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2018スイス 気まま旅 湖2つとゴルナーシュルフト

Episode 5 Zermatt-03

2018年7月22日(日)くもり のち 晴れ

今朝も雲いっぱい。TVでスイス各地のライブ映像も見る。ほとんど全部が曇り。スイスは九州より少し大きい程度。ディアボレッツァもエッギスホルンも雲の中。それでも午後からだんだん晴れてくるらしい。今日は足慣らし程度は歩きたいよぉ。

夫は天気予報とコースマップとにらめっこであれこれ検討。どこに行ってもマッターホルンが見えるのは夕方以降。高いところを歩くと真っ白い雲の中になってしまうので、標高が高くないところに行こう。出発はゆっくりめ。はぁい。それなら朝食後に夜のカレーを作っちゃお。

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ツェルマットの町中を走るバスは無料。鉄道駅、ゴンドラ駅などをつないでいて、それぞれの料金に含まれている、という。宿の下の橋のそばにバス停。ほぼ20分おき。町中は歩いてもたいしたことはないとはいえ、せっかくなので利用します。

ロートホルン鉄道の窓口でまずは火曜日のサンライズチケットを購入。ハーフパスを持っている人はネットではなく窓口で、ということでした。ほんの少し割引。ケーブルカーでスネガまであがる。ここからライゼー、モスジーゼーと湖を2つめぐり、フィンデルン村を通ってツェルマットまで歩いて戻る2時間ほどのコースです。

スネガから上の方は雲いっぱいですが、歩く路は薄日がさして暖かい。マッターホルンは雲の中ですが、その向かいから青空が少しづつ見えてきました。モスジーゼーは以前に来た時は誰とも会わない静かなところでしたが、そこそこ人とすれ違いました。水の色がエメラルドグリーン。お花は昨日の雨のせいか、生き生きしています。湖のほとりで生あんずで休憩。

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ここからフィンデルン村までの路にはマーモットがいるはず、と夫。早速1匹、2匹と発見。その先の農家の庭では子マーモットが4匹、じゃれていた。村の中は急坂。どんどん下る。ここから約1時間。途中から樹林帯になり下にツェルマットの町が見えてきた。人が次々と登ってくる。みんな出足が遅いのか、お天気が良くなってきたので、行こうというのか。でもかなりの登りだよね。

グレーシャーパラダイス行きのゴンドラ駅でトイレに寄り、その前から宿に戻るバスに乗ろうとしたら行ったばっかり。それならここの公園で、とランチ。おにぎりを出したらすぐに雀が寄ってきた。お弁当を食べるってわかるのね。ご飯粒をポンと投げたらあっという間に食べた。10羽くらい寄ってきて、投げたご飯粒をフライングキャッチ。すごい。でもあんまりはあげられないからねぇ。

ご飯も食べたし、このまま宿に戻るのでは早すぎるので、近くの渓谷、ゴルナーシュルフトに行くことにする。川沿いに少し昇る。この上のゴンドラから下の渓谷を見降ろし、かなり深いと思っていたが、遊歩道があり渓谷、滝が見られるようになっています。有料。階段をかなり昇るのでそれなりの高度に。ごうごう流れる滝と青空と白い雲が見られ、思った以上に楽しいハイキングになりました。

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バスに乗って宿まで戻る。お決まりの入浴、洗濯、夫はビール、私はアイスクリーム。その後はひと休み。18時に教会の鐘が鳴り響き、私は30分程の午睡でした。夫は横になったらすぐ高いびきでぐっすり。あれだけの鐘の音にもめげずに寝ていた。
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マッターホルンは18時には上半身はまだ雲の中。18時半にはくっきり姿を見せた。夫を起こし彼はカメラを抱えてでかけ、私は夕食の支度。ん、なかなか帰ってこない。私も外に。教会のそばの橋の上がビューポイント。すごい人だった。でも彼はいない。入れ違いかな、と戻るもまだ。橋の下に降り、うろうろしていて遅くなったそうです。

日の入りは21時6分。夕食後、三脚を担いで橋の上へ。まだすごい人だった。しばし夕焼けを待つ。まだ雲が多くて真っ赤な夕焼けは見られませんでしたが、気持ちの良いお散歩でした。写真は「自分とマッターホルンのツーショットシャッター押してくれますか?」と声かけしてきたドイツ人女性とパチリ!
明日は晴れるね。


朝食;野菜いため、漬け物、ご飯、お汁、ぶどうとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;グリーンサラダとソーセージ、スペアリブのカレー、ぶどう

歩数;16,439歩
Zermatt(1616m)  -> Sunnegga(2283m) -> Findeln(2100m)  -> Zermatt -> Gorner Gorge(1690m) -> Zermatt