転車やランニングの人が追い抜いていく。ランニングのGPはちょっとすごみがあったのでどこかのプロスポーツの合宿か何かかも。高地トレーニングかね、と言いながら、写真を撮りながら歩く。途中ぽつぽつと雨が降ってきたがじきにやんだ。
スルーレイ方面は雨が降っておらず明るかったのでバスでケーブルカー乗り場まで行く。乗り継いでコルバッチ、3,300メートルまであがる。さむぅ。展望台は強風。2年前に来た時には展望台も雪が
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いっぱいだったが、今年はありません。それにしても雪が深い。昨日登ったムントペルスとほとんど同じ高さなのに、向こうはガレ場で雪はなし。何が違うんだろう。やはり3千メートル超えは身体にきつく、階段を上り下りすると心臓がドクドク、身体は重い。

下に降りてバスを乗り継ぎホテルへ戻る。シルバープラーナーのバス停の場所は変わっていましたが、バスは非常に正確に運行されています。エンガディンパスを見せることなく、ほとんど乗り降り自由ですが、チェックされた時に有効なバスチケットを持っていないと高額の賠償金が必要です。スイスは電車も改札口がなく、検札に回ってきたら見せるだけ。まわってこない時もあり、性善説で成り立っているんだなぁ、と感心。

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ホテルに13時少し過ぎに着き、お湯を沸かして持参のインスタントみそ汁を作ってたべる。夫はビール。足も身体も疲れ気味だし、お天気もイマイチなので、午後はゆっくり休養。歩数は昨日と大して違いませんが、今日歩いたところの標高差はありませんので楽でした。ひと眠りしてからホテル内のジャグジーで身体をほぐす。
スイス時間に慣れてきたからか、今日は夕食がとてもおいしく、お残しなしで食べられました。メインディッシュは人生初ダック。夫から「北京ダックは食ったことあるだろ」と言われたけど、ローストされたダックはとてもおいしかったです。いくつになっても『人生初』があるのはいいですね。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、味噌汁、ハム、トマト、、りんご、生あんず\\\
夕食: サラダ、牛のエンガディンスープ、ダックのブラックベリーソース、パッションフルーツのムースとマンゴーシャーベット

今日のハイキングと歩数

シルバプラナ周遊(1.5hr)+コルバッチ

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歩数: 11,119歩
Pontresina(1805m) --> Silvaplana(1815m) --> Stn.Murtel(2699m) --> Stn.Corvatsch(3305m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 05 アルプ・グリュムへの路

Episode 1 Pontresina-03

7月15日(土)晴れ

今日も早起きでご飯を炊く。夫はすやすや。6時半過ぎには起こす。朝食は7時からだよー。
今日はオスピチオ・ベルニナからアルプ・グリュムまでハイキング。おいしい朝食をたっぷりたべてから出発。ディアボレッツアに行った日のバスが混んでいたので、鉄道駅まで歩いて降りる。このコースは今回で4回目。電車が9時4分発、バスは9時6分発。いつも電車で行っていたので、今日はバスで行くことにする。乗ってすぐに日本人の男性から声をかけられる。「このバスはどっちに行くんですか?」。えっ?!サンモリッツ行きの電車が出てしまったので、ちょうど来たこのバスに乗ったそうです。今日は予定がないので良いんですって。すごい。そこまで行き当たりばったりになれるなんて。で、初めてだと言うので、ディアボレッツァ展望台をお勧め。私たちの予定を聞かれたので話すと、じゃあ展望台の後に行ってみよう、ですって。お気をつけて。

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バスを降りるとものすごく強い風。風をよける建物も場所もないので、草むらにリックをおいて、風にあおられながら雨具の上下を着る。うー、暖かい。こんなに風が強いのは初めて。それが関係あるのかどうかわからないけど、今までで一番人が少ない。ま、いいか。空は青いし、湖の色もきれいだし。4回目にもなると慣れた道で次にどんな景色かもわかっているので楽です。釣り竿を担いだおじさん3人組とすれ違う。トラウト(マス系)が釣れるんですって。それにしても風が強い。体感温度は随分低いよね。
アルプ・グリュムが近づくと氷河の美しい景色。融けた水が大量に流れ落ちている。来るたびに氷河が後退しているように思うのは気のせいでしょうか。やっぱり後退しているよね。

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最後の急坂を降りきって駅到着。疲れたー。後ろから来た日本人にお願いして2ショットをパチリ。うーん、来年の年賀状に使えるかな。
12時12分到着予定の電車は大幅に遅れて到着。電車がくるからと夫はビールを我慢したのにねぇ。スイス山間部の電車は単線で、すれ違うために複線のところで待つために遅れることが多いです。ポントレジーナ駅15分遅れで到着。バスを待って坂の上まで上がったところで降りる。ホテルすぐ手前で昨日の朝お会いしたご夫婦と遭遇。
ホテルに荷物を降ろし、裏の坂の上にあるゴンドラでアルプランガードまであがる。この7月にオープンしたばかりの
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シュタインボック・パラダイスを見に行く。シュタインボックは夏はもっと高地へ行っていない、とは聞いていたが、ふぅん、ここなのね。向かいにモルテラッチ氷河が見える。朝は雲がかかっていたがこの時間はすっきりくっきり。ムオタスムライユやセガンテーニ・ヒュッテのコースから降りてきた人たちがひっきりなしに通る。みんなとってもお元気。私がムオタスムライユのコースを歩いてここに着いた時には、最後の登り坂がきつくてヘロヘロだったのに。

ホテルに戻って入浴。1日中風が強かったので、熱めのお湯にゆっくりつかる。お風呂はいいなぁ。洗濯終了後、夫はビール。私は横になる。4時半の教会の鐘が今日はやけにうるさい、と思ったら眠っていた。
18時半に目覚ましに起こされた。重い身体を起こし、着替える。食事前にすぐそばのスポーツショップのアウトレットを見に寄るが既にしまっていた。土曜日午後のオープン時間は16時から18時。みじか。
レストランで夕食。今日もミートをセレクト。でっかぁ。。。とても一人ではたべきれませんが、まわりのかなりご年配と思われるご夫婦はみんなぺろり。健啖です。クローダーさんとニコラさんとは片言英語で会話。むこうはフランス人、こちらは日本人。なんとか会話成立してほっ。いつも「おやすみなさい」と日本語で言ってくれるので今日はこちらもフランス語でごあいさつ。「ボンニュイ」おやすみなさい。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご、生あんず
夕食: サラダ、ガスパチョスープ、仔牛のショートリブ、いちごケーキ

今日のハイキングと歩数

オスピチオ ベルニナ --> アルプグリュム

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本日の歩数; 16,904歩
Pontresina(1804m) --> Ospizio Bernina(2328m) --> Alp Grum(2103m) --> Pontresina --> Alp Languard(2327m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 06 快晴のエンガディンの山と湖

Episode 1 Pontresina-04

7月16日(日)快晴

朝から真っ青な空。お部屋の窓から見えるモルテラッチ氷河が青空に映えてきれいです。今日はどこに行っても最高な景色が望めそうです。

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いつもの通りおにぎりを作り、レストランでおいしい朝食後出発。ポントレジーナ最後の今日はピッツネイルまでケーブルカーとゴンドラであがり、少しハイキングもします。毎晩筋肉痛対策のストレッチをしていますが、疲れもたまってきているので今日は無理はしないことにします。
昨日と違い風も弱く楽。ケーブルカーの中からマーモット発見。今回の初マーモット。珍しく私が夫より先に見つけました。その後、彼はあそこ、そっちとたくさん見つけていました。でも一番先は私だよ。
山頂はすばらしい眺め。展望台にある山の位置、名前、高さなどの説明通り全部くっきり見えるのはめずらしいこと。ここは3千メートルを超えているのでちょっときついが、風が強い中、頂上まで登る。すれ違った彼女、あれっ?!今朝、おとなりのテーブルで朝食を食べていた彼女でした。

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ゴンドラでひとつ下まで降りてハイキング。思ったより風が強い。昨日も強かったけれど、今日もすごい。マルガンスまでは約30分の下りコース。お花畑の中を歩いているみたいでした。すれ違うのはマウンテンバイクで登って行く人が多い。降りるのは楽だけど、登るのは大変だよねぇ。
マルガンスからロープウェイでセレリーナまで降りる。このコースは初めて。楽な割には景色はきれいで楽しめました。セレりーナはサメダンとサンモリッツの間の小さい町。バスでホテルまで戻る。

お湯を沸かしてインスタント味噌汁を作ってランチ。夫は買っておいた生ハムでビール。窓から見える景色は今なおきれい。このまま部屋にいるのはもったいない、とひと休みしてからムオタスムライユまでいくことにする。バスで5分の停留所で降り、ケーブルカーであがります。駅の上はホテル。レストランのテラス席は人でいっぱい。
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モルテラッチ氷河にロゼッグ氷河、遠く湖が見えるのはシルバープラナからマローヤ。エンガディンの山々と湖が一望できます。ここからのハイキングコース、パノラマウェグは過去二2回歩いていますが、きれいで楽しいんだよね。但し3時間かかるので今日はなし。強風に吹かれながら1時間近く写真を撮って降りてきました。帰りのケーブルカーでお隣に座ったアメリカファミリーとおしゃべり。ママは若いころ伊藤忠の現地法人で働いていたんだそうです。夫の新しいおもちゃ、帽子につけている小さいビデオカメラと腕のモニターを見て、WiFiで飛ばしているんだよ、と説明したらAmaizing!と感心された。

さっきベンチに座った時に手のひらにトゲ。抜いたが下の方が少しはいったまま。針先でつついて出そうとするもなかなかうまくいきません。ホテルのフロントにとげぬきがないか、聞きに行ったがなく、あれこれ探してくれた結果、マッサージルームのお姉さんがピンセットみたいなとげ抜きみたいなのを持ってきて悪戦苦闘の結果、抜いてくれました。ありがとうございました。

今夜は頑張って2度目のゆかたです。ホテルスタッフやお隣ご近所のテーブルの人がほめてくれました。ちょっと帯がきつかったけれど、今日のメインディッシュはお残しなし。夫はラムチップ。どちらもおいしくいただきました。みなさんがドレスアップしてくるようなディナーはたぶん今夜が最後。ここの夕食で日本人と会ったことはないのできっと少ないんだと思います。そういう意味でもゆかたを着てよかった。
クローダーさんとニコラさんは今日はお天気がすばらしかったので6時間歩いたそうです。すごい!毎日ではないけれど4時間、5時間歩くのが普通なんですって。毎年3週間滞在しているのですから、この辺りは知り尽くしているんでしょうね、きっと。また来年、お会いできるといいな。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、味噌汁、生ハム、洋梨、生あんず
夕食: サーモンの前菜、クリームスープ、イワナグリルのトマト等のソース(夫はラム肉)、デザートビュフェ

今日のハイキングと歩数

ピッツネール-->コルビリア-->マーガンズ;ムオタスムラーユ散策(地図をクリックすることで拡大)

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今日の歩数 11,869歩

Pontresina(1804m) --> St.Moritz SMBB(1850m) --> Piz Nair(3055m) --> Corviglia(2488m) --> Marguns(2276m) --> Celerina(1728m) -->Pontresina --> Punt Muragl(1738m) --> Muottas Muragl(2454m) --> Punt Muragl --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 07 ただただ移動

移動日

7月17日(月)快晴

朝早くに目が覚める。昨日、お昼寝しなかったのになぁ。
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今日は移動日です。山岳ホテルに2泊なので、必要なものだけ持って行き、トランクひとつはその次の滞在先、サースフェーに送ります。今日からは夕食は自炊なので持って行く荷物もそれなりにあります。
ポントレジーナの5泊。快適でした。朝食時にニコラさんたちに折り紙で鶴を折って渡す。喜んでくれました。本を抱えて決まった席にすわるおばあちゃんも前回もその前もお見かけしました。彼女のために蛍光灯を用意してあります。ここは常連さんが多いんですね。
チェックアウトの時に「今回で3回目だけど楽しかった」と言ったら「4回目ですよ」と訂正された。向こうの方がしっかり知っている。リピーター割引を適用してくれています。2食付き、更にエンガディンパスで乗り物代金もすべて込みなのでそんなにお高く感じない料金です。「また来年」とお別れ。本当に来られるといいな。

駅まで車で送ってもらう。リーダーアルプまでのチケットを購入し、トランクの宅配を依頼。なんと乗り換え6回、6時間以上の移動です。ちょうど菱形の右下から左下に行くイメージですが、上の三辺をまわって行きます。まっすぐ行くルートは世界で一番遅い氷河特急ルートで、上からまわるより時間がかかるのです。
それにしても乗り換え6回、乗り換え時間がどこも10分以内で6分、7分。山間地の列車は単線ですれ違い電車を待つこともあり、どこも遅れめ。ほとんどが同じホームの反対側だったので、ことなきを得ました。
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最後のロープウェイに乗ってほっ。遠かったぁ、やっとここまで来た、と思わず笑いがこみ上げた。夫が「あっ」。リーダーアルプミッテに行くつもりがリーダーアルプベスト行きに乗ってしまったそうです。2013年に日帰りでここに来ましたが、上の道はフラットだったので、荷物があるけど歩こう。

山の上から見える景色は雄大。今日は1日好天だったので15時過ぎでも人が多い。今日のホテルは。。。あ、前回買ったパン屋さんだ。良く見るとB&Bの表示。朝食は正に焼き立てパンね。楽しみ。
案内のママが「こっちの方が広くてバルコニーもあるから」とお部屋をグレードアップしてくれていました。同じ金額で良いからねって。グリンデルワルドのお気に入りホテルのお部屋と同じ感じの作り。独立したフルキッチンにリビングがあり、窓からは向かいの山が一望できます。ありがとうございます。すっごく気に入りました。

すぐそばのCOOPにお買いもの。今日と明日の食材をGET。標高は1905メートルだけど、ご飯はまあまあおいしく炊けました。今日は移動だけだったのに、とっても疲れました。シャワーをあびて早めの夕食。早めに寝ちゃおうっと。今日の日の入りは21時過ぎ。起きていられるかな。明日の朝、きれいな日の出が見られると良いな。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご
夕食: ソーセージとレタスとトマト、カレーライス、生あんず

本日の歩数 7,185歩
Pontresina(1804m) --> Samedan --> Chur--> Zurich HB --> Bern --> Brig --> Morel --> Riederalp(1905m)

2017スイス・そろり旅 08 世界遺産アレッチ氷河

Episode 2 Riederalp-01

7月18日(火)晴れ

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日の出前におきるつもりだったが、ちょうどお日様が顔を出す前と後に起きた。それでも6時過ぎの景色は素敵。さすが山岳ホテル。夫はベランダに三脚にカメラをセットし、夜中にもシャッターを押したそうです。雲が多かったよ、って。

昨夜見た今日の天気予報は午前8時から11時が晴れ、その後は雷。今日は近くをうろうろしようか、と話していたが、今朝の予報では1日何とか持ちそう。それなら予定通り、おとなりの町のベッテマーアルプまで小1時間歩き、そこからゴンドラでベッテマーホルンまであがり、ムースフルーまで歩くことに決定。

ホテルの朝食後、8時半出発。快晴とはいかないものの良い天気です。舗装された道なので歩く苦労はないものの、ちょっと遠い。あ、小型のバスが通った。バスがあったんだぁ。先のバス停で確認すると、リーダーアルプからベッテマーアルプまでミニバスが走っていました。知らなかった。ちょっとがっかりするも、景色が良いので楽しむことにする。ベッテマーアルプは鉄道駅でひとつ先からあがったところ。ひと駅分歩くことになります。ケーブルの駅の周りはそこそこにぎやかでホテルも多い。ロープウェイは駅から少し離れているので頑張って歩く。やっと着いた、と切符を買おうとすると、お姉さん「これは山頂までいかないわよ。山頂までは5分歩いたところよ」って。ええっー、やっと着いたと思ったのに。でも教えてくれてありがとう。まわりを見回すもそれらしき気配はなく、とりあえず指された方角に歩く。分かれ道で通行人に聞き、坂の上を曲がったら見えた。傾斜地にホテルがいっぱいで見えませんでした。ゴンドラに乗り山頂へ。

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ここからエッギスホルンまでがユネスコの世界遺産ですが、そちらは青色の上級者コース。私たちは白赤白の中級者コース。展望台までは木道が敷いてありベビーカーでもOKです。展望台でしばしフォトタイム。夫は三脚を担いできています。4年前はここまでは来ていません。大きくカーブした氷河の眺めは雄大そのもの。お日様が出たり雲に隠れたりしていますが、やはり陽がさすときれいです。展望台に説明のパネルが数枚。過去20年間に200m氷河が下がっているんだそうです。温暖化、嘘じゃないよ、トランプさん。

ここからムースフルーまでハイキング。下りメインの私向きのコースです。子連れ、犬連れが多くにぎやか。表示では1時間15分とありましたが、写真撮り撮り、途中でランチもしてなので2時間以上かける。今夜もリーダーアルプ泊りなのでゆったりです。

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氷河景色を満喫してリーダーアルプに降り、coopでアイスクリームを買ってホテルに戻る。疲れた?。かかとが痛い。一番疲れたのは朝イチのバス路線を歩いたことかも。
シャワーを浴び、一服してから横になる。すぐに熟睡。ワンクール寝たところで起床。窓の下では牛さんたちが草をはみ、カウベルがカランカランと聞こえるのどかなところです。

夕食は昨日のカレーと酒のつまみ。食べだした頃にバラバラと大きな音。なにかな、と見たらヒョウ。窓から見える向こうの方は晴れているのに、ここの上には真っ黒な雲。歩いているときじゃなくてよかったね。その後雷。山での雷はちょっとすごいです。食後、TVで今年もユーロ・女子サッカー大会。今日はスイスとオーストリア戦。お世話になっているスイスを応援です。
雷の後、大きな虹が東北から南の峰にかけて出現。いろいろな景色を見せてくれます。

朝食: ホテルのビュフェ(ジュース、ハムとチーズ、焼き立てパン)
昼食: おにぎり、生あんず、味噌汁
夕食: ソーセージとレタスとトマト、マッシュルームのにんにくしょうゆ炒め、カレーライス、生あんず

今日のハイキングと歩数

ベッテマーアルプからムースフルーハイク

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本日の歩数 16,966歩
Riederalp(1905m) --> Bettmeralp(1948m) --> Bettmergrat(2647m) --> Moosfluh(2334m) --> Riederalp 

2017スイス・そろり旅 09 エッギスホルンからアレッチ氷河

Episode 2 Riederalp-02

7月19日(水)快晴 のち 雨 のち くもり

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今日も日の出前に起きて外を見る。朝焼けし初めてからじっと待つも、昨日とおなじくらいにしか赤くなりません。それでも遠くマッターホルンまで望める好天気。今日も楽しめそうです。

朝食後、荷物をかたずけチェックアウト。お世話になりました。快適でした。リック以外はB&B兼パン屋さんのお店に預けてハイキングスタート。ゴンドラでムースフルーまであがる。昨日は山の上の方には雲がかかっていましたが、今日はくっきり青空。しばしフォトタイム。ハイキングコースを歩く。途中まで4年前にきたときと違う路。、氷河側は通れなくなっていました。誰か滑落したのかな。それでも氷河沿いになると次々と移り変わる景色を見せてくれます。随分下までとけて、前はあそこまで氷河があったんだね、とくっきりわかるライン。
こんなに景色がいいんだからエッギスホルンに行こう、と急きょ決定。予定より手前のゴンドラでリーダーアルプに降り、B&Bでトランクを受け取り、10時39分のケーブルカーでメーレルまで降りる。

鉄道でフィーシュまで20分程。有人駅なのでトランクを預けられる、と行くとドアに貼り紙。11時10分から13時40分までは不在なんですって。現在11時25分。ええっ?。すぐそばのレストランに預かってもらえるか聞くもNG。仕方なく少し離れたロープウェイまでゴロゴロ。あ、インフォメーションセンターがある。試しに聞くと「5時まで取りに来てくれるなら預かるよ」って。もちろんその前にきます。ほっ。すぐそばのロープウェイ乗り場へ行きチケット購入。途中で乗り換えて上まで行くが、30分に1本で高さもあるので時間が想像以上にかかりました。やっと上に着いたのが12時半近く。思ったより時間がかかったぁ。

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景色は最高。真っ青な空に大きくカーブを描く氷河とユングフラウ三山。グリンデルワルド側とは違う顔を見せています。格好良い!お腹もすいたけど、まずはしばしフォトタイム。パンと果物を食べ、山頂を少々歩く。エッギスホルンの山頂までは15分の表示があるも、かなりきついガレ場なのであきらめ、周辺をうろうろ。楽しい1時間半でした。
下まで降りて電車に乗り、ブリークでバスに乗り換え今夜のお宿、サースフェーへ。途中雨風が強く、少々心配したが上に上がるにつれて雨はあがった。
ポントレジーナから直接送っておいたトランクを受け取ろうと窓口へ。ない。みんなで探すもない。職員さん、ごめんなさい、と名前、泊るホテルなどを聞かれる。3泊と言ったら短いという反応。3日じゃ見つからないのかしら。

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ホテルまで歩きチェックイン。ロストバゲージの話をすると冷静な対応。よくあることなのか。私はぐったり。部屋に入ってまずはお隣のCOOPで夫はビールを、下着はおいてなかったのでその先のミグロで購入。リーダーアルプには必要最低限しか持って行っていません。ホテルに戻るとエレベーター前でホテルスタッフにトランクがあったという電話があったので、お部屋に届けるとのこと。ええっ、下着を買う前に見つけてほしかったなぁ。あってよかったけど。。。

ホテルのお部屋からフェー氷河が一望できます。そう、これがサースフェーだよね。ホテルのすぐ下でアルプホルンの演奏。私は入浴直前だったので部屋で聞きましたが、夫はカメラを抱えて降りて行った。6人の演奏者の中に、過去2回泊り、今回予約が取れなかったホテル、アルプフーベルのお兄さんがいて、おもわず会話が弾んだよ、と楽しそうに帰ってきた。
今日からまた2食付き。ディナーはフルコースでかなりおいしかった。太っちゃうかな。

朝食: ホテルのビュフェ(ジュース、ハムとチーズ、焼き立てパン)
昼食: パン、生あんず、桃
夕食: たっぷり野菜サラダ(夫はローストビーフ)、人参のクリームスープ、ラムチョップのグリルとマッシュポテトトマトソース、チーズケーキ森のベリーソース

今日のハイキングと歩数

ハイキング ムースフル・エッギスホルン周遊(帰路のMapトレースは一部誤作動)

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本日の歩数 12,511歩
Riederalp(1905m) --> Moosfluh(2334m) --> Hohfluh(2227m) --> Riederalp --> Morel --> Fiesch(1173m) --> Fiescheralp(2212m) --> Stn.Eggishorn(2893m) --> Fiesch --> Brig --> Saas-Fee(1803m)

2017スイス・そろり旅 10 シュピルボーデンのマーモット

Episode 3 Saas-Fee-01

7月20日(水)くもり ときどき 晴れ ときどき雨

ぐっすり良く寝ました。サースフェー滞在時のお天気は雨模様の予報。ここまで雨でハイキングができない日はなかったので、今日は1日のんびりしよう、と話していました。が女心と山の天気。午前中は何とか持ちそうなので、せっかくなのででかけよう。山は朝が勝負。さっさと行こうと支度。

ホテルのフロントでシティズン・パスをもらい出発。バス、ゴンドラ乗り放題カードです。今回泊っているのは町の中心部。ゴンドラ乗り場は町はずれ。サースフェーは3回目。ちょっぴり慣れています。あ、でもここで乗り換えができるようになっている、など思い込みは注意です。

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シュピルボーデンまでゴンドラで上がる。降りたら雲の中。ゴアテックスの上下を着る。霧の中、ゴンドラステーションのすぐ前で数人がカメラをかまえている。マーモットが寄ってきていました。
私たちも少し下に降りて行くといました、いました。昨日の昼のパンの残りをあげると寄ってくる。でっかいのはすりすりしてくる感じ。ちょっと人に慣れ過ぎだよねぇ。中には顔を出すものの、すぐに隠れてしまうのやら、パンを投げると取って、すぐ穴にもぐってしまうのやら。小さいマーモットはパンに興味を示さず。まだおっぱい飲んでいるのかな。そのうち夫のそばに3匹も。霧で景色はまったく見えず、マーモットだけ。
霧の中、ところどころで人の声がしている。マーモットが出没している模様。しばし遊んだので戻ろうと歩く。昇りはすぐに汗をかきます。あと少しでゴンドラステーション、というころに霧が晴れた。景色と一緒に撮りたい、ともう一度岩場に降りる。マーモットが出てきた頃にまた霧で視界が悪くなった。今日はこの繰り返しかな。

ゴンドラで下まで降りてホテルに戻る。汗をかいたのを着替え、バルコニーでランチ。夫は昨日買ったハムとお気に入りのドイツビール。私はご飯を炊いて、海苔とハム、味噌汁。食後は休憩。おやすみなさい。ワンクール1時間半、しっかり寝ました。

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スイスに来て10日。毎日ハイキングをしています。雨の日にはゆっくりやすもう、と思っていますが。うれしいことなのですが、疲れもたまってきているので、午後からは日差しも出てきて、ちょっともったいなかったけれど、ゆっくり休みました。
目が覚めてからは町中をお散歩。スポーツ用品店でマムートのシャツを1枚づつ購入。前に日本で買おうとしたけど、こちらと同じデザインがなかったのです。ちょっとお高いけれど奮発。
通りはイベントの出店が並びにぎやか。小雨がパラパラ降っているのに、傘をさしている人はほとんどいず。

ホテルに戻ってから庭の卓球台で夫に少々お付き合いをしてから、ジャグジーで身体をほぐす。ディナーはゆかたで。この後、ゆかたを着るチャンスはもうありません。神戸で3年間働いていた、という人から「着物、良いですね」と日本語で話しかけられた。今夜のディナーはスイス名物シュノワーゼ。スイス風しゃぶしゃぶ。これ大好き。おいしかった。


朝食: ホテルのビュフェ(ジュースに牛乳、ベーコン、生野菜、フルーツとヨーグルトなど)
昼食: ハム、焼海苔、梅干し、ご飯と味噌汁、生あんず
夕食: 鶏肉と生ハムのサラダ仕立て、ハンガリースープ、シュノワーゼとライスやフルーツなど、バニラアイスクリームとあんず

今日のハイキングと歩数

シュピルボーデン散策

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本日の歩数 10,713歩
Saas-Fee(1792m) --> Spielboden(2448m) --> Saas-Fee

2017スイス・そろり旅 11 ホーサースとクロイツボーデンからトリフト

Episode 3 Saas-Fee-02

7月21日(木)晴れ のち 雨 のち くもり

6時半に目が覚めて窓を開けると真正面のフェー氷河に朝日があたり輝いている。「うわぁ!」と思わず声をあげ、夫を起こした。きれい。氷河がとけて流れる音が遠くごぉーっと響いています。

サースフェーで1日たっぷり遊べるのは今日まで。7時半に朝食へ。一番。食べ終わっても誰も来なかった。昨日もそうですが、みんさん、ゆっくりなのね。

201707210001.JPG今日はホーサースへ。バスでグルントまで行き、そこからゴンドラで上がります。お天気も良く人も大勢。ゴンドラ乗り換え駅のクロイツボーデンが標高2400ほど。ホーサースは3100。目の前に巨大な氷河。ガレ場を頂上まで登る。ここから見える4千メートル級の山々のモニュメント。マッターホルンの手前の山々がお日様にキラキラ輝いています。

ゼーゼー言いながら山頂着。息が整った頃に夫がすぐ下の湖まで降りようって。ええっ、また登らなくちゃいけないのに。といいながら途中のベンチまでお付き合い。前回来た時は雪で降りられませんでした。しばしフォトタイム後、またガレ場をそろりそろりと降りる。

一つ下のクロイツボーデンまでゴンドラで降りる。すぐ前の湖、ツムゼーでひと休みしてから、ハイキングスタート。歩き始めのトレイルのそばに黒毛スイス牛の群れ。ちょっとこわい。目を合わさないようにそそくさと歩くも、路をふさいでいるヤツもいる。人間が回り道。
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フェー氷河とサースフェーの町が一望できる路をゆったり歩く。途中のハンニックからは下り。リーダーアルプでちょっと痛めた左の股関節はすっかりよくなりました。ほっ。
ゴンドラのトリフト駅までひたすら降りて、もう一度上へ。ここは昇りのみ。下に降りるためには一度クロイツボーデンまであがらなくてはいけません。
もう一度ツムゼーへ行きランチ。を広げた頃からポツポツ雨。あわてて食べる。いやぁ、歩いているときじゃなくてよかった。ホーサースは真っ黒い雲の中。朝イチで行ってハッピィーでした。

下まで降りて、バスでサースフェーに戻る。14時少し前。雨は一時的に上がったが、山の上はどこも雲の中。この後もしとしとと降り、夜には風もでてきました。
部屋に戻って、水着に着替えてジャグジーに。こんなお天気のせいか、今日は子連れファミリーがプールで大騒ぎ。私たちはジャグジーだけです。二人ともすっかり日焼け。私は日焼け止めをこまめに塗っているんですが。

ひと休みしてから夕食。週末のせいか、レストランスタッフの顔ぶれがかわっていました。今夜もおいしいフルコースでした。
明日の午後には移動。持って行く荷物を整理してから休みます。日本の友人たちから「暑い」「とけそう」とのメールやLINE。ここサースフェーは涼しいくらいで良く眠れます。


朝食: ホテルのビュフェ(ジュースに牛乳、ベーコンとチーズ、生野菜、フルーツとヨーグルトなど)
昼食: おにぎり、味噌汁、ネクタリン
夕食: たっぷりサラダ(夫は干し肉のカルパッチョ)、カリフラワーのクリームスープ、子牛肉の煮込みとリシュティとズッキーニ、チョコレートムース

今日のハイキングと歩数

ホーサースとトリフト村周遊

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本日の歩数 14,896歩
Saas-Fee(m) --> Saas Grund(m) --> Kreuzboden(2397m) --> Hohsaas(3101m) --> Kreuzboden --> Hannig(2446m) --> Trift(2009m) --> Kreuzboden --> Saas Grund --> Saas-Fee

2017スイス・そろり旅 12 フリスキン散策からゴルナーグラートへ

Episode 3 Saas-Fee-03

7月22日(土)晴れ

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朝焼けの写真を撮ろう、と早起き。サースフェーは谷あいなので、朝日が山々にあたりはじめても、焼けるように真っ赤にはなりませんでした。前もそうだったのかな。すっかり忘れている。

今日はツェルマットに移動。2時間ほどで着くので、お昼にチェックアウト。午前中に最後のフォトチャンスにフレスキンまであがる。標高3千メートル、気温マイナス一度。真っ青な空に氷河が輝いています。途中まで歩いたが、雪でたぁいへん。氷河の末端が溶けているのがわかる。
一緒のケーブルカーで来た人達のほとんどはここから地下鉄(!)で3500メートルのミッテルアラリンまで上がります。
私達は1時間ちょっとふらふらしてから降りる。下りは上でスキーの訓練の選手たちと一緒。韓国、ロシア、スウェーデンなど。自分の国でもできそうな国もあるけど。

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ホテルに戻りチェックアウト。お世話になりました。バスターミナルまで送ってもらう。
山あいの細い道を大型バスがぐんぐん走る。ポストバスで、もともと郵便物を運ぶバス。クラクションはラッパの音です。
シュタルデン駅で降りる。あ、バス停の場所が変わっている。前は駅のすぐ横に停まったけれど、かなり上のメイン道路沿い。トランクをひいては下りはいいけど上りはかなり苦しい。サースフェーに行くには鉄道駅ブリークかフィスプがおすすめです。

ツェルマット行き列車で夫は日本人の女性と同席。話しが盛り上がった頃に通路に置いたトランクがうごくので席を変わった。残念そう。

ツェルマット駅のコインロッカーにトランクを入れ、4日間のフリーチケットを購入。一人約2万円(!)。このあとのお天気と行動を考えると便利だしペイすると判断。
電車でゴルナーグラートまで上がる。今夜のお宿は標高3100メートル。このホテルの予約は至難の技で、今回今日1日だけとれました。全体のスケジュールはそれにあわせて決めました。チェックインしたら部屋の名前が『マッターホルン』。ジュニアスイート。わーい。ちょっとお高いとは思ったんだ。けれどこれしかなくて選択の余地はなかったのです。
まだ時間が早いので、荷物をおろしたら電車で少し降りようか、と話していたのに素敵なお部屋なのでホテルでのんびりです。

すぐ上の展望台でしばし写真を撮る。2010年のここに泊まった時は駅からホテルまで苦しかったなぁ。今日は大丈夫です。

シャワー、入浴後夕食に。お食事もおいしかったです。この時間、外はひょうが降っていました。予報ではこれから雨と雷。2時過ぎから晴れ。「天の川とマッターホルンが撮れるかもしれない」と夫。今夜は早寝です。

朝食; ホテルのビュフェ
昼食; おにぎり、味噌汁、ネクタリン、生あんず
夕食; サラダバー、ワイルドオニオン(行者ニンニク?)のクリー-ムスープ、ラム肉のグリルと豆と揚げポテト、ティラミスとメロン

今日のハイキングと歩数

フレスキン散策

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本日の歩数; 8,914歩

Saas-Fee(1792m) --> Fleskin(2989m) --> Saas-Fee --> Gornergrat(3100m)

2017スイス・そろり旅 13 マッターホルンとエーデルワイス

Episode 3 Zurmatt-01

7月23日(日)晴れ

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夫は2時半に起きて支度をしてマッターホルンと天の川の写真撮影。3時半に戻り「マッターホルンの雲が切れない。ブライトホルンのほうが切れていた」。寒いって。そりゃあそうだよね、ここは標高3100メートル。ひと休みして4時半に再度出発。1時間かけてリッフェルゼーまで降り朝焼けの逆さマッターホルンを撮影に。雲が切れるといいね、と私はベットの中。

5時半に起きて部屋の窓からマッターホルンをチェック。雲がしっかりまとわりついている。夫、苦戦中だな。身支度をしてホテルの上の展望台まであがる。ブライトホルンが朝焼け。コンデジとスマホでパチリ。しばらくしたら日本の団体さんが上がってきた。日本の旅行社がここをおさえるので個人客はなかなかとれないのです。

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7時33分到着の一番電車で夫は戻って来た。「雲が切れそうな時もあったんだけどねぇ」と残念そう。ここは1泊だけ。この一番電車で団体さんはおりていき、氷河特急でサンモリッツまで行くそうです。タフでなければ団体旅行はできない。

ゆっくり朝食。ハムやチーズの他、卵やベーコンを各自の好みに焼いてくれます。冷えきった夫は「暖まった、眠い」。部屋に戻って横になる。私はおかたずけ。前回5つ星のリッフェルアルプリゾートに泊まったが、ここゴルナーグラートクルムホテルの方が格段に好印象。お値段はほぼ同じ。ただしとれれば、ね。

11時少し前にチェックアウト。お世話になりました。この時間天気は晴れ。でもマッターホルンには雲がしっかりかかっています。リッフェルベルグで降りて前回見た駅のそばの自生のエーデルワイスを探す。見つけられない。駅のすぐ前に野外劇場ができ、ロミオとジュリエットのアルプスバージョンがかかっていました。
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ここから今年から夏も運転しているゴンドラでフーリー経由ツェルマットへ。ゴンドラ駅は町はずれ。今夜のお宿は一昨年も泊ったアパートメントタイプ。なのでフロントがあるわけではありません。チェックイン時間より少し早いけど、と行ってみると入れました。荷物を置いて駅に行き、コインロッカーからトランクを取り出す。このお宿、前回は2ベットルームのひろーいお部屋でしたが今回は1ベットルームがとれました。でも階段で4階。1階はゼロ階なので日本で言うと5階です。ふぅ。

買ってきたパンとハム、野菜でランチをしてハイキングにお出かけ。ブラウヘルドまであがりエーデルワイス探しです。シュテリーゼーまでのコースにたくさんあったはず。なかなかない。今年は遅いのかな、などと言いながら歩く。発見!今年は私が先に見つけました。すぐそばの岩陰にもたくさん。よかったぁ、今年も出会うことができました。

シュテリーゼーを一周し、さっきより下の道でブラウヘルドに戻る。以前、ここでもみたことあるんだけどなぁ。夫が一輪みっけ。
駅前のCOOPで今日から4日間の食材の買い出し。なんかめちゃめちゃ混んでいた。夫はビールにワインを抱えてにこにこ。4泊でそんなに飲めるのかなぁ。

今夜はエビチリ。久しぶりのご飯の夕食です。それにしても長い1日だった。疲れた。

朝食; ホテルのビュフェ、目玉焼きとベーコン、フルーツとヨーグルト
昼食; ハムサンド、桃
夕食; サラダとソーセージ、エビチリ、汁物、生あんず

今日のハイキング

リッフェルベルグ散策,ブラウヘルド->ステリーゼ周遊(クリックで地図が拡大)

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本日の歩数; 18,229歩(夫は 20,440歩)
Gornergrat(3100m) --> Riffelsee(m) --> Gornergrat --> Zurmatt(1605m) --> Blauherd(2571m) --> Stellisee(2537m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 14 雨のツェルマット

Episode 3 Zurmatt-02

7月24日(月)雨 ときどき くもり

朝、6時過ぎに目が覚めた。昨夜、夫は早々にダウン。まあ、当然ですが。この時期、女子サッカーのヨーロッパ選手権をやっているので毎晩楽しんでいます。音が大きいので私も早めに休みました。
目が覚めたらポツポツと音。雨です。予報通り。今日明日はしっかり降る見込み。まあ、ここまで休みなしで歩いているので、のんびりしましょう。

朝食もご飯なのは今回初めて。味噌汁がおいしいけど残りが少なくなった。無洗米を3キロ持参。持って帰りたくないので、なくなるまでは炊きます。どこも高地ですが今回は芯もなくおいしく炊けています。電気釜、頑張っています。

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9時過ぎに出発。クラインマッターホルンのグレーシャーパラダイスに行きます。今回が3回目。交通費が一番高いところなので、ピークパスを使わなくっちゃ、で行きます。

ツェルマットの町はずれから30分近くゴンドラであがり、更にロープウェイで着いたところは標高3,883メートル。富士山より高い。更に展望台まであがる。雪というかあられが降っていました。それでも雲の切れ間のお日様が顔を出すと暖かいです。マッターホルンはどっぷり雲の中ですが、ブライトホルンの雲が少し切れて頂上が顔を見せてくれました。
グレーシャー・パレスも見て、下に降りる。ロープウェイから下を見ると見事な氷河。ここに落ちたら75年後にミイラになって出てこようね、などとおしゃべり。
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ゴンドラの途中駅、シュテリーゼーで降り、湖のフォトタイム。この時は小雨。人は少なかったです。

ホテル、というかアパートに戻り昼食。ここは最上階で傾斜屋根の部屋。天窓が3つあり、日差しがあると暑いくらいです。おにぎりの他に夫がワインを飲むのでおかずを少々作る。彼は食後ひと休み。私は夕食の準備。今日はスペアリブの煮込みなので早めにやっておいた方がおいしいもんね。それにしてもでっかいお肉。一番小さいパックを買ってきたけど、とても1日で食べきれる量ではありません。

14時半過ぎに夫が起きたのでお散歩。駅前通りに行くと教会前ではアルプホルンとサンポーニャみたいな楽器の生演奏。すぐそばのマッターホルン博物館に入る。ツェルマットには何度も来ていますがここに入るのは初めて。シニアは一人8スイスフラン。
マッターホルン初登頂7人のうち4人が下山時に滑落死しているのでその資料や映像、ツェルマットの歴史など、なかなかよくて、しっかり楽しめました。
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ツェルマットの『銀座通り』を歩く。ときどき雨がポツポツ。それにしてもすごい人。日本人も中国人も欧米人も、とにかくインターナショナル。専門店やお土産屋さんも人でいっぱい。人酔いしてきたのでアパートに戻る。ここは町の真ん中から一歩入ったところですが、古い町並みの観光地で一歩外に出ると建物にカメラを向けている人がいたりします。でもとっても静かで、朝晩教会の鐘が響き渡るのんびりした雰囲気。お茶を入れてほっ。

夕食は煮込んでおいたスペアリブが良い味になっていました。食後は今夜もユーロ女子サッカーを見ながら早寝。明日はもう少し晴れてくれるといいなぁ。

朝食; マッシュルームとグリーンオニオンのオムレツ、ハム、レタス、トマト、ご飯と味噌汁、、クランベリーとヨーグルト
昼食; ソーセージとレタスとパプリカ、おにぎり、生あんず
夕食; やりいかとパプリカのにんにくしょうゆ味、豚のスペアリブのデミグラソース煮込み、ご飯、桃

今日のハイキングと歩数

ハイキング グレーシャーパラダイス

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本日の歩数; 11,894歩
Zurmatt(m) --> Klein Matterhorn(3883m) --> Schwarzsee(2583m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 15 雪でもハイキング

Episode 3 Zurmatt-03

7月25日(火)雨(雪、あられ)ときどき くもり

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日の出の時間の少し前に窓からマッターホルンを見る。雲の中。うーん、今日も朝焼けなしかぁ。がっかり。ツェルマットの天気予報は見るたびに悪い方になっていて、しかもそれが当たるのです。2日前、3日前は晴れだって言ってたじゃない。
雨でもしっかりおでかけ準備。ピークパスを買うとケチな私は「元を取らなくちゃ」意識が働き、結果、アクティブになれます。3大ピークのロートホルンに出発。先に降りて行った夫が誰かとしゃべっている。ここのオーナーさんでした。2年前にもお世話になりました、ってここまでお会いしていないのです。

ケーブルカー、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで着いたところは3108メートル。雪が降っていました。風もあってかなり寒い。駅隣のレストランに入ってコーヒーと紅茶を注文。建物の中は暖房が効いていてあたたかい。ほっ。しばし休憩してから出発。ブラウヘルドまで小一時間のコース。前にも来ているので道も、エーデルワイスの場所もしっかりインプットされています。雪というよりあられがパラパラ音を立てて降っています。先に降りて行ったファミリーが石でハートを書いていた。
前回は前方にマッタホルンを眺めながらの下り道でしたが、今日は雲の中。それでも山々が雪に覆われきれいです。

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顔の色が黒くて目がよくわからない羊の群れの中を通り、広い下り坂。前回あったの、ここだよ、としっかり見て行くと。。。ありました。それも群生。一か所に5,6輪咲いているのがほとんど。岩陰に1輪だけでも可憐だし、としばしフォト・タイム。でもこんなにあったけ?前回よりはるかに多い。相当数見てかなり満足。ブラウヘルドからスネガまで降りて、ライゼーのほとりでランチ。雨は上がっていました。

ツェルマットまでおりて、電車でゴルナーグラードまであがる。ブラウヘルドから見るゴルナーグラードは雲が切れていた。電車で33分。風が強くて冷たい。休憩してからローテンボーデンまでひと駅電車に乗り、リッフェルゼー経由リッフェルベルグ駅までハイキング。風が強く寒かったけど、楽しく歩けました。ここは私でも楽と感じるコースで、あと10年は歩けるよね、とおしゃべり。夏のマッターホルンは雪がなく真っ黒な時もあったけど、今年はかなり白い。雪がある方が格好いい。
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リッフェルベルグで電車の待ち時間は20分。ゴンドラにはすぐ乗れるのでフーリー経由でツェルマットへ。町はずれなのでバスに乗ってアパートに戻る。疲れたぁ。

夕食は昨日の残りがあるので私は楽でした。味がしみておいしい。夜になってまた雨。今日はよく歩いた。楽しかったけど、やっぱりくっきりマッターホルンとエーデルワイスの写真を撮りたなぁ。


朝食; ハムエッグ、レタスとトマト、ご飯と味噌汁と漬け物、クランベリーとヨーグルト
昼食; おにぎり、生あんず
夕食; ソーセージ、マッシュルームとブロッコリとパプリカ炒め、リシュティ、豚のスペアリブのデミグラソース煮込み、ご飯、桃

今日のハイキングと歩数

ロートホルンからブラウヘルド、エーデルワイスコース散策

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本日の歩数; 18,889歩
Zurmatt(1605m) --> Rothorn(3104m) --> Blauheld(2571m) --> Zurmatt --> Gornergrat(3090m) --> Rotenboden(2815m) --> Riffelberg(2582m) --> Furi(1833m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 16 今年もエーデルワイスたっぷり

Episode 3 Zurmatt-04

7月26日(水)雨 のち 晴れ
今朝も雨。マッターホルンは雲の中。窓の下を通る人が傘をさしています。ツェルマット最終日なのに、ぐすん。

天気予報では11時から14時が晴れ。なので今日のおでかけはゆっくり。10時に部屋を出る。雨は上がっていた。スネガまでケーブルカーであがり、私たちにとってはツェルマットで行きたいところナンバー1のエーデルワイス群生地を目指す。今年も咲いているかな。前回花の数を161まで数えてあきらめたところ。それくらいたくさん咲いていました。

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スネガで降りて30分程歩いてトフテルン村へ。ここから登り路。途中からは私にとってはかなりきつい心臓破りの登りを1時間ほど。天気予報通り晴れて汗びっしょり。マッターホルンは相変わらずの雲をたっぷりまとっていますが、周りの山々は晴れた空にくっきり。雲はあるものの、晴れて青空。お花真っ盛り。白に黄色にピンクに。でエーデルワイスは。。。前回は登り切る前にも数輪見つけたんだけどなぁ。

夫が一輪見っけ。よかったよかった。テラスになっているところにあったはず。ない。寒かったのかな、今年。あ、この上のテラスでした。ありました。前回、前々回、その前にもお会いしましたよね。今年は花数が少ないみたい。その上の路の両脇には。。。ありました。路沿いにも、崖のところにも、たーくさん。やっぱり100以上。
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マッターホルンは雲をまとっているけど、少しでもきれるのを待ってフォトタイム。ここまで上がってくるの、かなり苦しかったけれど、ちゃんとご褒美がありました。うれしい。
ランチもエーデルワイスのそばで。気をつけないと踏んじゃいそうです。ここは人がほとんど通らず、たまぁにマウンテンバイクが通るくらい。路の方に伸びているのは踏まれちゃうよね。

しばし楽しんでから下山。今年もたっぷり出会えてよかった。マッターホルンがくっきりじゃないのは残念だけど、来たかいがありました。あんなに苦労して登ったのに下りは早い。昨夜寝る前にストレッチをたっぷりしたら、夜中に足がつることはありませんでした。ひざや股関節が大分くたびれているので、今夜もしなくっちゃ。

部屋に戻り、シャワーをあび、夫はビール。夕食までひと休みしよう、と横になる。とろっとした頃にドアトントンの音で目が覚める。オーナーさんです。明日はチェックアウト。今日お支払いするお約束でした。寝ぼけ顔でごめんなさい。「毎日ハイキングで疲れているのね」とやさしいお言葉。はい、快適に過ごしています。

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この時間はお日様きらきらで暑いくらいのお天気です。マッターホルンには雲がたっぷりですが、7時頃には今日で一番すくなくなりました。私が夕食の支度の間に夫は下の川沿いに撮影に出動。

夕食はラム肉。初調理。朝のうちに塩麹の粉を振り、フライパンで焼き、カナダの調味料と最後にしょうゆ少々をかけまわした。すごくおいしくできた。
夕食後、外を見るとあれだけしつこくかかっていたマッターホルンの雲が完全に切れている。お酒を飲んで気持ち良くなっている夫も一緒に近くの橋まで夕焼けを見に行く。すごい人。部屋から見えてもこんなにくっきりは見えないもんね。日の入りは21時6分。夕日に輝くマッターホルンをみることができました。明日の朝焼けも頼んだよぉ。


朝食; オムレツと野菜、ご飯と味噌汁と漬け物、グレープフルーツとヨーグルト
昼食; おにぎり、生あんず
夕食; ラム肉と玉ねぎとパプリカ炒め、リシュティ、ブロッコリ、ご飯(夫はお茶づけ)、アイスクリーム

本日の歩数; 14,654歩
Zurmatt(1605m) --> Sunnegga(2288m) --> Tufteren(2215m) --> Walking --> Sunnegga --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 17 いよいよ終盤

移動日

7月27日(木)くもり

朝早く起きて外を見る。マッターホルンはすっぽり雲の中。夫が2時頃に星景写真が撮れるか、とチャレンジしたけれど、既に雲がいっぱいだそうです。
今日はグリンデルワルドへの移動日。3時間ほどなので、お天気が良ければ午前中にツェルマットのどこかへ、とも思っていましたが、心おきなく移動できます。朝食を食べ、片づけて荷物のパッキング。階段で5階なので降ろすのも大変。二人でふうふう言いながら何とか降ろす。下でオーナーさんと出会う。来年、待っているからね、って。はぁい、エレベーター、つけておいてぇ。

今回の旅の最後の目的地、ユングフラウ三山の麓の町、グリンデルワルドへ。切符と一緒に目的地までの時刻表をくれます。なぜか次の時間帯のも印字されている。フィスプまでは山岳地帯で単線。すれ違う電車を待つことが多い。ん、なんか遅れ気味。フィスプに到着したと同時にとなりのホームから電車が出て行きました。あれに乗る予定だったのに。だから次のも印字されていたのかな。次は30分後。COOPで買い物をし、トイレに行って待つ。次はシュピーツで乗り換え。乗り換え時間が短く、次のホームへ行くと貨物列車が停まっている。放送があり、別なホームに移動。忙しい。
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ツェルマットから同じ車両の親子三人組と顔を合わせ、思わず笑っちゃう。あちらはそれぞれがトランク2つづつ。うちは二人で2個なのでクール、とほめられた。インターラーケンで最後の乗り換えをしてグリンデルワルド着。ほっ。

2年ぶりのグリンデルワルド。過去3回泊っているホテルはお気に入りの部屋が使えないので、今回初の駅前のダービーホテル。早めに着いたがチェックインさせてくれた。眺望が良い部屋を頼んでおいたが、ついつい今までと比較。それでも窓からアイガーがしっかり見えます。道路を挟んで建物があるロケーションなので仕方がないけど。それにしてもアイガーもシュレックホルンもでかぁ。ちょっと駅寄りになったけどこんなにも違うものか。COOPまでお買いもの。前回工事中だった建物ができあがり、COOPなどが入っていました。

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部屋に戻り入浴。ツェルマットはシャワーだけだったので久しぶりのバスタブ。気持ち良い。やっぱりお風呂じゃなくっちゃね。湯上りに夫はビール、私はリベッラ(炭酸飲料)。夕食までひと休み。夫はすぐに寝息をたてていましたが、私はTVで世界水泳の中継。萩野君、2位でした。

今日からまたホテルのお食事。ここは駅に接続しているホテルで1階はレストラン。超混んでいた。チーズフォンデュが有名。私たちはコース料理。結構な量だった。明日は少なめにしてもらおうっと。
食後、少しお散歩。明日のバス停の位置が前回と同じか、確認。ついでに時刻表をデジカメでパチリ。アイガーの頂上付近は雲。シュレックホルンはそそり立って迫ってくるようです。明日の晴れを祈って休みます。

朝食; ハムと長ネギのオムレツ、ブロッコリとパプリカ、マッシュルームのスープ、ご飯と漬け物、グレープフルーツとヨーグルト
昼食; おにぎり、バナナ
夕食; 野菜スープ、ペンネ、サラダバー、ラム肉のグレービーソースとマッシュポテトとチリビーンズ、ミルフィーユと生あんず

本日の歩数; 6,443歩

2017スイス・そろり旅 18 ブスアルプコースは霧の中のお花畑

Episode 4 Grindelwald-01

7月28日(金)くもり のち 晴れ

朝起きて窓の外を見る。うーん、アイガーに雲。また横になる。6時過ぎに起床。今日の予定、どうする?天気予報を見て、バッハアルプゼーコースに決定。
電気釜にスイッチを入れて朝食に行く。お米はあと2回くらいおにぎりを作れそうです。

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ゆっくり支度をして9時ホテル発。すぐそばのバス停に行ったらちょうどゴンドラステーションに行くバスが来た。ホテルにもらったパスで無料。そこから30分近くかかって上まで登る。アイガーは雲で見えないが上氷河に陽があたってきれい。途中から完全に雲の中。なんにも見えない。晴れると素晴らしい眺めなんですが。。。

バッハアルプゼーまでは何度も行った道。今年は雪が少ないです。花がきれいで楽しみながら歩く。小一時間で湖着。今年は本当に雪が少ない。
湖の周りを歩いてフォトタイム。しばし休んでから湖の後ろの路に行く。ボルト駅まで1時間半、ブスアルプまで2時間。行ったことがないブスアルプに決定。こちらのほうが上に登って行くのできつそうだけど、ホテルに連泊なので大丈夫。夕方までに戻ればいいんだもの。

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私たちは写真を撮ったり、私の歩みがゆっくりだったりでこちらのコースタイムの1.5倍はかかります。ここから3時間の覚悟でスタート。上から見るバッハアルプゼーもなかなかすてき。などと言っているうちにかなり急な路に。まわりは霧というかガスがかかってほとんど何も見えない状態。人も少ない。たまたますれ違った人からこの上にスモールハウスがありそこからは下りだよ、と教えてもらう。夫は地図で確認。そのスモールハウスまでがかなりきつかったぁ。ガスではっきり見えないけど、岩がごつごつと尖って一足間違えば奈落の底みたいな。。。スモールハウスは避難小屋。休憩をして持参の桃を食べる。甘くておいしい。
ここからはガレ場をひたすら下り。結構すごいところだよね、ここ。かなり下って落差がすくなってきたところでランチ。おにぎり、おいしいー。
その先はなだらかな下りで、牛さんがたくさんいたりしてのどか。霧も大分うすくなり、ふと見上げるとユングフラウ三山が雲の上。晴れていたらどんなにそばらしい景色だったのかしら。あたり一面お花畑状態だし、大変だったけど、かなり良いコースでした。でも疲れたぁ。

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ブスアルプからバス。カードを出したら現金のみ、と言われた。何とか足りてほっ。この後、現金はあんまり使わないとほんの少ししか持っていない。グリンデルワルドまでの細い山道を運転手さん、絶妙の車両感覚ですいすい下る。うまぁい、と見とれていたのがいつのまにかうとうと。

バスを降りてアイスクリームを買ってホテルに戻る。ついでに現金を少々GET。疲れたぁ。入浴後ひと休み。ぐっすり30分昼寝。しっかり夕食を食べて部屋に戻り外を見ると午後9時にして夕焼け。目の前のアイガーが赤く輝いている。頑張った人にはちゃんとご褒美。だよね。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、桃
夕食; 生ハムとメロン、ポロネギのクリームスープ、サラダバー、仔牛肉の煮込みとリシュティ、アイスクリーム

今日のハイキングと歩数

バッハアルプゼーからブスアルプ

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本日の歩数; 20,882歩
Grindelwald(1034m) --> First(2166m) --> Bachalpsee(2265m) --> Fernandeshitte(2401m) -->  OberLager(2021m) --> Bussalp(1796m) --> Grindelwald 

2017スイス・そろり旅 19 グロッセシャイデックからシュワルツワルドアルプへ

Episode 4 Grindelwald-02

7月29日(土)晴れ 夕方に雷と雨

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朝日が出る前に窓の外を見ると晴れ。高いところに雲はあるものの、アイガーははっきり見えている。これなら朝焼けが撮れるかも、と夫は着替えて三脚を抱えて外に。私は窓から眺めながらとろとろ。朝日が頂上付近にあたって輝きましたが、昨日の夕焼けの方が赤かったなぁ。

朝食はビュフェ。ポントレジーナのホテルと同様、おなじみさんどうしが会話。年配の方々がゆったり旅を楽しんでいるのを感じます。近隣諸国は私たちのようにスイスに来るまでに12時間もかからず、シェンゲン条約で便利も図っています。私たちは最初にハーフパスを買い、毎回見せて半額になります。スイスどこでも子供料金で乗れるパスです。

8時44分のバスでグロッセシャイデックまで向かいます。今日はお天気も良くバスも臨時便を出して2台。運転手さん、細い山道をぐんぐん登りながらドイツ語と英語でガイド付きです。後ろの席に一人旅の韓国人のお兄さん。地元のお母さんが席を譲っていた。彼がお礼を言ったら「ツーリスト・ファースト」のお返事。観光立国スイス。観光客優先の精神が行き届いているんですね。

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アイガー、シュレックホルン、フィングシュテック、ベッターホルン、上氷河、下氷河を楽しみながらバスはグロッセシャイデックに到着。ほとんどの人がここで降ります。臨時便はグリンデルワルドに引き返し、1台は終点のシュワルツワルドアルプまで。

ここからの景色大好き。前に娘さんと来ていた70歳くらいのお母さんが「死ぬ前にもう一度きたかったの」と言っていたのを思い出します。4千メートルの山々の切り立った崖の迫力、緑が広がり牛が草をはむカウベルの音、空気の透明感と。私たちも大好きなところです。
過去数回来ていますがゴンドラ・ステーションのフィルストかシュレクヘルドまで歩きました。パノラマの路で楽しいのですが、1時間とちょっとで到着します。歩きだしたのが9時半。もうちょっと歩けるよね、と2時間40分のシュワルツワルドアルプまでのコースを選択。私の足なら3時間以上かかるけどいいよね。とスタート。

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新しい路はちょっとわくわくどきどき。アイガーも角度が違うと違う表情を見せてくれます。シュレックホルン大迫力。上の氷河もすごぉい。車道のようなところから途中からは一人がやっと通れるくらいの細い路。水はけが悪いのかぐちょぐちょのところも。ロマンチックの路と名前が付いているが実際は牛のフンをよけよけ。牛さんたち、遠くにいると思っていたら、この一人がやっと通れるところで遭遇。でかぁ。しかも11頭も。脇に何とかよけてやり過ごすことに。「先頭の牛と目を合わせるな」と夫が言ったときには既に時遅し。しっかり見つめあった後。でも素知らぬ顔をし、夫が「Go、Go」と声をかけたらのんびりだけど通り過ぎて行った。ほっ。本当はとってもこわかったのです。角もでかいし。
その先はアルペンローゼの群生地。今はもう枯れていますが、最盛期にはきれいなんでしょうねぇ。下がるにつれて木々が増え、草丈が高くなった頃から急な下り。階段になっているので楽ですがかなりぐんぐん下がります。さすがにこの辺りには牛のフンなし。牛もあの巨体で登り下りは無理だよね。
下まで降りたら滝。ベンチでランチ。この先はじゃりの車道。標識にはあと50分。歩くのは楽ですがこの頃から足に虫がとまりレギンスの上からさして痛い。ストックで足の周りをよけよけ歩く。敵もさる者、しっかり食いついてきた。しつこいよぉ。

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シュワルツワルドアルプ着13時10分。バスの時刻表を見ると1時間に1本で毎時20分発。但し13時台だけはなし。ランチタイムらしい。しかたなくおとなりのレストランで休憩。今日もよく頑張りました、と乾杯。チーズが有名らしく、メニューにも載っていたし、売店も出ていた。夫はビールにソーセージ、私はスープ。おいしい。

日射しが強く山々はくっきり。バスでグリンデルワルドに戻るのに私は途中からうとうと。夫はビールを飲んだにもかかわらずしっかり起きていてビデオを撮っていた。ホテルに戻りながら、このまま部屋に入るのはもったいないようなお天気だね、と話すも両足の股関節は「もう無理」。はい、ひと休みしてから入浴。気持ちいい。
窓から見えるアイガーは相変わらずクリア。と思っていたら突然雷が響き雨がザーザー。うわぁ、と空を見上げる。あっという間にアイガーは雲の中。さすが山のお天気、としゃべっているうちに陽がさしてきて、また山が見えてきた。

夕食は私はハーフポーション。多すぎるので半分でちょうどいいです、はい。食後、夕陽撮影にホテルのまわりをロケハン。うーん、なかなか良い場所が。。。夫は次回はまた前のホテルが良い、とのたまう。希望の部屋はダメでも他の部屋でもいいじゃない、と。でもここのホテルの便利さも捨てがたい。んんん。。。お休みなさい。


朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、桃 カレースープ
夕食; 野菜のテリーヌとサラダ、スープ、サラダバー、仔牛肉のローストのハーブソースとコロッケと人参の付け合わせ、森のベリーのバニラソース

今日のハイキングと歩数

グロッセシャイデックからシュワルツワルドアルプ

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本日の歩数; 17,258歩
Grindelwald(1034m) --> GrosseScheidegg(1962m) --> Schuwarzwaldalp(1456m) --> GrosseScheidegg --> Grindelwald

2017スイス・そろり旅 20 今日も急きょの予定変更で景色満喫

Episode 4 Grindelwald-03

7月30日(日)快晴 夕方に雷とヒョウと雨

朝、目が覚めたら夫が部屋の窓から朝焼けの写真を撮影中。雲のせいか、あんまり赤くならなかったよ、って。外を見ると快晴。まさに雲ひとつない青空。今日はいいね、と思わず笑顔。
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食後、おでかけ準備。明日はメンリッヘンの頂上のホテルに移動。ここのところ少しオーバーワークなので、今日は軽めの予定です。

バスでフィルスト行きのゴンドラステーションへ。上まで上がってグロッセシャイデックを目指す予定。それにしても今日はすばらしいお天気。予定のコースは1時間15分。ちょっと短すぎるね、こんなに良いお天気なのにもったいない、とゴンドラの中での相談で、バッハアルプゼーからボルト駅に降りるコースに変更決定。毎日、予定より遠いコースに変更しているのは、二人とも元気な証拠だよね。

フィルストは2日前の霧の中とは別なところのようなすばらしい景色。まずは新しくできていた展望台で記念撮影。中国人のお姉さん、シャッターおしてくれてありがとう。
バッハアルプゼーに向かう路にヤギざんたちがとうせんぼ。
そこから一昨日と同じ路だが、夫が遅い遅い。彼はおもちゃが多いのと、気が多いのです。一眼レフのカメラ、ときどきレンズを交換。帽子につけた小型ビデオカメラはモニターを確認しながら。目はマーモットを探しながら。水溜りのような小さな池では逆さアイガーにチャレンジ。

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もう行こうよぉ、早くしてよ、またぁ、と彼を振り返るとその後ろに素晴らしい景色。やっぱり晴れなくっちゃ、ね。

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バッハアルプゼーのほとりは牛さんたちに占領されていました。牛さんと湖と山々にカメラを向ける人多し。確かに絵になりますが、そばに来ないでぇ。しばし休憩してから、一昨日のブスアルプコースより下のコースを歩く。さっきまで背にしていたアイガーやゼッターホルンに向かって降りて行きます。目は足元に集中。夫はマーモット4匹発見。それも遠いところ。よくころばないね。
ワルダスピッツからは林の中を一気に下る。そうそう前にも来たよね、このコース。膝がカクカク、ひらめ筋プルプルさせながら40分降りてボルト駅到着。ふぅ。ゴンドラは楽だ。それにしてもまだまだすばらしいお天気です。

グリンデルワルドに降りて、途中のミグロでお買いもの。スイスはどこにもミグロとCOOPの2大スーパーがありますが、ここのミグロは駅から離れているせいかさびれています。駅前のCOOPが新しい建物に移動して店舗も大きくなっているのです。

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お部屋に戻ったのは13時半。シャワーをあびてからランチ。朝作っておいたおにぎりは最後のお米。毎回1合の3/4づつ炊きました。ミニの炊飯器と電子式変圧器、ご苦労様でした。夫はソーセージでビール。ランチ中に急に大雨。今日も山のお天気は変わりやすいです。すぐに晴れたものの、しばらくしたら雷鳴。雲の上で太鼓をたたいているような大きな音の後はイナズマ、ばちばちとヒョウが窓をたたきつける。すごい、としばし見とれる。アイガーは雲に覆われたり、姿をあらわしたりと大忙しです。この間、夫熟睡中。

ディナーにゆかたを着ようよ、と夫。はぁい、頑張ります。ホテルスタッフに大ウケ。夫は若いウェイトレスさんにハンサムよ、と言われご機嫌。食べ終わった頃に日本の団体さんが入ってきた。「あらぁ、浴衣!」と声がかかる。「こんにちは」とごあいさつするもちょっと恥ずかしかった。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、ソーセージとトマトと野菜
夕食; ファーマーズサラダ、オオムギのスープ、サラダバー、牛の切り身とカリフラワーとジャガイモ、りんごのジュレ

今日のハイキング

フィルストからボルトへ

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本日の歩数; 19,889歩
Grindelwald(1034m) --> First(2166m) --> Bachsee(2265m) --> Waldspitz(1897m) --> Bort(1561m) --> Grindelwald

2017スイス・そろり旅 21 ユングフラウ三山くっきり

Episode 4 Grindelwald-04

7月31日(月)朝雷雨 のち くもり ときどき 晴れ

朝、目が覚めたら雨。それもかなりしっかり雨。今日から山の上のホテルなのに。朝食後、荷物を持って行くもの、持って行かないものに分け、持って行かないもの入りのトランク2つはおとなりの駅に行ってチューリッヒ中央駅に送ります。普通だと2日後の受け取り、急ぎだとプラス追加料金で今日の夕方受け取れます、私たちはもちろん普通で。

駅に人がごちゃごちゃいました。この雨の中、お出かけです。私たちもチェックアウト。お世話になりました。部屋で雨が上がるのを待つのもつまらないし、と出てきましたが、ホテルからバス停まで、ほんの数分のところなのに、傘をさしてもびっしょり。すごい雨。バスでメンリッヘンのゴンドラ駅へ。

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ゴンドラに乗ってアイガーを見上げると雲の切れ間から青空。上に上がるにつれて雨はあがり、高いところに雲があるものの、目の前の4千メートル級の山々ははっきり見えます。
終点で降りてまずびっくり。駅の前にでっかい牛の遊具ができていました。中は滑り台になっていて、子供たちがはしゃいでいます。何というか。。。こんなの作っちゃって、もう。。。
アイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山がくっきり。数年前にグリンデルワルドに1週間近く滞在し、三山とも雲がまったくかかっていない日はなく、何度も来たことがあるのにぃ。

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ホテルに荷物を預け、クライネシャイデックまでハイキング。ここは私でも楽なコース。ここ数日、しっかり山歩きしてきたので、少し物足りないくらいです。お花が多く、景色は雄大。1時間とちょっと、たっぷり楽しみました。
クライネシャイデック駅はごったがえしていました。ユングフラウヨッホに行く人はここで乗り換えます。団体さんも個人の人も、とにかく人でいっぱいでした。私たちはレストランでランチ。食後はおとなりの駅、ヴェンゲンアルプまで下ります。この路も大好き。三山とその続きの山々の氷河がけずった岩肌を見ながらゆったり歩く。いいよねぇ、この眺め。

駅に着く直前にクライネシャイデックからの電車が見えたので走ってセーフ。のがすと30分後になります。山岳鉄道なのでゆっくりだし、すれ違うのに待ち合わせてのんびり電車です。
ヴェンゲンで降りてロープウェイでメンリッヘンに登る。かなり急な登りですが、向かいのラウターブルンネンの滝が見えたり、その上のミューレンの町が見える素敵な景色。山に氷河もくっきり。

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ホテルにチェックイン。前回と同じ部屋でした。ネットで申し込む時にここをイメージ。上下の部屋じゃなくてよかった。シャワーを浴びてひと休み。テレビもなく、山だけが「御馳走」のホテルです。
食事はホテルのディナー。お昼が軽かったのでお腹すいたぁ。三山がしっかり見える席でのお食事。たっぷりいただきました。

今日の夕焼けはすばらしいのでは、と期待し、日の入りの30分前から外に出てスタンバイ。西の空に大きな雲があり、山々まで届きませんでした。でも今日は雨の予報なのにこんなに良い眺めをプレゼントしてくれたので大満足です。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; ズッキーニのスープとパン、桃(夫はビールとソーセージ)
夕食; カリフラワーのスープ、豚肉のステーキ、インゲンとジャガイモ、アイスクリームとフルーツのデザート

今日のハイキング

メンリッヒェン --> クライネシャイデック散策

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本日の歩数; 14,857歩
Grindelwald(1034m) --> Mannlichen(2229m) --> Kleine Scheidegg(2061m) --> Wengenalp(1880m) --> Wengen --> Mannlichen

2017スイス・そろり旅 22 スイス・デーはメンリッヘン山頂で虹と花火と

Episode 4 Grindelwald-05

8月1日(火)晴れ 夕方から雷と雨

夜中に目が覚めて外を見ると満天の星。3時。夫に告げたら、彼はすぐに起き上がり着替えて出て行った。ユングフラウ三山と天の川をねらうらしい。私はとろとろ。

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次に目が覚めたら6時半。あ、日の出を見逃した。明日もあるとはいうものの目がさめちゃったので行こうよ、とメンリッヘンの頂上まで登る。
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だらだら坂で結構きつい。イギリスの皇太子夫妻がきてからロイヤルウォークと路に名前をつけ、頂上の展望台は王冠になっている。なんかなぁ。
景色は最高。アイガー、メンヒ、ユングフラウとシルバーホーン、その先々の山々がはっきり見え、空は真っ青。今日も良い天気になるぞ。

朝食後、でかける準備をしていたら。横浜の仲間からLINEで瀬谷区役所が浸水の写真。え、そんなにすごい雨なの、とwebニュースを見ると瀬谷区は警戒警報発令中。みんな、大丈夫かな。数人から大丈夫との返事。ほっ。ここのところ豪雨被害が各地で発生し、次は横浜、というのでは遊んでいられません。

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今回の最後のハイキングはアーメントフーベル。ヴェンゲンに降りてラウターブルンネンまで行き、ミューレンまであがる。メンリッヘンから谷間を挟んだ向かい崖の上の小さい町です。さらにケーブルカーであがりアーメントフーベルへ。ここはフラワーの路。今日はスイス・デー。その上この好天でどこも人でいっぱい。くっきり山々を見ながらのハイキング。今回随分たくさん歩いたけれど、明日はチューリッヒに移動、あさっては帰国便なので、最後のハイキングになります。こんなすばらしいお天気に恵まれて感謝です。

ロープウェイの駅まで降りて、下のシュッテフルベルグまでロープウェイで降りる。ここからシルトホルンまで登ったことはあるけど、降りたのは初めて。降りたところからバスでライターブルンネンまで行く。13時20分着。駅前のレストランでランチ。おいしい。。。

帰りの電車とロープウェイは疲れてうとうと。山々はまだ見えていますが、強い日差しに光がオーバーフローしている。ロープウェイを降りて、あれ、私の帽子は?レストランか電車に忘れてきたようです。ま、命は忘れてないからいいか。

部屋に入ってシャワーをあびてひと休み。疲れたぁ。横になってしばらくしたらゴロゴロというものすごい雷音と雨に目が覚める。あたり一面真っ白。うわぁ、と声を出したら夫も起きた。すごいね、と言っているうちにくっきり虹。濃いい。
夕食に行くとスイス・デーのディナー参加者でレストランは大混雑。この後、焚火に花火があがる予定だけど、外はまた雨。

日の入り9時の夕焼けは雲いっぱいでしたが、9時過ぎると部屋の窓から見える下の町のグリンデルワルドのあちこちでぼんぼんと花火。しっかり防寒をして外に出る。まだ薄明るい空に雲は多いものの山々はくっきり。グリンデルワルドと反対側が見える展望台へ。すぐ下がヴェンゲン、その下がラウターブルンネン、向こうにミューレン、はるか右にインターラーケン、その先にブリエンツが見えます。
午後10過ぎにラウターブルンネンで花火があがる。谷が深いのでぼんぼんという音が響き渡る。大勢で鑑賞。わーい、きれい。終わったかな、と思った瞬間、すぐ下のヴェンゲンで花火。でかぁ。数も量もたっぷり。すごーい。花火って普通は上を見上げるけれど、ここでは見降ろします。飛行機から花火を見ているようなもの。見上げるとメンリッヘンの頂上の少し下で大焚火。スイス・デーはどこも華やかです。私たちの旅の最後を飾ってくれてありがとう。

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朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、ジュース、フルーツなど)
昼食; オニオンスープとチーズパン、桃(夫はビールとソーセージ)
夕食; ビュフェ(サラダたっぷり、温野菜、ソーセージに肉を数種類)

今日のハイキング

アルメントフーバルからミューレン

本日の歩数; 17,305歩
Mannlichen(2229m) --> Wengen(1268m) --> Lauterbrunnen(802m) --> Murren(1638m) --> Allmenthubel(1932m) --> Murren --> Stechgerg(862m)

2017スイス・そろり旅 23 大都会は暑い

移動日

8月2日(水)晴れ

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朝5時に目覚ましが鳴る。外を見ると日の出前のひかり。昨夜、「明日の朝、晴れだったらメンリッヘンの頂上まで行こう」と話していたので夫も起こす。支度をして5時半前に部屋を出る。ホテルはゴンドラ駅の目の前の2,225メートル。山頂は2,343メートル。だらだら坂を登る。名前は昨日紹介した通りロイヤルウォーク。

夜明け前なのでしっかり着ているが、途中から汗びっしょり。山頂の王冠の展望台のすぐ下、昨夜の大焚火のところで写真撮影。日の出の20分前に到着。朝焼けの空の色が次々変わっていくのを眺める。ユングフラウ三山の上には大きな雲。そのせいか雲は光るものの山そのものには朝日が届かず。それなりにきれいでした。

今日はチューリッヒへ移動。途中寄り道も計画してみましたが、チューリッヒに着くのが夜になってしまうのであきらめ、まっすぐ行きます。お天気も昨日ほどすっきり晴れという訳でもなく、あきらめもつくというもの。
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ゆっくり荷物を片づけ、夫の30分朝寝の後に10時ホテルチェックアウト。ロープウェイの駅からヴェンゲンに降りて、駅前のパン屋さんで昼食用を、COOPで飲み物を購入。切符売り場は窓口が3つもあるのに今日も混雑。観光相談をしているのか、延々としゃべって時間がかかる人が多い。予測してスイス版乗り換え案内より1本早いロープウェイで降りてきたが、それでも15分も待たされ、切符が買えたのは発車5分前。

ラウターブルンネンで乗り換え時間が12分あるので、昨日ランチした駅前のお店に行って「帽子」を聞いてみるもなし。電車の中に忘れたんだ。仕方ないなぁ。
インターラーケンオスト、ベルンで乗り換え、チューリッヒ中央駅へ。谷合いの狭い集落を見ていたので平野のところは明るいね、と車窓からの景色を楽しむ。
チューリッヒ中央駅では今日も出口を探してキョロキョロ。駅舎が見えるとわかるのですが、地下からだとちょっと。。。すてきな建物の駅舎では出店が出て、大勢が飲食をしていました。外に出ると日射しが暑い。人も多い、路面電車は通る、3週間前にやっていた工事はまだ終わっていない、で「田舎」から戻ってきた私たちは人酔いしそう。駅のすぐお隣は国立博物館でこちらの建物も素敵です。

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ホテルにチェックイン。3週間前にも来ているので手続き簡略。部屋に荷物を置いて駅に先に送っておいたトランクを引き取りに行く。今回はロストバッゲージにならず、すっと持ってきてくれました。ほっ。お部屋に入ってまずはお風呂。歩いたから、というより気温が高いのと都会の喧騒さでべとべと。小さい扇風機がありがたい。さっぱりしたところで明日の飛行機のwebチェックイン。夫はビールの後はひと眠り。ここのところ、夜中や早朝に起きたりしていたもんね。

18時にお散歩に行く。駅の地下のショッピングモールが数年前に完成し、スーパーやお土産屋さん、パン屋さんにブランドショップが並ぶ。ぶらぶら見て、結局駅のそばのCOOPでお買いもの。ここが身の丈にあっているのね。
一昨年も行ったスイス料理のお店へ。夫のリクエストでシュノワーゼ。最後のスープがとてもおいしかったです。ランチョンマットが切り絵でかわいい。夫がおねだりして数枚もらってきた。明日は帰国日。おうちに帰るまでが「遠足」。今夜はしっかり休みます。おやすみなさい。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、ジュース、フルーツなど)
昼食; ヴェンゲンのパン屋さんのサンドイッチとチョコクリームパン、桃
夕食; シュノワーゼ

本日の歩数; 11,985歩
Mannlichen(2225m) --> Wengen --> Lauterbrunnen --> Interlaken ost --> Bern --> Zurich

2017スイス・そろり旅 24-25 時空を超えて

帰国日

8月3日(木)?4日(金)晴れ 日本は曇り

チューリッヒは暑かった。身体がすっかり涼しいところで慣れていることもありますが、ホテルはエアコンなしで小さい扇風機だけ。窓を全開に。さすがにチューリッヒは牛の放牧はないのでハエは入ってこない。表や廊下は涼しいんだけど。暖房設備はしっかりありますが。私たちには帰国後の熱帯夜の予行演習のような夜でした。それでもしっかり寝ましたが。。。

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7時に起きて8時に朝食へ。コンチネンタルスタイルの簡単な食事ですが、ゆっくりいただきました。部屋に戻って最後のパッキング。今回はこのホテルに戻ってきて宿泊施設9ヶ所目。移動が多すぎました。前に行ったあそこに行きたい、新しいところにも行きたい、と欲張りスケジュールで単純平均で1箇所2.66泊。行きと帰りのチューリッヒ泊を2回と計算しているとはいえ、多すぎたなぁ。
トランクに三脚、雨具、カメラとレンズ、ストックを入れると、手持ちは軽くなりました。暑いので9時半にはホテルチェックアウト。目の前の駅に行き、自販機で切符購入。表示をEnglishを選んだのに2ページ以降はなぜかドイツ語。おかげで慣れましたが。空港駅まで10分程。空港のカウンターにトランクを預けてほっ。「チューリッヒは暑いですね」とホテルのフロントのおじさん、空港カウンターのお姉さんに声をかける。二人ともこれが普通よ、という対応。グリンデルワルドと比べれば当然よぉ、って。お姉さんは日本に行ったことがないので行きたいって。日本はもっと暑いし、何より蒸し暑いよ、というと「ううっ」。夏じゃない時に来てね。

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空港はさすがにエアコンが効いていた。ふぅ。昨夜のホテルはWiFiが不安定で使い物にならなかったので、夫はここでダイアリーを更新。毎日お疲れ様。彼はポケモンも。今回ヨーロッパ地域限定のポケモンをつかまえた、とにんまり。ゴルーナーグラードとツェルマットはポケストップがすぐ近くでした。

成田ーチューリッヒ間は行きは12時間、帰国は11時間で追い風「参考」(^^;;。時差は日本の7時間遅れでまさに時空を超えての旅です。機内では食べて、映画を見て、少しとろとろして。すっかりスイス時間に身体が慣れているので、13時離陸ではそんなに眠れるものでもなく、成田着翌日の朝7時半はスイスでは夜中の12時半。重い身体で検疫、入国、税関を通り、トランクを宅配し、8時15分発のリムジンでYCATへ。渋滞が発生しているとかで千葉経由。
横浜は曇り。家に入ったら気温26度、湿度67%。蒸し暑いけど、出発直後の35℃とかいうのではくてよかった。

今回は25日間という2年前の23日間を超える過去最長。二人とも風邪も引かずお腹も壊さず、毎日元気にハイキング。25日間で33万7千歩。1日平均1万3千500歩。高低差は万歩計では計測していませんが、よく歩きました。楽しかったぁ。
このDiaryを見て、応援していただいたみなさま、ありがとうございました。

朝食; コンチネンタルスタイルの朝食(パンとコーヒー、ヨーグルト、チーズ、ジュースなど)
機内食1; コールドミートのサラダ、スズキのソテーとジャガイモとほうれん草、ケーキ)夫はステーキ
機内食2; フルーツ、パン、焼きビーフン

Zurich HB --> Zurich airport --> Flight --> NRT(Tokyo)

2018スイス・気まま旅

早いもので、今年もこの季節になりました。

日頃の喧騒を離れ、美しい山並みや景観を存分に楽しみたいと思います。
その日のプランは、天候と体調まかせ。
今年はどんな出会いがあるのでしょう(^^)v

2018/06/19 記(と)


今年のテーマも「気まま旅」。その日の天候にちょっぴりチャレンジも入れて、新しいハイキングコースを楽しみました。
勾配のきつい登りは、「はうん,ホウ」と山本一力小説の駕籠かきの呼吸法をまねして乗り切りました(^^)v
スイスの涼やかな風を届けることが出来たら...

2018/08/02 記(と)


今回のスケジュール

日付日程観光/見学宿泊
2018.07.03 成田 → チューリッヒ 移動 ホテル・アルレット
 2018.07.4-9 チューリッヒ → ポントレジーナ ハイキング  ホテル・ロザッチ
 2018.07.10-15 ポントレジーナ → グリンデルワルド ハイキング ホテル・キャバナ
 2018.07.16-17  グリンデルワルド → フイーシュアルプ ハイキング ホテル・アルピナ
 2018.07.18-19 フイーシュアルプ → ランダ  ハイキング ホテル・クラインマッターホルン
 2018.07.20-25 ランダ → ツェルマット ハイキング ハウスローザ
 2018.07.26-27 ツェルマット → ピラタス山 ハイキング ベルビュークリエンス
 2018.07.28  ピラタス山 → チューリッヒ ハイキング ホテル・アルレット
 2018.07.29-30 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2018スイス ・気まま旅 スタート!

スイス旅行はサッカーW杯まっさかり
2018年7月3日(火)晴れ
早朝に起きてサッカーWカップ日本戦を後半から応援。起きた時は0対0で頑張っているね、と下に降りたりしているうちに1点、トイレに行ったらもう1点先制。うわぁい。戸締りの最終確認やら植木鉢に水やりしているうちに同点。あちゃ、頑張れ後半終了間際のフリーキックをGKにとられにカウンターで1点取られた。悲鳴。終了した。出かける前から疲れた

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タクシーの予約ができなかったので今年も駅まで歩く。あ、忘れ物、と一度戻った。その後は順調。成田で夫がトランクの壊れたカギをつけ替えて預け、飛行機の中はいつもの食っちゃ寝、映画を見てまた寝てまた食べたらチューリッヒに着きました。順調。
空港駅でハーフパスを買い、今夜のお宿のチューリッヒHB駅へ。駅構内のインフォメーションセンターで予約のトラベルWIFIを受け取る。使い方を聞いてホテルへ。
昨年チューリッヒで泊ったホテルはエアコンなしで暑くて寝苦しかった。さすがのこの時期は暑い。今年は友人から教えてもらったエアコンありホテル。駅のすぐそば。チェックイン後、COOPまでお買いもの。今夜の夫のビールとおつまみなど。慣れた道、慣れた店です。今年も来られた^^。

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WIFIも順調。ホテル以外でもネットワークが使えます。夫のねらいはEU限定のポケモンゲット。
部屋ではサッカーのスイスとスウェーデン戦。もちろんスイスを応援するも0-1負け。今朝の日本といい、なんか出だしから。。。いえいえ旅行には何にも関係ないですね。
今夜は良く寝て、明日から素敵な景色とかわいいお花をたくさん撮ってきます。
朝食;おにぎり
機内食1;シーフードのパイ包み、ビーフステーキ、ケーキ
機内食2;フルーツサラダ、ラザニア
夜食;生ハムとサラダ、不室屋のお吸い物

2018スイス 気まま旅 ブラム・ブルェシェ山(クール)

移動日+α

2018年7月4日(水)晴れ 一時 雨

昨夜はぐっすり寝ました。朝起きて頭すっきり。以前はスイス到着日にそのままグリンデルワルドやサンモリッツに行っていたので、3時間半から4時間かかり、乗り換えが3,4回。日本時間真夜中の移動で睡眠不足のままはちょっと辛いので、前回から到着日はチューリッヒ泊にしています。とはいえ時差ぼけはまだまだ。早朝に起き、ホテルの朝食をおいしくいただき、ゆっくり支度をして出発。

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駅のコンコースにでっかいモニュメント。時間もあるしとじっくり。中にも入れます。テーマは『GAIA MOTHER TREE』。超でっかくてなんかおもしろい。

ホームに行ったら電車がもうきていた。クール行き。今夜の宿のポントレジーナにまっすぐ行くと早すぎるので途中のクールで散策。約1時間で到着。コインロッカーにトランクを預け、ロープウエイ乗り場まで10分程歩く。晴れで気温も高く背中は汗びっしょり。途中駅でゴンドラに乗り換えてブラム・ブルェシェ山頂駅へ。
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ここはマウンテンバイクのメッカで、かなり急なコースがいくつもあって人と馬は通行禁止。馬って。。。11時を回っていたので、山頂の途中にあるレストランを目指して歩く。途中までは舗装された道で、その後は本格的ハイキングコース。これならストック、もってくればよかったね。
だらだらの登り坂をかなり歩いたがレストランが見当たらない。うしろからきた女性2人組に聞いたら頂上を目指しているのだから知らない。さらに後ろから来た人も巻き込んではなしていたら雨がポツポツ。さっきまで暑いくらいだったのに風もつめたい。4人は戻る、と歩きだした。私たちも雨具を着て戻る。結局ゴンドラ駅の少し手前のレストランで昼食。時間は1時過ぎ。地元のお勧めスープおいしかった。夫はビールで乾杯。
山を降りて旧市街を歩く。中心に広場がある石畳の町並み。ヨーロッパによくある旧市街でここ通っていいの、という路多し。教会のステンドグラスも素敵。噴水も多い。人も多かった。
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駅に戻ってトランクを出し、アイスクリームを買ってホームへ。今夜の宿に電話。サメーダンまで迎えに来てくれることに。ありがと。約2時間の乗車。途中世界遺産のランドバッサー橋を写真に撮る。今年は無粋な番号を貼ってなくてよかった。去年はがっかりしたもの。

サメダン駅にお姉さんが来てくれていた。下手な英語でちょっとすれ違いの会話をしながらホテル着。このホテルも4回目。「Welcome Back」とスタッフとお部屋のサービスで迎えてくれた。

まずはお買いもの。夫の寝酒やお茶などを買う。次に荷物を出して使いやすく整理。お風呂に入って食事に。先ほどエレベータ横の部屋から出てきた人が洗濯らしかったのでのぞいてみたら洗濯機が1台あり、使用できるみたいだったので洗濯物を持って行ったら、毎年出会っているフランス人のクローダーさんと遭遇。5日前に着いて今年も3週間滞在だそうです。で、ちょうど彼女が洗濯物をセットしたので1時間20分ほど後に来てねって。ついでに使い方を教えてもらう。壁に貼ってあるのはドイツ語なんだもの。うちのとは全然違うことはわかった。

久しぶりのホテルロザッチ・ディナー。初滞在の時は夕食は自炊したけれど、朝食があんまりおいしくて2度目からは2食付きにしています。やっぱりおいしい。野菜も多い。ただ時間がかかって。。。途中から今年も眠くって船をこぎそう。お味はとってもGOODでした。

食後、クローダーさんが一緒に洗濯機セットを手伝ってくれた。ありがとうございます。部屋に戻って1時間15分待つ。きっとねちゃうと思って目覚ましをかけたのが正解。二人とも完全に寝落ち。急いで洗濯物を取り出しに行く。干し場もあり、下着以外は広げて干した。いい。ホテル高感度更にUP。

到着後の数日は時差ぼけと高度順応に充てていますので上々の滑りだしでした。眠たい。

朝食;コンチネンタル・ブレックファースト
昼食:ソーセージと生野菜、スイス風のスープとパン、
夜食;サラダビュフェ、お魚のグリル(夫は鶏肉)、クリームブリュレとパンナコッタのシャーベット

歩数;17,088歩
zurich(408m)->Chur(584m)->BramBruesch(1590m)->MalixerAlp(1840m)->chur->Samedan(1721m)->Pontresina(1805m)

今日のポケモン(^^)v
Churに降りてから見つけた「サニーゴ」

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2018スイス 気まま旅 シルバープラナからコルバッチ

Episode 1 Pontresina-01

2018年7月5日(木)くもり ときどき 晴れ のち 雨

時差ボケでまだ早朝に目が覚めるものの、合間合間はしっかり寝ました。5時過ぎにはもう起きちゃおうっと。洗濯ルームに干したのも部屋に干した下着類もほとんど乾いています。空気が乾燥していることもありますが、やはりしっかり脱水したおかげですね。

朝食に行ったら今年からティポットがガラスに変わっていた。ここの陶器のティセット、好きだったのでちょっとがっかり。カップは今までと同じです。クローダーさんとニコラさんに洗濯機指導のお礼。おかげさまで助かりました。

今日、明日は雨の予報。のんびりするつもりです。でも外を見ると晴れ。シルスマリア方面の雲が薄いという。それなら雨が降る前に行こう。まずは携行食のおにぎりを作ったりなんたりして時間ぎりぎり。ホテルを出るところで「ストック忘れた」。入り口にあるホテルのお貸しストックを2組、お借りしまーす。
バス停は徒歩5分程だけど昇りなのでゼイゼイ言いながら到着。バスの方が遅れていた。ほっ。

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2泊以上する人にはエンガディン・パスをくれてバスも電車もケーブルカーも乗り降り自由。バスの運ちゃん、見もしないもんね。なので乗った後に予定を変更することも可能。奥のシルスマリア方面は雲いっぱい。シルバプラナの景色がきれいなので手前で降りる。ここの湖周回コースは夫のお気に入り。足慣らしには格好のお散歩コースですが、ハイキング標識には白赤白の中級コース。ってことはないと思うよ。今日も走っている人が多い。

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1時間半ほどかけて1周。途中、夫が「あれ、なにこれ?!」と道端をさす。わっ、ねずみの赤ちゃん。かわいい!通りすがりの人も寄ってきた。こんなところにいたら踏まれちゃうよ、と奥に誘導した。湖で釣りをしている3人組に夫が話しかける。30センチ超のブラウン・トラウトを釣りあげていました。
昨年は夏が早くてお花がすくなかったので、今年は10日ほど早く来ました。その効果か、今年はお花がいっぱい。アルペンローザも見られました。やっぱりお花がなくっちゃねぇ。

次にバスでコルバッチのケーブルカー乗り場まで行き、標高3,303メートルまであがる。さすがにここは雲の中。雨だか雪だかもぽつぽつ。雨具上下をしっかり着ても寒い。レストランでランチ。やっぱり3千メートルを超えると息苦しいし身体は重い。ゆっくり食事をし、身体も暖まって下に降りる。

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バスを途中一度乗り換えてホテルのすぐそばまで。エンガディンモバイルの時刻表はここにいる間の私の『愛読書』。かなり上手になりました。

ホテルに戻って水着に着替えてジャグジーへ。私たちはプールにはほとんど入りません。しっかり暖まり、シャワーで身体を洗って部屋に戻り夫はビールで乾杯。雨が降る予報だったけど、良くもってくれました。この時間、外はザーザー雨。

私は右足が痛い。初め靴のせいかと思っていましたが、悪いのは足の方らしい。右足のハイキングシューズのひもの結び目が当たって痛い。昨日、下るときにかなり負荷がかかった模様。スイスハイキングははじまったばかり。今夜は湿布をして、明日も痛いようなら足首にひもがかからないようなウォーキングシューズを買うかなぁ。スイスは物価が高いんだよね、なんて言ってられないかも。

ひと眠りして19時にレストランへ。スタッフから雨に降られませんでしたか、と聞かれた。雨具は着たけど大丈夫でしたよ。ニコラさんたちとも今日はどこに行ったの会話。途中からは日本語とフランス語会話教室です。最後は「おやすみなさい」「ボンニュイ」。旅行中にフランス語がうまくなるかな。それより英語をもっと勉強した方がいいかも、ですが。
外気温は12度。それなりに歩いたし、良く眠れそうです。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:スープとパンとおにぎり、
夜食;サラダビュフェ、牛肉のステーキフルーツソース、かきあげ、ベリーのアイスクリーム

歩数;14,879歩
Pontresina(1805m) -> Silverplana(1815m) -.> Surlej(1864m)  -> Murtel(2699m) -> Corvatsch(3303m) -> Murtel -> Surlej -> Celerina Palece -> Pontresina Rond(1805m)

今日のポケモン
ミズゴロウ(Pontresinaにて),ソルロック,バリヤード(Corvatschにて)

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2018スイス 気まま旅 古城とマーモット

Episode 1 Pontresina-02

2018年7月6日(金)くもり ときどき 晴れ のち 雨

早朝に目が覚めて天気予報を見る。今日まで雨の予報だけど、夫があちこちチェックして、マローヤ方面は青空もでそうだという。それなら今日もシルバープラナ方面に決定。お天気によってはコルビリアにマーモットのウォッチングもいいね。

朝食後にお散歩。ホテル裏の学校を見に行く。子供たちの声が聞こえていた。屋外に卓球台があった。町中のバス通りにも屋外に卓球台がある。人気なのかな。
スポーツショップがあくのを待って私の靴を購入。今朝、ハイキングシューズを履いてみたが、やはり右足首が痛い。スイスは物価が高いのでお財布に痛いが、荷物が増えるのも痛い。最低限にしているのにぃ。ONというスイスのメーカーのを買った。

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バスでマローヤまで行く。エンガディンパスの東の端。バス停近くの古城まで歩く。雲がいっぱいだったのにだんだん青空が見えてきた。10分ちょっとのハイキング路。お花はきれいだし古城は情緒たっぷり。思っていたより楽しいハイキングとなった。屋上に昇ると景色が一望できる。前々回に行ったスタンパに行くつづら折りの道路も見えるし、雲の切れ間から遠くの山々もくっきり。お城のそばには井戸がいくつもあり、大きいのには底に雪。標識には氷河とあった。

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ここからシルスマリア方面に少し歩く。新しい靴、快調。全然痛くない。ほっ。湖のカモがえさをもらっていた。近くからバスに乗り、サンモリッツのケーブルカー乗り場へ。チャンタレッラで乗り換えてコルビリアで降りたら薄日がさすものの風と細かい霧雨。風よけできるところで持参のランチを食べてからマーモットさがし。既にケーブルカーの中から数匹見っけ。岩場にいるのをいくつかウォッチング。かわいい、けっこうでっかい。

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しばし見てから下に降りる。5分程でバスが来た。ラッキー。今日はあちこちで工事中で迂回したり、片側交互で時間がかかったが、無事ホテルのすぐそばに到着。今日もたのしかった。

部屋に戻り入浴と洗濯機をセット。教えてもらった通りやったつもりだけど。。。なんか乾燥モードになってなかなか終わらない。次の人も待っているのでコンセントを抜いて止めた。ごめん。もう一回聞いておかなくちゃね。

サッカー準々決勝の第一試合を見ながら夫はビール。私は洗濯物が終わったら気を失った。眠かった。。。6時過ぎに目覚ましがなり、7時にやっと起き上がる。今日はディナーにゆかたを着るつもりだったけど、どうしようかな。でもせっかく持ってきたのだから、と頑張る。あちこち変だけどま、いいか。7時45分にレストランに入ったら、私たちがビリだったこともあり、みんなの視線を感じる。フランス人姉妹からはほめていただきました。食べ終わったのは最後。今夜は8時からサッカーがあるせいか、みんな早いのね。帰ろうとしたらホテルスタッフが一緒に写真を撮ろうって。もっちろん。次々と3人と写真を撮ってもらいました。こちらこそありがと。

サッカーWカップはロシア開催でここヨーロッパではちょうどゴールデンタイムに試合。部屋に戻ってブラジル対ベルギー戦の後半を見る。ベルギーが勝った。日本の分も頑張ってもらわなくっちゃね。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃、中華菓子
夜食;サラダビュフェ、コンソメスープ、サーモングリルにポテトと野菜、パンナコッタのベリーヨーグルトかけ

歩数;14,005歩
Pontresina(1805m) -> Maloja(1809m) -> Belvedere(1861m) -> Plaun da Lej(1799m) -> St.Moritz Dorf(1822m) -> Corviglia(2488m) -> S.Moritz Dorf -> Pontresina

今日のポケモン
ヤジロン(Pontresinaにて),グランブル(Malojaにて),マイナン(St.Moritzにて)

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2018スイス 気まま旅 お花畑ハイキング4時間

Episode 1 Pontresina-03

2018年7月7日(土)晴れ

今日から晴天が続くの予報。今日はよくなるぞ、と夫。まずはディアボレッツァの展望台に行き、そばのラガルブ山のまわりをぐるっと歩いて足慣らしをしよう、とコース係りの夫。2時間くらい歩くけど大丈夫?はい、頑張ります。

今日は土曜日でバスが混むかも、と早めに支度。近くのバス停ではなく始発の駅まで降りてのれば座れるね、と出発。駅に着いたら8時8分の電車が出発2分前。これで行こう。

途中のモルテラッチ氷河もきれいだけど青空には程遠い。空いっぱいの厚い雲。ディアボレッツァの駅で降りたのは5人ほど。きっと混んでいる、と意気込んできたのになんか拍子抜けです。ロープウェイで上まで上がる。標高2972メートル、気温3度。さすがに寒い。

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ロープウェイを降り、氷河のほうに行くといつもは歓声が出るほどの景色ですが、最高峰のピッツベルニナの頂上は雲におおわれ、ちょっと残念な景色。やっぱりここには青空の日に来なおそう、と早めに下に降りる。下には大勢の人が待っていた。早めに来てよかった。

ラガルブまでは電車かバスで1つ先。歩いても10分ほどなので車道を行く。冬はスキーのゴンドラがありますが夏は動いていず。目の前で2組ほど、山道に入って行った。誰もいないか、と思っていたのでちょっとほっ。
風は冷たいが雲の切れ間から薄日がさし、歩くには良い天気。そんなに汗びっしょりにもならないし。あたりにはお花がいっぱい。昨年、10日過ぎに来て、どこも夏が早くてお花が少かったので今年は1週間ほど来るのを早めました。その効果か、花いっぱい。横浜の我が家で咲いているのもありますが、そこは『野に置けれんげ草』。この景色、空気感の中で見るのは特別です。途中牛さんたちがいっぱい。あんまりこっちを見ないでね。こんなにでっかい動物の群れの鼻先を通るって怖いんだもの。
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山をぐるっと回るコースの道路と反対側を歩く。高低差は少なく、雪渓や湖もあり花を楽しみながら2時間近く歩き、湖沿いでランチ。あと1時間半かかるという。そんなにのんびり歩いたつもりはないけれど、追いぬかれたカップル数組はみなさん、どうみても私たちより先輩方。私の足慣らしを兼ねているのでゆっくりとはいうものの、こちらのみなさんは健脚です。

1周すると4時間以上かかってしまうけど、オスピチオ・ベルニナ駅に行く路の方が30分程短いのでそちらに変更。ビアンコ湖も見えてきて、お花と共に楽しませてくれました。疲れたぁ。

バスは40分程待つのでそばのレストランでお茶。ここともう1軒のお店はどちらも人でいっぱい。冷たい風に吹かれ続けていた身体も暖まって、時間より多少早めに来たバスに乗る。ポントレジーナポストまで20分かからない。近い。

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ジャグジーに入り、シャワーで身体を洗ってほっ。夫はビール、私はアイスクリーム。足も靴も頑張ってくれました。横になってひと休み。

夕方、やっとやっとで起きて夕食へ。フランス人姉妹から日本の災害状況について聞かれた。本当に日本のニュースを見るたびにもうびっくり。雨が降り続いて死者も多数。その上今日は地震。山の中でも携帯WIFIのおかげで随時災害情報が届いています。早く収まりますように。これ以上被害が広がりませんように。
彼女たちの今日はアルプランガードから向こうの山を6時間半歩いたそうです。お姉さま方、ご立派。私の足は4時間で悲鳴をあげているのに。

今夜もサッカー準々決勝。見ていたはずが途中からZZzzz。明日も歩かなくっちゃ。。。写真下は昨夜のディナー。久しぶりのゆかたで私は文庫、夫は矢の字結びにちょっと苦労。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、りんご、中華菓子
夜食;サラダビュフェ、グリーンスープ、北極イワナとごはんとブロッコリ、ケーキといちごアイスクリーム

歩数;22,833歩
Pontresina(1804m) -> Diavolezza(2972m) -> Bernina Lagalb(2106m) -> Motta Bianca(2456m) -> Ospizio Bernina(2307m) -> Pontresina

今日のポケモン
二周年記念ピカチュウ,サボネア(Pontresina)

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2018スイス 気まま旅 ベルニナ快晴

Episode 1 Pontresina-04

2018年7月8日(日)快晴

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今日も4時半起き。外はまだ薄暗い。もう眠れそうもないので起き上がる。毎朝0.5合よりちょっと多めのご飯を炊いておにぎり4個作ります。梅干しとふりかけ。携行食はパンに比べてご飯の方が水分が多い分だけ食べやすいですね。

外は快晴。日の出の時間にはモルテラッチ氷河が赤くやけていました。今日はきれいだぞ。お出かけの支度をして7時朝食に降りて行く。日本人の団体さんがずっと一緒でしたが今日イタリアに移動するそうです。お気をつけて。

朝食後、8時15分のバスに乗ろうと出発。毎年お会いしているドイツ人お姉さんと一緒になる。彼女は一人でガンガンあちこち歩いています。車窓から眺めるモルテラッチもすばらしい。ディアボレッツア展望台は。。。これぞ!という景色です。最高峰ピッツベルニナとまわりの山々はくっきり、氷河の量もたっぷり。

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レストランのガラス窓には景色が写りこんできれいです。やっぱりこれでなくっちゃね。プントパース方面に少し歩いてフォトタイム。去年はこの先の頂上まで歩いて苦しかったぁ。

1時間20分後のロープウェイで下に降り、10分後の電車でオスピチオ・ベルニナへ。今日はこちらのコースを歩きます。ここを歩くのは5回目。様子がわかっているのでサクサク。ビアンコ沿いの道は本当にきれいで歩きやすく、お花もいっぱい。アルペンローザ満開。夫は三脚を持ってきたのでちょっと重そう。ディアボレッツァやパリュ氷河を撮るんだ、との意気込みですが、もっと小さくて軽い三脚がいいよ、きっと。
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途中からササル・マソン山に昇り、パリュ氷河を山の上から眺めます。このコースははじめて。地図でみて、思っていたよりも楽でした。山頂のホテルのレストランからの眺めはそれこそ最高。アルプグリュムの駅からの眺めも良いけれど、ここからは氷河を見降ろす感じ。夫はビール、私はスープで乾杯。アルプグリュムの駅までの道はかなり急な下り。最後は慣れた道に合流。電車の時間が迫っているので急いで降りた。間に合った、と思ったら電車は5分遅れ。次は50分後なので乗れてよかった。

ポンチレジーナ駅でバスにじきに乗ることができ、ホテルに3時半には帰って来られた。入浴と洗濯。洗濯機をまわすんだから、と目いっぱい着替えた。楽だぁ。
夕食までにひと休み、と横になったらぐっすり。重たい身体をひきづりながら夕食へ。時間をかけての食事なので目が覚めてきて最後のデザートまでしっかり食べた。太っているよね、きっと。

今日は快晴のすばらしい景色を満喫。ポントレジーナもあと2泊。1日ゆっくり歩けるのは明日まで。心配した足の痛みもなく元気です。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、スイススープ
夜食;サラダビュフェ、アスパラのスープ、鶏肉とタリアッテレ、ホワイトチョコムースとベリーのアイスクリーム

歩数;19,053歩
Pontresina(1804m) -> Diavolezza(2972m) -> OspizioBernina(2329m) -> Sassal Mason(2456m) -> AlpGrum(2107m) -> Pontresina

今日のポケモン
ゴマゾウ,バネブー(Diavolezza),ライチュウ

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2018スイス 気まま旅 サンジャンとセガンティーニ

Episode 1 Pontresina-05

2018年7月9日(月)快晴

今朝も早起きです。おにぎりを作ったりしておでかけ準備。今日はエンガディン地方最後のハイキング。今朝も快晴で朝焼けを見られました。

朝イチのおでかけはバスでセレリーナ・パレスまで行きサン・ジャンという古い教会。サンモリッツ方面に行くバスや電車からいつも見える屋根がない古城と思っていましたが、しらべると教会とのこと。夫が写真を撮りたい、というので決定。

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バスを降りてセレリーナの町を歩く。古い建物が多くポントレジーナ同様、古い町です。地図を見ながら歩いていたら通りすがりのお兄さんが親切に教えてくれました。徒歩10分程で到着。建物内には入れませんが、敷地には入ることができ、お墓を見てまわりました。新しいのもあり、まだ現役の教会でした。

ここからプント・ムライユまで20分程歩く。ケーブルカーでムオタスムライユまで上がる。今年の冬に自宅のTVでスキーの世界選手権を見ていたら、山並みを見て思わず「ムオタス・ムライユ!」と叫んでしまいました。今は雪はなく、すっかり夏景色です。

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ここからセガンティーニ小屋まで歩きます。過去にムライユ湖やパノラマの路に行きました。画家セガンティーニで有名な小屋はかなり昇るので今までは敬遠していましたが、今年はチャレンジ。途中までパノラマの路と一緒。分かれ道で日本人の3人組とごあいさつ。明日、私たちが向かうグリンデルワルドからきたそうで、むこうは4日間雨だったとのこと。今日は快晴。みんな、テンションあがっています。お気をつけて。

かなり登るからね、と言われていたので覚悟をして歩く。途中からゴロゴロ石の道。花がきれいです。時折アルペンアスターの群生があり、ついついエーデルワイスがないか、探しますがありませんでした。残念。
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セガンティーニ小屋はムオタスムライユの向かいの山の頂上近く。ロゼック谷やモルテラッチ氷河がどんどん広がってきて、きついけれど楽しい路でした。やっと小屋に到着。ちょうどお昼時。日当たりが良い席は満席。あいているのは風があたりが強く、たっぷりかいた汗が冷えるので、ちょっと暗いけれど建物の中へ。うん、ここも寒い。もう一度外に出たらちょうどベンチがあいたので移動。風さえよけられれば、日差しが強く暑いくらいです。夫はビールにソーセージ、私はお決まりのスープでひと休み。目の前の景色は最高です。

昼食後、アルプランガードまで下り、ゴンドラ降りるとホテルまですぐ。その下り路が急でけっこう大変でした。途中からゴンドラ駅は見えているもののかなり下。ガツガツ降りるのでひざが。。。がんばりました。たのしかったぁ。疲れたぁ。

ホテルに戻って今日もジャグジーと洗濯機。入浴後ビールの夫は高いびき。顔は真っ黒、というか日焼けで赤い。
今夜はここでの最後のディナー。頑張ってゆかた。1回目よりマシに着られたかな。フランス人姉妹からまた来年お会いしましょう、とチョコレートをいただいた。日本の災害に心配も。ありがとうございます。今度お会いした時にはもっとスムーズにお話しできるように頑張り、ハイキングコースをいろいろ教えてほしいです。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、スイススープ
夜食;サラダビュフェ、人参としょうがのスープ、ビーフシチューとハーブライス(夫はチーズフォンデュ),
いちごとクリーム

歩数;21,688歩
Pontresina(1804m) -> San Gian(1716m) -> Punt Muragl(1728m) -> Muottas Muragl(2453m) -> Cha. Segantini(2731m) -> Alp Languard(2327m) -> Pontresina

今日のポケモン
カゲボウズ,ザンガード(Pontresina Post)
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2018スイス 気まま旅 ひたすら移動

今日は移動日

2018年7月10日(火)晴れ

ポントレジーナ6泊も過ぎてしまえばあっという間でした。今日も早起きしておにぎり作り。その後は荷物のパッキング。持ってきた荷物は大して減らず、私のシューズが増えました。昨夜洗濯したものは全部すっきり乾きました。夫もじきに起きてきてパッキング。

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朝食に行くといつものお姉さんが夫はカプチーノで私は紅茶、テルモスにお湯、と覚えてくれています。今日チェックアウトなので夕食のメニューは持ってきませんでした。いつもこの時にチョイスします。フランス姉妹ともお別れのごあいさつ。他の人ともごあいさつ。旅の楽しみですね。

今回はスイス旅行7回目でグラウビュンデン地方は6回目。ほとんど見て回った気になっていましたが、彼女たちと話して、まだまだ行っていないところがたくさんあることを知りました。毎年3週間滞在する人と同じには行きませんが、今回は初めてのところもたくさんチャレンジし、楽しかったです。大人の雰囲気のところで、また是非来たいです。

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昨夜のうちにチェックアウト時間と送りをお願いしておきました。ホテルの車でサメダンまで送ってもらう。今日はグリンデルワルドまで移動。直通電車はなく大まわり。何度も乗り換えます。切符を買った時にくれた乗り換え時刻表は4回。夫のセレクトは5回で30分早く着きます。駅によっては乗り換え時間3分。山間の地域は単線ですれ違うのに遅れることがあります。ちょっぴり不安でしたが多少遅れたものの時間通りに到着。

途中駅でホテルに電話をしてお迎えを依頼。タクシーを頼むからね、とお姉さん。インターラーケンはすごい人。グリンデルワルドはなぜかアジア系の人が多いような気がする。駅もその周辺も人でいっぱい。最もこの時期は観光の最盛期。ホテルも高いし取りにくい時期です。今回のホテルは昨年は半年前でも希望の日が取れなかったのでほぼ1年前に予約。すでに半金がデポジットで私の口座から落ちています。

2011年から4回目の訪問。3年ぶりでずいぶん変わっていました。予約は取りにくいし、家庭的な雰囲気はなくなっているし、とちょっと残念。私のwebも『貢献』しているのでしょうか(^^;;
お部屋からはジオラマのような景色とアイガーがドーン。今日は雲がかかっているのが残念ですが、夜中には晴れるそうです。寝ながらアイガーを見ることができます。
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まずはスーパーにお買いもの。フルキッチンのお部屋は客室ではなくなったので、持参のミニ電気釜の他は電子レンジしかありません。それでもお皿やカラトリーやランチョンマットを用意してくれているのでどうぞ、ということでしょう。私は普段電子レンジは温めしか使っていないけれど、今回はチャレンジ。自炊の初日はお決まりのカレー。それもレトルト。疲れもたまっている時なので助かります。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;グリーンサラダ、ホワイトソーセージ、中村屋のビーフカレー、アイスクリーム

歩数;6,8598歩
Pontresina(1804m) -> Samedan(1705m) -> Chur -> Zurich -> Bern -> Spietz -> interraken -> grindelwald(1034m)

2018スイス 気まま旅 アルペンローザ群生地へ

Episode 2 Grindelwald-01

2018年7月11日(水)晴れ

昨夜はサッカーWカップを見ていたのに前半の途中で寝落ち。こちらは夜8時からのゴールデンタイムなのですが。そのおかげか今朝も5時前に目が覚めた。まだ早い、とゴロゴロ。

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ここグリンデルワルドはポントレジーナから比べると気温が高め。あちらは南だけれど標高1800メートル。こちたは1000メートルちょっと。やっぱり夏ですね。
窓から見あげるアイガー山頂にはずっと雲。今日の天気予報は晴れ。今は雲がかかっているけれど、この後切れるらしい。ということで7時半からの朝食前にお出かけの支度を終えて降りて行く。

ここのホテルの朝食のパンは毎朝焼き立てのをパン屋さんがお届けでした。今も同じらしくおいしいパンでした。ビュフェの品数も増えていました。

駅前8時44分のバスでグロッセシャイデックまで行くつもりですが、雲が厚いので1時間遅らせることに。ホテルのお部屋でのんびり。窓から見える景色は山頂の雲以外は最高なんですが。メンリッヘン方面も雲の中です。

駅前までのぼり道を歩く。昨年は電車の駅隣接のホテルに宿泊。どこに行くのも帰ってきても便利でしたが、窓から見える景色がプレミアムルームでもイマイチ。駅前ということでにぎやかで夜も明るかった。今回のホテルは少し離れている分静かです。景色はジオラマそのもの。時々クライネシャイデック行きの黄色い電車が通り、見あきることがありません。

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9時44分のバスでグロッセシャイデックへ。山々に雲がたっぷりかかっているものの、アイガーの山頂だけ雲が切れていました。今日はシュバルツワルドアルプまで歩きます。アルペンローザの群生地があるロマンチック・ウェグです。今年はきっと満開ではと期待。昨年は盛りが過ぎた後でした。
牛の大群に路をふさがれることもなく無事到着。アルペンローザで山は真っ赤、とはいきませんが、かなり咲いていました。山々に雲が多いものの進行方向正面のギザギザの山は雲に浮かんで神秘的。何より道端にお花がいっぱい。去年もこんなにあったっけ。歩く道は日差しがたっぷりで今日も日焼けです。

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シュバルツワルドアルプのバス停までの最後の20分ほどは車も通る砂利道。かなり下ってバス停着。次のバスまで14時20分で30分後。レストランで夫のビールとソーセージ、私のスープを注文。売店でここで作っているチーズを購入。
1年物と2年物があり、お勧めの2年物を購入。昨年、後でチーズが有名な場所、とわかり後悔。今年はGETです。

帰りのバスではとろとろ。狭い急な山道を大型バスが走るのでクラクションは鳴らすし、急ブレーキはあるし。でも良く眠りました。駅前でバスを降り、お買い物をしてホテルに戻る。

入浴後、夕食の下ごしらえをし、まだ時間が早いとちょっと横になったらぐっすり1時間半。7時すぎに起きて夕食の支度。今夜はサッカーWカップの準決勝をしっかり見られそうです。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとチーズ、グレープフルーツなどととヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、ポテトのスープ
夜食;グリーンサラダとハム、鶏手羽肉のカレー風味と温野菜、漬け物、味噌汁、アイスクリーム

歩数;19,635歩
Grindelwald(1034m) -> Grosse scheidegg(1962m) -> Schwarzwaldalp(1455m) -> Grosses cheidegg-> Gridelwald

今日のポケモン
ポチエナ,エネコロロ,ペルシアン・進化(Grindelwald)

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2018スイス 気まま旅 雪渓を歩く

Episode 2 Grindelwald-02

2018年7月12日(木)晴れ

今朝も5時少し前に目が覚めた。昨夜はサッカー準決勝をしっかり見ることができ、23時頃に就寝。あと2試合。せっかくこちらのゴールデンタイムにいるのだから、しっかり見るぞ。

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空は快晴。窓の外のアイガーくっきり。日の出は5時45分。15分程前に夫を起こす。朝焼け、撮れそうだよ。三脚はベランダに出してあります。彼は一度外に出てから部屋に戻ってしっかり着た。さすがに朝は寒い。お湯を沸かしてお茶を飲む。こんな景色を見ながらのお茶。ぜいたくです。

朝食後、8時44分駅前発のバスに乗り、フィルスト行きのゴンドラに乗る。高度千メートル以上登るのでそれなりの時間がかかります。空は真っ青。アイガーにシュレックホルン、上氷河と下氷河が朝日に輝いてまぶしい。

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フィルスト到着後はまずは展望台へ。先頭は行列。ここからバッハアルプゼーまで50分。今回で6回目の慣れた路です。人も多い。アジア人も何国人もいっぱい。すれ違う人とあいさつするもときどき日本語。ハロー、ボンジュールが多い。お花も雪渓も多い。カメラをどこに向けても絵葉書のような景色が撮れます。出来栄えは腕よりカメラ次第か。

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バッハアルプゼーでひと休み。大勢が右往左往していました。あ、今年もドローンを飛ばしている。しばしフォトタイム。今日はこの先のブスアルプを目指します。こちらの路に入ると人が極端に少なくなり、私たちの前にも後にも人はいず。たまぁに追い抜かれる程度。昨年、霧の中をこのコースを歩き感動。晴れていたらどんなに素晴らしいのだろうと、今年楽しみにしていたコースです。今日は晴れであたりの景色はくっきり。大きい岩も急なガレ場もはっきり。昨年は先が見えない不安がありましたが、今年は見えているし、様子が分かっているしで安心です。
昨年と違ったのがもうひとつ。雪渓。約2週間早く来たせいか、雪渓を超えるところが5か所ほど。もちろんアイゼンは持っていないしでそろりそろりと前の人の踏み跡を歩く。2度ほど足がすべりびくっ。ストックが心強かった。うっかりしたら下まで滑り落ちるところでした。ほっ。

ということはありましたが、全体としては楽しい4時間半。昨日と今日は日本から持ってきたハイキングシューズ。足が痛いのはすっかり良くなりました。最後の1時間ほどはなだらかなだらだら路。グリンデルワルドまでのバスは1時間に1本。ほぼ駆け足状態でバス停到着。間に合ったぁ。
バス停で出会った日本人のお姉さん、あいさつしたら途中で路が分らなくなって必死でした、と話しがとまらない。お母さんと二人で来て、今日はお母さんは休憩なので一人山行。ご無事でよかった。他にも一人の日本人何人かにお会いしました。一人ってちょっと不安かも、と思ってしまいます。

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駅前のCOOPで今日もお買いもの。ホテルに戻って入浴と夕食の支度。夕食までは時間があるから、と夫はホテル地下の卓球ルームでサーブ練習。元気だね。私は1時間ほど寝落ち。
日の入りは夜9時過ぎ。朝はあんなにきれいだったのに、午後から雲が出てきて山頂を隠しています。夕焼けは下の方だけでした。

私のかかとは骨がとげ状になっていて1年以上治療に通っていますが、完治はしないよ、と言われています。毎日のハイキングでさすがにちょっと痛いけれど、明日も歩くぞ。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんずと桃、中華菓子
夜食;スモークサーモンとトマト、うずまきソーセージ、パプリカのハムチーズ、キャベツの塩コンブ、おすまし

歩数;21,297歩
Grindelwald(1034m) -> First(2168m) -> Bachalpsee(2265m) -> Fernandesitta(2405m) -> Bussalp(1792m) - > Grindelwald

2018スイス 気まま旅 快晴のユングフラウ三山

Episode 2 Grindelwald-03

2018年7月13日(金)晴れ

今朝も朝焼けをお茶しながらしっかり見ました。空は雲ひとつない青空。

今日はメンリッヘンまでゴンドラで上がります。ゴンドラ乗り場までホテルから15分程下る。ゴンドラ駅は工事中、途中もずっと工事をしていました。工事の影響でマーモットを見られないか、という心配をよそに4匹みっけ。

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今日はユングフラウ三山がくっきり。どこにもまったく雲がかかっていないのは珍しく、以前何度もこのゴンドラで見に上がった年もありました。今日はクリア。昨年、その前に宿泊した頂上ホテルでトイレ休憩後、メンリッヘンの頂上をめざす。ただひたすらだらだら昇る。途中、夫がシャッターを押した韓国のかわいい青年がその後もしばらく近くを歩き、何かと話しかけてきた。双眼鏡を忘れたおばさまを追いかけたりと夫は大忙し。イギリスの皇太子夫婦がきてから王冠の形の展望台を作り、ロイヤルウォークと命名。今日は牛の落し物も少なく、歩きやすかったです。

ここからアルプグレンの駅まで下る。クライネシャイデックまでは過去5回歩いている慣れた路。今日は電車の一つ先まで行きます。初めての路はちょっとわくわくと不安。アルペンローザやアルペンアスターなどがお出迎え。正面にはユングフラウ三山がずうっと見え続けるという豪華な路。途中に冬のスキー用のリフトの駅。

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休憩してふと見ると『WC→』。夏は休業で誰もいないのにトイレのドアを開けると電気はつくし水は流れるし。環境のために開放してくれているようです。
その下の路に工事車。人は通れない。地図ではここを通ることになっているし、工事の人に聞こうにも、人はかなり先に居て聞けない。困ったなぁと二人でうなっていたら後ろから人が来た。聞けば工事のところを通れば良いという。ぼくについておいで、とおじさま。はぁい。穴を掘ってパイプを埋め込んでいるところを渡り、でっかいシャベルカーの横を通る。工事はちょっと止めてくれた。ありがとうございます。

この後もかなり下る。出会った人は3組。クライネシャイデックのコースとは比較にならない人の少なさ。山を降りてじゃりの車道に出てから更に1時間下る。車道はつまらない。アイガー以外は見えなくなっちゃったし。歩きだしてから4時間15分でアルプグレン駅到着。今日もよく歩いた。
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電車でグリンデルワルド駅に戻ったら、今日から駅前で『アイガー・ウルトラ・トレイル』なるイベント実施中。テントが張られ、スポーツ用品店に飲食店にと大にぎわい。私が買ったONの靴屋さんも出ていた。履いているのを見せてGOOD!とごあいさつ。

ホテルに戻り、夫は入浴後今日も卓球練習。アイガーをバックに豪華な練習環境。今日はこの旅行で一番歩いた。じゃりの下り坂が長かったので、足を心配してかなり歩幅が小さかったこともあるのでしょう。疲れた。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんずと桃、中華菓子
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとズッキーニのチーズ焼き、肉団子のカレー味、おすまし

歩数;25,680歩
Grindelwald(1034m) -> Grindel Grund(943m) -> Mannlichen(2223m) -> Alpglen(1614m) -> Grindelwald

今日のポケモン
ワタッコ(Grindelwald Dorf),ニューラ(Alpglen)

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2018スイス 気まま旅 ゆったりシーニゲ・プラッテ

Episode 2 Grindelwald-04

2018年7月14日(土)雨 のち くもり のち 晴れ のち 雷と雨

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上は真夜中の1時から2時にかけてのアイガー&銀河の星景写真をベランダからパチリ。

今朝はアイガーに雲がかかり朝焼けは見られませんでした。空いっぱいに雲。いつも通りおにぎりを作り、おでかけ準備はしたものの、どうする?足がかなりお疲れ。私はもちろんですが、昨日は夫も途中でずるっと滑ったりしていたので、今日は楽々コースにしよう、と話していたのですがそれにしてもこの天気。

峡谷グレッチャーシルフトに行って、昼食はホテルに戻ってからでもいいしね。前に一度行っているけれど、こんな日にはぴったり、とゆっくりおでかけ。でかける直前に雨も降ってきた。ここ数日ずっとリックのお荷物だった雨具上下をしっかり着て出かける。

ホテルを出て歩きだしたら薄日が差してきた。バス停で雨具を脱いでふたたびリックへ。ねえ、お日様が出てきたのにもったいないよね、と急きょ行き先変更。15分後の電車でシーニゲプラッテに行くことにする。切符は片道。帰りは気分でラウターブルンネンに寄ってもいいしね。

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ビルダースビルから登山鉄道に乗り換えグングン昇る。これが時間がかかり、グリンデルワルドからほぼ2時間で到着。今朝の雨で出足も遅かったしで、着いたのが11時40分。ラウターブルンネンに寄るのはあきらめてここでゆっくり過ごそうね。レストランのスタッフがアルプホルンでお出迎え。

昨日からのイベント『アイガー・ウルトラ・トレイル』のコースにここもなっていて、ちょうどランナーたちが山道を走ってきた。路をゆずって応援。がんばれ。手を振ってこたえる人も。急な下り路を駆け降りて行った。

シーニゲプラッテはお花が多いところ。駅隣接の植物園もあります。雲多めとはいえ晴れたユングフラウ三山とシュレックホルンなどの美しい山並み。花と一緒に楽しみました。お花に囲まれてランチはおにぎり。梅干しとおかかです。

今日は足休めの日。なのでいくつもあるハイキングコースはあきらめて1時間半ほどうろうろして帰りの電車に乗る。のんびりしたスピードの電車で途中から二人ともうとうと。まわりもみんな寝ていた。

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グリンデルワルド着14時半ちょっと過ぎ。駅前のイベント会場が『アイガー・ウルトラ・トレイル』のゴール。次々選手が戻ってきて完走者はメダルとファイナリストTシャツを受け取っていた。

アイスクリームを買ってホテルに戻る。入浴後、夫は今日も卓球練習。さすがに私も今日は大して疲れていませんが、卓球のお付き合いはご遠慮。地下の卓球台の部屋はエアコン効き過ぎで寒いとか。庭にも卓球台があるのでそちらでやったらすぐ下の草を刈ったばかりのせいか虫がいてかゆい。

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あらま。雲がかかっていますがアイガーの目の前での卓球練習。いいね。

今夜も電子レンジ調理。シュワルツワルドアルプで買ってきたチーズはラクレット用らしく、昨日今日とジャガイモにかけてチン。おいしくて。。。
TVではWカップ3位決定戦。日本に勝ったベルギーを応援。2-0で勝利。特にDFがうまかった。
試合が終わる頃から、ここグリンデルワルトで雷雨。外の空気が一気に涼しくなってきました。今夜は眠り易そうです。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとハムのチーズ焼き、茄子のベーコン巻、おすまし、マフィン

歩数;7,719歩
Grindelwald(1034m) -> Wilderswill(587m) -> Schynige Platte(1967m) -> Grindelwald

今日のポケモン
プラスル(Grindelwald Dorf),ヒンバス(Grindelwald Bahnhof),キモリ(Wilderswil)

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2018スイス 気まま旅 クライネシャイデックからラウターブルンネンへ

Episode 2 Grindelwald-05

2018年7月15日(日)晴れ

昨日の昼間は暑かったけど、夜に入って雷ゴロゴロ。かなりピカピカしていました。その後は雨。夜中に目が覚めた時にベランダから手を伸ばしてみる。雨だ。明日のお天気はどうかな、と思ったが朝にはあがっていた。空には雲がいっぱいで朝焼けショーはなし。

朝食前に今日の行程の相談。地図を広げてあれこれ検討の結果、クライネシャイデックからベンゲンまで歩くことにする。体調を見てOKならラウターブルンネンまで足を伸ばそう。昨日のんびりしたおかげで足も気持ちも元気です。

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朝食前に明日の朝の駅までの送りをお願いする。夫はママに卓上ゴミ入れをおねだり。
グリンデルワルド駅8時47分に乗ろう、と出発。空は晴れ。雲はあるものの山もしっかり見えています。駅で昨日のファイナリストTシャツを着ているお兄さんがいたので写真を撮らせてもらう。一緒に居たお姉さんは「私はファイナリストになれなかったのよ」。お二人で参加したんですね。

クライネシャイデック駅はユングフラウヨッホに向かう団体さんでごったがえしていました。私たちはその電車を見送ってから線路沿いの路をベンゲン方面に向かって歩く。一つ先の駅、ベンゲンアルプまでは何度か歩いていますが、今日は3つ先の駅まで。アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山の裾野を歩く感じ。山はバッチリ。途中の池では夫はお決まりの逆さアイガーをパチリ。

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ベンゲンまで標高800メートル下る。ハイキングコースは黄色の初心者向け。きつくはないけれどひたすら下り。途中から森林帯に。前を歩く家族連れのママが崖の方を見ているのを見て夫も目を凝らす。しばし見て「鹿だよ鹿、ほらあそこ」。え、どこ?さんざん教えてもらってやっと見えました。茶色いのが動いていた。その先でママたちが何か食べている。自生のストロベリー。食べてみる、とくれた。甘い。ちっちゃい。ありがと。その後の路で見つけて食べていたら、すれ違った人からなあに、と聞かれた。

ベンゲンまで下りに下って12時。2時間半。駅前広場のベンチでおにぎりランチ。まだまだ元気なのでラウターブルンネンまでさらに500mほど下ることにする。ここからの景色、私は好きなんだ。険しい崖、滝が流れ、その先に氷河をいただいた山々。雲があるもののきれいです。

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で、更にぐんぐん下ること1時間。足のつま先が靴に当たり続けて痛い。駅が見え、2年前に泊ったホテルが見えやっと駅到着。休憩を含めて4時間歩きました。

ツバイジンメン乗り換えでグリンデルワルド着。アイガー・ウルトラ・トレイルの会場は片づけられてひっそりしていました。
ホテルに戻り入浴と洗濯。夫は今日も卓球練習。駅から帰ってくる時にお天気雨だったけれど、今夜もサッカーWカップ決勝が終わる夜7時頃から雷。落雷の音が響く。昨日より雨も雷もすごい。景色が白くもやってしまうほどです。
グリンデルワルドも今夜が最後。5日間、良く歩きました。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとズッキーニのチーズ焼き、茄子のベーコン巻、おすまし

歩数;23,486歩
Grindelwald(1034m) -> Keine Scheidegg(2061m) -> Wengen(1268m) -> Lauterbrunnen(796m) ->Grindelwald

今日のポケモン
ナックラー(Grindelwald Dorf),アチャモ(Grindelwald Bahnhof),プテラ(Kleine Scheidegg)
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2018スイス 気まま旅 フィエッシャーアルプに移動

Episode 3 Fiesch-01

2018年7月16日(月)晴れ

昨夜は激しい雷と雨。落雷の音もすごかったのに、夜中にはすっきり晴れて、夫は午前3時頃から星景写真撮影。出たり入ったりしていました。今朝もアイガーくっきり。朝焼けもきれいでした。雲ひとつない真っ青な空でハイキング日和です。

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我が家は移動の支度。この後2か所で2泊づつするので、荷物は最低限にして、トランクと自炊道具などはその次の滞在地、ツェルマットまで送ります。手荷物は極力少なくして、とパッキング。朝食後、チェックアウトし、駅までママに送ってもらいました。ありがとうございました。また次回。

預けたトランクは荷札をつけて私たちと同じ電車で運ばれて行きました。ツェルマットで会おうね。今日のお宿はフィッシャーアルプ。エッギスホルンの途中駅。アレッチ氷河を見に行きます。かなり荷物を減らしたけれど重たい。

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まっすぐ行くと早く着き過ぎるので、インターラーケンの街歩きをすることに。高級リゾート地のインターラーケンにはお城のようなホテルが立ち並び、お値段も高いのです。いつも通過だけなので、駅のコインロッカーに荷物を預けて、今日はちょっとぶらぶら。

高級ブランド店が立ち並ぶのはサンモリッツ同様ですが、ホテルやレストランの建物が年代物で、バルコニーの裏まで豪華な装飾。夫が買いたいというチョコレートやさんで少々購入しヘーエマッテ公園へ。ちょうどハングライダーが次々降りてきた。お城のようなホテルと広い公園、色とりどりの羽。きれいです。空が青い。インターラーケンではユングフラウしか見えないけれどお日様に輝いていました。

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シュピーツ、ブリークで乗り換えフィーシュ駅。10分程歩いてロープウェイの駅へ。30分に1本のゴンドラに乗りフィッシャーアルプ下車。ホテルは駅のすぐ前。チェックインしてからお出かけ支度。ロープウェイの最終駅エッギスホルンまで行く。明日ゆっくり行くけれど、こんなに良いお天気なんだもの、ホテルでぼぉっとしているには早すぎる時間です。

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山頂駅からの景色はすばらしい。昨年に引き続いて2回目ですが、すごい、すばらしいしか言葉がでません。岩ゴロゴロの山の上を少々歩く。夫は三脚をかついできているので、気に行った場所でじっくり撮影。しばし待つもなかなか終わりそうもない。他にもう一人三脚を立てているおじさま、途中からきた人も加わって、カメラマニア3人とその妻たち。私が写しているので一人足りないけれど。

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1時間20分居て帰路に。ホテルに戻ってまずはジャグジーに行く。こんなに荷物を減らしても、水着はしっかり持ってきました。お部屋はシャワーだけですが、ジャグジーでしっかり肩までつかれます。

夕食はホテルのおまかせコース。じゅうじゅういうステーキでした。今日から4泊は完全向こう飯。何がでるのかお楽しみです

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;チーズの前菜、じゃがいものスープ、フィレステーキとポテト、クリームブリュレとオレンジ

歩数;11,805歩
Grindelwald(1034m)  -> Interlaken West(563m) -> Spiez(628m) -> Brig(684m) -> Fiesch(1049m) -> Fiescheralp(2212m) -> Stn. Eggishorn(2893m) -> Fiescheralp

2018スイス 気まま旅 アレッチ氷河満喫コース

Episode 3 Fiesch-02

2018年7月17日(火)晴れ

昨夜は夕焼け前に寝落ち。こちらの日の入りは夜9時過ぎです。朝は4時過ぎに目が覚めた。外を見ると雲いっぱい。もう一度寝て日の出の5時半過ぎに起きる。雲はあるものの向かいの山々が朝日をあびてきれいです。

朝食は7時半から。パンが焼き立てでおいしい。中はもちもち、まわりはカリッカリ。しっかりいただきました。ごちそうさま。

今日は氷河周遊コース。夫が昨日からあれこれ検討。彼が前から行きたがっていた氷河近くを歩くコースに決定。5.6時間は歩くから覚悟してね。はぁい。ここまでハイキングを続けてきて大丈夫だからの選択だそうです。がんばります。

9時にホテルを出るとオーナーがお見送りに出てきてくれた。行ってきます。ホテル前をまっすぐ歩いて、ここから昇り、というところでまず準備体操。今日はていねいにやりました。ここから1時間半は登り。お花がたくさん咲いている路をのどかに歩く。遠くにリーダーアルプから上がったゴンドラステーションやベッテマーアルプの駅が見える。去年行ったよね。

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羊がたくさん。ガングロ、全部白や黒、半分黒いの。その落し物に気をつけながら1時間ほどで山の上に出る。アレッチ氷河が見えてきた。わーい、お天気も良くきれい。今日はここから氷河を左に見ながら歩く。だんだん下がって氷河のシマシマがくっきり。何万年というながぁい年月を経て氷河となってここまで押し流されてきたのがよくわかる。横から見える割れ目、裂け目の奥はきれいなグレイシャーブルー。氷河表面が大きく波打っているのも上からではわからなかったこと。

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歩く路はガレ場やアップダウンのきついところもたくさんありました。なだらかなお散歩路みたいなところも少しはありましたが、氷河を渡ってくる風が冷たくきつい。ずぅっと強風に吹かれていると疲れますよね。

通る人はさほど多くなく、ケーブルカーもゴンドラもなく自分の足だけが頼り。子連れや若いカップル、ご年配の方々も多く、私よりかなり上だよね、という人も多々。話してみるとスイス人。スイス人は健康志向が強い、と聞いたことがありますが、それにしてもこの路をよく頑張るね、という感じでした。

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それはともかく氷河をずぅっと左に見ながらの約3時間のハイキング。満喫しました。リーダーアルプ側は氷河の先がかなり細くなっていますが、エッギスホルンの方にいくにつれて厚みが増しています。途中、融けてグレイシャーブルーの小さい湖状態になっているところもありました。

氷河と別れて、山小屋からトンネル経由なら1時間15分、山を高巻くと2時間半。ほとんどの人がもちろんトンネルコース。電気だか水道だかの工事跡だそうで、ゆるい昇り坂を約1キロ、20分程。
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web-サイトで見た人は真っ暗で夫のストックにつかまって歩いたというのがありましたが、今はほぼ20メートル間隔で照明が付いていました。ところどころ壊れていたりですが、それでもまっ暗闇ということもなく、トンネルの出口は見えているしで、珍しい体験。でたところでで会った人たちも「amazing!」とにこにこ。ここから1時間近く、氷河の反対側を歩く。これがまただらだらと長い。ホテル着15時過ぎ。オーナーが「6時間だったね!」とお出迎え。はい、ジャグジーを楽しみに戻ってきました。ここに泊るからこそ行けるコースです。

ということでまずはジャグジー。シャワーで身体を洗ってからしっかり暖まりました。きもちいいーっ。
夕食は今夜も石焼きステーキ。ジュウジュウと音をたてながらしっかり食べました。今日は氷河を満喫。疲れたけれど、楽しかったぁ。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、キウィと桃ととヨーグルト
昼食:サンドイッチ、生あんず、りんご
夜食;前菜、ぴりからスープ、ラムステーキとサラダ、ミルクかんてんとクランベリージャム

歩数;24,019歩
Fiescheralp(2212m) -> Hohbalm(2490m) -> Roti Chumma(2369m) -> Marjelenseen(2302m) -> Obers Talli(2335m) -> Fiescheralp

今日のポケモン
ユキワラシ,ドゴーム(Fiescheralp)

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2018スイス 気まま旅 快晴のエッギスホルン展望台

Episode 3 Fiesch-03
Episode 4 Randa-01

2018年7月18日(水)晴れ

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朝目が覚めて外を見ると快晴。向かいの山々がくっきり。ほんのり朝焼け色に染まっています。夫を起こすも、昨夜、星景写真撮影に夜中に何度も起きていた彼はしばしぼぉ。カメラにタイムラプスをセットし自動で撮影していましたが、完全に陽が昇った頃に、目が覚めたからマッターホルンが見えるはずなので行ってくると着替えて出て行った。私も着替えて後を追う。昨日体操したあたりに行ってみるが見つけられず。それにしてもマッターホルンくっきり。ホテルに戻ってしばらくしても夫戻らず。遅いな、ともう一度外に出たらちょうど帰ってきた。鹿を2匹見たよ、とにこにこ。

今日は雲ひとつない快晴。ランダへの移動日で早めに行って、町をうろうろするつもりでしたが、あまりにきれいな青空なので予定変更。もういちどエッギスホルン展望台まであがることにする。持って行く荷物以外はチェックアウト後、ホテルに預けるようにパッキング。朝いちのロープウェイは8時25分。さすがに間に合わないので2番の55分に乗る。

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エッギスホルンの展望台から見るアレッチ氷河。今朝は雲の影がまったくないきれいな表情。これだけでも見る価値があるよね。マッターホルンもとてもきれいに見えるので、もうちょっとよく写るところは、とうろうろ。うーん、難しい。いろんな人が次々やってくる。ご家族の写真などシャッター係りをかってでました、私。みなさん、良い顔してるよ。

11時過ぎ頃から雲が発生。山のお天気はやっぱり朝イチですね。2時間半、じっくり楽しみました。ありがとう、と下りのロープウェイに乗る。満足。

ホテルで荷物を受け取り、鉄道駅があるフィーシュまでロープウェイで降りる。ここから駅まで徒歩10分程。途中のミグロでランチを購入。山から降りた身には陽射しが暑い。駅に行ったら昼休み時間で駅員さん不在。仕方なく自販機で切符を購入。電車の中で切符を持っていないと高くなるので、事前に購入。ドイツ語表記のみで???次の電車はくるしであわてて買うもちょっと高すぎるなぁ。来た電車の車掌さんに見てもらう。途中駅からランダまでが往復になっている。でも返金はできないし、目的地のランダ駅は無人なのでツエルマット駅の有人窓口に出せば次の切符をその分引いて買えるようにしてあげる、とお姉さん。よろしくお願いします。電車は超ゆっくりで2時間半かけてランダ着。お姉さん、ありがとうございました。

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今夜のお宿は駅のすぐ前。チェックインになぜかすごく待たされる。おじさん、その間に何か所にも電話。んんん、ダブルブッキング?待たせてごめん、と普通に手続き。お金は前払いですって。はぁい。お部屋はなぜか3人部屋。ベットもタオル類も3人分です。
シャワーを浴びて、昨日の洗濯物をやってほっ。まだ明るいしで町中散策。どこの駅のそばにもスーパーのCOOPかミグロがあるがここにはありません。途中に小さなグロッサリーストア1軒のみ。昨年世界一長い吊り橋ができて、大きく宣伝もし、一躍有名になったので客も多いと思うけど、お水も買えないのね。
ねずみ返しがある古い建物が多く、遠くにブライトホルンの氷河が輝き、川沿いの散歩道もきれいです。のんびりした町です。

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チェックイン時に朝食付き → 2食付きに変更をお願いし、OKと言われた気がしたので、安心してレストランへ。あれ、なんか話しが違う。ドイツ語メニューしかないし、お姉さん、英語がまったく通じない。英語がわかるお兄さんを連れてきたが、私より英語が。。。とにかくお腹もすいているし、で注文。30分程またされた。お支払いはその場でキャッシュで、とのこと。安かった。スイス値段とは思えない。何が出てくるかわからなったが、食べたらおいしかった。これだから旅はやめられない。

食後、駅前をブラブラ。駅に居た女性からこの後の電車の時間を聞かれる。時刻表の見方を教えるものの、次のツェルマット行きは8時54分。7時54分が行ったばかり。彼女、どうしても間に合わなかったんですって。大丈夫、待ちますって。日の入りは9時過ぎ。まだまだ明るいです。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ。桃とヨーグルト
昼食:調理パン、バナナ
夜食;たっぷりサラダ(レタスやきゅうりに人参とポテトサラダ)、串焼き(牛肉、豚肉、ベーコン、ソーセージ)、パイナップル、パン

歩数;12,633歩
Fiescheralp(2212m) -> Fiesch(1049m) -> Brig -> Visp -> Randa(1408m)

2018スイス 気まま旅 世界一長い吊り橋

Episode 4 Randa-02

2018年7月19日(木)晴れ

朝、目が覚めて外を見ると空が真っ赤。朝日が雲に反射している。あわてて夫を起こすもあっという間にただの雲いっぱいの空になってしまった。朝焼けって一瞬。

朝食は7時45分からなのでその時間に行くと、既に食べ終わって帰った人も。あれれ。ま、いいか。で、8時半ホテル発、いつものように夫は表に出てからあれこれセットで時間がかかる。地図アプリ、WiFiなどなど小物が多い。

今日は昨年開通した世界一長い吊り橋に行きます。標高差600メートルほど足のみで登って行く。登り2時間、吊り橋、下り2時間のコース。休憩含めて我が家は5時間から6時間のコースです。

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まずは村の中の急坂を昇る。ランダは世界遺産に登録されている谷合いの町。ねずみ返しがある古い家々を通りぬけるだけでもう息が上がる。石畳を昇り続けるって結構大変。町はずれまであがりやっと山道に入りちょっとほっ。ひたすら登ること2時間。後から来た人たちが次々追いぬいて行く。お先にどうぞ。マイペースで行きます。とはいえ抜きつ抜かれつの人たちもいて、写真をお互いに撮ったりで苦しい中にも楽しみありです。全身から汗。ほとんどずっと林の中をひたすら登った。

ほぼコースタイム通りに吊り橋到着。コースタイムがゆったり目だったのか、私が歩くのが早くなったのか。またここでお互いに撮影タイム。橋の建設に協力した会社や個人のプレートがついています。モンベルのプレートに思わずパチリ。
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橋はしっかりしてはいるもののそこは吊り橋。揺れます。かなり揺れます。すれ違った人とごあいさつ。こわいよぉ、と言ったら「下を見たらダメ、先を見るのよ」って。そうしているんだけどね。下半身に無駄な力が入っているのか、最後はほうほうの態で渡り切った。腰が抜けるってこういう感じかな。疲れた。

ベンチに座りこむ。フランス人のGPがベンチの反対側で食事を始めた。にぎやか。彼らは私たちと反対のコースなので食後に橋を渡る。まだ元気です。しばし休憩。昨年この橋をTVで見たと言っていた友人に写真を送ったら「笑顔がひきつっているね」って。怖かった。でも面白かったけど。

ここからガンガン下り。登ってきた道よりかなり急。標識ものぼりは上級コースの白青白。夫がいうのに私たちのとったコースがお勧めで、反対コースは同じ高度を短い距離で上がるんだそうです。降りるのでもきつい路でした。途中でランチ。山の中で食べる食事はおいしい。後はホテルまで一気に下る。5時間でした。

夫はシャワー後にレストランにビールを飲みに行く。私もシャワー後に行ったらお隣でビールを飲んでいたのは抜きつ抜かれつだったおじさま。話しすとチューリッヒの方。お孫さんの写真を見せてくれた。どこから来たの、と聞く人はスイス人が多いです。今のところ日本人か、と聞かれているが昨年はニーハオとあいさつされたことあり。

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昨夜の夕食は注文後30分待たされた。なので今夜は少し早めにレストランへ。団体さんがきているらしく忙しそう。注文したら45分かかるという。仕方ないので待つ。ここは駅前のホテル。この先のホテルのレストランは石畳の坂を昇るとかけっこう先になる。1軒ある商店は今日は午前中のみ。ここでしか夕食は食べられない。待つこと1時間以上。私は我慢出来ずに部屋で待つ、と席を立つ。夫は仕方がないよ、とじっくり。1時間半待ってようやくできた。おいしさ半分、イライラ半分。これも旅行だ、と割り切らなくてはなのでしょうね。

夕食後、あたりを少し散策。気温20度。昨日までいた山の中より高いとはいえ、日本よりかなり涼しいです。明日はツェルマットに移動です。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、ヨーグルト
昼食:サンドイッチ
夜食;たっぷりサラダ(レタスとポテトサラダ)、串焼き(牛肉、豚肉、ベーコン、ソーセージ)、パイナップル、パン

歩数;12,977歩
Randa(1409m) -> Hauspil(2060m) -> Hangebrucke(2185m)  -> Ennerena(1446m) -> Randa

2018スイス 気まま旅 エーデルワイスはツェルマットで

Episode 5 Zermatt-01

2018年7月20日(金)晴れ 夜雨

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今朝もよく晴れた良いお天気。朝焼けを撮りに着替えて表に出る。駅周辺は電線があるので、少し離れたところまで。朝焼けは向かいの山の上でした。氷河をいただくブライトホルンはその後赤くなりました。

朝食に行ったら、昨日の団体さんと御一緒。みなさん、お泊りだったのね。愛想良くあれこれ話しかけてきた。どこから来たの、橋には行ったのなどなど。ホテルの女性スタッフは朝食からお昼過ぎまではアジア系の女性。彼女はとても愛想が良い。午後にダーリンが迎えに来るとそそくさと帰っていきます。

お世話になりました。このホテルは駅に近い割には音が気にならずに眠れました。洗面所が広くて使いやすかったです。お食事も安くておいしかったけれど、時間がかかるのが。。。

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ツェルマットまで2駅。電車から見る川沿いに雪渓が。いつもあったけ。ないよね、などと会話。駅のコインロッカーに荷物を預けてロートホルン鉄道の駅へ。ロートホルン駅そのものは冬のスキーゴンドラの工事で行けない、とさっきの車掌さん情報。我々の目的地を急きょロートホルンからブラウヘルドに変更。どちらにしても今日の目的は『エーデルワイス』です。

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ブラウヘルド駅に降りたらそこは工事現場状況。シュテリーゼーを目指します。ここの路で毎回エーデルワイスに会うことができています。今年も会えるよね。二人でアルペンアスターの辺りをじろじろ後から来る人はどうぞお先へ。あ、見っけ、と思った瞬間、夫も反対側で見つけていた。今年は同時。この後次々見つけて50以上見ることができました。大満足。

シュテリーゼーでひと休み。大勢が来ていました。日本人と中国人の団体さん、その他個人のみなさん。私たちはここからスネガまで歩きます。さっきより下の路を歩いたら。。。更にたくさん発見。群生という言葉そのもの。次々あるので夫大忙し。いやぁ、いっぱい。今日だけで100以上見ることができました。うれしいぃ。やっぱり自生のエーデルワイスは可憐で品があるよね。

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それにしてもここは穏やかなハイキングコースです。歩きながら脇見をするゆとりがあるもんね。昨日は登りも下りもよそ見なんてとってもできませんでした。歩数が思ったより少なかったけれど、横浜市の歩数計の特徴で最初の4歩は誤動作防止のためにカウントしません。昨日はそろりそろりだったもの。その分すごぉく疲れました。今日は楽々。余力ありで12時半過ぎにスネガ着。レストランで昼食。今夜からアパートメントタイプのホテルで3食自炊。朝晩だけでなく昼食も作ろうかな、と思うような味とお値段でした。

ツェルマットに戻り今朝コインロッカーに預けた荷物を出して今夜のお宿へ。2015年に初めて泊り、昨年は予約がとれず上の小さいほうのお部屋に泊りました。スペース的にはそこでもいいのですがエレベーターなしの4階。こちらは地上階はゼロ階なので実質5階。今回は何としても1階の予約を、とかなり早く取りました。それでも希望の日がとれずランダに2泊しました。2ベットルーム、トイレも2つのひろーいところです。

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次に駅に行きグリンデルワルドから送ったトランク2つを引き取る。最後のおでかけは買い出し。すぐ近くにあるミグロでカートいっぱい買いました。特に野菜、果物をたっぷり。日本では土用の丑の日ですが、うなぎはあるはずもなく、お魚類は手にとって見るもののどうも買う気にはなれません。やっぱりお肉中心かな。

宿に戻り荷物の整理。洗濯機があるので見に行ったけど使い方がまったくわからない。コインをいれるところがあるがいくら入れるのかもわからない。宿のオーナーさんと会うのは帰る前の夜。ま、いいか、と今まで通り手で洗う。ベランダに物干しがあり、二人で出たり入ったりしていたら通りすがりの人に夫が声を掛けられていた。すぐ下がお庭で家庭菜園になっていて「あなたのお庭?」。表通りからちょっと入ったところで、観光客がひっきりなしに通っています。

シャワー後、夫はビール。買ってきたサラミとついでにワインも試飲。うまぁ、ですって。私は夕食の下ごしらえ。きゅうりの漬物を作ったり、お肉に下味をつけたり。今日は1時間半も待たせないわよ。

夕食後、お散歩に行こう、と外に出たら雨。その後雷鳴。山のお天気なんですね。明日は今回の旅行初めての雨の日かも。ゆっくり休養できるかな。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、ヨーグルト
昼食:サンドイッチとスープ、スパゲッティナポリタン
夕食;スモークサーモン、いんげんの塩昆布、菜っ葉のお浸し、骨付きラム肉、お吸い物、アイスクリームとぶどう

歩数;19.697歩
Randa(1409m) -> Zermatt(1605m) -> Blauherd(2574m)  -> Stellisee(2538m) -> Sunnega(2288m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 休日はツェルマットで

Episode 5 Zermatt-02

2018年7月21日(土)くもり ときどき 雨

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昨夜から雨。朝起きても雨。ライブカメラを見ても近隣は全部雨。3千メートルを超える高いところは雲の上のこともありますが、今日はぜーんぶ雲の中。ツェルマットはマッターホルンの基地の町。雲しか見えないんじゃあねぇ。

町中の天気予報は曇り時々雨。朝食後お散歩に。今まで行ったことがないホテル街などを歩く。この天気なのに山の格好をしてストックを持った人が歩いている。元気だ。駅前に行ったらチーズフェアみたいなのをやっていて、その場で作ったチーズフォンデュの試食。おいしい。いつも食べているのよりまろやか。一袋お買い上げ。それなら白ワインがいるね、と夫は早速ワインを買いに行く。お土産屋さんをのぞいたりしながらぶらぶら歩くも人が多い。みんな、雨なのでショッピングのようです。チョコレートのレダラッハなどは押すな押すな状態。

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11時頃部屋に戻る。昼食には早いし、母にさっき買ってきた絵葉書を書いたりとのーんびり。こちらの正午が日本時間19時。なでしこリーグカップの決勝戦を見る。惜しいシュートがあったものの、最後はベレーザに負けた。悔しい。選手はもっと悔しいだろうなぁ。
夫は卓球韓国オープン。こちらも応援むなしく水谷クンもかすみちゃんも敗退した。

ハガキを出しがてら午後のお散歩に。こちらの郵便ポストは黄色です。ポストバスという路線バスも黄色です。午後になって更にたくさんの人が町の中を散策。朝からずっと雨が降ったりやんだり。マッターホルンはずうっと雲の中。

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早めに入浴して今夜は買ってきたチーズで夕食。宿にあった電気のラクレット・マシンを使います。やり方がイマイチで。。。最後はおいしくできました。窓の下では常に人の声。ここは歴史的建造物地区のそばにあるので観光客が多いところ。鎌倉や京都の住民ってこんなんだろうなぁ。

今日はこの旅行初の1日中雨。旅も後半に入り疲れもたまっているしで良い休養日になりました。かかとが痛くないので今夜は湿布なしで眠ることができます。

朝食;ベーコンエッグと野菜、漬け物、ご飯、お汁、生あんずと桃とヨーグルト
昼食:京風お茶漬け、漬物、お浸し、洋梨のタルト
夕食;豚のスペアリブと生野菜、ラクレットとチーズフォンデュみたいな(ソーセージ、じゃがいも、人参、カリフラワー、マッシュルーム)、アイスクリーム

歩数;11,033歩
Zermatt(1605m)

2018スイス 気まま旅 湖2つとゴルナーシュルフト

Episode 5 Zermatt-03

2018年7月22日(日)くもり のち 晴れ

今朝も雲いっぱい。TVでスイス各地のライブ映像も見る。ほとんど全部が曇り。スイスは九州より少し大きい程度。ディアボレッツァもエッギスホルンも雲の中。それでも午後からだんだん晴れてくるらしい。今日は足慣らし程度は歩きたいよぉ。

夫は天気予報とコースマップとにらめっこであれこれ検討。どこに行ってもマッターホルンが見えるのは夕方以降。高いところを歩くと真っ白い雲の中になってしまうので、標高が高くないところに行こう。出発はゆっくりめ。はぁい。それなら朝食後に夜のカレーを作っちゃお。

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ツェルマットの町中を走るバスは無料。鉄道駅、ゴンドラ駅などをつないでいて、それぞれの料金に含まれている、という。宿の下の橋のそばにバス停。ほぼ20分おき。町中は歩いてもたいしたことはないとはいえ、せっかくなので利用します。

ロートホルン鉄道の窓口でまずは火曜日のサンライズチケットを購入。ハーフパスを持っている人はネットではなく窓口で、ということでした。ほんの少し割引。ケーブルカーでスネガまであがる。ここからライゼー、モスジーゼーと湖を2つめぐり、フィンデルン村を通ってツェルマットまで歩いて戻る2時間ほどのコースです。

スネガから上の方は雲いっぱいですが、歩く路は薄日がさして暖かい。マッターホルンは雲の中ですが、その向かいから青空が少しづつ見えてきました。モスジーゼーは以前に来た時は誰とも会わない静かなところでしたが、そこそこ人とすれ違いました。水の色がエメラルドグリーン。お花は昨日の雨のせいか、生き生きしています。湖のほとりで生あんずで休憩。

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ここからフィンデルン村までの路にはマーモットがいるはず、と夫。早速1匹、2匹と発見。その先の農家の庭では子マーモットが4匹、じゃれていた。村の中は急坂。どんどん下る。ここから約1時間。途中から樹林帯になり下にツェルマットの町が見えてきた。人が次々と登ってくる。みんな出足が遅いのか、お天気が良くなってきたので、行こうというのか。でもかなりの登りだよね。

グレーシャーパラダイス行きのゴンドラ駅でトイレに寄り、その前から宿に戻るバスに乗ろうとしたら行ったばっかり。それならここの公園で、とランチ。おにぎりを出したらすぐに雀が寄ってきた。お弁当を食べるってわかるのね。ご飯粒をポンと投げたらあっという間に食べた。10羽くらい寄ってきて、投げたご飯粒をフライングキャッチ。すごい。でもあんまりはあげられないからねぇ。

ご飯も食べたし、このまま宿に戻るのでは早すぎるので、近くの渓谷、ゴルナーシュルフトに行くことにする。川沿いに少し昇る。この上のゴンドラから下の渓谷を見降ろし、かなり深いと思っていたが、遊歩道があり渓谷、滝が見られるようになっています。有料。階段をかなり昇るのでそれなりの高度に。ごうごう流れる滝と青空と白い雲が見られ、思った以上に楽しいハイキングになりました。

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バスに乗って宿まで戻る。お決まりの入浴、洗濯、夫はビール、私はアイスクリーム。その後はひと休み。18時に教会の鐘が鳴り響き、私は30分程の午睡でした。夫は横になったらすぐ高いびきでぐっすり。あれだけの鐘の音にもめげずに寝ていた。
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マッターホルンは18時には上半身はまだ雲の中。18時半にはくっきり姿を見せた。夫を起こし彼はカメラを抱えてでかけ、私は夕食の支度。ん、なかなか帰ってこない。私も外に。教会のそばの橋の上がビューポイント。すごい人だった。でも彼はいない。入れ違いかな、と戻るもまだ。橋の下に降り、うろうろしていて遅くなったそうです。

日の入りは21時6分。夕食後、三脚を担いで橋の上へ。まだすごい人だった。しばし夕焼けを待つ。まだ雲が多くて真っ赤な夕焼けは見られませんでしたが、気持ちの良いお散歩でした。写真は「自分とマッターホルンのツーショットシャッター押してくれますか?」と声かけしてきたドイツ人女性とパチリ!
明日は晴れるね。


朝食;野菜いため、漬け物、ご飯、お汁、ぶどうとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;グリーンサラダとソーセージ、スペアリブのカレー、ぶどう

歩数;16,439歩
Zermatt(1616m)  -> Sunnegga(2283m) -> Findeln(2100m)  -> Zermatt -> Gorner Gorge(1690m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 シュワルツゼーからツムット

Episode 5 Zermatt-04

2018年7月23日(月)くもり のち 晴れ

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朝ベランダに出て見るとマッターホルンが完全に見えている。急いで起きて橋まで撮影に。日の出は6時すぎ。15分程前に行って驚いた。人の数が半端ない。すっごい。日本人、中国人の団体さんが多いような気がした。山に雲がないだけでこれだけの人を集めるマッターホルンってすごい。駅近くの橋のたもともいつも人が多いのであちらも満員でしょう。すごいすごい。

夫が三脚を立てられるところがないので、川沿いに少し上流まで歩く。日の出の時間になっても山頂が赤くならない。日の出方向の山に雲があるのか。少ししたら下の方が赤く輝きだした。赤が上の方に上がるにつれて雲が山頂を隠し始めた。あらま。それでもしばし見ていたがギブアップ。明日があるさ。

橋の上にはまだ人がたくさんいましたが、宿に戻りひと休み。朝食にするにはまだ早いよね。しかも空には雲がどんどん広がり、夫曰く、今日も出足をゆっくりにした方がいいよ。はぁい。朝食後、彼は横になり高いびき。私は久しぶりに母に電話。日本は暑いよ、ですって。

橋のたもとでゴミ捨てをして、無料バスに乗ってゴンドラステーションへ。シュワルツゼーまで上がります。朝は見えていたマッタホルンはすっかり雲の中。それでも反対側のの氷河はお日様に輝いていました。

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シュワルツゼーからツムット村経由ツェルマットに戻る4時間コース。出足が遅かったことと、ゴンドラを降りてからしばしフォトタイムでさあ出発は11時。この時点で万歩計は約7千歩。万歩計は日本時間のままなので、昨夜の夕陽ウォッチングも今日の計算に入っています。

このコースは人が少なく静かです。路はマウンテンバイクも通れるくらい広く、のんびり。途中の湖で夫がパンを一切れ投げたら魚がびっくりするくらい寄ってきた。パン、好きなんだ。
遠くの山と氷河、道端の花を見ながらひたすら下り、ときどきちょっと昇り。
12時過ぎに湖が見えるところでランチ。山の途中にくっきりと線。あそこまで氷河だったのがわかります。更に降りて行った先にダム。かなり大きなダムで下の谷が深い。水がごうごうと流れています。この辺りからバイクが通れない細い路に。前に行ったことがあるエーデルワイスの路。お花のエーデルワイスは1輪しか見つけられませんでしたが、エーデルワイスという名前のヒュッテがあります。そっちに行くと下りが急になるので今日はツムット村へ。

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ツムットは数件のレストランとかわいい教会がある小さい集落。レストランには驚くほどたくさんの人がいました。ここまであがってきているのでしょう。この先でもたくさんの人がこちらにむかってあがってきていました。

4時間かかって今朝乗ったゴンドラステーション着。まあ振り出しに戻ったようなものですが、頑張りました。バスに乗って宿のそばに降り、スーパーでお買い物して帰宅。疲れた。歩数を見るとこの旅第1位でした。そんなに歩いたかなぁ。

今夜はエビチリ、と思ったらスーパーにエビがない。仕方がないので白身魚で。夕食後、今日も夕焼け撮影。夕方からマッターホルンがくっきり見えていたので期待したものの、橋の上に行ったら天女が羽衣をまとった状態。雲がだんだん上がってきたので断念。今日は側面が夕陽で赤くなっていたのにぃ。明日は早起き。急いで寝ます。

朝食;野菜入りベーコンエッグ、漬け物、ご飯、お汁、桃とヨーグルト
昼食:おにぎり、ゆでたまご、桃とあんず
夕食;じゃがいものチーズ焼き、ラムチョップ2本、白身魚と野菜のチリソース、梨のタルト

歩数;26,982歩
Zermatt(1605m) -> Schwarzsee(2551m) -> Zmutt(1792m) -> Zermatt Kirch(1614m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 ライゼーでの日の出とエーデルワイスの丘

Episode 5 Zermatt-05

2018年7月24日(火)晴れ

4時15分に目覚ましをかけておいたがその前に目が覚めた。今朝はロートホルン鉄道の駅5時集合、5時15分出発でスネガまで行き、ライゼーのほとりで日の出を迎えます。夏の間毎週火曜日に実施されている「Sunrise Sunnegga」ツアーで、おとといチケットを購入しました。宿を4時40分に出たら45分には到着。まだ暗いけれど、空には満天の星。個人客がポツポツ集まり、その後に日本人の団体さん2組が来た。5時半出発。

スネガ駅から湖に降りるエレベーターも稼働していた。湖のほとり到着一番。既に空は明るくマッターホルンはくっきり。夫は早速位置取り。たいした風ではないけど湖にはさざ並みがあるので、逆さマッターホルンがクリアに撮影できるポイント探し。

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マッターホルンのまわりはほんのりピンク色。山はクリアだけど裾の方に雲。あれも赤くなるのかな。なるといいね、と今朝沸かしてきたお茶を飲みながらおしゃべりしていたら、山頂の一番上が赤くなってきた。きたきたきた。カメラ大忙し。私もスマホでパチリ。うーん、きれい。赤がどんどん広がり、赤から金色に。雲も一緒に光っている。あ、こっちの山にも朝日があたってきた。すごいすごい。

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ゆっくり広がる朝焼けを1時間ほどたっぷり楽しんでから、駅前のレストランへ。朝食もついています(なしも選べます)。冷え切った身体にあたたかい飲み物がおいしい。夫は途中からホカロンをつかうほど寒かったです。今日の服装は持ってきた最大級の保温。山の夜明けだもんね。

ゆったり朝食後は、着ていたウィンド・ブレーカーというかカッパ上下を脱いでハイキング開始。今日はエーデルワイス・ウォッチング。ここから30分歩き、1時間登ります。私にとっては心臓破りの急なところ。覚悟をして行ったけど。。。そうでもなかった。先日のランダの橋までの登りに比べると大したことはなかった。うん、体力ついたのかな。

エーデルワイスは。。。ありました。登りだしてすぐ4輪、その先に3輪、いつものところに群生、その先にもいっぱい。この時点で朝9時。朝早いのでだぁれもいない。10時頃までゆっくり楽しむ。この後は降りて宿に三脚を置いて他に行くつもりでしたが、こんなにマッターホルンがきれいなのに、こんなにエーデルワイスがいっぱいあるのに帰るなんてもったいない。この先に行こうよ、と夫にお願い。彼はジッツォーの重たい三脚を担いでいるので大変だけど、私が行けるのならGO。ウンター・ロートホルンまで1時間半の路をあがることに決定。大丈夫だよ、私。
この先もエーデルワイス満開。こんなにあるなんて、こんなに咲いているなんて。途中で会った日本人から『エーデルワイスの丘』と教えてもらう。前に夫が話していたの、ここだったのね。いつも私の体力でここまで来られませんでした。ごめん。最終番の雪渓もクリア!。

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この夏はスキーリフトの工事で営業していないロートホルン駅の下をまわり、ブラウヘルドまで下る。途中、持参のおにぎりでランチ。人が本当に少なくて静かです。山はきれいだし、お花いっぱいでぜいたくだね。マッターホルンの山頂にいつのまにか雲がまとわりついていました。
今年もガングロの羊の群れのそばを通り、最後のだらだら下り路にはエーデルワイスたっぷり。満喫しました。宿着14時15分。

今日は早朝から長時間だったけれど、マッターホルン、朝焼け、エーデルワイスと超楽しい1日でした。ツェルマット5日目。やっと朝からすっきりくっきりマッターホルン。その日が週一度のサンライズ・ウォッチングの早朝ツアー実施日。ついていました。入浴後、夫はビールをぷはぁ。おいしいよね、もちろん。

朝食;コンチネンタル・ブレックファースト(ジュース、コーヒー、ハムとチーズ、ベーコン、たまご、パン、ヨーグルト、フルーツ)
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;グリーンサラダとソーセージ、インゲン、カレーライス

歩数;22,652歩
Zermatt(1605m) -> Sunnegga(2283m) -> Leisee(2233m) -> Sunnegga -> Tufternalp(2214m) -> Furggji(2982m) -> Blauherd(2547m) -> Sunnegga -> Zermatt

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今日のポケモン
ベロリンガ,ポワルン(Zermatt)

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2018スイス 気まま旅 湖めぐり

Episode 5 Zermatt-06

2018年7月25日(水)くもり ときどき 晴れ

昨夜は早く寝ました。さすがに疲れた。気分も相当にハイになっていたし、でぐっすり。
今日はゴルナーグラートに行くつもりですが、お天気イマイチ。窓の外のマッターホルンは雲をしっかりまとっている。どうする?

山はやっぱり朝、と8時の電車であがるつもりでしたが、雲いっぱいで青空が見えない。とはいえツェルマットでハイキングできるのは今日が最後。行くだけ行こう、と宿を出る。

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切符を買うときにもまだ迷っている。ローテンボーデンからリッフェルベルグまでのハイキングコースはやっぱりはずせない。でもマッターホルンが見えないんじゃあ、という気分が交錯。結局リッフェルアルプまで行き、湖周遊コースにした。電車には日本人、中国人がいっぱい。他の人ももちろんいるのですが、団体さんがどっとくるとかすみます。リッフェルアルプで降りたのはかすんだひとたちばかり。

2015年に宿泊したホテル、リッフェルアルプリゾートの裏側から線路沿いにあがり、ゴルナーグラート鉄道の切符と同じ風景をパチリ。電車とマッターホルンの2ショットですが、今年からデザインが変わっていました。それでもしっかり撮影。
ここからぐんぐん登り、グリンゼーに向かう。あがりきったところは車道で、ときどきでっかい工事車とすれ違う。

グリンゼーは湖面にマッターホルンは写りませんが、静かで木々がきれいです。今日はほとんど人がいず、のんびり。夫は湖の魚をチェック。カエルだけだよ、って。あ、マッターホルンの雲が大分切れてきた。

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次のグリュンジゼーは逆さマッターホルンがきれいに写るところ。多少のアップダウンがある路を歩く。
グリュンジゼーは先ほどより人がいました。マッターホルンにまた雲がかかりきれいに逆さ、とはいきませんが、それなりにパチリ。ヤング韓国カップルに頼まれてシャッターを押したり。湖には小さい魚。パンを投げたら群がってきた。
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生あんずでひと休み。生あんずと扁平で小さい桃は今回たくさん食べました。他の果物も食べましたが、このふたつが旬なのか、とてもおいしかったです。

しばし楽しんでからスネガに向かって歩く。雲の切れ間から薄日がさすものの、マッターホルン山頂はずっと雲の中。つくづく昨日はついていたね、と話す。ライゼーでランチ。日差しは強くジリジリ。

ケーブルカーで町に降り、リックを宿においてから駅へ。途中、いつも行列のクレープ屋さんに珍しく誰も並んでいないので買ってみる。チョコあまぁ。
駅で明日の切符を購入。フィーシュからランダに移動したときの自動販売機で購入した間違い金額の訂正をしてもらい、購入金額から引いてもらえた。お兄さん、気持ち良くやってくれたが、それなりに時間がかかる。そう思って今日のうちにきたんだ。よかった。
帰りにリンツの専門店でお土産購入。リンツのチョコはどこも同じ金額だが、なぜかここだけちょっぴりお安い。

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お部屋に戻って今日のお片付けと入浴。明日からはバスタブがないかも。日本に帰るまではシャワーだけかもしれない、としっかりつかる。
夕方オーナーのオーレリアンさんが会計に来た。この日まで私たちは勝手に入って生活している状態。おおらかというか、何というか。彼女と会うのは3回目。今回使えなかった洗濯機の使い方を教えてもらう。次は使うからね。

夕食はオーブンを使って鶏肉のグリル。ドイツ語メニューと格闘しやっと使ってみる。おいしくできました。日の入り21時過ぎ。この時間にもマッターホルンには雲。今日の夕焼けウォッチングはなしね。

朝食;ソーセージ入り人参シリシリ、漬け物、ご飯、お汁、桃と生あんずとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;ソーセージとジャガイモなどのチーズ焼き、手羽肉のローストと温野菜、アイスクリーム

歩数;19,562歩
Zermatt(1605m) -> Riffelalp(2222m) -> Gruensee(2302m) -> Glinzisee(2334m) -> Sunnegga(2283m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 ピラティス山

Episode 6 Pilatus-01

2018年7月26日(木)快晴

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朝外を見るとマッターホルンくっきり。5時53分。あわてて夫を起こし、着替えて外に。朝焼けは既に始まっていた。「我が家」の下でまずパチリ。教会と一緒に撮れるこの場所で頑張っている人が時々いました。橋の上は今日も大混雑。朝日はマッターホルンのお腹あたりまで赤い。しばしフォトタイム。

夫はあたりの景色も撮って行くというので、先に宿に戻って朝食の支度。自炊も朝食で最後。買ってきた食材もほぼ無駄なく使用できました。もっとも今朝はおかずが多いね、と夫。
食後は一気にパッキング。ピラティス山に二泊するので、必要なものだけ持って、トランクふたつはチューリッヒに送ります。最後にお部屋のゴミをオレンジ色のゴミ袋にまとめて川のそばのゴミ回収BOXに捨てに行って終了。6日間、お世話になりました。

駅までゴロゴロ荷物を持って行き託送窓口へ。建物の間からマッターホルン。今朝も楽しませてくれてありがとう。この時間に山頂にはパイプのけむりのような雲。手を振ってお別れしているみたい。駅では昨日と同じ兄さんが手続き。トランクはチューリッヒで会おうね。

ここからルツェルン経由アルプナハシュタッド駅まで行き、ラック式鉄道で山頂に上がります。乗り換え4回。ベルンの乗り換え時間が6分予定のところ3分になり、走りましたが、後はゆとり。切符発行時に窓口で時刻表をくれます。これがとっても助かります。日本でも外人さんにはやっているのかな。やってほしいな。

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アルプナハシュタッド駅で降りたらラック式鉄道駅には大行列。山頂までのチケットを購入したら乗車予約の紙。今並んでいる大勢の人の30分後。気温32℃。アイスクリームを食べて待つ。少し早めに構内に入り、上から降りてくる電車を待つ。あ、1両だ。この人数、乗り切れるのか、と思ったら次の電車、次々と4両きた。可動式レールで先にきたのが後ろに行き、また次、と見ていてなかなか楽しい。

ゲートがあいたので先頭に乗る。出発も1台づつ。急勾配をガンガン登る。資料でスイスで一番の勾配、と見たがムオタスムライユもスネガもかなり急勾配。でもここは景色が楽しい。ルツェルン湖と山と木々と時に牛さんたち。今日は真っ青な空。約40分程ガタコト登って山頂到着。面白かったぁ。初めてのところってわくわくどきどき。楽しいぃ。

駅を降りたら下に降りる人の大行列。すごぉい。出たらそこがホテルのレセプション。早速チェックイン。お部屋は6階の西向きで眺望がすばらしい。荷物を下ろし、ひと休み。15時半。身軽な格好で周りの探検とお散歩に出発。2つの展望台と岩穴。階段がついているので楽です。とはいえ急なのぼりなので少しひいひい。今日は快晴。遠くまで見渡せる。この時間は遠くの山は白く光っている。見晴らし最高。

お部屋に戻ってシャワーを浴びてひと休み。夫は即高いびき。お疲れ?それともただの習慣?18時半からウェルカムドリンク、と言われていたので夫を起こし、着替えて行く。展望レストランで宿泊者にスナックとドリンクのサービス。なかなかおしゃれ。

ディナーは19時から。さっきここを通った時に食べている人たちのが見えたが、こんもりポテトフライに揚げものみたいなのが多く、夕食もそういうのか、と思ったら素敵なレストランでのフルコース。こんな山の上で、こんなにおしゃれなお食事が楽しめるなんて。ほとんどが中年以上のカップルでとっても大人の雰囲気。日本人は私たちだけ。時間もゆっくりで、20時55分の日の入りになってもまだデザートが出てこない。お願いして急いで食べて外に。

夕焼けは先ほど登った展望台が一番のフォトスポット。たっぷり夕食を食べたばかりの重たい胃袋を抱え、ゼイゼイ言いながら階段をあがる。遠くの山に陽が沈み、向かいの東側の雲が真っ赤。そこに月が昇ってきた。きれい。

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部屋に戻って窓から外を見る。残照と暗くなりだした空とルツェルンの街明かり。星も出てきて思わずさだまさしの『天狼星に』を口ずさむ。初ピラティス。大お気に入り。

朝食;ベーコンエッグ、いんげんとパプリカのおかか和え、漬け物、ご飯、お汁、クランベリーとヨーグルト
昼食:おにぎり、あんず
夕食;レタスとベーコンと卵とハーブパンのサラダ、ハーブのスープ、挽肉と野菜の牛肉巻とポテトやキノコなどなど、アイスクリームとクリームビュリュレといちご

歩数;8,693歩
Zermatt(1605m) -> Visp -> Bern -> Luzern -> Alpnahachstad(435m) -> Pilatus(2037m)

2018スイス 気まま旅 ピラティス山ハイキング

Episode 6 Pilatus-02

2018年7月27日(金)晴れ

5時20分に目が覚めた。外は晴れ。東の空は赤くなってきている。今日の日の出は5時56分。夫を起こして朝焼けウォッチング。彼は夜中に起きて、カメラを抱え、低いほうの展望台に昇ったが月が明るくて星景写真は撮れなかったよって。でもルツェルンの街がきれいだったそうです。

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東側をきれいに見るためには高いほうのもう一つの展望台に昇る。見上げると既に数名が上に居た。年配のご夫婦と励ましあって昇る。階段270段。寝起きにはちょっと厳しい。

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すぐ下には湖。遠くの山々の間から朝日が昇ってきた。アブがぶんぶんとうるさいけどきれい、と感動。なぜか最近亡くなった友人の顔を思い浮かべた。もう彼女と話せないんだな、と妙に実感。昨日はくっきりはみえなかったアイガー、メンヒ、ユングフラウも朝日を浴びて光っています。さすが4千メートル級の山は高い。その横にはラウターブルンネンのブライトホルン。行ったよね、今年。なんか、とってもなつかしい。

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しばし楽しんでから降り、部屋に入ってひと休み。夫はまたまた高いびき。朝食は8時から。窓の外で人の声がして起きると8時20分。一番電車で来た人たちかな。ロープウェイは9時から。今日も好天。1日中、にぎわうんでしょうね、きっと。

朝食は昨夜と同じきれいなレストランで。ゆったりしっかり食べた。食べ終わったら9時半。お腹が重いので10時半出発にしようね。

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ロープウェイの途中駅まで歩いて降りる1時間半のコース。かなり急な下りなのできっと2時間くらいかかるよ、と夫。洞窟を通ってハイキングコースの入り口に着いたのが11時。
天気はいいし、空気はきれい、風は日本にお持ち帰りしたいほどさわやかで涼しい。かわいいお花もいっぱい。でも歩き始めからガレガレの急斜面。がんばります、はい。

30分程降りてやっと少しフラットな中間地点。数名が休憩中。私たちも休憩後、すぐ前のクリムセンホルンに昇る。眺望良し。
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降りてきて標識を見る。目的地のロープウェイ駅までここから1時間15分のざらざら路を急斜面コースと、1時間半の大まわりコースがある。歩きやすそうな回り道コースに決定。多少緩やかか、と思ったが急なところもたくさん。鎖場になっていたりでストックと鎖に支えられて降りる。こんなに降りたらきっとまた上がるよね、と地形をみながら思う。
途中でランチ。こんなに良い景色、風の中で食べられるのも今日が最後。ゆったり味わう。すれ違う人も少なく静かなコースです。

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最後は予想通り昇って到着。寄り道も含めて3時間40分。頑張りました。ロープウェイは今までで一番きれいかも、という最新設備。苦労して降りたところをあっという間にあがり、ピラティス山頂駅着。人がいっぱいでした。売店で清涼飲料水とビールを買ってお部屋へ。シャワー後にぐびり。おいしい!

夕食までにひと休み。夫は寝たが、私は横になったものの足がつった。そういえば今日はストレッチをしなかったなぁ。骨盤体操でいつもやっている足の体操をやって収まった。長い間、よく頑張ってくれました。日本に帰るまであと少し。よろしくね、とふくらはぎえをなでておく。

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今日も18時半からワインorジュースとスナック、19時からディナー。昨日より客が多いが、スタッフも多くスムーズで20時半には食べ終わった。
外は風があるのでウィンドブレーカーを着て小さいほうの展望台へ。階段で175段。日が沈むあたりに雲が広がり、真っ赤なお日様が沈む、とはならなかったが、雲に赤が反射してきれいでした。

朝食;ハム、チーズ、サーモン、ベーコンなど、ジュースとコーヒー、果物とヨーグルト
昼食:サンドイッチ
夕食;ローストビーフとレタスのサラダ、野菜コンソメ、豚のヒレ肉と温野菜、ラズベリーシャーベットとフルーツサラダ

歩数;13,362歩
Pilatus(2037m) -> Esel(2118m) -> Klimsenhorn(1906m) -> OberLauelen(1330m) -> Frakmuntegg(1412m) -> Pilatus

今日のポケモン
ヨーギラス(Alpnach)
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2018スイス 気まま旅 ルツェルンとチューリッヒ

ルツェルンからチューリッヒへ移動日 いよいよ大団円へ

2018年7月28日(土)雨 のち ときどき 晴れ

5時20分に起きたら朝焼け。雲が広がっているがきれい。着替えて今日も270段の階段を昇る。土曜日のせいか若い人が多い。展望台に着いたら、コッフェルでコーヒーを沸かしている人、ワインの栓を抜いているGPなど、にぎやかです。昨日より湖が赤い。アイガーの方面は雲に覆われてはっきりはみえませんが朝焼けはそれなりにきれいでした。

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部屋に戻って帰る支度。朝食は8時からでゆっくりたっぷり食べてからチェックアウト。お世話になりました。山頂ホテルなので簡素ですが、使いやすかったです。まあるい建物でお部屋はピザのピース状。窓側が案外広かったです。

朝アチの9時のロープウェイで降りる。約30分。雨が降り始めていました。昨日乗った途中駅で乗り換えてゴンドラへ。一緒になったおじさまがいうのに、ここはおりるのは難しいが昇るのはそうでもない。自分は下から上まで3時間で行くよって。ええっ、ホントかな。

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クーリエンスで降りてバス停まで傘をさして8分程歩く。標識があるので迷いません。ちょうどバスが来てルツェルンまで15分程。ルツェルンに着くころには雨は上がり陽がさしてきました。

駅のコインロッカーに荷物をあずけ、ルツェルンを歩く。ルツェルンに来たのは2010年の初スイス以来。土曜日はカペル橋のそばに市場がたつ、と聞いていたので楽しみにしていました。青物や果物が多く、チーズ屋さんはどこも行列。きっとおいしいのね。お花屋さんも華やか。奥の方はアンティークというかボロ市かフリマ状態。人が多い。観光客に地元の人に。ルツェルンは観光都市。山から降りてきた私たちはちょっと人酔い。噴水のそばのベンチで休憩。

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ルツェルンからチューリッヒ中央駅までは電車で1時間弱。ゆっくり観光して、昼食を食べて行くつもり。ルツェルン泊であればまっすぐ空港に行って今日帰国できるのですが、山頂泊だと降りてきたら10時半過ぎ。ぎりぎり過ぎるので今夜はチューリッヒ泊です。現在日本に台風12号接近中で明日帰国にして結果オーライ。

ルツェルン駅構内のタイ料理店でランチ。ご飯がなんかとってもおいしい。ここ2日間は3食パンだったせいか、胃袋が急に『里心』。今夜はスイス料理店にいくつもりだったけど、中華もいいね。

チューリッヒ中央駅でツェルマットから送ったトランクを受け取りホテルへ。「ただいま」と入って行ったら「おかえり」と手続きもなく前回と同じ部屋のキーをくれた。
着替えてまずはお買いもの。お土産をここで買います。買いたいハーブティは今まであちこちで探したけれどどこにもなし。今日は妥協して購入。チョコレートは気温25度以上は保証しない、と言われているけどスイスのお土産はやっぱりチョコだよね。

部屋に戻ってシャワー。夫は先ほど買ってきたヴァイスビール『シュナイダーバイセ』。今回、これがどこにもなく、先ほど世界のお酒のお店で発見。明日帰るので今回は1本しか飲めませんでした。

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夕食は中華へ。ホテルのそばに寿司レストランが何軒かありますが、今までの経験で海外で日本食を食べておいしいことはほとんどなし。中華と韓国料理は大外れがありません。という経験則で中華に。おいしく食べました。

食後はまだ明るい市内をお散歩。日没は9時。オープンカフェやレストランで大勢が食事をし、流しがフォルクローレを歌っています。橋のたもとでバイオリンを弾いている人、広場のそばでアルプホルンを吹いている人。川沿いにはアカシアの花咲く美しい景色。教会の鐘が響き渡り、丘の上にはチューリッヒ大学。きれいな街です。

朝食;ハム、チーズ、サーモン、ベーコンなど、ジュースとコーヒー、果物とヨーグルト
昼食:タイ料理(ご飯にえびと野菜の煮込みをかけたもの)
夕食;春巻き、ワンタン、青菜の炒め物、マーボー豆腐

歩数;17,202歩
Pilatus(2035m) -> Luzern(435m) -> Zurich(408m)

2018 スイス 『誰でも写真家になれる国』から帰りました

チューリッヒ -> 成田へ移動

7月29日(日)-30日(月) 晴れ
昨年の反省で今年のチューリッヒのホテルはエアコンあり。それでも山から下りてきた身には遠くに聞こえる車や救急車のサイレンなど気になるものでした。今朝も晴天。スイス各地のライブカメラではきれいな山々を写しだしていました。

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朝食後、荷物を一気におかたずけ。三脚にストックに雨具にカメラ、レンズを預けるトランク入れるとリックは軽い。衣類は着ているものを含めて基本3枚づつ。1か月、これで過ごせるんだよね。オーロラ旅行に比べればトランクはまだゆとり。お米など食材もなくなったしね。

駅に向かいがてら国立博物館をパチリ。素敵な建物ですがまだ入ったことはありません。

チューリッヒ中央駅構内にはまだマザーツリーのイベント中。中に入って写真を撮ったりして日本人のご婦人と話しをした。スイス在住とのこと。あの。。。とおいしいお茶屋さんを聞いてみる。スイスはやっぱりハーブティ。専門店があるそうです。せめて昨日お会いしたかった。12月まではスイスにいるので、とメールの交換。後で情報をくれるとのこと。ありがとうございます。

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空港駅まで10分ほど。地下のホームからエスカレータであがったら、そこがスイスエアのチェックインカウンター。webチェックインは済んでいますが、プリンターはないので荷物のタグを出してもらいお預け。
最後のお土産を見たりしてから手荷物検査、出国検査へ。昨年までと少し場所や順番が変わっていたけど、時間はたっぷり。後は出国を待つばかり。

機内は相変わらずの食っちゃ寝で、飛行機は時間通りに離陸着陸。12時間と長いけれど快適でした。成田着7時50分。延々と歩いて健康チェックに入国審査。日本人は今回初めて顔認証システム。夫はすんなり通れたけれど、私はだめ。認識しない。3回目はスタッフと一緒にやったけれどダメ。9年前の写真だから?その先の窓口ですんなり出られた。最近は犯罪捜査もカメラが有力な証拠になっているけど、私の場合は認識がむずかしいかも、と変な認識。

トランクを受け取り、宅配依頼をして横浜まではリムジンバス。覚悟していたとはいえ暑い。台風を避けられただけでもオンの字なんですが、バスを待っている間に顔から汗が吹き出してくる。

スイスの政府観光局の7月のニューズレターに『誰でも写真家になれる国』とありました。青い空、氷河をいただいた山々、湖と誰が撮っても絵はがき状態。夫と二人でものすごい数の写真。私はスマホだけ。新しいスマホは機能がUPしていて古いコンデジよりよっぽどきれいなのです。動画もたっぷりあるしで、これから暑い日々、涼しい風を思い出しながら整理をしたいと思います。

朝食; コンチネンタル・ブレックファスト
昼食; サラダ、オムレツ、クスクスのカレー風味、スープ
機内食1;サーモンとメロン、ビーフステーキと温野菜、いちごのケーキ、チョコレート
機内食2;フルーツサラダ、ヨーグルト、えびのビーフン

Zurich HB --> Zurich airport --> Flight --> NRT(Tokyo)