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season-06

2017スイス・そろり旅

なにかと忙しい日常を離れ、風光明媚なスイスを散策する旅です。
歩き慣れた軽ハイキングコースと新しい場所も増やしてちょっぴり冒険もします。

さて、どうなりますか(^^)v 2017/07/06 (と)記

いまや生活習慣病の治療に等しいスイスでのハイキング、「ツーリスト・ファースト」という彼の地での応対で、今回も楽しいものになりました。 2017/08/05 (と)記

今回のスケジュール

日付日程観光/見学宿泊
 2017.07.11 成田 → チューリッヒ 移動 ホテル・リマートホフ
 2017.07.12-16 チューリッヒ → ポントレジーナ ハイキング  ホテル・ロザッチ
 2017.07.17-19 ポントレジーナ → リーダーアルプ ハイキング B&B・ ツァーシュミッテン
 2017.07.20-22 リーダーアルプ → サースフェー ハイキング ホテル・メトロポール
 2017.07.23 サースフェー → ゴルナーグラード  ハイキング クルムホテル・ゴルナーグラード 
 2017.07.24-26 ゴルナーグラード → ツェルマット ハイキング ハウス・ローザ
 2017.07.27-30 ツェルマット → グリンデルワルド ハイキング ダービー・ホテル
 2017.07.31-08.01  グリンデルワルド → メンリッヒェン ハイキング ベルグハウス・メンリッヒェン
 2017.08.02 メンリッヒェン → チューリッヒ 移動 ホテル・リマートホフ
 2017.08.03-04 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2017スイス・そろり旅 01 2年ぶりのスイス旅行スタート

7月11日(火)晴

5時起床、5時半出発の早起きで家を出る。昨日朝6時にタクシーを依頼しましたが、予約でいっぱい、と言われてしまいました。家を出て数メートルのところで夫が「腕時計を忘れた」。はいはい。
横浜駅まで出て、YCAT6時半、成田空港8時着。午前10時ごろは出発便が多く、人でいっぱい。外貨購入の窓口にも長い列。第一ターミナル南ウィングに3か所あるがどこも大行列。入管検査後の中にもあるし、と手荷物検査、税関通過後、化粧品やブランド店、お土産屋さんの先に外貨窓口。すいていました。ほっ。1か所、前回も泊ったアパートメントタイプのホテルでクレジットカードが使えなかったので、少し多めに交換。
出発まではのんびり。母に行ってきますコール。今朝、電気ポットが壊れたらしくへこんでいた。
飛行機は時間通り。座席もいつも同じところを予約しています。12時間のフライト。日本時間昼間なのでそんなに眠れるものではなく、食べて、映画を見て、少しとろとろして、また食べて、とブロイラーになった気分。もう何も食べたくない、と思った頃にやっと到着。6回目のスイス。いよいよスタートです。

通関後は鉄道チケットを購入。来るたびにルールが変わっていてちょっと面食らう。日本人の熟年ご夫婦の個人旅行多し。私たちも足腰元気だったらあと10年は大丈夫だね。
夜のお宿はチューリッヒ中央駅すぐそばのホテル。いつもはその日のうちにポントレジーナやグリンデルワルドまで行っていましたが、到着するのが日本時間の翌朝の4時頃。眠くて頭がぼぉとしている中、途中乗り換えを間違えないようにするのが大変なので、今回はちょっとゆとりをとりました。
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チューリッヒ中央駅の地下がリニューアルして、出たところが?何度も来ている駅ですがここはそのどこ?グーグルで位置を確認するもネットがつながらず?そばにいたおじさまがどこへ行くの?ホテル名を言ったら検索してくれ徒歩10分くらいだよ、って。駅のすぐそばのはずだけどなぁ、と荷物をゴロゴロひっぱりながら歩く。小雨が降っていたがじきにあがった。ほっ。それにしても初めてのホテルなのに場所を確認しておかなかったのは失敗。予約した時は場所を見て決めたのですが、半年前だし。近くのお店の人に聞いてもよくわからない。一歩裏通りに入ればホテルだらけだもんね。途中のホテルのフロントでグーグルで検索。もっと駅の方に戻ったところでした。駅前通りが工事中でわかりにくくなっていましたが、やっと発見。ほっ。

チェックイン後、COOPまでお買いものに行き、夫の寝酒と生あんずを購入。部屋に戻って入浴。日本時間は既に12時を回っている。おやすみなさい。

機内食1: サーモンの前菜、鯛のグリル、チーズ、ケーキ
機内食2: サラダ、ローストビーフと穀物、フルーツ

歩数:10,033歩
自宅・横浜(60m) -- ycat --> 成田  -- fright  --> Zurich(419m)

2017スイス・そろり旅 02 パルプオーニャ湖

移動日+α

7月12日(水) 雨 のち 晴れ

真夜中にすっきり目が覚めた。日本との時差7時間。昨夜は日本時間2時過ぎに寝たが、日本時間6時。習慣ってすごい。眠れないがベットの上でゴロゴロ。横になっているだけでも身体は休まるもんね。
4時過ぎに起き上がる。夫も起きてでかける準備。朝イチでポントレジーナまでいくのは6時37分発。5時半に部屋を出て3週間後にまたね、とチェックアウト。外に出たら大雨。ザーザー降り。工事中のため大まわりしてすぐ目の前の駅へ。駅に着くころには雨はほとんど上がった。
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さすがにこの時間はすいていて切符を買うのもスイスイ。地下のCOOPに行って焼き立てパンとハム、リベラ(清涼飲料水)などを買う。ホームに行き、ベンチで朝食を広げたらスズメが寄ってきた。じきに電車がきたので、朝食の続きは車内で。
クールで乗り換えプレダ駅で下車。この頃には空は真っ青。駅にトランクを預け、パルプオーニャ湖までハイキング。と思っていたら無人駅。駅前に店もない。トンネル工事の事務所の人に聞いたら、少し上がったところにホテルがあるからそこで聞いてみたら、って。トランクをガラガラ引いて行く。レストランが兼ホテルのフロント。昼食はここでたべるから、とお願いし、奥の倉庫にトランクを預ける。

パルプオーニャ湖はスイスで一番美しい景色コンテストで1位になったところ。駅から30分程のハイキングコース。少し登りですが、そんなにきつくはないです。いろいろな花が咲いていて楽しませてくれます。前後には小さい子連れのパパやママ。山道から平坦になったな、と思ったら湖到着。青空に水の色がきれいです。鏡のような湖面に景色が写りこんでいる。紅葉の時期が最高だそうですが、スイスで一番はちょっと?他にも良いところたくさんあるもの。

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湖をぐるっと一周し、往復約2時間。ホテルのレストランに戻ったら昼食の席が用意されていた。夫はビールで、私は水で乾杯。疲れたぁ、でも楽しかったぁ。食事の量は。。。これ一人分?と聞きたくなるほどの山盛り。半分でも良いくらいですが、頑張って食べても1/3は残した。食べきれないよぉ。
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ここの電車は1時間おき。午後1時半の電車でポントレジーナまで25分。ホテルに駅までお迎えに来て電話をするも、2年前に来た時とは携帯の機種を変えたので、ちょっと苦労。国番号から入力ですが、一度間違い電話後に何とかかかり、話しも通じてほっ。電車が少々遅れたが、乗り継ぎ電車が待っていてくれて無事到着。迎えに来てくれたドライバーさんにチップを渡したいが小銭なし。夫が500円玉を渡していた。

チェックインして部屋に入ると「Welcome Back」のレターとフルーツとミネラルウォーター。腰を下ろす前に、とCOOPまでお買いもの。ビール、果物などを買い、部屋に戻って荷物を使いやすいようにしまい、入浴と昨日、今日の洗濯。ネットワークの接続などをしてやっと横になれたのは5時近く。夕食は6時半から。6時に目覚ましをかけるも、とめて目が覚めたのは7時20分。あわてて着替えてレストランへ。

ここのホテルは4回目。スイス到着すぐの頃は時差ボケでホテルの夕食は時間がかかり眠くて仕方がないので、1回目は朝食のみで夕食は自炊にした。でも朝食があまりにおいしいので夕食も食べたいと2回目は2食付きに。確かにおいしかったので、今回も2食付きにしたが、ディナーが運ばれてくる間合いが長くて、寝起きでぼぉっとしている私たちには少々辛い。それに寝起きなんでそんなにお腹もすいていないし。何とか頑張って食べて9時前に部屋に戻る。外はまだ明るい。
眠い。急いで寝ようっと。

朝食: クロワッサンなと3種類を半分づつ、ハム、ヨーグルト
昼食: マカロニのベーコンとチーズ味、夫はソーセージとリシュティ
夕食: サラダ、白トマトのスープ、チーズの揚げ物にトマト(夫はバッファロー)、レモンタルトとシャーベット

今日のハイキングコースと歩数

プレダ駅からパルプオーニャ湖周遊ハイク(2hr)

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歩数:16,352
Zurich(419m) -- train  -->Preda --> Lai da Palpuegna(1918m) --> Preda -->  Pontresina(1774m) 

2017スイス・そろり旅 03 ディアボレッツァは奥が深かった。。。

Episode 1 Pontresina-01

7月13日(木)晴れ

相変わらず夜中と早朝に目が覚めるも朝まで横になっている。こちらの時間で生活すれば、時差ボケはじきに治るもの。
朝、部屋のベランダから見えるモルテラッチ氷河がきれい。今日はあまり歩きたくないのでピッツネイルに行くつもりでしたが、明日はお天気がくずれそう。朝日に輝くモルテラッチを見て予定変更。ディアボレッツァにしよう。その後にアルプグリュムまでハイキングするかどうかは、行ってから体調で決めることにする。ホテルのフロントでバスと電車の時刻表をもらう。ホテルに泊るとエンガディンパスをくれて乗り降り自由。今年はルームキー兼になっていて1枚なので便利です。使用エリアも広がっていました。ラッキー。

朝食後、時刻表を見ると9時9分にホテルのそばのバス停発がある。少し早めに着いたら、その後、どんどん人が増えた。ポストバスなので、もともとは郵便物を運ぶためのバスですが、乗り心地は快適。運良く座れた。満員のバスのほとんどがディアボレッツァかと思ったらそうでもありませんでした。アルプグリュムの方に行く人が多いようです。

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ロープウェイにもすぐに乗れました。着いたころには山々に雲がかかっているものの、青空も見えてきれい。一昨年に来た時はスイスは異常気象で高温が続き、氷河が少し赤かったけれど、今年は真っ白です。団体さんを避けて、右のハイキングコースへ。白赤白表示の中級コース。前回は足が痛くて少しだけ歩いたのですが、今年は頑張って行こう、と出発。夫は三脚を担いでフォトストップしながら。途中からガレ場が続き、けっこうきつい。どうする?ここまできたんだから行こうよ。景色はすばらしいし、天候はどんどんよくなり真っ青な空に4千メートル級の山々と氷河と。夫は三脚をリックに入れて本格歩行体制。最後のガレ場がきつくて。。。3千メートルを超えるところを登って行くのですからきついきつい。途中から心臓はバクバク、息苦しい。降りてくる人が後少しだ、頑張れ。この先の道はきつくないよ、と声をかけてくれる。私、よっぽど苦しそうだったんでしょうね。山頂に着いた瞬間「Congratulation!」と言ってくれた。ありがとうございます、偉かったね→私。ここまで来たのは初めて。時差ぼけと睡眠不足に3千メートルの登山はきつかったけれど、景色はすばらしかったです。
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持参のおにぎりとりんごを食べてひと休みしてからしばし写真タイム。モルテラッチ氷河、向こうにサメダンとポントレジーナの町、ディアボレッツァの後ろに白湖とハイキングコースが見渡せる。まさに360度です。降りるときは早い早い。2時間ちょっとかけてムントペリエ山頂まで登り、帰りは1時間。いやぁ疲れた。

展望台で休憩とトイレタイム。14時20分のロープウェイで降りる。時刻表を見るとポントレジーナに戻るバスは14:33、電車は14:31。次はどちらもほぼ1時間後。ロープウェイからバスが見えた。無理だよね。電車は。。。まだ来ていない。遅れている模様。到着後急いですぐ前の駅へ。37分ごろに電車がきた。ラッキー。
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ポントレジーナ駅からホテルまでは登り坂。くたくたの私たちにはちょっときつい。やっと部屋につき、入浴、洗濯、お片付け後、ベットに横になる。ビールを飲んだ夫はじきに寝たが私は眠れず。時差ボケ解消のためにも寝ない方がいい、という気持ちが勝っていたのか、この後ゆかたを着るのでねすごしてはいけない、と気が張っていたのか。
17時40分に起きてゆかたを着る。夫の帯は神田結び、私は文庫に。今日は17時から町中にテントがたくさん出てお祭り騒ぎ。ゆかたで歩きました。ホテルスタッフや知らない人が声をかけてくれた。子供がいっぱい。食べ物、飲み物屋さんが多かった。そのままホテルのレストランへ。ここに泊るたびにお会いしているニコラさんクローダーさんとパチリ。彼女たちは毎年ここで3週間過ごしています。すごい。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご、生あんず\\\
夕食: サラダ、サツマイモのアジアンスープ、豚肉のりんごソース、ベリーのティラミス


今日のハイキングコースと歩数

DiavolezaからMunt Pers 往復ハイク(3.5hr)

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歩数:10,837歩
Pontresina(1774m) --> Bernina Diavolezza(2093m) --> Diavolezza(2973m) --> Munt Pers(3207m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 04 シルバープラーナーからコルバッチ

Episode 1 Pontresina-02

7月14日(金)くもり ときどき 晴れ

まだまだ早起きです。4時半には二人とも起き上がり、写真やビデオデータの取り込みなどなど。私はご飯を炊く支度。ここポントレジーナは標高約1800メートル。お鍋を利用しての炊飯は芯があるのしか炊けず、今まで毎回苦労をしています。今回は小さい炊飯器と電圧変換器持参。昨日は少し硬めだったので今日は気持ちお水を増やして蒸らす時間も長めに。炊く時はふたの上にそこら辺にあるもので重石。違和感なく炊けました。

今日は朝からどんより。天気予報を見てもこの近くは雲が多そうです。昨日、ディアボレッツァに行っておいてよかった。雲が少なそうなシルバープラーナー方面に行くことに決定。朝食後、バス乗り場へ。話しかけてきた日本人のご夫婦はピッツネイルに行くそうです。サンモリッツのケーブルカーのそばのバス停で別れる。日本人の団体さんとおぼしき人がゾロゾロと向かっていた。

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シルバープラーナーは静かです。見上げると昨日行った方面もピッツネイル方面も山はみんな雲の中。空一面の雲。晴れているのはこのあたりだけ。スオト湖をぐるっと一周歩く。自転車やランニングの人が追い抜いていく。ランニングのGPはちょっとすごみがあったのでどこかのプロスポーツの合宿か何かかも。高地トレーニングかね、と言いながら、写真を撮りながら歩く。途中ぽつぽつと雨が降ってきたがじきにやんだ。
スルーレイ方面は雨が降っておらず明るかったのでバスでケーブルカー乗り場まで行く。乗り継いでコルバッチ、3,300メートルまであがる。さむぅ。展望台は強風。2年前に来た時には展望台も雪が
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いっぱいだったが、今年はありません。それにしても雪が深い。昨日登ったムントペルスとほとんど同じ高さなのに、向こうはガレ場で雪はなし。何が違うんだろう。やはり3千メートル超えは身体にきつく、階段を上り下りすると心臓がドクドク、身体は重い。

下に降りてバスを乗り継ぎホテルへ戻る。シルバープラーナーのバス停の場所は変わっていましたが、バスは非常に正確に運行されています。エンガディンパスを見せることなく、ほとんど乗り降り自由ですが、チェックされた時に有効なバスチケットを持っていないと高額の賠償金が必要です。スイスは電車も改札口がなく、検札に回ってきたら見せるだけ。まわってこない時もあり、性善説で成り立っているんだなぁ、と感心。

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ホテルに13時少し過ぎに着き、お湯を沸かして持参のインスタントみそ汁を作ってたべる。夫はビール。足も身体も疲れ気味だし、お天気もイマイチなので、午後はゆっくり休養。歩数は昨日と大して違いませんが、今日歩いたところの標高差はありませんので楽でした。ひと眠りしてからホテル内のジャグジーで身体をほぐす。
スイス時間に慣れてきたからか、今日は夕食がとてもおいしく、お残しなしで食べられました。メインディッシュは人生初ダック。夫から「北京ダックは食ったことあるだろ」と言われたけど、ローストされたダックはとてもおいしかったです。いくつになっても『人生初』があるのはいいですね。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、味噌汁、ハム、トマト、、りんご、生あんず\\\
夕食: サラダ、牛のエンガディンスープ、ダックのブラックベリーソース、パッションフルーツのムースとマンゴーシャーベット

今日のハイキングと歩数

シルバプラナ周遊(1.5hr)+コルバッチ

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歩数: 11,119歩
Pontresina(1805m) --> Silvaplana(1815m) --> Stn.Murtel(2699m) --> Stn.Corvatsch(3305m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 05 アルプ・グリュムへの路

Episode 1 Pontresina-03

7月15日(土)晴れ

今日も早起きでご飯を炊く。夫はすやすや。6時半過ぎには起こす。朝食は7時からだよー。
今日はオスピチオ・ベルニナからアルプ・グリュムまでハイキング。おいしい朝食をたっぷりたべてから出発。ディアボレッツアに行った日のバスが混んでいたので、鉄道駅まで歩いて降りる。このコースは今回で4回目。電車が9時4分発、バスは9時6分発。いつも電車で行っていたので、今日はバスで行くことにする。乗ってすぐに日本人の男性から声をかけられる。「このバスはどっちに行くんですか?」。えっ?!サンモリッツ行きの電車が出てしまったので、ちょうど来たこのバスに乗ったそうです。今日は予定がないので良いんですって。すごい。そこまで行き当たりばったりになれるなんて。で、初めてだと言うので、ディアボレッツァ展望台をお勧め。私たちの予定を聞かれたので話すと、じゃあ展望台の後に行ってみよう、ですって。お気をつけて。

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バスを降りるとものすごく強い風。風をよける建物も場所もないので、草むらにリックをおいて、風にあおられながら雨具の上下を着る。うー、暖かい。こんなに風が強いのは初めて。それが関係あるのかどうかわからないけど、今までで一番人が少ない。ま、いいか。空は青いし、湖の色もきれいだし。4回目にもなると慣れた道で次にどんな景色かもわかっているので楽です。釣り竿を担いだおじさん3人組とすれ違う。トラウト(マス系)が釣れるんですって。それにしても風が強い。体感温度は随分低いよね。
アルプ・グリュムが近づくと氷河の美しい景色。融けた水が大量に流れ落ちている。来るたびに氷河が後退しているように思うのは気のせいでしょうか。やっぱり後退しているよね。

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最後の急坂を降りきって駅到着。疲れたー。後ろから来た日本人にお願いして2ショットをパチリ。うーん、来年の年賀状に使えるかな。
12時12分到着予定の電車は大幅に遅れて到着。電車がくるからと夫はビールを我慢したのにねぇ。スイス山間部の電車は単線で、すれ違うために複線のところで待つために遅れることが多いです。ポントレジーナ駅15分遅れで到着。バスを待って坂の上まで上がったところで降りる。ホテルすぐ手前で昨日の朝お会いしたご夫婦と遭遇。
ホテルに荷物を降ろし、裏の坂の上にあるゴンドラでアルプランガードまであがる。この7月にオープンしたばかりの
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シュタインボック・パラダイスを見に行く。シュタインボックは夏はもっと高地へ行っていない、とは聞いていたが、ふぅん、ここなのね。向かいにモルテラッチ氷河が見える。朝は雲がかかっていたがこの時間はすっきりくっきり。ムオタスムライユやセガンテーニ・ヒュッテのコースから降りてきた人たちがひっきりなしに通る。みんなとってもお元気。私がムオタスムライユのコースを歩いてここに着いた時には、最後の登り坂がきつくてヘロヘロだったのに。

ホテルに戻って入浴。1日中風が強かったので、熱めのお湯にゆっくりつかる。お風呂はいいなぁ。洗濯終了後、夫はビール。私は横になる。4時半の教会の鐘が今日はやけにうるさい、と思ったら眠っていた。
18時半に目覚ましに起こされた。重い身体を起こし、着替える。食事前にすぐそばのスポーツショップのアウトレットを見に寄るが既にしまっていた。土曜日午後のオープン時間は16時から18時。みじか。
レストランで夕食。今日もミートをセレクト。でっかぁ。。。とても一人ではたべきれませんが、まわりのかなりご年配と思われるご夫婦はみんなぺろり。健啖です。クローダーさんとニコラさんとは片言英語で会話。むこうはフランス人、こちらは日本人。なんとか会話成立してほっ。いつも「おやすみなさい」と日本語で言ってくれるので今日はこちらもフランス語でごあいさつ。「ボンニュイ」おやすみなさい。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご、生あんず
夕食: サラダ、ガスパチョスープ、仔牛のショートリブ、いちごケーキ

今日のハイキングと歩数

オスピチオ ベルニナ --> アルプグリュム

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本日の歩数; 16,904歩
Pontresina(1804m) --> Ospizio Bernina(2328m) --> Alp Grum(2103m) --> Pontresina --> Alp Languard(2327m) --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 06 快晴のエンガディンの山と湖

Episode 1 Pontresina-04

7月16日(日)快晴

朝から真っ青な空。お部屋の窓から見えるモルテラッチ氷河が青空に映えてきれいです。今日はどこに行っても最高な景色が望めそうです。

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いつもの通りおにぎりを作り、レストランでおいしい朝食後出発。ポントレジーナ最後の今日はピッツネイルまでケーブルカーとゴンドラであがり、少しハイキングもします。毎晩筋肉痛対策のストレッチをしていますが、疲れもたまってきているので今日は無理はしないことにします。
昨日と違い風も弱く楽。ケーブルカーの中からマーモット発見。今回の初マーモット。珍しく私が夫より先に見つけました。その後、彼はあそこ、そっちとたくさん見つけていました。でも一番先は私だよ。
山頂はすばらしい眺め。展望台にある山の位置、名前、高さなどの説明通り全部くっきり見えるのはめずらしいこと。ここは3千メートルを超えているのでちょっときついが、風が強い中、頂上まで登る。すれ違った彼女、あれっ?!今朝、おとなりのテーブルで朝食を食べていた彼女でした。

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ゴンドラでひとつ下まで降りてハイキング。思ったより風が強い。昨日も強かったけれど、今日もすごい。マルガンスまでは約30分の下りコース。お花畑の中を歩いているみたいでした。すれ違うのはマウンテンバイクで登って行く人が多い。降りるのは楽だけど、登るのは大変だよねぇ。
マルガンスからロープウェイでセレリーナまで降りる。このコースは初めて。楽な割には景色はきれいで楽しめました。セレりーナはサメダンとサンモリッツの間の小さい町。バスでホテルまで戻る。

お湯を沸かしてインスタント味噌汁を作ってランチ。夫は買っておいた生ハムでビール。窓から見える景色は今なおきれい。このまま部屋にいるのはもったいない、とひと休みしてからムオタスムライユまでいくことにする。バスで5分の停留所で降り、ケーブルカーであがります。駅の上はホテル。レストランのテラス席は人でいっぱい。
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モルテラッチ氷河にロゼッグ氷河、遠く湖が見えるのはシルバープラナからマローヤ。エンガディンの山々と湖が一望できます。ここからのハイキングコース、パノラマウェグは過去二2回歩いていますが、きれいで楽しいんだよね。但し3時間かかるので今日はなし。強風に吹かれながら1時間近く写真を撮って降りてきました。帰りのケーブルカーでお隣に座ったアメリカファミリーとおしゃべり。ママは若いころ伊藤忠の現地法人で働いていたんだそうです。夫の新しいおもちゃ、帽子につけている小さいビデオカメラと腕のモニターを見て、WiFiで飛ばしているんだよ、と説明したらAmaizing!と感心された。

さっきベンチに座った時に手のひらにトゲ。抜いたが下の方が少しはいったまま。針先でつついて出そうとするもなかなかうまくいきません。ホテルのフロントにとげぬきがないか、聞きに行ったがなく、あれこれ探してくれた結果、マッサージルームのお姉さんがピンセットみたいなとげ抜きみたいなのを持ってきて悪戦苦闘の結果、抜いてくれました。ありがとうございました。

今夜は頑張って2度目のゆかたです。ホテルスタッフやお隣ご近所のテーブルの人がほめてくれました。ちょっと帯がきつかったけれど、今日のメインディッシュはお残しなし。夫はラムチップ。どちらもおいしくいただきました。みなさんがドレスアップしてくるようなディナーはたぶん今夜が最後。ここの夕食で日本人と会ったことはないのできっと少ないんだと思います。そういう意味でもゆかたを着てよかった。
クローダーさんとニコラさんは今日はお天気がすばらしかったので6時間歩いたそうです。すごい!毎日ではないけれど4時間、5時間歩くのが普通なんですって。毎年3週間滞在しているのですから、この辺りは知り尽くしているんでしょうね、きっと。また来年、お会いできるといいな。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、味噌汁、生ハム、洋梨、生あんず
夕食: サーモンの前菜、クリームスープ、イワナグリルのトマト等のソース(夫はラム肉)、デザートビュフェ

今日のハイキングと歩数

ピッツネール-->コルビリア-->マーガンズ;ムオタスムラーユ散策(地図をクリックすることで拡大)

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今日の歩数 11,869歩

Pontresina(1804m) --> St.Moritz SMBB(1850m) --> Piz Nair(3055m) --> Corviglia(2488m) --> Marguns(2276m) --> Celerina(1728m) -->Pontresina --> Punt Muragl(1738m) --> Muottas Muragl(2454m) --> Punt Muragl --> Pontresina

2017スイス・そろり旅 07 ただただ移動

移動日

7月17日(月)快晴

朝早くに目が覚める。昨日、お昼寝しなかったのになぁ。
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今日は移動日です。山岳ホテルに2泊なので、必要なものだけ持って行き、トランクひとつはその次の滞在先、サースフェーに送ります。今日からは夕食は自炊なので持って行く荷物もそれなりにあります。
ポントレジーナの5泊。快適でした。朝食時にニコラさんたちに折り紙で鶴を折って渡す。喜んでくれました。本を抱えて決まった席にすわるおばあちゃんも前回もその前もお見かけしました。彼女のために蛍光灯を用意してあります。ここは常連さんが多いんですね。
チェックアウトの時に「今回で3回目だけど楽しかった」と言ったら「4回目ですよ」と訂正された。向こうの方がしっかり知っている。リピーター割引を適用してくれています。2食付き、更にエンガディンパスで乗り物代金もすべて込みなのでそんなにお高く感じない料金です。「また来年」とお別れ。本当に来られるといいな。

駅まで車で送ってもらう。リーダーアルプまでのチケットを購入し、トランクの宅配を依頼。なんと乗り換え6回、6時間以上の移動です。ちょうど菱形の右下から左下に行くイメージですが、上の三辺をまわって行きます。まっすぐ行くルートは世界で一番遅い氷河特急ルートで、上からまわるより時間がかかるのです。
それにしても乗り換え6回、乗り換え時間がどこも10分以内で6分、7分。山間地の列車は単線ですれ違い電車を待つこともあり、どこも遅れめ。ほとんどが同じホームの反対側だったので、ことなきを得ました。
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最後のロープウェイに乗ってほっ。遠かったぁ、やっとここまで来た、と思わず笑いがこみ上げた。夫が「あっ」。リーダーアルプミッテに行くつもりがリーダーアルプベスト行きに乗ってしまったそうです。2013年に日帰りでここに来ましたが、上の道はフラットだったので、荷物があるけど歩こう。

山の上から見える景色は雄大。今日は1日好天だったので15時過ぎでも人が多い。今日のホテルは。。。あ、前回買ったパン屋さんだ。良く見るとB&Bの表示。朝食は正に焼き立てパンね。楽しみ。
案内のママが「こっちの方が広くてバルコニーもあるから」とお部屋をグレードアップしてくれていました。同じ金額で良いからねって。グリンデルワルドのお気に入りホテルのお部屋と同じ感じの作り。独立したフルキッチンにリビングがあり、窓からは向かいの山が一望できます。ありがとうございます。すっごく気に入りました。

すぐそばのCOOPにお買いもの。今日と明日の食材をGET。標高は1905メートルだけど、ご飯はまあまあおいしく炊けました。今日は移動だけだったのに、とっても疲れました。シャワーをあびて早めの夕食。早めに寝ちゃおうっと。今日の日の入りは21時過ぎ。起きていられるかな。明日の朝、きれいな日の出が見られると良いな。

朝食: ホテルのビュフェ(サラダ、卵とハムやチーズ、ヨーグルト、フルーツ)
昼食: おにぎり、りんご
夕食: ソーセージとレタスとトマト、カレーライス、生あんず

本日の歩数 7,185歩
Pontresina(1804m) --> Samedan --> Chur--> Zurich HB --> Bern --> Brig --> Morel --> Riederalp(1905m)

2017スイス・そろり旅 08 世界遺産アレッチ氷河

Episode 2 Riederalp-01

7月18日(火)晴れ

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日の出前におきるつもりだったが、ちょうどお日様が顔を出す前と後に起きた。それでも6時過ぎの景色は素敵。さすが山岳ホテル。夫はベランダに三脚にカメラをセットし、夜中にもシャッターを押したそうです。雲が多かったよ、って。

昨夜見た今日の天気予報は午前8時から11時が晴れ、その後は雷。今日は近くをうろうろしようか、と話していたが、今朝の予報では1日何とか持ちそう。それなら予定通り、おとなりの町のベッテマーアルプまで小1時間歩き、そこからゴンドラでベッテマーホルンまであがり、ムースフルーまで歩くことに決定。

ホテルの朝食後、8時半出発。快晴とはいかないものの良い天気です。舗装された道なので歩く苦労はないものの、ちょっと遠い。あ、小型のバスが通った。バスがあったんだぁ。先のバス停で確認すると、リーダーアルプからベッテマーアルプまでミニバスが走っていました。知らなかった。ちょっとがっかりするも、景色が良いので楽しむことにする。ベッテマーアルプは鉄道駅でひとつ先からあがったところ。ひと駅分歩くことになります。ケーブルの駅の周りはそこそこにぎやかでホテルも多い。ロープウェイは駅から少し離れているので頑張って歩く。やっと着いた、と切符を買おうとすると、お姉さん「これは山頂までいかないわよ。山頂までは5分歩いたところよ」って。ええっー、やっと着いたと思ったのに。でも教えてくれてありがとう。まわりを見回すもそれらしき気配はなく、とりあえず指された方角に歩く。分かれ道で通行人に聞き、坂の上を曲がったら見えた。傾斜地にホテルがいっぱいで見えませんでした。ゴンドラに乗り山頂へ。

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ここからエッギスホルンまでがユネスコの世界遺産ですが、そちらは青色の上級者コース。私たちは白赤白の中級者コース。展望台までは木道が敷いてありベビーカーでもOKです。展望台でしばしフォトタイム。夫は三脚を担いできています。4年前はここまでは来ていません。大きくカーブした氷河の眺めは雄大そのもの。お日様が出たり雲に隠れたりしていますが、やはり陽がさすときれいです。展望台に説明のパネルが数枚。過去20年間に200m氷河が下がっているんだそうです。温暖化、嘘じゃないよ、トランプさん。

ここからムースフルーまでハイキング。下りメインの私向きのコースです。子連れ、犬連れが多くにぎやか。表示では1時間15分とありましたが、写真撮り撮り、途中でランチもしてなので2時間以上かける。今夜もリーダーアルプ泊りなのでゆったりです。

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氷河景色を満喫してリーダーアルプに降り、coopでアイスクリームを買ってホテルに戻る。疲れた?。かかとが痛い。一番疲れたのは朝イチのバス路線を歩いたことかも。
シャワーを浴び、一服してから横になる。すぐに熟睡。ワンクール寝たところで起床。窓の下では牛さんたちが草をはみ、カウベルがカランカランと聞こえるのどかなところです。

夕食は昨日のカレーと酒のつまみ。食べだした頃にバラバラと大きな音。なにかな、と見たらヒョウ。窓から見える向こうの方は晴れているのに、ここの上には真っ黒な雲。歩いているときじゃなくてよかったね。その後雷。山での雷はちょっとすごいです。食後、TVで今年もユーロ・女子サッカー大会。今日はスイスとオーストリア戦。お世話になっているスイスを応援です。
雷の後、大きな虹が東北から南の峰にかけて出現。いろいろな景色を見せてくれます。

朝食: ホテルのビュフェ(ジュース、ハムとチーズ、焼き立てパン)
昼食: おにぎり、生あんず、味噌汁
夕食: ソーセージとレタスとトマト、マッシュルームのにんにくしょうゆ炒め、カレーライス、生あんず

今日のハイキングと歩数

ベッテマーアルプからムースフルーハイク

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本日の歩数 16,966歩
Riederalp(1905m) --> Bettmeralp(1948m) --> Bettmergrat(2647m) --> Moosfluh(2334m) --> Riederalp 

2017スイス・そろり旅 09 エッギスホルンからアレッチ氷河

Episode 2 Riederalp-02

7月19日(水)快晴 のち 雨 のち くもり

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今日も日の出前に起きて外を見る。朝焼けし初めてからじっと待つも、昨日とおなじくらいにしか赤くなりません。それでも遠くマッターホルンまで望める好天気。今日も楽しめそうです。

朝食後、荷物をかたずけチェックアウト。お世話になりました。快適でした。リック以外はB&B兼パン屋さんのお店に預けてハイキングスタート。ゴンドラでムースフルーまであがる。昨日は山の上の方には雲がかかっていましたが、今日はくっきり青空。しばしフォトタイム。ハイキングコースを歩く。途中まで4年前にきたときと違う路。、氷河側は通れなくなっていました。誰か滑落したのかな。それでも氷河沿いになると次々と移り変わる景色を見せてくれます。随分下までとけて、前はあそこまで氷河があったんだね、とくっきりわかるライン。
こんなに景色がいいんだからエッギスホルンに行こう、と急きょ決定。予定より手前のゴンドラでリーダーアルプに降り、B&Bでトランクを受け取り、10時39分のケーブルカーでメーレルまで降りる。

鉄道でフィーシュまで20分程。有人駅なのでトランクを預けられる、と行くとドアに貼り紙。11時10分から13時40分までは不在なんですって。現在11時25分。ええっ?。すぐそばのレストランに預かってもらえるか聞くもNG。仕方なく少し離れたロープウェイまでゴロゴロ。あ、インフォメーションセンターがある。試しに聞くと「5時まで取りに来てくれるなら預かるよ」って。もちろんその前にきます。ほっ。すぐそばのロープウェイ乗り場へ行きチケット購入。途中で乗り換えて上まで行くが、30分に1本で高さもあるので時間が想像以上にかかりました。やっと上に着いたのが12時半近く。思ったより時間がかかったぁ。

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景色は最高。真っ青な空に大きくカーブを描く氷河とユングフラウ三山。グリンデルワルド側とは違う顔を見せています。格好良い!お腹もすいたけど、まずはしばしフォトタイム。パンと果物を食べ、山頂を少々歩く。エッギスホルンの山頂までは15分の表示があるも、かなりきついガレ場なのであきらめ、周辺をうろうろ。楽しい1時間半でした。
下まで降りて電車に乗り、ブリークでバスに乗り換え今夜のお宿、サースフェーへ。途中雨風が強く、少々心配したが上に上がるにつれて雨はあがった。
ポントレジーナから直接送っておいたトランクを受け取ろうと窓口へ。ない。みんなで探すもない。職員さん、ごめんなさい、と名前、泊るホテルなどを聞かれる。3泊と言ったら短いという反応。3日じゃ見つからないのかしら。

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ホテルまで歩きチェックイン。ロストバゲージの話をすると冷静な対応。よくあることなのか。私はぐったり。部屋に入ってまずはお隣のCOOPで夫はビールを、下着はおいてなかったのでその先のミグロで購入。リーダーアルプには必要最低限しか持って行っていません。ホテルに戻るとエレベーター前でホテルスタッフにトランクがあったという電話があったので、お部屋に届けるとのこと。ええっ、下着を買う前に見つけてほしかったなぁ。あってよかったけど。。。

ホテルのお部屋からフェー氷河が一望できます。そう、これがサースフェーだよね。ホテルのすぐ下でアルプホルンの演奏。私は入浴直前だったので部屋で聞きましたが、夫はカメラを抱えて降りて行った。6人の演奏者の中に、過去2回泊り、今回予約が取れなかったホテル、アルプフーベルのお兄さんがいて、おもわず会話が弾んだよ、と楽しそうに帰ってきた。
今日からまた2食付き。ディナーはフルコースでかなりおいしかった。太っちゃうかな。

朝食: ホテルのビュフェ(ジュース、ハムとチーズ、焼き立てパン)
昼食: パン、生あんず、桃
夕食: たっぷり野菜サラダ(夫はローストビーフ)、人参のクリームスープ、ラムチョップのグリルとマッシュポテトトマトソース、チーズケーキ森のベリーソース

今日のハイキングと歩数

ハイキング ムースフル・エッギスホルン周遊(帰路のMapトレースは一部誤作動)

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本日の歩数 12,511歩
Riederalp(1905m) --> Moosfluh(2334m) --> Hohfluh(2227m) --> Riederalp --> Morel --> Fiesch(1173m) --> Fiescheralp(2212m) --> Stn.Eggishorn(2893m) --> Fiesch --> Brig --> Saas-Fee(1803m)

2017スイス・そろり旅 10 シュピルボーデンのマーモット

Episode 3 Saas-Fee-01

7月20日(水)くもり ときどき 晴れ ときどき雨

ぐっすり良く寝ました。サースフェー滞在時のお天気は雨模様の予報。ここまで雨でハイキングができない日はなかったので、今日は1日のんびりしよう、と話していました。が女心と山の天気。午前中は何とか持ちそうなので、せっかくなのででかけよう。山は朝が勝負。さっさと行こうと支度。

ホテルのフロントでシティズン・パスをもらい出発。バス、ゴンドラ乗り放題カードです。今回泊っているのは町の中心部。ゴンドラ乗り場は町はずれ。サースフェーは3回目。ちょっぴり慣れています。あ、でもここで乗り換えができるようになっている、など思い込みは注意です。

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シュピルボーデンまでゴンドラで上がる。降りたら雲の中。ゴアテックスの上下を着る。霧の中、ゴンドラステーションのすぐ前で数人がカメラをかまえている。マーモットが寄ってきていました。
私たちも少し下に降りて行くといました、いました。昨日の昼のパンの残りをあげると寄ってくる。でっかいのはすりすりしてくる感じ。ちょっと人に慣れ過ぎだよねぇ。中には顔を出すものの、すぐに隠れてしまうのやら、パンを投げると取って、すぐ穴にもぐってしまうのやら。小さいマーモットはパンに興味を示さず。まだおっぱい飲んでいるのかな。そのうち夫のそばに3匹も。霧で景色はまったく見えず、マーモットだけ。
霧の中、ところどころで人の声がしている。マーモットが出没している模様。しばし遊んだので戻ろうと歩く。昇りはすぐに汗をかきます。あと少しでゴンドラステーション、というころに霧が晴れた。景色と一緒に撮りたい、ともう一度岩場に降りる。マーモットが出てきた頃にまた霧で視界が悪くなった。今日はこの繰り返しかな。

ゴンドラで下まで降りてホテルに戻る。汗をかいたのを着替え、バルコニーでランチ。夫は昨日買ったハムとお気に入りのドイツビール。私はご飯を炊いて、海苔とハム、味噌汁。食後は休憩。おやすみなさい。ワンクール1時間半、しっかり寝ました。

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スイスに来て10日。毎日ハイキングをしています。雨の日にはゆっくりやすもう、と思っていますが。うれしいことなのですが、疲れもたまってきているので、午後からは日差しも出てきて、ちょっともったいなかったけれど、ゆっくり休みました。
目が覚めてからは町中をお散歩。スポーツ用品店でマムートのシャツを1枚づつ購入。前に日本で買おうとしたけど、こちらと同じデザインがなかったのです。ちょっとお高いけれど奮発。
通りはイベントの出店が並びにぎやか。小雨がパラパラ降っているのに、傘をさしている人はほとんどいず。

ホテルに戻ってから庭の卓球台で夫に少々お付き合いをしてから、ジャグジーで身体をほぐす。ディナーはゆかたで。この後、ゆかたを着るチャンスはもうありません。神戸で3年間働いていた、という人から「着物、良いですね」と日本語で話しかけられた。今夜のディナーはスイス名物シュノワーゼ。スイス風しゃぶしゃぶ。これ大好き。おいしかった。


朝食: ホテルのビュフェ(ジュースに牛乳、ベーコン、生野菜、フルーツとヨーグルトなど)
昼食: ハム、焼海苔、梅干し、ご飯と味噌汁、生あんず
夕食: 鶏肉と生ハムのサラダ仕立て、ハンガリースープ、シュノワーゼとライスやフルーツなど、バニラアイスクリームとあんず

今日のハイキングと歩数

シュピルボーデン散策

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本日の歩数 10,713歩
Saas-Fee(1792m) --> Spielboden(2448m) --> Saas-Fee

2017スイス・そろり旅 11 ホーサースとクロイツボーデンからトリフト

Episode 3 Saas-Fee-02

7月21日(木)晴れ のち 雨 のち くもり

6時半に目が覚めて窓を開けると真正面のフェー氷河に朝日があたり輝いている。「うわぁ!」と思わず声をあげ、夫を起こした。きれい。氷河がとけて流れる音が遠くごぉーっと響いています。

サースフェーで1日たっぷり遊べるのは今日まで。7時半に朝食へ。一番。食べ終わっても誰も来なかった。昨日もそうですが、みんさん、ゆっくりなのね。

201707210001.JPG今日はホーサースへ。バスでグルントまで行き、そこからゴンドラで上がります。お天気も良く人も大勢。ゴンドラ乗り換え駅のクロイツボーデンが標高2400ほど。ホーサースは3100。目の前に巨大な氷河。ガレ場を頂上まで登る。ここから見える4千メートル級の山々のモニュメント。マッターホルンの手前の山々がお日様にキラキラ輝いています。

ゼーゼー言いながら山頂着。息が整った頃に夫がすぐ下の湖まで降りようって。ええっ、また登らなくちゃいけないのに。といいながら途中のベンチまでお付き合い。前回来た時は雪で降りられませんでした。しばしフォトタイム後、またガレ場をそろりそろりと降りる。

一つ下のクロイツボーデンまでゴンドラで降りる。すぐ前の湖、ツムゼーでひと休みしてから、ハイキングスタート。歩き始めのトレイルのそばに黒毛スイス牛の群れ。ちょっとこわい。目を合わさないようにそそくさと歩くも、路をふさいでいるヤツもいる。人間が回り道。
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フェー氷河とサースフェーの町が一望できる路をゆったり歩く。途中のハンニックからは下り。リーダーアルプでちょっと痛めた左の股関節はすっかりよくなりました。ほっ。
ゴンドラのトリフト駅までひたすら降りて、もう一度上へ。ここは昇りのみ。下に降りるためには一度クロイツボーデンまであがらなくてはいけません。
もう一度ツムゼーへ行きランチ。を広げた頃からポツポツ雨。あわてて食べる。いやぁ、歩いているときじゃなくてよかった。ホーサースは真っ黒い雲の中。朝イチで行ってハッピィーでした。

下まで降りて、バスでサースフェーに戻る。14時少し前。雨は一時的に上がったが、山の上はどこも雲の中。この後もしとしとと降り、夜には風もでてきました。
部屋に戻って、水着に着替えてジャグジーに。こんなお天気のせいか、今日は子連れファミリーがプールで大騒ぎ。私たちはジャグジーだけです。二人ともすっかり日焼け。私は日焼け止めをこまめに塗っているんですが。

ひと休みしてから夕食。週末のせいか、レストランスタッフの顔ぶれがかわっていました。今夜もおいしいフルコースでした。
明日の午後には移動。持って行く荷物を整理してから休みます。日本の友人たちから「暑い」「とけそう」とのメールやLINE。ここサースフェーは涼しいくらいで良く眠れます。


朝食: ホテルのビュフェ(ジュースに牛乳、ベーコンとチーズ、生野菜、フルーツとヨーグルトなど)
昼食: おにぎり、味噌汁、ネクタリン
夕食: たっぷりサラダ(夫は干し肉のカルパッチョ)、カリフラワーのクリームスープ、子牛肉の煮込みとリシュティとズッキーニ、チョコレートムース

今日のハイキングと歩数

ホーサースとトリフト村周遊

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本日の歩数 14,896歩
Saas-Fee(m) --> Saas Grund(m) --> Kreuzboden(2397m) --> Hohsaas(3101m) --> Kreuzboden --> Hannig(2446m) --> Trift(2009m) --> Kreuzboden --> Saas Grund --> Saas-Fee

2017スイス・そろり旅 12 フリスキン散策からゴルナーグラートへ

Episode 3 Saas-Fee-03

7月22日(土)晴れ

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朝焼けの写真を撮ろう、と早起き。サースフェーは谷あいなので、朝日が山々にあたりはじめても、焼けるように真っ赤にはなりませんでした。前もそうだったのかな。すっかり忘れている。

今日はツェルマットに移動。2時間ほどで着くので、お昼にチェックアウト。午前中に最後のフォトチャンスにフレスキンまであがる。標高3千メートル、気温マイナス一度。真っ青な空に氷河が輝いています。途中まで歩いたが、雪でたぁいへん。氷河の末端が溶けているのがわかる。
一緒のケーブルカーで来た人達のほとんどはここから地下鉄(!)で3500メートルのミッテルアラリンまで上がります。
私達は1時間ちょっとふらふらしてから降りる。下りは上でスキーの訓練の選手たちと一緒。韓国、ロシア、スウェーデンなど。自分の国でもできそうな国もあるけど。

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ホテルに戻りチェックアウト。お世話になりました。バスターミナルまで送ってもらう。
山あいの細い道を大型バスがぐんぐん走る。ポストバスで、もともと郵便物を運ぶバス。クラクションはラッパの音です。
シュタルデン駅で降りる。あ、バス停の場所が変わっている。前は駅のすぐ横に停まったけれど、かなり上のメイン道路沿い。トランクをひいては下りはいいけど上りはかなり苦しい。サースフェーに行くには鉄道駅ブリークかフィスプがおすすめです。

ツェルマット行き列車で夫は日本人の女性と同席。話しが盛り上がった頃に通路に置いたトランクがうごくので席を変わった。残念そう。

ツェルマット駅のコインロッカーにトランクを入れ、4日間のフリーチケットを購入。一人約2万円(!)。このあとのお天気と行動を考えると便利だしペイすると判断。
電車でゴルナーグラートまで上がる。今夜のお宿は標高3100メートル。このホテルの予約は至難の技で、今回今日1日だけとれました。全体のスケジュールはそれにあわせて決めました。チェックインしたら部屋の名前が『マッターホルン』。ジュニアスイート。わーい。ちょっとお高いとは思ったんだ。けれどこれしかなくて選択の余地はなかったのです。
まだ時間が早いので、荷物をおろしたら電車で少し降りようか、と話していたのに素敵なお部屋なのでホテルでのんびりです。

すぐ上の展望台でしばし写真を撮る。2010年のここに泊まった時は駅からホテルまで苦しかったなぁ。今日は大丈夫です。

シャワー、入浴後夕食に。お食事もおいしかったです。この時間、外はひょうが降っていました。予報ではこれから雨と雷。2時過ぎから晴れ。「天の川とマッターホルンが撮れるかもしれない」と夫。今夜は早寝です。

朝食; ホテルのビュフェ
昼食; おにぎり、味噌汁、ネクタリン、生あんず
夕食; サラダバー、ワイルドオニオン(行者ニンニク?)のクリー-ムスープ、ラム肉のグリルと豆と揚げポテト、ティラミスとメロン

今日のハイキングと歩数

フレスキン散策

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本日の歩数; 8,914歩

Saas-Fee(1792m) --> Fleskin(2989m) --> Saas-Fee --> Gornergrat(3100m)

2017スイス・そろり旅 13 マッターホルンとエーデルワイス

Episode 3 Zurmatt-01

7月23日(日)晴れ

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夫は2時半に起きて支度をしてマッターホルンと天の川の写真撮影。3時半に戻り「マッターホルンの雲が切れない。ブライトホルンのほうが切れていた」。寒いって。そりゃあそうだよね、ここは標高3100メートル。ひと休みして4時半に再度出発。1時間かけてリッフェルゼーまで降り朝焼けの逆さマッターホルンを撮影に。雲が切れるといいね、と私はベットの中。

5時半に起きて部屋の窓からマッターホルンをチェック。雲がしっかりまとわりついている。夫、苦戦中だな。身支度をしてホテルの上の展望台まであがる。ブライトホルンが朝焼け。コンデジとスマホでパチリ。しばらくしたら日本の団体さんが上がってきた。日本の旅行社がここをおさえるので個人客はなかなかとれないのです。

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7時33分到着の一番電車で夫は戻って来た。「雲が切れそうな時もあったんだけどねぇ」と残念そう。ここは1泊だけ。この一番電車で団体さんはおりていき、氷河特急でサンモリッツまで行くそうです。タフでなければ団体旅行はできない。

ゆっくり朝食。ハムやチーズの他、卵やベーコンを各自の好みに焼いてくれます。冷えきった夫は「暖まった、眠い」。部屋に戻って横になる。私はおかたずけ。前回5つ星のリッフェルアルプリゾートに泊まったが、ここゴルナーグラートクルムホテルの方が格段に好印象。お値段はほぼ同じ。ただしとれれば、ね。

11時少し前にチェックアウト。お世話になりました。この時間天気は晴れ。でもマッターホルンには雲がしっかりかかっています。リッフェルベルグで降りて前回見た駅のそばの自生のエーデルワイスを探す。見つけられない。駅のすぐ前に野外劇場ができ、ロミオとジュリエットのアルプスバージョンがかかっていました。
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ここから今年から夏も運転しているゴンドラでフーリー経由ツェルマットへ。ゴンドラ駅は町はずれ。今夜のお宿は一昨年も泊ったアパートメントタイプ。なのでフロントがあるわけではありません。チェックイン時間より少し早いけど、と行ってみると入れました。荷物を置いて駅に行き、コインロッカーからトランクを取り出す。このお宿、前回は2ベットルームのひろーいお部屋でしたが今回は1ベットルームがとれました。でも階段で4階。1階はゼロ階なので日本で言うと5階です。ふぅ。

買ってきたパンとハム、野菜でランチをしてハイキングにお出かけ。ブラウヘルドまであがりエーデルワイス探しです。シュテリーゼーまでのコースにたくさんあったはず。なかなかない。今年は遅いのかな、などと言いながら歩く。発見!今年は私が先に見つけました。すぐそばの岩陰にもたくさん。よかったぁ、今年も出会うことができました。

シュテリーゼーを一周し、さっきより下の道でブラウヘルドに戻る。以前、ここでもみたことあるんだけどなぁ。夫が一輪みっけ。
駅前のCOOPで今日から4日間の食材の買い出し。なんかめちゃめちゃ混んでいた。夫はビールにワインを抱えてにこにこ。4泊でそんなに飲めるのかなぁ。

今夜はエビチリ。久しぶりのご飯の夕食です。それにしても長い1日だった。疲れた。

朝食; ホテルのビュフェ、目玉焼きとベーコン、フルーツとヨーグルト
昼食; ハムサンド、桃
夕食; サラダとソーセージ、エビチリ、汁物、生あんず

今日のハイキング

リッフェルベルグ散策,ブラウヘルド->ステリーゼ周遊(クリックで地図が拡大)

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本日の歩数; 18,229歩(夫は 20,440歩)
Gornergrat(3100m) --> Riffelsee(m) --> Gornergrat --> Zurmatt(1605m) --> Blauherd(2571m) --> Stellisee(2537m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 14 雨のツェルマット

Episode 3 Zurmatt-02

7月24日(月)雨 ときどき くもり

朝、6時過ぎに目が覚めた。昨夜、夫は早々にダウン。まあ、当然ですが。この時期、女子サッカーのヨーロッパ選手権をやっているので毎晩楽しんでいます。音が大きいので私も早めに休みました。
目が覚めたらポツポツと音。雨です。予報通り。今日明日はしっかり降る見込み。まあ、ここまで休みなしで歩いているので、のんびりしましょう。

朝食もご飯なのは今回初めて。味噌汁がおいしいけど残りが少なくなった。無洗米を3キロ持参。持って帰りたくないので、なくなるまでは炊きます。どこも高地ですが今回は芯もなくおいしく炊けています。電気釜、頑張っています。

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9時過ぎに出発。クラインマッターホルンのグレーシャーパラダイスに行きます。今回が3回目。交通費が一番高いところなので、ピークパスを使わなくっちゃ、で行きます。

ツェルマットの町はずれから30分近くゴンドラであがり、更にロープウェイで着いたところは標高3,883メートル。富士山より高い。更に展望台まであがる。雪というかあられが降っていました。それでも雲の切れ間のお日様が顔を出すと暖かいです。マッターホルンはどっぷり雲の中ですが、ブライトホルンの雲が少し切れて頂上が顔を見せてくれました。
グレーシャー・パレスも見て、下に降りる。ロープウェイから下を見ると見事な氷河。ここに落ちたら75年後にミイラになって出てこようね、などとおしゃべり。
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ゴンドラの途中駅、シュテリーゼーで降り、湖のフォトタイム。この時は小雨。人は少なかったです。

ホテル、というかアパートに戻り昼食。ここは最上階で傾斜屋根の部屋。天窓が3つあり、日差しがあると暑いくらいです。おにぎりの他に夫がワインを飲むのでおかずを少々作る。彼は食後ひと休み。私は夕食の準備。今日はスペアリブの煮込みなので早めにやっておいた方がおいしいもんね。それにしてもでっかいお肉。一番小さいパックを買ってきたけど、とても1日で食べきれる量ではありません。

14時半過ぎに夫が起きたのでお散歩。駅前通りに行くと教会前ではアルプホルンとサンポーニャみたいな楽器の生演奏。すぐそばのマッターホルン博物館に入る。ツェルマットには何度も来ていますがここに入るのは初めて。シニアは一人8スイスフラン。
マッターホルン初登頂7人のうち4人が下山時に滑落死しているのでその資料や映像、ツェルマットの歴史など、なかなかよくて、しっかり楽しめました。
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ツェルマットの『銀座通り』を歩く。ときどき雨がポツポツ。それにしてもすごい人。日本人も中国人も欧米人も、とにかくインターナショナル。専門店やお土産屋さんも人でいっぱい。人酔いしてきたのでアパートに戻る。ここは町の真ん中から一歩入ったところですが、古い町並みの観光地で一歩外に出ると建物にカメラを向けている人がいたりします。でもとっても静かで、朝晩教会の鐘が響き渡るのんびりした雰囲気。お茶を入れてほっ。

夕食は煮込んでおいたスペアリブが良い味になっていました。食後は今夜もユーロ女子サッカーを見ながら早寝。明日はもう少し晴れてくれるといいなぁ。

朝食; マッシュルームとグリーンオニオンのオムレツ、ハム、レタス、トマト、ご飯と味噌汁、、クランベリーとヨーグルト
昼食; ソーセージとレタスとパプリカ、おにぎり、生あんず
夕食; やりいかとパプリカのにんにくしょうゆ味、豚のスペアリブのデミグラソース煮込み、ご飯、桃

今日のハイキングと歩数

ハイキング グレーシャーパラダイス

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本日の歩数; 11,894歩
Zurmatt(m) --> Klein Matterhorn(3883m) --> Schwarzsee(2583m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 15 雪でもハイキング

Episode 3 Zurmatt-03

7月25日(火)雨(雪、あられ)ときどき くもり

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日の出の時間の少し前に窓からマッターホルンを見る。雲の中。うーん、今日も朝焼けなしかぁ。がっかり。ツェルマットの天気予報は見るたびに悪い方になっていて、しかもそれが当たるのです。2日前、3日前は晴れだって言ってたじゃない。
雨でもしっかりおでかけ準備。ピークパスを買うとケチな私は「元を取らなくちゃ」意識が働き、結果、アクティブになれます。3大ピークのロートホルンに出発。先に降りて行った夫が誰かとしゃべっている。ここのオーナーさんでした。2年前にもお世話になりました、ってここまでお会いしていないのです。

ケーブルカー、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで着いたところは3108メートル。雪が降っていました。風もあってかなり寒い。駅隣のレストランに入ってコーヒーと紅茶を注文。建物の中は暖房が効いていてあたたかい。ほっ。しばし休憩してから出発。ブラウヘルドまで小一時間のコース。前にも来ているので道も、エーデルワイスの場所もしっかりインプットされています。雪というよりあられがパラパラ音を立てて降っています。先に降りて行ったファミリーが石でハートを書いていた。
前回は前方にマッタホルンを眺めながらの下り道でしたが、今日は雲の中。それでも山々が雪に覆われきれいです。

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顔の色が黒くて目がよくわからない羊の群れの中を通り、広い下り坂。前回あったの、ここだよ、としっかり見て行くと。。。ありました。それも群生。一か所に5,6輪咲いているのがほとんど。岩陰に1輪だけでも可憐だし、としばしフォト・タイム。でもこんなにあったけ?前回よりはるかに多い。相当数見てかなり満足。ブラウヘルドからスネガまで降りて、ライゼーのほとりでランチ。雨は上がっていました。

ツェルマットまでおりて、電車でゴルナーグラードまであがる。ブラウヘルドから見るゴルナーグラードは雲が切れていた。電車で33分。風が強くて冷たい。休憩してからローテンボーデンまでひと駅電車に乗り、リッフェルゼー経由リッフェルベルグ駅までハイキング。風が強く寒かったけど、楽しく歩けました。ここは私でも楽と感じるコースで、あと10年は歩けるよね、とおしゃべり。夏のマッターホルンは雪がなく真っ黒な時もあったけど、今年はかなり白い。雪がある方が格好いい。
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リッフェルベルグで電車の待ち時間は20分。ゴンドラにはすぐ乗れるのでフーリー経由でツェルマットへ。町はずれなのでバスに乗ってアパートに戻る。疲れたぁ。

夕食は昨日の残りがあるので私は楽でした。味がしみておいしい。夜になってまた雨。今日はよく歩いた。楽しかったけど、やっぱりくっきりマッターホルンとエーデルワイスの写真を撮りたなぁ。


朝食; ハムエッグ、レタスとトマト、ご飯と味噌汁と漬け物、クランベリーとヨーグルト
昼食; おにぎり、生あんず
夕食; ソーセージ、マッシュルームとブロッコリとパプリカ炒め、リシュティ、豚のスペアリブのデミグラソース煮込み、ご飯、桃

今日のハイキングと歩数

ロートホルンからブラウヘルド、エーデルワイスコース散策

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本日の歩数; 18,889歩
Zurmatt(1605m) --> Rothorn(3104m) --> Blauheld(2571m) --> Zurmatt --> Gornergrat(3090m) --> Rotenboden(2815m) --> Riffelberg(2582m) --> Furi(1833m) --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 16 今年もエーデルワイスたっぷり

Episode 3 Zurmatt-04

7月26日(水)雨 のち 晴れ
今朝も雨。マッターホルンは雲の中。窓の下を通る人が傘をさしています。ツェルマット最終日なのに、ぐすん。

天気予報では11時から14時が晴れ。なので今日のおでかけはゆっくり。10時に部屋を出る。雨は上がっていた。スネガまでケーブルカーであがり、私たちにとってはツェルマットで行きたいところナンバー1のエーデルワイス群生地を目指す。今年も咲いているかな。前回花の数を161まで数えてあきらめたところ。それくらいたくさん咲いていました。

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スネガで降りて30分程歩いてトフテルン村へ。ここから登り路。途中からは私にとってはかなりきつい心臓破りの登りを1時間ほど。天気予報通り晴れて汗びっしょり。マッターホルンは相変わらずの雲をたっぷりまとっていますが、周りの山々は晴れた空にくっきり。雲はあるものの、晴れて青空。お花真っ盛り。白に黄色にピンクに。でエーデルワイスは。。。前回は登り切る前にも数輪見つけたんだけどなぁ。

夫が一輪見っけ。よかったよかった。テラスになっているところにあったはず。ない。寒かったのかな、今年。あ、この上のテラスでした。ありました。前回、前々回、その前にもお会いしましたよね。今年は花数が少ないみたい。その上の路の両脇には。。。ありました。路沿いにも、崖のところにも、たーくさん。やっぱり100以上。
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マッターホルンは雲をまとっているけど、少しでもきれるのを待ってフォトタイム。ここまで上がってくるの、かなり苦しかったけれど、ちゃんとご褒美がありました。うれしい。
ランチもエーデルワイスのそばで。気をつけないと踏んじゃいそうです。ここは人がほとんど通らず、たまぁにマウンテンバイクが通るくらい。路の方に伸びているのは踏まれちゃうよね。

しばし楽しんでから下山。今年もたっぷり出会えてよかった。マッターホルンがくっきりじゃないのは残念だけど、来たかいがありました。あんなに苦労して登ったのに下りは早い。昨夜寝る前にストレッチをたっぷりしたら、夜中に足がつることはありませんでした。ひざや股関節が大分くたびれているので、今夜もしなくっちゃ。

部屋に戻り、シャワーをあび、夫はビール。夕食までひと休みしよう、と横になる。とろっとした頃にドアトントンの音で目が覚める。オーナーさんです。明日はチェックアウト。今日お支払いするお約束でした。寝ぼけ顔でごめんなさい。「毎日ハイキングで疲れているのね」とやさしいお言葉。はい、快適に過ごしています。

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この時間はお日様きらきらで暑いくらいのお天気です。マッターホルンには雲がたっぷりですが、7時頃には今日で一番すくなくなりました。私が夕食の支度の間に夫は下の川沿いに撮影に出動。

夕食はラム肉。初調理。朝のうちに塩麹の粉を振り、フライパンで焼き、カナダの調味料と最後にしょうゆ少々をかけまわした。すごくおいしくできた。
夕食後、外を見るとあれだけしつこくかかっていたマッターホルンの雲が完全に切れている。お酒を飲んで気持ち良くなっている夫も一緒に近くの橋まで夕焼けを見に行く。すごい人。部屋から見えてもこんなにくっきりは見えないもんね。日の入りは21時6分。夕日に輝くマッターホルンをみることができました。明日の朝焼けも頼んだよぉ。


朝食; オムレツと野菜、ご飯と味噌汁と漬け物、グレープフルーツとヨーグルト
昼食; おにぎり、生あんず
夕食; ラム肉と玉ねぎとパプリカ炒め、リシュティ、ブロッコリ、ご飯(夫はお茶づけ)、アイスクリーム

本日の歩数; 14,654歩
Zurmatt(1605m) --> Sunnegga(2288m) --> Tufteren(2215m) --> Walking --> Sunnegga --> Zurmatt

2017スイス・そろり旅 17 いよいよ終盤

移動日

7月27日(木)くもり

朝早く起きて外を見る。マッターホルンはすっぽり雲の中。夫が2時頃に星景写真が撮れるか、とチャレンジしたけれど、既に雲がいっぱいだそうです。
今日はグリンデルワルドへの移動日。3時間ほどなので、お天気が良ければ午前中にツェルマットのどこかへ、とも思っていましたが、心おきなく移動できます。朝食を食べ、片づけて荷物のパッキング。階段で5階なので降ろすのも大変。二人でふうふう言いながら何とか降ろす。下でオーナーさんと出会う。来年、待っているからね、って。はぁい、エレベーター、つけておいてぇ。

今回の旅の最後の目的地、ユングフラウ三山の麓の町、グリンデルワルドへ。切符と一緒に目的地までの時刻表をくれます。なぜか次の時間帯のも印字されている。フィスプまでは山岳地帯で単線。すれ違う電車を待つことが多い。ん、なんか遅れ気味。フィスプに到着したと同時にとなりのホームから電車が出て行きました。あれに乗る予定だったのに。だから次のも印字されていたのかな。次は30分後。COOPで買い物をし、トイレに行って待つ。次はシュピーツで乗り換え。乗り換え時間が短く、次のホームへ行くと貨物列車が停まっている。放送があり、別なホームに移動。忙しい。
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ツェルマットから同じ車両の親子三人組と顔を合わせ、思わず笑っちゃう。あちらはそれぞれがトランク2つづつ。うちは二人で2個なのでクール、とほめられた。インターラーケンで最後の乗り換えをしてグリンデルワルド着。ほっ。

2年ぶりのグリンデルワルド。過去3回泊っているホテルはお気に入りの部屋が使えないので、今回初の駅前のダービーホテル。早めに着いたがチェックインさせてくれた。眺望が良い部屋を頼んでおいたが、ついつい今までと比較。それでも窓からアイガーがしっかり見えます。道路を挟んで建物があるロケーションなので仕方がないけど。それにしてもアイガーもシュレックホルンもでかぁ。ちょっと駅寄りになったけどこんなにも違うものか。COOPまでお買いもの。前回工事中だった建物ができあがり、COOPなどが入っていました。

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部屋に戻り入浴。ツェルマットはシャワーだけだったので久しぶりのバスタブ。気持ち良い。やっぱりお風呂じゃなくっちゃね。湯上りに夫はビール、私はリベッラ(炭酸飲料)。夕食までひと休み。夫はすぐに寝息をたてていましたが、私はTVで世界水泳の中継。萩野君、2位でした。

今日からまたホテルのお食事。ここは駅に接続しているホテルで1階はレストラン。超混んでいた。チーズフォンデュが有名。私たちはコース料理。結構な量だった。明日は少なめにしてもらおうっと。
食後、少しお散歩。明日のバス停の位置が前回と同じか、確認。ついでに時刻表をデジカメでパチリ。アイガーの頂上付近は雲。シュレックホルンはそそり立って迫ってくるようです。明日の晴れを祈って休みます。

朝食; ハムと長ネギのオムレツ、ブロッコリとパプリカ、マッシュルームのスープ、ご飯と漬け物、グレープフルーツとヨーグルト
昼食; おにぎり、バナナ
夕食; 野菜スープ、ペンネ、サラダバー、ラム肉のグレービーソースとマッシュポテトとチリビーンズ、ミルフィーユと生あんず

本日の歩数; 6,443歩

2017スイス・そろり旅 18 ブスアルプコースは霧の中のお花畑

Episode 4 Grindelwald-01

7月28日(金)くもり のち 晴れ

朝起きて窓の外を見る。うーん、アイガーに雲。また横になる。6時過ぎに起床。今日の予定、どうする?天気予報を見て、バッハアルプゼーコースに決定。
電気釜にスイッチを入れて朝食に行く。お米はあと2回くらいおにぎりを作れそうです。

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ゆっくり支度をして9時ホテル発。すぐそばのバス停に行ったらちょうどゴンドラステーションに行くバスが来た。ホテルにもらったパスで無料。そこから30分近くかかって上まで登る。アイガーは雲で見えないが上氷河に陽があたってきれい。途中から完全に雲の中。なんにも見えない。晴れると素晴らしい眺めなんですが。。。

バッハアルプゼーまでは何度も行った道。今年は雪が少ないです。花がきれいで楽しみながら歩く。小一時間で湖着。今年は本当に雪が少ない。
湖の周りを歩いてフォトタイム。しばし休んでから湖の後ろの路に行く。ボルト駅まで1時間半、ブスアルプまで2時間。行ったことがないブスアルプに決定。こちらのほうが上に登って行くのできつそうだけど、ホテルに連泊なので大丈夫。夕方までに戻ればいいんだもの。

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私たちは写真を撮ったり、私の歩みがゆっくりだったりでこちらのコースタイムの1.5倍はかかります。ここから3時間の覚悟でスタート。上から見るバッハアルプゼーもなかなかすてき。などと言っているうちにかなり急な路に。まわりは霧というかガスがかかってほとんど何も見えない状態。人も少ない。たまたますれ違った人からこの上にスモールハウスがありそこからは下りだよ、と教えてもらう。夫は地図で確認。そのスモールハウスまでがかなりきつかったぁ。ガスではっきり見えないけど、岩がごつごつと尖って一足間違えば奈落の底みたいな。。。スモールハウスは避難小屋。休憩をして持参の桃を食べる。甘くておいしい。
ここからはガレ場をひたすら下り。結構すごいところだよね、ここ。かなり下って落差がすくなってきたところでランチ。おにぎり、おいしいー。
その先はなだらかな下りで、牛さんがたくさんいたりしてのどか。霧も大分うすくなり、ふと見上げるとユングフラウ三山が雲の上。晴れていたらどんなにそばらしい景色だったのかしら。あたり一面お花畑状態だし、大変だったけど、かなり良いコースでした。でも疲れたぁ。

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ブスアルプからバス。カードを出したら現金のみ、と言われた。何とか足りてほっ。この後、現金はあんまり使わないとほんの少ししか持っていない。グリンデルワルドまでの細い山道を運転手さん、絶妙の車両感覚ですいすい下る。うまぁい、と見とれていたのがいつのまにかうとうと。

バスを降りてアイスクリームを買ってホテルに戻る。ついでに現金を少々GET。疲れたぁ。入浴後ひと休み。ぐっすり30分昼寝。しっかり夕食を食べて部屋に戻り外を見ると午後9時にして夕焼け。目の前のアイガーが赤く輝いている。頑張った人にはちゃんとご褒美。だよね。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、桃
夕食; 生ハムとメロン、ポロネギのクリームスープ、サラダバー、仔牛肉の煮込みとリシュティ、アイスクリーム

今日のハイキングと歩数

バッハアルプゼーからブスアルプ

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本日の歩数; 20,882歩
Grindelwald(1034m) --> First(2166m) --> Bachalpsee(2265m) --> Fernandeshitte(2401m) -->  OberLager(2021m) --> Bussalp(1796m) --> Grindelwald 

2017スイス・そろり旅 19 グロッセシャイデックからシュワルツワルドアルプへ

Episode 4 Grindelwald-02

7月29日(土)晴れ 夕方に雷と雨

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朝日が出る前に窓の外を見ると晴れ。高いところに雲はあるものの、アイガーははっきり見えている。これなら朝焼けが撮れるかも、と夫は着替えて三脚を抱えて外に。私は窓から眺めながらとろとろ。朝日が頂上付近にあたって輝きましたが、昨日の夕焼けの方が赤かったなぁ。

朝食はビュフェ。ポントレジーナのホテルと同様、おなじみさんどうしが会話。年配の方々がゆったり旅を楽しんでいるのを感じます。近隣諸国は私たちのようにスイスに来るまでに12時間もかからず、シェンゲン条約で便利も図っています。私たちは最初にハーフパスを買い、毎回見せて半額になります。スイスどこでも子供料金で乗れるパスです。

8時44分のバスでグロッセシャイデックまで向かいます。今日はお天気も良くバスも臨時便を出して2台。運転手さん、細い山道をぐんぐん登りながらドイツ語と英語でガイド付きです。後ろの席に一人旅の韓国人のお兄さん。地元のお母さんが席を譲っていた。彼がお礼を言ったら「ツーリスト・ファースト」のお返事。観光立国スイス。観光客優先の精神が行き届いているんですね。

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アイガー、シュレックホルン、フィングシュテック、ベッターホルン、上氷河、下氷河を楽しみながらバスはグロッセシャイデックに到着。ほとんどの人がここで降ります。臨時便はグリンデルワルドに引き返し、1台は終点のシュワルツワルドアルプまで。

ここからの景色大好き。前に娘さんと来ていた70歳くらいのお母さんが「死ぬ前にもう一度きたかったの」と言っていたのを思い出します。4千メートルの山々の切り立った崖の迫力、緑が広がり牛が草をはむカウベルの音、空気の透明感と。私たちも大好きなところです。
過去数回来ていますがゴンドラ・ステーションのフィルストかシュレクヘルドまで歩きました。パノラマの路で楽しいのですが、1時間とちょっとで到着します。歩きだしたのが9時半。もうちょっと歩けるよね、と2時間40分のシュワルツワルドアルプまでのコースを選択。私の足なら3時間以上かかるけどいいよね。とスタート。

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新しい路はちょっとわくわくどきどき。アイガーも角度が違うと違う表情を見せてくれます。シュレックホルン大迫力。上の氷河もすごぉい。車道のようなところから途中からは一人がやっと通れるくらいの細い路。水はけが悪いのかぐちょぐちょのところも。ロマンチックの路と名前が付いているが実際は牛のフンをよけよけ。牛さんたち、遠くにいると思っていたら、この一人がやっと通れるところで遭遇。でかぁ。しかも11頭も。脇に何とかよけてやり過ごすことに。「先頭の牛と目を合わせるな」と夫が言ったときには既に時遅し。しっかり見つめあった後。でも素知らぬ顔をし、夫が「Go、Go」と声をかけたらのんびりだけど通り過ぎて行った。ほっ。本当はとってもこわかったのです。角もでかいし。
その先はアルペンローゼの群生地。今はもう枯れていますが、最盛期にはきれいなんでしょうねぇ。下がるにつれて木々が増え、草丈が高くなった頃から急な下り。階段になっているので楽ですがかなりぐんぐん下がります。さすがにこの辺りには牛のフンなし。牛もあの巨体で登り下りは無理だよね。
下まで降りたら滝。ベンチでランチ。この先はじゃりの車道。標識にはあと50分。歩くのは楽ですがこの頃から足に虫がとまりレギンスの上からさして痛い。ストックで足の周りをよけよけ歩く。敵もさる者、しっかり食いついてきた。しつこいよぉ。

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シュワルツワルドアルプ着13時10分。バスの時刻表を見ると1時間に1本で毎時20分発。但し13時台だけはなし。ランチタイムらしい。しかたなくおとなりのレストランで休憩。今日もよく頑張りました、と乾杯。チーズが有名らしく、メニューにも載っていたし、売店も出ていた。夫はビールにソーセージ、私はスープ。おいしい。

日射しが強く山々はくっきり。バスでグリンデルワルドに戻るのに私は途中からうとうと。夫はビールを飲んだにもかかわらずしっかり起きていてビデオを撮っていた。ホテルに戻りながら、このまま部屋に入るのはもったいないようなお天気だね、と話すも両足の股関節は「もう無理」。はい、ひと休みしてから入浴。気持ちいい。
窓から見えるアイガーは相変わらずクリア。と思っていたら突然雷が響き雨がザーザー。うわぁ、と空を見上げる。あっという間にアイガーは雲の中。さすが山のお天気、としゃべっているうちに陽がさしてきて、また山が見えてきた。

夕食は私はハーフポーション。多すぎるので半分でちょうどいいです、はい。食後、夕陽撮影にホテルのまわりをロケハン。うーん、なかなか良い場所が。。。夫は次回はまた前のホテルが良い、とのたまう。希望の部屋はダメでも他の部屋でもいいじゃない、と。でもここのホテルの便利さも捨てがたい。んんん。。。お休みなさい。


朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、桃 カレースープ
夕食; 野菜のテリーヌとサラダ、スープ、サラダバー、仔牛肉のローストのハーブソースとコロッケと人参の付け合わせ、森のベリーのバニラソース

今日のハイキングと歩数

グロッセシャイデックからシュワルツワルドアルプ

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本日の歩数; 17,258歩
Grindelwald(1034m) --> GrosseScheidegg(1962m) --> Schuwarzwaldalp(1456m) --> GrosseScheidegg --> Grindelwald

2017スイス・そろり旅 20 今日も急きょの予定変更で景色満喫

Episode 4 Grindelwald-03

7月30日(日)快晴 夕方に雷とヒョウと雨

朝、目が覚めたら夫が部屋の窓から朝焼けの写真を撮影中。雲のせいか、あんまり赤くならなかったよ、って。外を見ると快晴。まさに雲ひとつない青空。今日はいいね、と思わず笑顔。
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食後、おでかけ準備。明日はメンリッヘンの頂上のホテルに移動。ここのところ少しオーバーワークなので、今日は軽めの予定です。

バスでフィルスト行きのゴンドラステーションへ。上まで上がってグロッセシャイデックを目指す予定。それにしても今日はすばらしいお天気。予定のコースは1時間15分。ちょっと短すぎるね、こんなに良いお天気なのにもったいない、とゴンドラの中での相談で、バッハアルプゼーからボルト駅に降りるコースに変更決定。毎日、予定より遠いコースに変更しているのは、二人とも元気な証拠だよね。

フィルストは2日前の霧の中とは別なところのようなすばらしい景色。まずは新しくできていた展望台で記念撮影。中国人のお姉さん、シャッターおしてくれてありがとう。
バッハアルプゼーに向かう路にヤギざんたちがとうせんぼ。
そこから一昨日と同じ路だが、夫が遅い遅い。彼はおもちゃが多いのと、気が多いのです。一眼レフのカメラ、ときどきレンズを交換。帽子につけた小型ビデオカメラはモニターを確認しながら。目はマーモットを探しながら。水溜りのような小さな池では逆さアイガーにチャレンジ。

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もう行こうよぉ、早くしてよ、またぁ、と彼を振り返るとその後ろに素晴らしい景色。やっぱり晴れなくっちゃ、ね。

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バッハアルプゼーのほとりは牛さんたちに占領されていました。牛さんと湖と山々にカメラを向ける人多し。確かに絵になりますが、そばに来ないでぇ。しばし休憩してから、一昨日のブスアルプコースより下のコースを歩く。さっきまで背にしていたアイガーやゼッターホルンに向かって降りて行きます。目は足元に集中。夫はマーモット4匹発見。それも遠いところ。よくころばないね。
ワルダスピッツからは林の中を一気に下る。そうそう前にも来たよね、このコース。膝がカクカク、ひらめ筋プルプルさせながら40分降りてボルト駅到着。ふぅ。ゴンドラは楽だ。それにしてもまだまだすばらしいお天気です。

グリンデルワルドに降りて、途中のミグロでお買いもの。スイスはどこにもミグロとCOOPの2大スーパーがありますが、ここのミグロは駅から離れているせいかさびれています。駅前のCOOPが新しい建物に移動して店舗も大きくなっているのです。

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お部屋に戻ったのは13時半。シャワーをあびてからランチ。朝作っておいたおにぎりは最後のお米。毎回1合の3/4づつ炊きました。ミニの炊飯器と電子式変圧器、ご苦労様でした。夫はソーセージでビール。ランチ中に急に大雨。今日も山のお天気は変わりやすいです。すぐに晴れたものの、しばらくしたら雷鳴。雲の上で太鼓をたたいているような大きな音の後はイナズマ、ばちばちとヒョウが窓をたたきつける。すごい、としばし見とれる。アイガーは雲に覆われたり、姿をあらわしたりと大忙しです。この間、夫熟睡中。

ディナーにゆかたを着ようよ、と夫。はぁい、頑張ります。ホテルスタッフに大ウケ。夫は若いウェイトレスさんにハンサムよ、と言われご機嫌。食べ終わった頃に日本の団体さんが入ってきた。「あらぁ、浴衣!」と声がかかる。「こんにちは」とごあいさつするもちょっと恥ずかしかった。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; おにぎり、ソーセージとトマトと野菜
夕食; ファーマーズサラダ、オオムギのスープ、サラダバー、牛の切り身とカリフラワーとジャガイモ、りんごのジュレ

今日のハイキング

フィルストからボルトへ

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本日の歩数; 19,889歩
Grindelwald(1034m) --> First(2166m) --> Bachsee(2265m) --> Waldspitz(1897m) --> Bort(1561m) --> Grindelwald

2017スイス・そろり旅 21 ユングフラウ三山くっきり

Episode 4 Grindelwald-04

7月31日(月)朝雷雨 のち くもり ときどき 晴れ

朝、目が覚めたら雨。それもかなりしっかり雨。今日から山の上のホテルなのに。朝食後、荷物を持って行くもの、持って行かないものに分け、持って行かないもの入りのトランク2つはおとなりの駅に行ってチューリッヒ中央駅に送ります。普通だと2日後の受け取り、急ぎだとプラス追加料金で今日の夕方受け取れます、私たちはもちろん普通で。

駅に人がごちゃごちゃいました。この雨の中、お出かけです。私たちもチェックアウト。お世話になりました。部屋で雨が上がるのを待つのもつまらないし、と出てきましたが、ホテルからバス停まで、ほんの数分のところなのに、傘をさしてもびっしょり。すごい雨。バスでメンリッヘンのゴンドラ駅へ。

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ゴンドラに乗ってアイガーを見上げると雲の切れ間から青空。上に上がるにつれて雨はあがり、高いところに雲があるものの、目の前の4千メートル級の山々ははっきり見えます。
終点で降りてまずびっくり。駅の前にでっかい牛の遊具ができていました。中は滑り台になっていて、子供たちがはしゃいでいます。何というか。。。こんなの作っちゃって、もう。。。
アイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山がくっきり。数年前にグリンデルワルドに1週間近く滞在し、三山とも雲がまったくかかっていない日はなく、何度も来たことがあるのにぃ。

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ホテルに荷物を預け、クライネシャイデックまでハイキング。ここは私でも楽なコース。ここ数日、しっかり山歩きしてきたので、少し物足りないくらいです。お花が多く、景色は雄大。1時間とちょっと、たっぷり楽しみました。
クライネシャイデック駅はごったがえしていました。ユングフラウヨッホに行く人はここで乗り換えます。団体さんも個人の人も、とにかく人でいっぱいでした。私たちはレストランでランチ。食後はおとなりの駅、ヴェンゲンアルプまで下ります。この路も大好き。三山とその続きの山々の氷河がけずった岩肌を見ながらゆったり歩く。いいよねぇ、この眺め。

駅に着く直前にクライネシャイデックからの電車が見えたので走ってセーフ。のがすと30分後になります。山岳鉄道なのでゆっくりだし、すれ違うのに待ち合わせてのんびり電車です。
ヴェンゲンで降りてロープウェイでメンリッヘンに登る。かなり急な登りですが、向かいのラウターブルンネンの滝が見えたり、その上のミューレンの町が見える素敵な景色。山に氷河もくっきり。

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ホテルにチェックイン。前回と同じ部屋でした。ネットで申し込む時にここをイメージ。上下の部屋じゃなくてよかった。シャワーを浴びてひと休み。テレビもなく、山だけが「御馳走」のホテルです。
食事はホテルのディナー。お昼が軽かったのでお腹すいたぁ。三山がしっかり見える席でのお食事。たっぷりいただきました。

今日の夕焼けはすばらしいのでは、と期待し、日の入りの30分前から外に出てスタンバイ。西の空に大きな雲があり、山々まで届きませんでした。でも今日は雨の予報なのにこんなに良い眺めをプレゼントしてくれたので大満足です。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、サラダ、ジュース、フルーツなど)
昼食; ズッキーニのスープとパン、桃(夫はビールとソーセージ)
夕食; カリフラワーのスープ、豚肉のステーキ、インゲンとジャガイモ、アイスクリームとフルーツのデザート

今日のハイキング

メンリッヒェン --> クライネシャイデック散策

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本日の歩数; 14,857歩
Grindelwald(1034m) --> Mannlichen(2229m) --> Kleine Scheidegg(2061m) --> Wengenalp(1880m) --> Wengen --> Mannlichen

2017スイス・そろり旅 22 スイス・デーはメンリッヘン山頂で虹と花火と

Episode 4 Grindelwald-05

8月1日(火)晴れ 夕方から雷と雨

夜中に目が覚めて外を見ると満天の星。3時。夫に告げたら、彼はすぐに起き上がり着替えて出て行った。ユングフラウ三山と天の川をねらうらしい。私はとろとろ。

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次に目が覚めたら6時半。あ、日の出を見逃した。明日もあるとはいうものの目がさめちゃったので行こうよ、とメンリッヘンの頂上まで登る。
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だらだら坂で結構きつい。イギリスの皇太子夫妻がきてからロイヤルウォークと路に名前をつけ、頂上の展望台は王冠になっている。なんかなぁ。
景色は最高。アイガー、メンヒ、ユングフラウとシルバーホーン、その先々の山々がはっきり見え、空は真っ青。今日も良い天気になるぞ。

朝食後、でかける準備をしていたら。横浜の仲間からLINEで瀬谷区役所が浸水の写真。え、そんなにすごい雨なの、とwebニュースを見ると瀬谷区は警戒警報発令中。みんな、大丈夫かな。数人から大丈夫との返事。ほっ。ここのところ豪雨被害が各地で発生し、次は横浜、というのでは遊んでいられません。

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今回の最後のハイキングはアーメントフーベル。ヴェンゲンに降りてラウターブルンネンまで行き、ミューレンまであがる。メンリッヘンから谷間を挟んだ向かい崖の上の小さい町です。さらにケーブルカーであがりアーメントフーベルへ。ここはフラワーの路。今日はスイス・デー。その上この好天でどこも人でいっぱい。くっきり山々を見ながらのハイキング。今回随分たくさん歩いたけれど、明日はチューリッヒに移動、あさっては帰国便なので、最後のハイキングになります。こんなすばらしいお天気に恵まれて感謝です。

ロープウェイの駅まで降りて、下のシュッテフルベルグまでロープウェイで降りる。ここからシルトホルンまで登ったことはあるけど、降りたのは初めて。降りたところからバスでライターブルンネンまで行く。13時20分着。駅前のレストランでランチ。おいしい。。。

帰りの電車とロープウェイは疲れてうとうと。山々はまだ見えていますが、強い日差しに光がオーバーフローしている。ロープウェイを降りて、あれ、私の帽子は?レストランか電車に忘れてきたようです。ま、命は忘れてないからいいか。

部屋に入ってシャワーをあびてひと休み。疲れたぁ。横になってしばらくしたらゴロゴロというものすごい雷音と雨に目が覚める。あたり一面真っ白。うわぁ、と声を出したら夫も起きた。すごいね、と言っているうちにくっきり虹。濃いい。
夕食に行くとスイス・デーのディナー参加者でレストランは大混雑。この後、焚火に花火があがる予定だけど、外はまた雨。

日の入り9時の夕焼けは雲いっぱいでしたが、9時過ぎると部屋の窓から見える下の町のグリンデルワルドのあちこちでぼんぼんと花火。しっかり防寒をして外に出る。まだ薄明るい空に雲は多いものの山々はくっきり。グリンデルワルドと反対側が見える展望台へ。すぐ下がヴェンゲン、その下がラウターブルンネン、向こうにミューレン、はるか右にインターラーケン、その先にブリエンツが見えます。
午後10過ぎにラウターブルンネンで花火があがる。谷が深いのでぼんぼんという音が響き渡る。大勢で鑑賞。わーい、きれい。終わったかな、と思った瞬間、すぐ下のヴェンゲンで花火。でかぁ。数も量もたっぷり。すごーい。花火って普通は上を見上げるけれど、ここでは見降ろします。飛行機から花火を見ているようなもの。見上げるとメンリッヘンの頂上の少し下で大焚火。スイス・デーはどこも華やかです。私たちの旅の最後を飾ってくれてありがとう。

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朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、ジュース、フルーツなど)
昼食; オニオンスープとチーズパン、桃(夫はビールとソーセージ)
夕食; ビュフェ(サラダたっぷり、温野菜、ソーセージに肉を数種類)

今日のハイキング

アルメントフーバルからミューレン

本日の歩数; 17,305歩
Mannlichen(2229m) --> Wengen(1268m) --> Lauterbrunnen(802m) --> Murren(1638m) --> Allmenthubel(1932m) --> Murren --> Stechgerg(862m)

2017スイス・そろり旅 23 大都会は暑い

移動日

8月2日(水)晴れ

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朝5時に目覚ましが鳴る。外を見ると日の出前のひかり。昨夜、「明日の朝、晴れだったらメンリッヘンの頂上まで行こう」と話していたので夫も起こす。支度をして5時半前に部屋を出る。ホテルはゴンドラ駅の目の前の2,225メートル。山頂は2,343メートル。だらだら坂を登る。名前は昨日紹介した通りロイヤルウォーク。

夜明け前なのでしっかり着ているが、途中から汗びっしょり。山頂の王冠の展望台のすぐ下、昨夜の大焚火のところで写真撮影。日の出の20分前に到着。朝焼けの空の色が次々変わっていくのを眺める。ユングフラウ三山の上には大きな雲。そのせいか雲は光るものの山そのものには朝日が届かず。それなりにきれいでした。

今日はチューリッヒへ移動。途中寄り道も計画してみましたが、チューリッヒに着くのが夜になってしまうのであきらめ、まっすぐ行きます。お天気も昨日ほどすっきり晴れという訳でもなく、あきらめもつくというもの。
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ゆっくり荷物を片づけ、夫の30分朝寝の後に10時ホテルチェックアウト。ロープウェイの駅からヴェンゲンに降りて、駅前のパン屋さんで昼食用を、COOPで飲み物を購入。切符売り場は窓口が3つもあるのに今日も混雑。観光相談をしているのか、延々としゃべって時間がかかる人が多い。予測してスイス版乗り換え案内より1本早いロープウェイで降りてきたが、それでも15分も待たされ、切符が買えたのは発車5分前。

ラウターブルンネンで乗り換え時間が12分あるので、昨日ランチした駅前のお店に行って「帽子」を聞いてみるもなし。電車の中に忘れたんだ。仕方ないなぁ。
インターラーケンオスト、ベルンで乗り換え、チューリッヒ中央駅へ。谷合いの狭い集落を見ていたので平野のところは明るいね、と車窓からの景色を楽しむ。
チューリッヒ中央駅では今日も出口を探してキョロキョロ。駅舎が見えるとわかるのですが、地下からだとちょっと。。。すてきな建物の駅舎では出店が出て、大勢が飲食をしていました。外に出ると日射しが暑い。人も多い、路面電車は通る、3週間前にやっていた工事はまだ終わっていない、で「田舎」から戻ってきた私たちは人酔いしそう。駅のすぐお隣は国立博物館でこちらの建物も素敵です。

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ホテルにチェックイン。3週間前にも来ているので手続き簡略。部屋に荷物を置いて駅に先に送っておいたトランクを引き取りに行く。今回はロストバッゲージにならず、すっと持ってきてくれました。ほっ。お部屋に入ってまずはお風呂。歩いたから、というより気温が高いのと都会の喧騒さでべとべと。小さい扇風機がありがたい。さっぱりしたところで明日の飛行機のwebチェックイン。夫はビールの後はひと眠り。ここのところ、夜中や早朝に起きたりしていたもんね。

18時にお散歩に行く。駅の地下のショッピングモールが数年前に完成し、スーパーやお土産屋さん、パン屋さんにブランドショップが並ぶ。ぶらぶら見て、結局駅のそばのCOOPでお買いもの。ここが身の丈にあっているのね。
一昨年も行ったスイス料理のお店へ。夫のリクエストでシュノワーゼ。最後のスープがとてもおいしかったです。ランチョンマットが切り絵でかわいい。夫がおねだりして数枚もらってきた。明日は帰国日。おうちに帰るまでが「遠足」。今夜はしっかり休みます。おやすみなさい。

朝食; ホテルのビュフェ(ハム、チーズ、たまご、ジュース、フルーツなど)
昼食; ヴェンゲンのパン屋さんのサンドイッチとチョコクリームパン、桃
夕食; シュノワーゼ

本日の歩数; 11,985歩
Mannlichen(2225m) --> Wengen --> Lauterbrunnen --> Interlaken ost --> Bern --> Zurich

2017スイス・そろり旅 24-25 時空を超えて

帰国日

8月3日(木)?4日(金)晴れ 日本は曇り

チューリッヒは暑かった。身体がすっかり涼しいところで慣れていることもありますが、ホテルはエアコンなしで小さい扇風機だけ。窓を全開に。さすがにチューリッヒは牛の放牧はないのでハエは入ってこない。表や廊下は涼しいんだけど。暖房設備はしっかりありますが。私たちには帰国後の熱帯夜の予行演習のような夜でした。それでもしっかり寝ましたが。。。

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7時に起きて8時に朝食へ。コンチネンタルスタイルの簡単な食事ですが、ゆっくりいただきました。部屋に戻って最後のパッキング。今回はこのホテルに戻ってきて宿泊施設9ヶ所目。移動が多すぎました。前に行ったあそこに行きたい、新しいところにも行きたい、と欲張りスケジュールで単純平均で1箇所2.66泊。行きと帰りのチューリッヒ泊を2回と計算しているとはいえ、多すぎたなぁ。
トランクに三脚、雨具、カメラとレンズ、ストックを入れると、手持ちは軽くなりました。暑いので9時半にはホテルチェックアウト。目の前の駅に行き、自販機で切符購入。表示をEnglishを選んだのに2ページ以降はなぜかドイツ語。おかげで慣れましたが。空港駅まで10分程。空港のカウンターにトランクを預けてほっ。「チューリッヒは暑いですね」とホテルのフロントのおじさん、空港カウンターのお姉さんに声をかける。二人ともこれが普通よ、という対応。グリンデルワルドと比べれば当然よぉ、って。お姉さんは日本に行ったことがないので行きたいって。日本はもっと暑いし、何より蒸し暑いよ、というと「ううっ」。夏じゃない時に来てね。

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空港はさすがにエアコンが効いていた。ふぅ。昨夜のホテルはWiFiが不安定で使い物にならなかったので、夫はここでダイアリーを更新。毎日お疲れ様。彼はポケモンも。今回ヨーロッパ地域限定のポケモンをつかまえた、とにんまり。ゴルーナーグラードとツェルマットはポケストップがすぐ近くでした。

成田ーチューリッヒ間は行きは12時間、帰国は11時間で追い風「参考」(^^;;。時差は日本の7時間遅れでまさに時空を超えての旅です。機内では食べて、映画を見て、少しとろとろして。すっかりスイス時間に身体が慣れているので、13時離陸ではそんなに眠れるものでもなく、成田着翌日の朝7時半はスイスでは夜中の12時半。重い身体で検疫、入国、税関を通り、トランクを宅配し、8時15分発のリムジンでYCATへ。渋滞が発生しているとかで千葉経由。
横浜は曇り。家に入ったら気温26度、湿度67%。蒸し暑いけど、出発直後の35℃とかいうのではくてよかった。

今回は25日間という2年前の23日間を超える過去最長。二人とも風邪も引かずお腹も壊さず、毎日元気にハイキング。25日間で33万7千歩。1日平均1万3千500歩。高低差は万歩計では計測していませんが、よく歩きました。楽しかったぁ。
このDiaryを見て、応援していただいたみなさま、ありがとうございました。

朝食; コンチネンタルスタイルの朝食(パンとコーヒー、ヨーグルト、チーズ、ジュースなど)
機内食1; コールドミートのサラダ、スズキのソテーとジャガイモとほうれん草、ケーキ)夫はステーキ
機内食2; フルーツ、パン、焼きビーフン

Zurich HB --> Zurich airport --> Flight --> NRT(Tokyo)