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2018スイス・気まま旅

早いもので、今年もこの季節になりました。

日頃の喧騒を離れ、美しい山並みや景観を存分に楽しみたいと思います。
その日のプランは、天候と体調まかせ。
今年はどんな出会いがあるのでしょう(^^)v

2018/06/19 記(と)


今年のテーマも「気まま旅」。その日の天候にちょっぴりチャレンジも入れて、新しいハイキングコースを楽しみました。
勾配のきつい登りは、「はうん,ホウ」と山本一力小説の駕籠かきの呼吸法をまねして乗り切りました(^^)v
スイスの涼やかな風を届けることが出来たら...

2018/08/02 記(と)


今回のスケジュール

日付日程観光/見学宿泊
2018.07.03 成田 → チューリッヒ 移動 ホテル・アルレット
 2018.07.4-9 チューリッヒ → ポントレジーナ ハイキング  ホテル・ロザッチ
 2018.07.10-15 ポントレジーナ → グリンデルワルド ハイキング ホテル・キャバナ
 2018.07.16-17  グリンデルワルド → フイーシュアルプ ハイキング ホテル・アルピナ
 2018.07.18-19 フイーシュアルプ → ランダ  ハイキング ホテル・クラインマッターホルン
 2018.07.20-25 ランダ → ツェルマット ハイキング ハウスローザ
 2018.07.26-27 ツェルマット → ピラタス山 ハイキング ベルビュークリエンス
 2018.07.28  ピラタス山 → チューリッヒ ハイキング ホテル・アルレット
 2018.07.29-30 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2018スイス ・気まま旅 スタート!

スイス旅行はサッカーW杯まっさかり
2018年7月3日(火)晴れ
早朝に起きてサッカーWカップ日本戦を後半から応援。起きた時は0対0で頑張っているね、と下に降りたりしているうちに1点、トイレに行ったらもう1点先制。うわぁい。戸締りの最終確認やら植木鉢に水やりしているうちに同点。あちゃ、頑張れ後半終了間際のフリーキックをGKにとられにカウンターで1点取られた。悲鳴。終了した。出かける前から疲れた

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タクシーの予約ができなかったので今年も駅まで歩く。あ、忘れ物、と一度戻った。その後は順調。成田で夫がトランクの壊れたカギをつけ替えて預け、飛行機の中はいつもの食っちゃ寝、映画を見てまた寝てまた食べたらチューリッヒに着きました。順調。
空港駅でハーフパスを買い、今夜のお宿のチューリッヒHB駅へ。駅構内のインフォメーションセンターで予約のトラベルWIFIを受け取る。使い方を聞いてホテルへ。
昨年チューリッヒで泊ったホテルはエアコンなしで暑くて寝苦しかった。さすがのこの時期は暑い。今年は友人から教えてもらったエアコンありホテル。駅のすぐそば。チェックイン後、COOPまでお買いもの。今夜の夫のビールとおつまみなど。慣れた道、慣れた店です。今年も来られた^^。

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WIFIも順調。ホテル以外でもネットワークが使えます。夫のねらいはEU限定のポケモンゲット。
部屋ではサッカーのスイスとスウェーデン戦。もちろんスイスを応援するも0-1負け。今朝の日本といい、なんか出だしから。。。いえいえ旅行には何にも関係ないですね。
今夜は良く寝て、明日から素敵な景色とかわいいお花をたくさん撮ってきます。
朝食;おにぎり
機内食1;シーフードのパイ包み、ビーフステーキ、ケーキ
機内食2;フルーツサラダ、ラザニア
夜食;生ハムとサラダ、不室屋のお吸い物

2018スイス 気まま旅 ブラム・ブルェシェ山(クール)

移動日+α

2018年7月4日(水)晴れ 一時 雨

昨夜はぐっすり寝ました。朝起きて頭すっきり。以前はスイス到着日にそのままグリンデルワルドやサンモリッツに行っていたので、3時間半から4時間かかり、乗り換えが3,4回。日本時間真夜中の移動で睡眠不足のままはちょっと辛いので、前回から到着日はチューリッヒ泊にしています。とはいえ時差ぼけはまだまだ。早朝に起き、ホテルの朝食をおいしくいただき、ゆっくり支度をして出発。

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駅のコンコースにでっかいモニュメント。時間もあるしとじっくり。中にも入れます。テーマは『GAIA MOTHER TREE』。超でっかくてなんかおもしろい。

ホームに行ったら電車がもうきていた。クール行き。今夜の宿のポントレジーナにまっすぐ行くと早すぎるので途中のクールで散策。約1時間で到着。コインロッカーにトランクを預け、ロープウエイ乗り場まで10分程歩く。晴れで気温も高く背中は汗びっしょり。途中駅でゴンドラに乗り換えてブラム・ブルェシェ山頂駅へ。
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ここはマウンテンバイクのメッカで、かなり急なコースがいくつもあって人と馬は通行禁止。馬って。。。11時を回っていたので、山頂の途中にあるレストランを目指して歩く。途中までは舗装された道で、その後は本格的ハイキングコース。これならストック、もってくればよかったね。
だらだらの登り坂をかなり歩いたがレストランが見当たらない。うしろからきた女性2人組に聞いたら頂上を目指しているのだから知らない。さらに後ろから来た人も巻き込んではなしていたら雨がポツポツ。さっきまで暑いくらいだったのに風もつめたい。4人は戻る、と歩きだした。私たちも雨具を着て戻る。結局ゴンドラ駅の少し手前のレストランで昼食。時間は1時過ぎ。地元のお勧めスープおいしかった。夫はビールで乾杯。
山を降りて旧市街を歩く。中心に広場がある石畳の町並み。ヨーロッパによくある旧市街でここ通っていいの、という路多し。教会のステンドグラスも素敵。噴水も多い。人も多かった。
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駅に戻ってトランクを出し、アイスクリームを買ってホームへ。今夜の宿に電話。サメーダンまで迎えに来てくれることに。ありがと。約2時間の乗車。途中世界遺産のランドバッサー橋を写真に撮る。今年は無粋な番号を貼ってなくてよかった。去年はがっかりしたもの。

サメダン駅にお姉さんが来てくれていた。下手な英語でちょっとすれ違いの会話をしながらホテル着。このホテルも4回目。「Welcome Back」とスタッフとお部屋のサービスで迎えてくれた。

まずはお買いもの。夫の寝酒やお茶などを買う。次に荷物を出して使いやすく整理。お風呂に入って食事に。先ほどエレベータ横の部屋から出てきた人が洗濯らしかったのでのぞいてみたら洗濯機が1台あり、使用できるみたいだったので洗濯物を持って行ったら、毎年出会っているフランス人のクローダーさんと遭遇。5日前に着いて今年も3週間滞在だそうです。で、ちょうど彼女が洗濯物をセットしたので1時間20分ほど後に来てねって。ついでに使い方を教えてもらう。壁に貼ってあるのはドイツ語なんだもの。うちのとは全然違うことはわかった。

久しぶりのホテルロザッチ・ディナー。初滞在の時は夕食は自炊したけれど、朝食があんまりおいしくて2度目からは2食付きにしています。やっぱりおいしい。野菜も多い。ただ時間がかかって。。。途中から今年も眠くって船をこぎそう。お味はとってもGOODでした。

食後、クローダーさんが一緒に洗濯機セットを手伝ってくれた。ありがとうございます。部屋に戻って1時間15分待つ。きっとねちゃうと思って目覚ましをかけたのが正解。二人とも完全に寝落ち。急いで洗濯物を取り出しに行く。干し場もあり、下着以外は広げて干した。いい。ホテル高感度更にUP。

到着後の数日は時差ぼけと高度順応に充てていますので上々の滑りだしでした。眠たい。

朝食;コンチネンタル・ブレックファースト
昼食:ソーセージと生野菜、スイス風のスープとパン、
夜食;サラダビュフェ、お魚のグリル(夫は鶏肉)、クリームブリュレとパンナコッタのシャーベット

歩数;17,088歩
zurich(408m)->Chur(584m)->BramBruesch(1590m)->MalixerAlp(1840m)->chur->Samedan(1721m)->Pontresina(1805m)

今日のポケモン(^^)v
Churに降りてから見つけた「サニーゴ」

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2018スイス 気まま旅 シルバープラナからコルバッチ

Episode 1 Pontresina-01

2018年7月5日(木)くもり ときどき 晴れ のち 雨

時差ボケでまだ早朝に目が覚めるものの、合間合間はしっかり寝ました。5時過ぎにはもう起きちゃおうっと。洗濯ルームに干したのも部屋に干した下着類もほとんど乾いています。空気が乾燥していることもありますが、やはりしっかり脱水したおかげですね。

朝食に行ったら今年からティポットがガラスに変わっていた。ここの陶器のティセット、好きだったのでちょっとがっかり。カップは今までと同じです。クローダーさんとニコラさんに洗濯機指導のお礼。おかげさまで助かりました。

今日、明日は雨の予報。のんびりするつもりです。でも外を見ると晴れ。シルスマリア方面の雲が薄いという。それなら雨が降る前に行こう。まずは携行食のおにぎりを作ったりなんたりして時間ぎりぎり。ホテルを出るところで「ストック忘れた」。入り口にあるホテルのお貸しストックを2組、お借りしまーす。
バス停は徒歩5分程だけど昇りなのでゼイゼイ言いながら到着。バスの方が遅れていた。ほっ。

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2泊以上する人にはエンガディン・パスをくれてバスも電車もケーブルカーも乗り降り自由。バスの運ちゃん、見もしないもんね。なので乗った後に予定を変更することも可能。奥のシルスマリア方面は雲いっぱい。シルバプラナの景色がきれいなので手前で降りる。ここの湖周回コースは夫のお気に入り。足慣らしには格好のお散歩コースですが、ハイキング標識には白赤白の中級コース。ってことはないと思うよ。今日も走っている人が多い。

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1時間半ほどかけて1周。途中、夫が「あれ、なにこれ?!」と道端をさす。わっ、ねずみの赤ちゃん。かわいい!通りすがりの人も寄ってきた。こんなところにいたら踏まれちゃうよ、と奥に誘導した。湖で釣りをしている3人組に夫が話しかける。30センチ超のブラウン・トラウトを釣りあげていました。
昨年は夏が早くてお花がすくなかったので、今年は10日ほど早く来ました。その効果か、今年はお花がいっぱい。アルペンローザも見られました。やっぱりお花がなくっちゃねぇ。

次にバスでコルバッチのケーブルカー乗り場まで行き、標高3,303メートルまであがる。さすがにここは雲の中。雨だか雪だかもぽつぽつ。雨具上下をしっかり着ても寒い。レストランでランチ。やっぱり3千メートルを超えると息苦しいし身体は重い。ゆっくり食事をし、身体も暖まって下に降りる。

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バスを途中一度乗り換えてホテルのすぐそばまで。エンガディンモバイルの時刻表はここにいる間の私の『愛読書』。かなり上手になりました。

ホテルに戻って水着に着替えてジャグジーへ。私たちはプールにはほとんど入りません。しっかり暖まり、シャワーで身体を洗って部屋に戻り夫はビールで乾杯。雨が降る予報だったけど、良くもってくれました。この時間、外はザーザー雨。

私は右足が痛い。初め靴のせいかと思っていましたが、悪いのは足の方らしい。右足のハイキングシューズのひもの結び目が当たって痛い。昨日、下るときにかなり負荷がかかった模様。スイスハイキングははじまったばかり。今夜は湿布をして、明日も痛いようなら足首にひもがかからないようなウォーキングシューズを買うかなぁ。スイスは物価が高いんだよね、なんて言ってられないかも。

ひと眠りして19時にレストランへ。スタッフから雨に降られませんでしたか、と聞かれた。雨具は着たけど大丈夫でしたよ。ニコラさんたちとも今日はどこに行ったの会話。途中からは日本語とフランス語会話教室です。最後は「おやすみなさい」「ボンニュイ」。旅行中にフランス語がうまくなるかな。それより英語をもっと勉強した方がいいかも、ですが。
外気温は12度。それなりに歩いたし、良く眠れそうです。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:スープとパンとおにぎり、
夜食;サラダビュフェ、牛肉のステーキフルーツソース、かきあげ、ベリーのアイスクリーム

歩数;14,879歩
Pontresina(1805m) -> Silverplana(1815m) -.> Surlej(1864m)  -> Murtel(2699m) -> Corvatsch(3303m) -> Murtel -> Surlej -> Celerina Palece -> Pontresina Rond(1805m)

今日のポケモン
ミズゴロウ(Pontresinaにて),ソルロック,バリヤード(Corvatschにて)

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2018スイス 気まま旅 古城とマーモット

Episode 1 Pontresina-02

2018年7月6日(金)くもり ときどき 晴れ のち 雨

早朝に目が覚めて天気予報を見る。今日まで雨の予報だけど、夫があちこちチェックして、マローヤ方面は青空もでそうだという。それなら今日もシルバープラナ方面に決定。お天気によってはコルビリアにマーモットのウォッチングもいいね。

朝食後にお散歩。ホテル裏の学校を見に行く。子供たちの声が聞こえていた。屋外に卓球台があった。町中のバス通りにも屋外に卓球台がある。人気なのかな。
スポーツショップがあくのを待って私の靴を購入。今朝、ハイキングシューズを履いてみたが、やはり右足首が痛い。スイスは物価が高いのでお財布に痛いが、荷物が増えるのも痛い。最低限にしているのにぃ。ONというスイスのメーカーのを買った。

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バスでマローヤまで行く。エンガディンパスの東の端。バス停近くの古城まで歩く。雲がいっぱいだったのにだんだん青空が見えてきた。10分ちょっとのハイキング路。お花はきれいだし古城は情緒たっぷり。思っていたより楽しいハイキングとなった。屋上に昇ると景色が一望できる。前々回に行ったスタンパに行くつづら折りの道路も見えるし、雲の切れ間から遠くの山々もくっきり。お城のそばには井戸がいくつもあり、大きいのには底に雪。標識には氷河とあった。

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ここからシルスマリア方面に少し歩く。新しい靴、快調。全然痛くない。ほっ。湖のカモがえさをもらっていた。近くからバスに乗り、サンモリッツのケーブルカー乗り場へ。チャンタレッラで乗り換えてコルビリアで降りたら薄日がさすものの風と細かい霧雨。風よけできるところで持参のランチを食べてからマーモットさがし。既にケーブルカーの中から数匹見っけ。岩場にいるのをいくつかウォッチング。かわいい、けっこうでっかい。

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しばし見てから下に降りる。5分程でバスが来た。ラッキー。今日はあちこちで工事中で迂回したり、片側交互で時間がかかったが、無事ホテルのすぐそばに到着。今日もたのしかった。

部屋に戻り入浴と洗濯機をセット。教えてもらった通りやったつもりだけど。。。なんか乾燥モードになってなかなか終わらない。次の人も待っているのでコンセントを抜いて止めた。ごめん。もう一回聞いておかなくちゃね。

サッカー準々決勝の第一試合を見ながら夫はビール。私は洗濯物が終わったら気を失った。眠かった。。。6時過ぎに目覚ましがなり、7時にやっと起き上がる。今日はディナーにゆかたを着るつもりだったけど、どうしようかな。でもせっかく持ってきたのだから、と頑張る。あちこち変だけどま、いいか。7時45分にレストランに入ったら、私たちがビリだったこともあり、みんなの視線を感じる。フランス人姉妹からはほめていただきました。食べ終わったのは最後。今夜は8時からサッカーがあるせいか、みんな早いのね。帰ろうとしたらホテルスタッフが一緒に写真を撮ろうって。もっちろん。次々と3人と写真を撮ってもらいました。こちらこそありがと。

サッカーWカップはロシア開催でここヨーロッパではちょうどゴールデンタイムに試合。部屋に戻ってブラジル対ベルギー戦の後半を見る。ベルギーが勝った。日本の分も頑張ってもらわなくっちゃね。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃、中華菓子
夜食;サラダビュフェ、コンソメスープ、サーモングリルにポテトと野菜、パンナコッタのベリーヨーグルトかけ

歩数;14,005歩
Pontresina(1805m) -> Maloja(1809m) -> Belvedere(1861m) -> Plaun da Lej(1799m) -> St.Moritz Dorf(1822m) -> Corviglia(2488m) -> S.Moritz Dorf -> Pontresina

今日のポケモン
ヤジロン(Pontresinaにて),グランブル(Malojaにて),マイナン(St.Moritzにて)

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2018スイス 気まま旅 お花畑ハイキング4時間

Episode 1 Pontresina-03

2018年7月7日(土)晴れ

今日から晴天が続くの予報。今日はよくなるぞ、と夫。まずはディアボレッツァの展望台に行き、そばのラガルブ山のまわりをぐるっと歩いて足慣らしをしよう、とコース係りの夫。2時間くらい歩くけど大丈夫?はい、頑張ります。

今日は土曜日でバスが混むかも、と早めに支度。近くのバス停ではなく始発の駅まで降りてのれば座れるね、と出発。駅に着いたら8時8分の電車が出発2分前。これで行こう。

途中のモルテラッチ氷河もきれいだけど青空には程遠い。空いっぱいの厚い雲。ディアボレッツァの駅で降りたのは5人ほど。きっと混んでいる、と意気込んできたのになんか拍子抜けです。ロープウェイで上まで上がる。標高2972メートル、気温3度。さすがに寒い。

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ロープウェイを降り、氷河のほうに行くといつもは歓声が出るほどの景色ですが、最高峰のピッツベルニナの頂上は雲におおわれ、ちょっと残念な景色。やっぱりここには青空の日に来なおそう、と早めに下に降りる。下には大勢の人が待っていた。早めに来てよかった。

ラガルブまでは電車かバスで1つ先。歩いても10分ほどなので車道を行く。冬はスキーのゴンドラがありますが夏は動いていず。目の前で2組ほど、山道に入って行った。誰もいないか、と思っていたのでちょっとほっ。
風は冷たいが雲の切れ間から薄日がさし、歩くには良い天気。そんなに汗びっしょりにもならないし。あたりにはお花がいっぱい。昨年、10日過ぎに来て、どこも夏が早くてお花が少かったので今年は1週間ほど来るのを早めました。その効果か、花いっぱい。横浜の我が家で咲いているのもありますが、そこは『野に置けれんげ草』。この景色、空気感の中で見るのは特別です。途中牛さんたちがいっぱい。あんまりこっちを見ないでね。こんなにでっかい動物の群れの鼻先を通るって怖いんだもの。
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山をぐるっと回るコースの道路と反対側を歩く。高低差は少なく、雪渓や湖もあり花を楽しみながら2時間近く歩き、湖沿いでランチ。あと1時間半かかるという。そんなにのんびり歩いたつもりはないけれど、追いぬかれたカップル数組はみなさん、どうみても私たちより先輩方。私の足慣らしを兼ねているのでゆっくりとはいうものの、こちらのみなさんは健脚です。

1周すると4時間以上かかってしまうけど、オスピチオ・ベルニナ駅に行く路の方が30分程短いのでそちらに変更。ビアンコ湖も見えてきて、お花と共に楽しませてくれました。疲れたぁ。

バスは40分程待つのでそばのレストランでお茶。ここともう1軒のお店はどちらも人でいっぱい。冷たい風に吹かれ続けていた身体も暖まって、時間より多少早めに来たバスに乗る。ポントレジーナポストまで20分かからない。近い。

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ジャグジーに入り、シャワーで身体を洗ってほっ。夫はビール、私はアイスクリーム。足も靴も頑張ってくれました。横になってひと休み。

夕方、やっとやっとで起きて夕食へ。フランス人姉妹から日本の災害状況について聞かれた。本当に日本のニュースを見るたびにもうびっくり。雨が降り続いて死者も多数。その上今日は地震。山の中でも携帯WIFIのおかげで随時災害情報が届いています。早く収まりますように。これ以上被害が広がりませんように。
彼女たちの今日はアルプランガードから向こうの山を6時間半歩いたそうです。お姉さま方、ご立派。私の足は4時間で悲鳴をあげているのに。

今夜もサッカー準々決勝。見ていたはずが途中からZZzzz。明日も歩かなくっちゃ。。。写真下は昨夜のディナー。久しぶりのゆかたで私は文庫、夫は矢の字結びにちょっと苦労。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、りんご、中華菓子
夜食;サラダビュフェ、グリーンスープ、北極イワナとごはんとブロッコリ、ケーキといちごアイスクリーム

歩数;22,833歩
Pontresina(1804m) -> Diavolezza(2972m) -> Bernina Lagalb(2106m) -> Motta Bianca(2456m) -> Ospizio Bernina(2307m) -> Pontresina

今日のポケモン
二周年記念ピカチュウ,サボネア(Pontresina)

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2018スイス 気まま旅 ベルニナ快晴

Episode 1 Pontresina-04

2018年7月8日(日)快晴

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今日も4時半起き。外はまだ薄暗い。もう眠れそうもないので起き上がる。毎朝0.5合よりちょっと多めのご飯を炊いておにぎり4個作ります。梅干しとふりかけ。携行食はパンに比べてご飯の方が水分が多い分だけ食べやすいですね。

外は快晴。日の出の時間にはモルテラッチ氷河が赤くやけていました。今日はきれいだぞ。お出かけの支度をして7時朝食に降りて行く。日本人の団体さんがずっと一緒でしたが今日イタリアに移動するそうです。お気をつけて。

朝食後、8時15分のバスに乗ろうと出発。毎年お会いしているドイツ人お姉さんと一緒になる。彼女は一人でガンガンあちこち歩いています。車窓から眺めるモルテラッチもすばらしい。ディアボレッツア展望台は。。。これぞ!という景色です。最高峰ピッツベルニナとまわりの山々はくっきり、氷河の量もたっぷり。

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レストランのガラス窓には景色が写りこんできれいです。やっぱりこれでなくっちゃね。プントパース方面に少し歩いてフォトタイム。去年はこの先の頂上まで歩いて苦しかったぁ。

1時間20分後のロープウェイで下に降り、10分後の電車でオスピチオ・ベルニナへ。今日はこちらのコースを歩きます。ここを歩くのは5回目。様子がわかっているのでサクサク。ビアンコ沿いの道は本当にきれいで歩きやすく、お花もいっぱい。アルペンローザ満開。夫は三脚を持ってきたのでちょっと重そう。ディアボレッツァやパリュ氷河を撮るんだ、との意気込みですが、もっと小さくて軽い三脚がいいよ、きっと。
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途中からササル・マソン山に昇り、パリュ氷河を山の上から眺めます。このコースははじめて。地図でみて、思っていたよりも楽でした。山頂のホテルのレストランからの眺めはそれこそ最高。アルプグリュムの駅からの眺めも良いけれど、ここからは氷河を見降ろす感じ。夫はビール、私はスープで乾杯。アルプグリュムの駅までの道はかなり急な下り。最後は慣れた道に合流。電車の時間が迫っているので急いで降りた。間に合った、と思ったら電車は5分遅れ。次は50分後なので乗れてよかった。

ポンチレジーナ駅でバスにじきに乗ることができ、ホテルに3時半には帰って来られた。入浴と洗濯。洗濯機をまわすんだから、と目いっぱい着替えた。楽だぁ。
夕食までにひと休み、と横になったらぐっすり。重たい身体をひきづりながら夕食へ。時間をかけての食事なので目が覚めてきて最後のデザートまでしっかり食べた。太っているよね、きっと。

今日は快晴のすばらしい景色を満喫。ポントレジーナもあと2泊。1日ゆっくり歩けるのは明日まで。心配した足の痛みもなく元気です。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、スイススープ
夜食;サラダビュフェ、アスパラのスープ、鶏肉とタリアッテレ、ホワイトチョコムースとベリーのアイスクリーム

歩数;19,053歩
Pontresina(1804m) -> Diavolezza(2972m) -> OspizioBernina(2329m) -> Sassal Mason(2456m) -> AlpGrum(2107m) -> Pontresina

今日のポケモン
ゴマゾウ,バネブー(Diavolezza),ライチュウ

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2018スイス 気まま旅 サンジャンとセガンティーニ

Episode 1 Pontresina-05

2018年7月9日(月)快晴

今朝も早起きです。おにぎりを作ったりしておでかけ準備。今日はエンガディン地方最後のハイキング。今朝も快晴で朝焼けを見られました。

朝イチのおでかけはバスでセレリーナ・パレスまで行きサン・ジャンという古い教会。サンモリッツ方面に行くバスや電車からいつも見える屋根がない古城と思っていましたが、しらべると教会とのこと。夫が写真を撮りたい、というので決定。

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バスを降りてセレリーナの町を歩く。古い建物が多くポントレジーナ同様、古い町です。地図を見ながら歩いていたら通りすがりのお兄さんが親切に教えてくれました。徒歩10分程で到着。建物内には入れませんが、敷地には入ることができ、お墓を見てまわりました。新しいのもあり、まだ現役の教会でした。

ここからプント・ムライユまで20分程歩く。ケーブルカーでムオタスムライユまで上がる。今年の冬に自宅のTVでスキーの世界選手権を見ていたら、山並みを見て思わず「ムオタス・ムライユ!」と叫んでしまいました。今は雪はなく、すっかり夏景色です。

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ここからセガンティーニ小屋まで歩きます。過去にムライユ湖やパノラマの路に行きました。画家セガンティーニで有名な小屋はかなり昇るので今までは敬遠していましたが、今年はチャレンジ。途中までパノラマの路と一緒。分かれ道で日本人の3人組とごあいさつ。明日、私たちが向かうグリンデルワルドからきたそうで、むこうは4日間雨だったとのこと。今日は快晴。みんな、テンションあがっています。お気をつけて。

かなり登るからね、と言われていたので覚悟をして歩く。途中からゴロゴロ石の道。花がきれいです。時折アルペンアスターの群生があり、ついついエーデルワイスがないか、探しますがありませんでした。残念。
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セガンティーニ小屋はムオタスムライユの向かいの山の頂上近く。ロゼック谷やモルテラッチ氷河がどんどん広がってきて、きついけれど楽しい路でした。やっと小屋に到着。ちょうどお昼時。日当たりが良い席は満席。あいているのは風があたりが強く、たっぷりかいた汗が冷えるので、ちょっと暗いけれど建物の中へ。うん、ここも寒い。もう一度外に出たらちょうどベンチがあいたので移動。風さえよけられれば、日差しが強く暑いくらいです。夫はビールにソーセージ、私はお決まりのスープでひと休み。目の前の景色は最高です。

昼食後、アルプランガードまで下り、ゴンドラ降りるとホテルまですぐ。その下り路が急でけっこう大変でした。途中からゴンドラ駅は見えているもののかなり下。ガツガツ降りるのでひざが。。。がんばりました。たのしかったぁ。疲れたぁ。

ホテルに戻って今日もジャグジーと洗濯機。入浴後ビールの夫は高いびき。顔は真っ黒、というか日焼けで赤い。
今夜はここでの最後のディナー。頑張ってゆかた。1回目よりマシに着られたかな。フランス人姉妹からまた来年お会いしましょう、とチョコレートをいただいた。日本の災害に心配も。ありがとうございます。今度お会いした時にはもっとスムーズにお話しできるように頑張り、ハイキングコースをいろいろ教えてほしいです。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、スイススープ
夜食;サラダビュフェ、人参としょうがのスープ、ビーフシチューとハーブライス(夫はチーズフォンデュ),
いちごとクリーム

歩数;21,688歩
Pontresina(1804m) -> San Gian(1716m) -> Punt Muragl(1728m) -> Muottas Muragl(2453m) -> Cha. Segantini(2731m) -> Alp Languard(2327m) -> Pontresina

今日のポケモン
カゲボウズ,ザンガード(Pontresina Post)
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2018スイス 気まま旅 ひたすら移動

今日は移動日

2018年7月10日(火)晴れ

ポントレジーナ6泊も過ぎてしまえばあっという間でした。今日も早起きしておにぎり作り。その後は荷物のパッキング。持ってきた荷物は大して減らず、私のシューズが増えました。昨夜洗濯したものは全部すっきり乾きました。夫もじきに起きてきてパッキング。

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朝食に行くといつものお姉さんが夫はカプチーノで私は紅茶、テルモスにお湯、と覚えてくれています。今日チェックアウトなので夕食のメニューは持ってきませんでした。いつもこの時にチョイスします。フランス姉妹ともお別れのごあいさつ。他の人ともごあいさつ。旅の楽しみですね。

今回はスイス旅行7回目でグラウビュンデン地方は6回目。ほとんど見て回った気になっていましたが、彼女たちと話して、まだまだ行っていないところがたくさんあることを知りました。毎年3週間滞在する人と同じには行きませんが、今回は初めてのところもたくさんチャレンジし、楽しかったです。大人の雰囲気のところで、また是非来たいです。

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昨夜のうちにチェックアウト時間と送りをお願いしておきました。ホテルの車でサメダンまで送ってもらう。今日はグリンデルワルドまで移動。直通電車はなく大まわり。何度も乗り換えます。切符を買った時にくれた乗り換え時刻表は4回。夫のセレクトは5回で30分早く着きます。駅によっては乗り換え時間3分。山間の地域は単線ですれ違うのに遅れることがあります。ちょっぴり不安でしたが多少遅れたものの時間通りに到着。

途中駅でホテルに電話をしてお迎えを依頼。タクシーを頼むからね、とお姉さん。インターラーケンはすごい人。グリンデルワルドはなぜかアジア系の人が多いような気がする。駅もその周辺も人でいっぱい。最もこの時期は観光の最盛期。ホテルも高いし取りにくい時期です。今回のホテルは昨年は半年前でも希望の日が取れなかったのでほぼ1年前に予約。すでに半金がデポジットで私の口座から落ちています。

2011年から4回目の訪問。3年ぶりでずいぶん変わっていました。予約は取りにくいし、家庭的な雰囲気はなくなっているし、とちょっと残念。私のwebも『貢献』しているのでしょうか(^^;;
お部屋からはジオラマのような景色とアイガーがドーン。今日は雲がかかっているのが残念ですが、夜中には晴れるそうです。寝ながらアイガーを見ることができます。
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まずはスーパーにお買いもの。フルキッチンのお部屋は客室ではなくなったので、持参のミニ電気釜の他は電子レンジしかありません。それでもお皿やカラトリーやランチョンマットを用意してくれているのでどうぞ、ということでしょう。私は普段電子レンジは温めしか使っていないけれど、今回はチャレンジ。自炊の初日はお決まりのカレー。それもレトルト。疲れもたまっている時なので助かります。

朝食;サラダ、ハムとたまごとチーズ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;グリーンサラダ、ホワイトソーセージ、中村屋のビーフカレー、アイスクリーム

歩数;6,8598歩
Pontresina(1804m) -> Samedan(1705m) -> Chur -> Zurich -> Bern -> Spietz -> interraken -> grindelwald(1034m)

2018スイス 気まま旅 アルペンローザ群生地へ

Episode 2 Grindelwald-01

2018年7月11日(水)晴れ

昨夜はサッカーWカップを見ていたのに前半の途中で寝落ち。こちらは夜8時からのゴールデンタイムなのですが。そのおかげか今朝も5時前に目が覚めた。まだ早い、とゴロゴロ。

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ここグリンデルワルドはポントレジーナから比べると気温が高め。あちらは南だけれど標高1800メートル。こちたは1000メートルちょっと。やっぱり夏ですね。
窓から見あげるアイガー山頂にはずっと雲。今日の天気予報は晴れ。今は雲がかかっているけれど、この後切れるらしい。ということで7時半からの朝食前にお出かけの支度を終えて降りて行く。

ここのホテルの朝食のパンは毎朝焼き立てのをパン屋さんがお届けでした。今も同じらしくおいしいパンでした。ビュフェの品数も増えていました。

駅前8時44分のバスでグロッセシャイデックまで行くつもりですが、雲が厚いので1時間遅らせることに。ホテルのお部屋でのんびり。窓から見える景色は山頂の雲以外は最高なんですが。メンリッヘン方面も雲の中です。

駅前までのぼり道を歩く。昨年は電車の駅隣接のホテルに宿泊。どこに行くのも帰ってきても便利でしたが、窓から見える景色がプレミアムルームでもイマイチ。駅前ということでにぎやかで夜も明るかった。今回のホテルは少し離れている分静かです。景色はジオラマそのもの。時々クライネシャイデック行きの黄色い電車が通り、見あきることがありません。

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9時44分のバスでグロッセシャイデックへ。山々に雲がたっぷりかかっているものの、アイガーの山頂だけ雲が切れていました。今日はシュバルツワルドアルプまで歩きます。アルペンローザの群生地があるロマンチック・ウェグです。今年はきっと満開ではと期待。昨年は盛りが過ぎた後でした。
牛の大群に路をふさがれることもなく無事到着。アルペンローザで山は真っ赤、とはいきませんが、かなり咲いていました。山々に雲が多いものの進行方向正面のギザギザの山は雲に浮かんで神秘的。何より道端にお花がいっぱい。去年もこんなにあったっけ。歩く道は日差しがたっぷりで今日も日焼けです。

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シュバルツワルドアルプのバス停までの最後の20分ほどは車も通る砂利道。かなり下ってバス停着。次のバスまで14時20分で30分後。レストランで夫のビールとソーセージ、私のスープを注文。売店でここで作っているチーズを購入。
1年物と2年物があり、お勧めの2年物を購入。昨年、後でチーズが有名な場所、とわかり後悔。今年はGETです。

帰りのバスではとろとろ。狭い急な山道を大型バスが走るのでクラクションは鳴らすし、急ブレーキはあるし。でも良く眠りました。駅前でバスを降り、お買い物をしてホテルに戻る。

入浴後、夕食の下ごしらえをし、まだ時間が早いとちょっと横になったらぐっすり1時間半。7時すぎに起きて夕食の支度。今夜はサッカーWカップの準決勝をしっかり見られそうです。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとチーズ、グレープフルーツなどととヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず、ポテトのスープ
夜食;グリーンサラダとハム、鶏手羽肉のカレー風味と温野菜、漬け物、味噌汁、アイスクリーム

歩数;19,635歩
Grindelwald(1034m) -> Grosse scheidegg(1962m) -> Schwarzwaldalp(1455m) -> Grosses cheidegg-> Gridelwald

今日のポケモン
ポチエナ,エネコロロ,ペルシアン・進化(Grindelwald)

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2018スイス 気まま旅 雪渓を歩く

Episode 2 Grindelwald-02

2018年7月12日(木)晴れ

今朝も5時少し前に目が覚めた。昨夜はサッカー準決勝をしっかり見ることができ、23時頃に就寝。あと2試合。せっかくこちらのゴールデンタイムにいるのだから、しっかり見るぞ。

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空は快晴。窓の外のアイガーくっきり。日の出は5時45分。15分程前に夫を起こす。朝焼け、撮れそうだよ。三脚はベランダに出してあります。彼は一度外に出てから部屋に戻ってしっかり着た。さすがに朝は寒い。お湯を沸かしてお茶を飲む。こんな景色を見ながらのお茶。ぜいたくです。

朝食後、8時44分駅前発のバスに乗り、フィルスト行きのゴンドラに乗る。高度千メートル以上登るのでそれなりの時間がかかります。空は真っ青。アイガーにシュレックホルン、上氷河と下氷河が朝日に輝いてまぶしい。

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フィルスト到着後はまずは展望台へ。先頭は行列。ここからバッハアルプゼーまで50分。今回で6回目の慣れた路です。人も多い。アジア人も何国人もいっぱい。すれ違う人とあいさつするもときどき日本語。ハロー、ボンジュールが多い。お花も雪渓も多い。カメラをどこに向けても絵葉書のような景色が撮れます。出来栄えは腕よりカメラ次第か。

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バッハアルプゼーでひと休み。大勢が右往左往していました。あ、今年もドローンを飛ばしている。しばしフォトタイム。今日はこの先のブスアルプを目指します。こちらの路に入ると人が極端に少なくなり、私たちの前にも後にも人はいず。たまぁに追い抜かれる程度。昨年、霧の中をこのコースを歩き感動。晴れていたらどんなに素晴らしいのだろうと、今年楽しみにしていたコースです。今日は晴れであたりの景色はくっきり。大きい岩も急なガレ場もはっきり。昨年は先が見えない不安がありましたが、今年は見えているし、様子が分かっているしで安心です。
昨年と違ったのがもうひとつ。雪渓。約2週間早く来たせいか、雪渓を超えるところが5か所ほど。もちろんアイゼンは持っていないしでそろりそろりと前の人の踏み跡を歩く。2度ほど足がすべりびくっ。ストックが心強かった。うっかりしたら下まで滑り落ちるところでした。ほっ。

ということはありましたが、全体としては楽しい4時間半。昨日と今日は日本から持ってきたハイキングシューズ。足が痛いのはすっかり良くなりました。最後の1時間ほどはなだらかなだらだら路。グリンデルワルドまでのバスは1時間に1本。ほぼ駆け足状態でバス停到着。間に合ったぁ。
バス停で出会った日本人のお姉さん、あいさつしたら途中で路が分らなくなって必死でした、と話しがとまらない。お母さんと二人で来て、今日はお母さんは休憩なので一人山行。ご無事でよかった。他にも一人の日本人何人かにお会いしました。一人ってちょっと不安かも、と思ってしまいます。

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駅前のCOOPで今日もお買いもの。ホテルに戻って入浴と夕食の支度。夕食までは時間があるから、と夫はホテル地下の卓球ルームでサーブ練習。元気だね。私は1時間ほど寝落ち。
日の入りは夜9時過ぎ。朝はあんなにきれいだったのに、午後から雲が出てきて山頂を隠しています。夕焼けは下の方だけでした。

私のかかとは骨がとげ状になっていて1年以上治療に通っていますが、完治はしないよ、と言われています。毎日のハイキングでさすがにちょっと痛いけれど、明日も歩くぞ。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんずと桃、中華菓子
夜食;スモークサーモンとトマト、うずまきソーセージ、パプリカのハムチーズ、キャベツの塩コンブ、おすまし

歩数;21,297歩
Grindelwald(1034m) -> First(2168m) -> Bachalpsee(2265m) -> Fernandesitta(2405m) -> Bussalp(1792m) - > Grindelwald

2018スイス 気まま旅 快晴のユングフラウ三山

Episode 2 Grindelwald-03

2018年7月13日(金)晴れ

今朝も朝焼けをお茶しながらしっかり見ました。空は雲ひとつない青空。

今日はメンリッヘンまでゴンドラで上がります。ゴンドラ乗り場までホテルから15分程下る。ゴンドラ駅は工事中、途中もずっと工事をしていました。工事の影響でマーモットを見られないか、という心配をよそに4匹みっけ。

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今日はユングフラウ三山がくっきり。どこにもまったく雲がかかっていないのは珍しく、以前何度もこのゴンドラで見に上がった年もありました。今日はクリア。昨年、その前に宿泊した頂上ホテルでトイレ休憩後、メンリッヘンの頂上をめざす。ただひたすらだらだら昇る。途中、夫がシャッターを押した韓国のかわいい青年がその後もしばらく近くを歩き、何かと話しかけてきた。双眼鏡を忘れたおばさまを追いかけたりと夫は大忙し。イギリスの皇太子夫婦がきてから王冠の形の展望台を作り、ロイヤルウォークと命名。今日は牛の落し物も少なく、歩きやすかったです。

ここからアルプグレンの駅まで下る。クライネシャイデックまでは過去5回歩いている慣れた路。今日は電車の一つ先まで行きます。初めての路はちょっとわくわくと不安。アルペンローザやアルペンアスターなどがお出迎え。正面にはユングフラウ三山がずうっと見え続けるという豪華な路。途中に冬のスキー用のリフトの駅。

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休憩してふと見ると『WC→』。夏は休業で誰もいないのにトイレのドアを開けると電気はつくし水は流れるし。環境のために開放してくれているようです。
その下の路に工事車。人は通れない。地図ではここを通ることになっているし、工事の人に聞こうにも、人はかなり先に居て聞けない。困ったなぁと二人でうなっていたら後ろから人が来た。聞けば工事のところを通れば良いという。ぼくについておいで、とおじさま。はぁい。穴を掘ってパイプを埋め込んでいるところを渡り、でっかいシャベルカーの横を通る。工事はちょっと止めてくれた。ありがとうございます。

この後もかなり下る。出会った人は3組。クライネシャイデックのコースとは比較にならない人の少なさ。山を降りてじゃりの車道に出てから更に1時間下る。車道はつまらない。アイガー以外は見えなくなっちゃったし。歩きだしてから4時間15分でアルプグレン駅到着。今日もよく歩いた。
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電車でグリンデルワルド駅に戻ったら、今日から駅前で『アイガー・ウルトラ・トレイル』なるイベント実施中。テントが張られ、スポーツ用品店に飲食店にと大にぎわい。私が買ったONの靴屋さんも出ていた。履いているのを見せてGOOD!とごあいさつ。

ホテルに戻り、夫は入浴後今日も卓球練習。アイガーをバックに豪華な練習環境。今日はこの旅行で一番歩いた。じゃりの下り坂が長かったので、足を心配してかなり歩幅が小さかったこともあるのでしょう。疲れた。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんずと桃、中華菓子
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとズッキーニのチーズ焼き、肉団子のカレー味、おすまし

歩数;25,680歩
Grindelwald(1034m) -> Grindel Grund(943m) -> Mannlichen(2223m) -> Alpglen(1614m) -> Grindelwald

今日のポケモン
ワタッコ(Grindelwald Dorf),ニューラ(Alpglen)

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2018スイス 気まま旅 ゆったりシーニゲ・プラッテ

Episode 2 Grindelwald-04

2018年7月14日(土)雨 のち くもり のち 晴れ のち 雷と雨

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上は真夜中の1時から2時にかけてのアイガー&銀河の星景写真をベランダからパチリ。

今朝はアイガーに雲がかかり朝焼けは見られませんでした。空いっぱいに雲。いつも通りおにぎりを作り、おでかけ準備はしたものの、どうする?足がかなりお疲れ。私はもちろんですが、昨日は夫も途中でずるっと滑ったりしていたので、今日は楽々コースにしよう、と話していたのですがそれにしてもこの天気。

峡谷グレッチャーシルフトに行って、昼食はホテルに戻ってからでもいいしね。前に一度行っているけれど、こんな日にはぴったり、とゆっくりおでかけ。でかける直前に雨も降ってきた。ここ数日ずっとリックのお荷物だった雨具上下をしっかり着て出かける。

ホテルを出て歩きだしたら薄日が差してきた。バス停で雨具を脱いでふたたびリックへ。ねえ、お日様が出てきたのにもったいないよね、と急きょ行き先変更。15分後の電車でシーニゲプラッテに行くことにする。切符は片道。帰りは気分でラウターブルンネンに寄ってもいいしね。

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ビルダースビルから登山鉄道に乗り換えグングン昇る。これが時間がかかり、グリンデルワルドからほぼ2時間で到着。今朝の雨で出足も遅かったしで、着いたのが11時40分。ラウターブルンネンに寄るのはあきらめてここでゆっくり過ごそうね。レストランのスタッフがアルプホルンでお出迎え。

昨日からのイベント『アイガー・ウルトラ・トレイル』のコースにここもなっていて、ちょうどランナーたちが山道を走ってきた。路をゆずって応援。がんばれ。手を振ってこたえる人も。急な下り路を駆け降りて行った。

シーニゲプラッテはお花が多いところ。駅隣接の植物園もあります。雲多めとはいえ晴れたユングフラウ三山とシュレックホルンなどの美しい山並み。花と一緒に楽しみました。お花に囲まれてランチはおにぎり。梅干しとおかかです。

今日は足休めの日。なのでいくつもあるハイキングコースはあきらめて1時間半ほどうろうろして帰りの電車に乗る。のんびりしたスピードの電車で途中から二人ともうとうと。まわりもみんな寝ていた。

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グリンデルワルド着14時半ちょっと過ぎ。駅前のイベント会場が『アイガー・ウルトラ・トレイル』のゴール。次々選手が戻ってきて完走者はメダルとファイナリストTシャツを受け取っていた。

アイスクリームを買ってホテルに戻る。入浴後、夫は今日も卓球練習。さすがに私も今日は大して疲れていませんが、卓球のお付き合いはご遠慮。地下の卓球台の部屋はエアコン効き過ぎで寒いとか。庭にも卓球台があるのでそちらでやったらすぐ下の草を刈ったばかりのせいか虫がいてかゆい。

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あらま。雲がかかっていますがアイガーの目の前での卓球練習。いいね。

今夜も電子レンジ調理。シュワルツワルドアルプで買ってきたチーズはラクレット用らしく、昨日今日とジャガイモにかけてチン。おいしくて。。。
TVではWカップ3位決定戦。日本に勝ったベルギーを応援。2-0で勝利。特にDFがうまかった。
試合が終わる頃から、ここグリンデルワルトで雷雨。外の空気が一気に涼しくなってきました。今夜は眠り易そうです。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとハムのチーズ焼き、茄子のベーコン巻、おすまし、マフィン

歩数;7,719歩
Grindelwald(1034m) -> Wilderswill(587m) -> Schynige Platte(1967m) -> Grindelwald

今日のポケモン
プラスル(Grindelwald Dorf),ヒンバス(Grindelwald Bahnhof),キモリ(Wilderswil)

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2018スイス 気まま旅 クライネシャイデックからラウターブルンネンへ

Episode 2 Grindelwald-05

2018年7月15日(日)晴れ

昨日の昼間は暑かったけど、夜に入って雷ゴロゴロ。かなりピカピカしていました。その後は雨。夜中に目が覚めた時にベランダから手を伸ばしてみる。雨だ。明日のお天気はどうかな、と思ったが朝にはあがっていた。空には雲がいっぱいで朝焼けショーはなし。

朝食前に今日の行程の相談。地図を広げてあれこれ検討の結果、クライネシャイデックからベンゲンまで歩くことにする。体調を見てOKならラウターブルンネンまで足を伸ばそう。昨日のんびりしたおかげで足も気持ちも元気です。

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朝食前に明日の朝の駅までの送りをお願いする。夫はママに卓上ゴミ入れをおねだり。
グリンデルワルド駅8時47分に乗ろう、と出発。空は晴れ。雲はあるものの山もしっかり見えています。駅で昨日のファイナリストTシャツを着ているお兄さんがいたので写真を撮らせてもらう。一緒に居たお姉さんは「私はファイナリストになれなかったのよ」。お二人で参加したんですね。

クライネシャイデック駅はユングフラウヨッホに向かう団体さんでごったがえしていました。私たちはその電車を見送ってから線路沿いの路をベンゲン方面に向かって歩く。一つ先の駅、ベンゲンアルプまでは何度か歩いていますが、今日は3つ先の駅まで。アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山の裾野を歩く感じ。山はバッチリ。途中の池では夫はお決まりの逆さアイガーをパチリ。

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ベンゲンまで標高800メートル下る。ハイキングコースは黄色の初心者向け。きつくはないけれどひたすら下り。途中から森林帯に。前を歩く家族連れのママが崖の方を見ているのを見て夫も目を凝らす。しばし見て「鹿だよ鹿、ほらあそこ」。え、どこ?さんざん教えてもらってやっと見えました。茶色いのが動いていた。その先でママたちが何か食べている。自生のストロベリー。食べてみる、とくれた。甘い。ちっちゃい。ありがと。その後の路で見つけて食べていたら、すれ違った人からなあに、と聞かれた。

ベンゲンまで下りに下って12時。2時間半。駅前広場のベンチでおにぎりランチ。まだまだ元気なのでラウターブルンネンまでさらに500mほど下ることにする。ここからの景色、私は好きなんだ。険しい崖、滝が流れ、その先に氷河をいただいた山々。雲があるもののきれいです。

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で、更にぐんぐん下ること1時間。足のつま先が靴に当たり続けて痛い。駅が見え、2年前に泊ったホテルが見えやっと駅到着。休憩を含めて4時間歩きました。

ツバイジンメン乗り換えでグリンデルワルド着。アイガー・ウルトラ・トレイルの会場は片づけられてひっそりしていました。
ホテルに戻り入浴と洗濯。夫は今日も卓球練習。駅から帰ってくる時にお天気雨だったけれど、今夜もサッカーWカップ決勝が終わる夜7時頃から雷。落雷の音が響く。昨日より雨も雷もすごい。景色が白くもやってしまうほどです。
グリンデルワルドも今夜が最後。5日間、良く歩きました。

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;ソーセージ2種類と野菜、ジャガイモとズッキーニのチーズ焼き、茄子のベーコン巻、おすまし

歩数;23,486歩
Grindelwald(1034m) -> Keine Scheidegg(2061m) -> Wengen(1268m) -> Lauterbrunnen(796m) ->Grindelwald

今日のポケモン
ナックラー(Grindelwald Dorf),アチャモ(Grindelwald Bahnhof),プテラ(Kleine Scheidegg)
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2018スイス 気まま旅 フィエッシャーアルプに移動

Episode 3 Fiesch-01

2018年7月16日(月)晴れ

昨夜は激しい雷と雨。落雷の音もすごかったのに、夜中にはすっきり晴れて、夫は午前3時頃から星景写真撮影。出たり入ったりしていました。今朝もアイガーくっきり。朝焼けもきれいでした。雲ひとつない真っ青な空でハイキング日和です。

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我が家は移動の支度。この後2か所で2泊づつするので、荷物は最低限にして、トランクと自炊道具などはその次の滞在地、ツェルマットまで送ります。手荷物は極力少なくして、とパッキング。朝食後、チェックアウトし、駅までママに送ってもらいました。ありがとうございました。また次回。

預けたトランクは荷札をつけて私たちと同じ電車で運ばれて行きました。ツェルマットで会おうね。今日のお宿はフィッシャーアルプ。エッギスホルンの途中駅。アレッチ氷河を見に行きます。かなり荷物を減らしたけれど重たい。

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まっすぐ行くと早く着き過ぎるので、インターラーケンの街歩きをすることに。高級リゾート地のインターラーケンにはお城のようなホテルが立ち並び、お値段も高いのです。いつも通過だけなので、駅のコインロッカーに荷物を預けて、今日はちょっとぶらぶら。

高級ブランド店が立ち並ぶのはサンモリッツ同様ですが、ホテルやレストランの建物が年代物で、バルコニーの裏まで豪華な装飾。夫が買いたいというチョコレートやさんで少々購入しヘーエマッテ公園へ。ちょうどハングライダーが次々降りてきた。お城のようなホテルと広い公園、色とりどりの羽。きれいです。空が青い。インターラーケンではユングフラウしか見えないけれどお日様に輝いていました。

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シュピーツ、ブリークで乗り換えフィーシュ駅。10分程歩いてロープウェイの駅へ。30分に1本のゴンドラに乗りフィッシャーアルプ下車。ホテルは駅のすぐ前。チェックインしてからお出かけ支度。ロープウェイの最終駅エッギスホルンまで行く。明日ゆっくり行くけれど、こんなに良いお天気なんだもの、ホテルでぼぉっとしているには早すぎる時間です。

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山頂駅からの景色はすばらしい。昨年に引き続いて2回目ですが、すごい、すばらしいしか言葉がでません。岩ゴロゴロの山の上を少々歩く。夫は三脚をかついできているので、気に行った場所でじっくり撮影。しばし待つもなかなか終わりそうもない。他にもう一人三脚を立てているおじさま、途中からきた人も加わって、カメラマニア3人とその妻たち。私が写しているので一人足りないけれど。

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1時間20分居て帰路に。ホテルに戻ってまずはジャグジーに行く。こんなに荷物を減らしても、水着はしっかり持ってきました。お部屋はシャワーだけですが、ジャグジーでしっかり肩までつかれます。

夕食はホテルのおまかせコース。じゅうじゅういうステーキでした。今日から4泊は完全向こう飯。何がでるのかお楽しみです

朝食;サラダ、ハムときゅうりとゆで卵とチーズ、グレープフルーツとパイナップルとヨーグルト
昼食:おにぎり、生あんず
夜食;チーズの前菜、じゃがいものスープ、フィレステーキとポテト、クリームブリュレとオレンジ

歩数;11,805歩
Grindelwald(1034m)  -> Interlaken West(563m) -> Spiez(628m) -> Brig(684m) -> Fiesch(1049m) -> Fiescheralp(2212m) -> Stn. Eggishorn(2893m) -> Fiescheralp

2018スイス 気まま旅 アレッチ氷河満喫コース

Episode 3 Fiesch-02

2018年7月17日(火)晴れ

昨夜は夕焼け前に寝落ち。こちらの日の入りは夜9時過ぎです。朝は4時過ぎに目が覚めた。外を見ると雲いっぱい。もう一度寝て日の出の5時半過ぎに起きる。雲はあるものの向かいの山々が朝日をあびてきれいです。

朝食は7時半から。パンが焼き立てでおいしい。中はもちもち、まわりはカリッカリ。しっかりいただきました。ごちそうさま。

今日は氷河周遊コース。夫が昨日からあれこれ検討。彼が前から行きたがっていた氷河近くを歩くコースに決定。5.6時間は歩くから覚悟してね。はぁい。ここまでハイキングを続けてきて大丈夫だからの選択だそうです。がんばります。

9時にホテルを出るとオーナーがお見送りに出てきてくれた。行ってきます。ホテル前をまっすぐ歩いて、ここから昇り、というところでまず準備体操。今日はていねいにやりました。ここから1時間半は登り。お花がたくさん咲いている路をのどかに歩く。遠くにリーダーアルプから上がったゴンドラステーションやベッテマーアルプの駅が見える。去年行ったよね。

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羊がたくさん。ガングロ、全部白や黒、半分黒いの。その落し物に気をつけながら1時間ほどで山の上に出る。アレッチ氷河が見えてきた。わーい、お天気も良くきれい。今日はここから氷河を左に見ながら歩く。だんだん下がって氷河のシマシマがくっきり。何万年というながぁい年月を経て氷河となってここまで押し流されてきたのがよくわかる。横から見える割れ目、裂け目の奥はきれいなグレイシャーブルー。氷河表面が大きく波打っているのも上からではわからなかったこと。

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歩く路はガレ場やアップダウンのきついところもたくさんありました。なだらかなお散歩路みたいなところも少しはありましたが、氷河を渡ってくる風が冷たくきつい。ずぅっと強風に吹かれていると疲れますよね。

通る人はさほど多くなく、ケーブルカーもゴンドラもなく自分の足だけが頼り。子連れや若いカップル、ご年配の方々も多く、私よりかなり上だよね、という人も多々。話してみるとスイス人。スイス人は健康志向が強い、と聞いたことがありますが、それにしてもこの路をよく頑張るね、という感じでした。

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それはともかく氷河をずぅっと左に見ながらの約3時間のハイキング。満喫しました。リーダーアルプ側は氷河の先がかなり細くなっていますが、エッギスホルンの方にいくにつれて厚みが増しています。途中、融けてグレイシャーブルーの小さい湖状態になっているところもありました。

氷河と別れて、山小屋からトンネル経由なら1時間15分、山を高巻くと2時間半。ほとんどの人がもちろんトンネルコース。電気だか水道だかの工事跡だそうで、ゆるい昇り坂を約1キロ、20分程。
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web-サイトで見た人は真っ暗で夫のストックにつかまって歩いたというのがありましたが、今はほぼ20メートル間隔で照明が付いていました。ところどころ壊れていたりですが、それでもまっ暗闇ということもなく、トンネルの出口は見えているしで、珍しい体験。でたところでで会った人たちも「amazing!」とにこにこ。ここから1時間近く、氷河の反対側を歩く。これがまただらだらと長い。ホテル着15時過ぎ。オーナーが「6時間だったね!」とお出迎え。はい、ジャグジーを楽しみに戻ってきました。ここに泊るからこそ行けるコースです。

ということでまずはジャグジー。シャワーで身体を洗ってからしっかり暖まりました。きもちいいーっ。
夕食は今夜も石焼きステーキ。ジュウジュウと音をたてながらしっかり食べました。今日は氷河を満喫。疲れたけれど、楽しかったぁ。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、キウィと桃ととヨーグルト
昼食:サンドイッチ、生あんず、りんご
夜食;前菜、ぴりからスープ、ラムステーキとサラダ、ミルクかんてんとクランベリージャム

歩数;24,019歩
Fiescheralp(2212m) -> Hohbalm(2490m) -> Roti Chumma(2369m) -> Marjelenseen(2302m) -> Obers Talli(2335m) -> Fiescheralp

今日のポケモン
ユキワラシ,ドゴーム(Fiescheralp)

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2018スイス 気まま旅 快晴のエッギスホルン展望台

Episode 3 Fiesch-03
Episode 4 Randa-01

2018年7月18日(水)晴れ

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朝目が覚めて外を見ると快晴。向かいの山々がくっきり。ほんのり朝焼け色に染まっています。夫を起こすも、昨夜、星景写真撮影に夜中に何度も起きていた彼はしばしぼぉ。カメラにタイムラプスをセットし自動で撮影していましたが、完全に陽が昇った頃に、目が覚めたからマッターホルンが見えるはずなので行ってくると着替えて出て行った。私も着替えて後を追う。昨日体操したあたりに行ってみるが見つけられず。それにしてもマッターホルンくっきり。ホテルに戻ってしばらくしても夫戻らず。遅いな、ともう一度外に出たらちょうど帰ってきた。鹿を2匹見たよ、とにこにこ。

今日は雲ひとつない快晴。ランダへの移動日で早めに行って、町をうろうろするつもりでしたが、あまりにきれいな青空なので予定変更。もういちどエッギスホルン展望台まであがることにする。持って行く荷物以外はチェックアウト後、ホテルに預けるようにパッキング。朝いちのロープウェイは8時25分。さすがに間に合わないので2番の55分に乗る。

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エッギスホルンの展望台から見るアレッチ氷河。今朝は雲の影がまったくないきれいな表情。これだけでも見る価値があるよね。マッターホルンもとてもきれいに見えるので、もうちょっとよく写るところは、とうろうろ。うーん、難しい。いろんな人が次々やってくる。ご家族の写真などシャッター係りをかってでました、私。みなさん、良い顔してるよ。

11時過ぎ頃から雲が発生。山のお天気はやっぱり朝イチですね。2時間半、じっくり楽しみました。ありがとう、と下りのロープウェイに乗る。満足。

ホテルで荷物を受け取り、鉄道駅があるフィーシュまでロープウェイで降りる。ここから駅まで徒歩10分程。途中のミグロでランチを購入。山から降りた身には陽射しが暑い。駅に行ったら昼休み時間で駅員さん不在。仕方なく自販機で切符を購入。電車の中で切符を持っていないと高くなるので、事前に購入。ドイツ語表記のみで???次の電車はくるしであわてて買うもちょっと高すぎるなぁ。来た電車の車掌さんに見てもらう。途中駅からランダまでが往復になっている。でも返金はできないし、目的地のランダ駅は無人なのでツエルマット駅の有人窓口に出せば次の切符をその分引いて買えるようにしてあげる、とお姉さん。よろしくお願いします。電車は超ゆっくりで2時間半かけてランダ着。お姉さん、ありがとうございました。

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今夜のお宿は駅のすぐ前。チェックインになぜかすごく待たされる。おじさん、その間に何か所にも電話。んんん、ダブルブッキング?待たせてごめん、と普通に手続き。お金は前払いですって。はぁい。お部屋はなぜか3人部屋。ベットもタオル類も3人分です。
シャワーを浴びて、昨日の洗濯物をやってほっ。まだ明るいしで町中散策。どこの駅のそばにもスーパーのCOOPかミグロがあるがここにはありません。途中に小さなグロッサリーストア1軒のみ。昨年世界一長い吊り橋ができて、大きく宣伝もし、一躍有名になったので客も多いと思うけど、お水も買えないのね。
ねずみ返しがある古い建物が多く、遠くにブライトホルンの氷河が輝き、川沿いの散歩道もきれいです。のんびりした町です。

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チェックイン時に朝食付き → 2食付きに変更をお願いし、OKと言われた気がしたので、安心してレストランへ。あれ、なんか話しが違う。ドイツ語メニューしかないし、お姉さん、英語がまったく通じない。英語がわかるお兄さんを連れてきたが、私より英語が。。。とにかくお腹もすいているし、で注文。30分程またされた。お支払いはその場でキャッシュで、とのこと。安かった。スイス値段とは思えない。何が出てくるかわからなったが、食べたらおいしかった。これだから旅はやめられない。

食後、駅前をブラブラ。駅に居た女性からこの後の電車の時間を聞かれる。時刻表の見方を教えるものの、次のツェルマット行きは8時54分。7時54分が行ったばかり。彼女、どうしても間に合わなかったんですって。大丈夫、待ちますって。日の入りは9時過ぎ。まだまだ明るいです。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ。桃とヨーグルト
昼食:調理パン、バナナ
夜食;たっぷりサラダ(レタスやきゅうりに人参とポテトサラダ)、串焼き(牛肉、豚肉、ベーコン、ソーセージ)、パイナップル、パン

歩数;12,633歩
Fiescheralp(2212m) -> Fiesch(1049m) -> Brig -> Visp -> Randa(1408m)

2018スイス 気まま旅 世界一長い吊り橋

Episode 4 Randa-02

2018年7月19日(木)晴れ

朝、目が覚めて外を見ると空が真っ赤。朝日が雲に反射している。あわてて夫を起こすもあっという間にただの雲いっぱいの空になってしまった。朝焼けって一瞬。

朝食は7時45分からなのでその時間に行くと、既に食べ終わって帰った人も。あれれ。ま、いいか。で、8時半ホテル発、いつものように夫は表に出てからあれこれセットで時間がかかる。地図アプリ、WiFiなどなど小物が多い。

今日は昨年開通した世界一長い吊り橋に行きます。標高差600メートルほど足のみで登って行く。登り2時間、吊り橋、下り2時間のコース。休憩含めて我が家は5時間から6時間のコースです。

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まずは村の中の急坂を昇る。ランダは世界遺産に登録されている谷合いの町。ねずみ返しがある古い家々を通りぬけるだけでもう息が上がる。石畳を昇り続けるって結構大変。町はずれまであがりやっと山道に入りちょっとほっ。ひたすら登ること2時間。後から来た人たちが次々追いぬいて行く。お先にどうぞ。マイペースで行きます。とはいえ抜きつ抜かれつの人たちもいて、写真をお互いに撮ったりで苦しい中にも楽しみありです。全身から汗。ほとんどずっと林の中をひたすら登った。

ほぼコースタイム通りに吊り橋到着。コースタイムがゆったり目だったのか、私が歩くのが早くなったのか。またここでお互いに撮影タイム。橋の建設に協力した会社や個人のプレートがついています。モンベルのプレートに思わずパチリ。
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橋はしっかりしてはいるもののそこは吊り橋。揺れます。かなり揺れます。すれ違った人とごあいさつ。こわいよぉ、と言ったら「下を見たらダメ、先を見るのよ」って。そうしているんだけどね。下半身に無駄な力が入っているのか、最後はほうほうの態で渡り切った。腰が抜けるってこういう感じかな。疲れた。

ベンチに座りこむ。フランス人のGPがベンチの反対側で食事を始めた。にぎやか。彼らは私たちと反対のコースなので食後に橋を渡る。まだ元気です。しばし休憩。昨年この橋をTVで見たと言っていた友人に写真を送ったら「笑顔がひきつっているね」って。怖かった。でも面白かったけど。

ここからガンガン下り。登ってきた道よりかなり急。標識ものぼりは上級コースの白青白。夫がいうのに私たちのとったコースがお勧めで、反対コースは同じ高度を短い距離で上がるんだそうです。降りるのでもきつい路でした。途中でランチ。山の中で食べる食事はおいしい。後はホテルまで一気に下る。5時間でした。

夫はシャワー後にレストランにビールを飲みに行く。私もシャワー後に行ったらお隣でビールを飲んでいたのは抜きつ抜かれつだったおじさま。話しすとチューリッヒの方。お孫さんの写真を見せてくれた。どこから来たの、と聞く人はスイス人が多いです。今のところ日本人か、と聞かれているが昨年はニーハオとあいさつされたことあり。

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昨夜の夕食は注文後30分待たされた。なので今夜は少し早めにレストランへ。団体さんがきているらしく忙しそう。注文したら45分かかるという。仕方ないので待つ。ここは駅前のホテル。この先のホテルのレストランは石畳の坂を昇るとかけっこう先になる。1軒ある商店は今日は午前中のみ。ここでしか夕食は食べられない。待つこと1時間以上。私は我慢出来ずに部屋で待つ、と席を立つ。夫は仕方がないよ、とじっくり。1時間半待ってようやくできた。おいしさ半分、イライラ半分。これも旅行だ、と割り切らなくてはなのでしょうね。

夕食後、あたりを少し散策。気温20度。昨日までいた山の中より高いとはいえ、日本よりかなり涼しいです。明日はツェルマットに移動です。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、ヨーグルト
昼食:サンドイッチ
夜食;たっぷりサラダ(レタスとポテトサラダ)、串焼き(牛肉、豚肉、ベーコン、ソーセージ)、パイナップル、パン

歩数;12,977歩
Randa(1409m) -> Hauspil(2060m) -> Hangebrucke(2185m)  -> Ennerena(1446m) -> Randa

2018スイス 気まま旅 エーデルワイスはツェルマットで

Episode 5 Zermatt-01

2018年7月20日(金)晴れ 夜雨

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今朝もよく晴れた良いお天気。朝焼けを撮りに着替えて表に出る。駅周辺は電線があるので、少し離れたところまで。朝焼けは向かいの山の上でした。氷河をいただくブライトホルンはその後赤くなりました。

朝食に行ったら、昨日の団体さんと御一緒。みなさん、お泊りだったのね。愛想良くあれこれ話しかけてきた。どこから来たの、橋には行ったのなどなど。ホテルの女性スタッフは朝食からお昼過ぎまではアジア系の女性。彼女はとても愛想が良い。午後にダーリンが迎えに来るとそそくさと帰っていきます。

お世話になりました。このホテルは駅に近い割には音が気にならずに眠れました。洗面所が広くて使いやすかったです。お食事も安くておいしかったけれど、時間がかかるのが。。。

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ツェルマットまで2駅。電車から見る川沿いに雪渓が。いつもあったけ。ないよね、などと会話。駅のコインロッカーに荷物を預けてロートホルン鉄道の駅へ。ロートホルン駅そのものは冬のスキーゴンドラの工事で行けない、とさっきの車掌さん情報。我々の目的地を急きょロートホルンからブラウヘルドに変更。どちらにしても今日の目的は『エーデルワイス』です。

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ブラウヘルド駅に降りたらそこは工事現場状況。シュテリーゼーを目指します。ここの路で毎回エーデルワイスに会うことができています。今年も会えるよね。二人でアルペンアスターの辺りをじろじろ後から来る人はどうぞお先へ。あ、見っけ、と思った瞬間、夫も反対側で見つけていた。今年は同時。この後次々見つけて50以上見ることができました。大満足。

シュテリーゼーでひと休み。大勢が来ていました。日本人と中国人の団体さん、その他個人のみなさん。私たちはここからスネガまで歩きます。さっきより下の路を歩いたら。。。更にたくさん発見。群生という言葉そのもの。次々あるので夫大忙し。いやぁ、いっぱい。今日だけで100以上見ることができました。うれしいぃ。やっぱり自生のエーデルワイスは可憐で品があるよね。

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それにしてもここは穏やかなハイキングコースです。歩きながら脇見をするゆとりがあるもんね。昨日は登りも下りもよそ見なんてとってもできませんでした。歩数が思ったより少なかったけれど、横浜市の歩数計の特徴で最初の4歩は誤動作防止のためにカウントしません。昨日はそろりそろりだったもの。その分すごぉく疲れました。今日は楽々。余力ありで12時半過ぎにスネガ着。レストランで昼食。今夜からアパートメントタイプのホテルで3食自炊。朝晩だけでなく昼食も作ろうかな、と思うような味とお値段でした。

ツェルマットに戻り今朝コインロッカーに預けた荷物を出して今夜のお宿へ。2015年に初めて泊り、昨年は予約がとれず上の小さいほうのお部屋に泊りました。スペース的にはそこでもいいのですがエレベーターなしの4階。こちらは地上階はゼロ階なので実質5階。今回は何としても1階の予約を、とかなり早く取りました。それでも希望の日がとれずランダに2泊しました。2ベットルーム、トイレも2つのひろーいところです。

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次に駅に行きグリンデルワルドから送ったトランク2つを引き取る。最後のおでかけは買い出し。すぐ近くにあるミグロでカートいっぱい買いました。特に野菜、果物をたっぷり。日本では土用の丑の日ですが、うなぎはあるはずもなく、お魚類は手にとって見るもののどうも買う気にはなれません。やっぱりお肉中心かな。

宿に戻り荷物の整理。洗濯機があるので見に行ったけど使い方がまったくわからない。コインをいれるところがあるがいくら入れるのかもわからない。宿のオーナーさんと会うのは帰る前の夜。ま、いいか、と今まで通り手で洗う。ベランダに物干しがあり、二人で出たり入ったりしていたら通りすがりの人に夫が声を掛けられていた。すぐ下がお庭で家庭菜園になっていて「あなたのお庭?」。表通りからちょっと入ったところで、観光客がひっきりなしに通っています。

シャワー後、夫はビール。買ってきたサラミとついでにワインも試飲。うまぁ、ですって。私は夕食の下ごしらえ。きゅうりの漬物を作ったり、お肉に下味をつけたり。今日は1時間半も待たせないわよ。

夕食後、お散歩に行こう、と外に出たら雨。その後雷鳴。山のお天気なんですね。明日は今回の旅行初めての雨の日かも。ゆっくり休養できるかな。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、ヨーグルト
昼食:サンドイッチとスープ、スパゲッティナポリタン
夕食;スモークサーモン、いんげんの塩昆布、菜っ葉のお浸し、骨付きラム肉、お吸い物、アイスクリームとぶどう

歩数;19.697歩
Randa(1409m) -> Zermatt(1605m) -> Blauherd(2574m)  -> Stellisee(2538m) -> Sunnega(2288m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 休日はツェルマットで

Episode 5 Zermatt-02

2018年7月21日(土)くもり ときどき 雨

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昨夜から雨。朝起きても雨。ライブカメラを見ても近隣は全部雨。3千メートルを超える高いところは雲の上のこともありますが、今日はぜーんぶ雲の中。ツェルマットはマッターホルンの基地の町。雲しか見えないんじゃあねぇ。

町中の天気予報は曇り時々雨。朝食後お散歩に。今まで行ったことがないホテル街などを歩く。この天気なのに山の格好をしてストックを持った人が歩いている。元気だ。駅前に行ったらチーズフェアみたいなのをやっていて、その場で作ったチーズフォンデュの試食。おいしい。いつも食べているのよりまろやか。一袋お買い上げ。それなら白ワインがいるね、と夫は早速ワインを買いに行く。お土産屋さんをのぞいたりしながらぶらぶら歩くも人が多い。みんな、雨なのでショッピングのようです。チョコレートのレダラッハなどは押すな押すな状態。

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11時頃部屋に戻る。昼食には早いし、母にさっき買ってきた絵葉書を書いたりとのーんびり。こちらの正午が日本時間19時。なでしこリーグカップの決勝戦を見る。惜しいシュートがあったものの、最後はベレーザに負けた。悔しい。選手はもっと悔しいだろうなぁ。
夫は卓球韓国オープン。こちらも応援むなしく水谷クンもかすみちゃんも敗退した。

ハガキを出しがてら午後のお散歩に。こちらの郵便ポストは黄色です。ポストバスという路線バスも黄色です。午後になって更にたくさんの人が町の中を散策。朝からずっと雨が降ったりやんだり。マッターホルンはずうっと雲の中。

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早めに入浴して今夜は買ってきたチーズで夕食。宿にあった電気のラクレット・マシンを使います。やり方がイマイチで。。。最後はおいしくできました。窓の下では常に人の声。ここは歴史的建造物地区のそばにあるので観光客が多いところ。鎌倉や京都の住民ってこんなんだろうなぁ。

今日はこの旅行初の1日中雨。旅も後半に入り疲れもたまっているしで良い休養日になりました。かかとが痛くないので今夜は湿布なしで眠ることができます。

朝食;ベーコンエッグと野菜、漬け物、ご飯、お汁、生あんずと桃とヨーグルト
昼食:京風お茶漬け、漬物、お浸し、洋梨のタルト
夕食;豚のスペアリブと生野菜、ラクレットとチーズフォンデュみたいな(ソーセージ、じゃがいも、人参、カリフラワー、マッシュルーム)、アイスクリーム

歩数;11,033歩
Zermatt(1605m)

2018スイス 気まま旅 湖2つとゴルナーシュルフト

Episode 5 Zermatt-03

2018年7月22日(日)くもり のち 晴れ

今朝も雲いっぱい。TVでスイス各地のライブ映像も見る。ほとんど全部が曇り。スイスは九州より少し大きい程度。ディアボレッツァもエッギスホルンも雲の中。それでも午後からだんだん晴れてくるらしい。今日は足慣らし程度は歩きたいよぉ。

夫は天気予報とコースマップとにらめっこであれこれ検討。どこに行ってもマッターホルンが見えるのは夕方以降。高いところを歩くと真っ白い雲の中になってしまうので、標高が高くないところに行こう。出発はゆっくりめ。はぁい。それなら朝食後に夜のカレーを作っちゃお。

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ツェルマットの町中を走るバスは無料。鉄道駅、ゴンドラ駅などをつないでいて、それぞれの料金に含まれている、という。宿の下の橋のそばにバス停。ほぼ20分おき。町中は歩いてもたいしたことはないとはいえ、せっかくなので利用します。

ロートホルン鉄道の窓口でまずは火曜日のサンライズチケットを購入。ハーフパスを持っている人はネットではなく窓口で、ということでした。ほんの少し割引。ケーブルカーでスネガまであがる。ここからライゼー、モスジーゼーと湖を2つめぐり、フィンデルン村を通ってツェルマットまで歩いて戻る2時間ほどのコースです。

スネガから上の方は雲いっぱいですが、歩く路は薄日がさして暖かい。マッターホルンは雲の中ですが、その向かいから青空が少しづつ見えてきました。モスジーゼーは以前に来た時は誰とも会わない静かなところでしたが、そこそこ人とすれ違いました。水の色がエメラルドグリーン。お花は昨日の雨のせいか、生き生きしています。湖のほとりで生あんずで休憩。

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ここからフィンデルン村までの路にはマーモットがいるはず、と夫。早速1匹、2匹と発見。その先の農家の庭では子マーモットが4匹、じゃれていた。村の中は急坂。どんどん下る。ここから約1時間。途中から樹林帯になり下にツェルマットの町が見えてきた。人が次々と登ってくる。みんな出足が遅いのか、お天気が良くなってきたので、行こうというのか。でもかなりの登りだよね。

グレーシャーパラダイス行きのゴンドラ駅でトイレに寄り、その前から宿に戻るバスに乗ろうとしたら行ったばっかり。それならここの公園で、とランチ。おにぎりを出したらすぐに雀が寄ってきた。お弁当を食べるってわかるのね。ご飯粒をポンと投げたらあっという間に食べた。10羽くらい寄ってきて、投げたご飯粒をフライングキャッチ。すごい。でもあんまりはあげられないからねぇ。

ご飯も食べたし、このまま宿に戻るのでは早すぎるので、近くの渓谷、ゴルナーシュルフトに行くことにする。川沿いに少し昇る。この上のゴンドラから下の渓谷を見降ろし、かなり深いと思っていたが、遊歩道があり渓谷、滝が見られるようになっています。有料。階段をかなり昇るのでそれなりの高度に。ごうごう流れる滝と青空と白い雲が見られ、思った以上に楽しいハイキングになりました。

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バスに乗って宿まで戻る。お決まりの入浴、洗濯、夫はビール、私はアイスクリーム。その後はひと休み。18時に教会の鐘が鳴り響き、私は30分程の午睡でした。夫は横になったらすぐ高いびきでぐっすり。あれだけの鐘の音にもめげずに寝ていた。
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マッターホルンは18時には上半身はまだ雲の中。18時半にはくっきり姿を見せた。夫を起こし彼はカメラを抱えてでかけ、私は夕食の支度。ん、なかなか帰ってこない。私も外に。教会のそばの橋の上がビューポイント。すごい人だった。でも彼はいない。入れ違いかな、と戻るもまだ。橋の下に降り、うろうろしていて遅くなったそうです。

日の入りは21時6分。夕食後、三脚を担いで橋の上へ。まだすごい人だった。しばし夕焼けを待つ。まだ雲が多くて真っ赤な夕焼けは見られませんでしたが、気持ちの良いお散歩でした。写真は「自分とマッターホルンのツーショットシャッター押してくれますか?」と声かけしてきたドイツ人女性とパチリ!
明日は晴れるね。


朝食;野菜いため、漬け物、ご飯、お汁、ぶどうとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;グリーンサラダとソーセージ、スペアリブのカレー、ぶどう

歩数;16,439歩
Zermatt(1616m)  -> Sunnegga(2283m) -> Findeln(2100m)  -> Zermatt -> Gorner Gorge(1690m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 シュワルツゼーからツムット

Episode 5 Zermatt-04

2018年7月23日(月)くもり のち 晴れ

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朝ベランダに出て見るとマッターホルンが完全に見えている。急いで起きて橋まで撮影に。日の出は6時すぎ。15分程前に行って驚いた。人の数が半端ない。すっごい。日本人、中国人の団体さんが多いような気がした。山に雲がないだけでこれだけの人を集めるマッターホルンってすごい。駅近くの橋のたもともいつも人が多いのであちらも満員でしょう。すごいすごい。

夫が三脚を立てられるところがないので、川沿いに少し上流まで歩く。日の出の時間になっても山頂が赤くならない。日の出方向の山に雲があるのか。少ししたら下の方が赤く輝きだした。赤が上の方に上がるにつれて雲が山頂を隠し始めた。あらま。それでもしばし見ていたがギブアップ。明日があるさ。

橋の上にはまだ人がたくさんいましたが、宿に戻りひと休み。朝食にするにはまだ早いよね。しかも空には雲がどんどん広がり、夫曰く、今日も出足をゆっくりにした方がいいよ。はぁい。朝食後、彼は横になり高いびき。私は久しぶりに母に電話。日本は暑いよ、ですって。

橋のたもとでゴミ捨てをして、無料バスに乗ってゴンドラステーションへ。シュワルツゼーまで上がります。朝は見えていたマッタホルンはすっかり雲の中。それでも反対側のの氷河はお日様に輝いていました。

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シュワルツゼーからツムット村経由ツェルマットに戻る4時間コース。出足が遅かったことと、ゴンドラを降りてからしばしフォトタイムでさあ出発は11時。この時点で万歩計は約7千歩。万歩計は日本時間のままなので、昨夜の夕陽ウォッチングも今日の計算に入っています。

このコースは人が少なく静かです。路はマウンテンバイクも通れるくらい広く、のんびり。途中の湖で夫がパンを一切れ投げたら魚がびっくりするくらい寄ってきた。パン、好きなんだ。
遠くの山と氷河、道端の花を見ながらひたすら下り、ときどきちょっと昇り。
12時過ぎに湖が見えるところでランチ。山の途中にくっきりと線。あそこまで氷河だったのがわかります。更に降りて行った先にダム。かなり大きなダムで下の谷が深い。水がごうごうと流れています。この辺りからバイクが通れない細い路に。前に行ったことがあるエーデルワイスの路。お花のエーデルワイスは1輪しか見つけられませんでしたが、エーデルワイスという名前のヒュッテがあります。そっちに行くと下りが急になるので今日はツムット村へ。

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ツムットは数件のレストランとかわいい教会がある小さい集落。レストランには驚くほどたくさんの人がいました。ここまであがってきているのでしょう。この先でもたくさんの人がこちらにむかってあがってきていました。

4時間かかって今朝乗ったゴンドラステーション着。まあ振り出しに戻ったようなものですが、頑張りました。バスに乗って宿のそばに降り、スーパーでお買い物して帰宅。疲れた。歩数を見るとこの旅第1位でした。そんなに歩いたかなぁ。

今夜はエビチリ、と思ったらスーパーにエビがない。仕方がないので白身魚で。夕食後、今日も夕焼け撮影。夕方からマッターホルンがくっきり見えていたので期待したものの、橋の上に行ったら天女が羽衣をまとった状態。雲がだんだん上がってきたので断念。今日は側面が夕陽で赤くなっていたのにぃ。明日は早起き。急いで寝ます。

朝食;野菜入りベーコンエッグ、漬け物、ご飯、お汁、桃とヨーグルト
昼食:おにぎり、ゆでたまご、桃とあんず
夕食;じゃがいものチーズ焼き、ラムチョップ2本、白身魚と野菜のチリソース、梨のタルト

歩数;26,982歩
Zermatt(1605m) -> Schwarzsee(2551m) -> Zmutt(1792m) -> Zermatt Kirch(1614m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 ライゼーでの日の出とエーデルワイスの丘

Episode 5 Zermatt-05

2018年7月24日(火)晴れ

4時15分に目覚ましをかけておいたがその前に目が覚めた。今朝はロートホルン鉄道の駅5時集合、5時15分出発でスネガまで行き、ライゼーのほとりで日の出を迎えます。夏の間毎週火曜日に実施されている「Sunrise Sunnegga」ツアーで、おとといチケットを購入しました。宿を4時40分に出たら45分には到着。まだ暗いけれど、空には満天の星。個人客がポツポツ集まり、その後に日本人の団体さん2組が来た。5時半出発。

スネガ駅から湖に降りるエレベーターも稼働していた。湖のほとり到着一番。既に空は明るくマッターホルンはくっきり。夫は早速位置取り。たいした風ではないけど湖にはさざ並みがあるので、逆さマッターホルンがクリアに撮影できるポイント探し。

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マッターホルンのまわりはほんのりピンク色。山はクリアだけど裾の方に雲。あれも赤くなるのかな。なるといいね、と今朝沸かしてきたお茶を飲みながらおしゃべりしていたら、山頂の一番上が赤くなってきた。きたきたきた。カメラ大忙し。私もスマホでパチリ。うーん、きれい。赤がどんどん広がり、赤から金色に。雲も一緒に光っている。あ、こっちの山にも朝日があたってきた。すごいすごい。

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ゆっくり広がる朝焼けを1時間ほどたっぷり楽しんでから、駅前のレストランへ。朝食もついています(なしも選べます)。冷え切った身体にあたたかい飲み物がおいしい。夫は途中からホカロンをつかうほど寒かったです。今日の服装は持ってきた最大級の保温。山の夜明けだもんね。

ゆったり朝食後は、着ていたウィンド・ブレーカーというかカッパ上下を脱いでハイキング開始。今日はエーデルワイス・ウォッチング。ここから30分歩き、1時間登ります。私にとっては心臓破りの急なところ。覚悟をして行ったけど。。。そうでもなかった。先日のランダの橋までの登りに比べると大したことはなかった。うん、体力ついたのかな。

エーデルワイスは。。。ありました。登りだしてすぐ4輪、その先に3輪、いつものところに群生、その先にもいっぱい。この時点で朝9時。朝早いのでだぁれもいない。10時頃までゆっくり楽しむ。この後は降りて宿に三脚を置いて他に行くつもりでしたが、こんなにマッターホルンがきれいなのに、こんなにエーデルワイスがいっぱいあるのに帰るなんてもったいない。この先に行こうよ、と夫にお願い。彼はジッツォーの重たい三脚を担いでいるので大変だけど、私が行けるのならGO。ウンター・ロートホルンまで1時間半の路をあがることに決定。大丈夫だよ、私。
この先もエーデルワイス満開。こんなにあるなんて、こんなに咲いているなんて。途中で会った日本人から『エーデルワイスの丘』と教えてもらう。前に夫が話していたの、ここだったのね。いつも私の体力でここまで来られませんでした。ごめん。最終番の雪渓もクリア!。

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この夏はスキーリフトの工事で営業していないロートホルン駅の下をまわり、ブラウヘルドまで下る。途中、持参のおにぎりでランチ。人が本当に少なくて静かです。山はきれいだし、お花いっぱいでぜいたくだね。マッターホルンの山頂にいつのまにか雲がまとわりついていました。
今年もガングロの羊の群れのそばを通り、最後のだらだら下り路にはエーデルワイスたっぷり。満喫しました。宿着14時15分。

今日は早朝から長時間だったけれど、マッターホルン、朝焼け、エーデルワイスと超楽しい1日でした。ツェルマット5日目。やっと朝からすっきりくっきりマッターホルン。その日が週一度のサンライズ・ウォッチングの早朝ツアー実施日。ついていました。入浴後、夫はビールをぷはぁ。おいしいよね、もちろん。

朝食;コンチネンタル・ブレックファースト(ジュース、コーヒー、ハムとチーズ、ベーコン、たまご、パン、ヨーグルト、フルーツ)
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;グリーンサラダとソーセージ、インゲン、カレーライス

歩数;22,652歩
Zermatt(1605m) -> Sunnegga(2283m) -> Leisee(2233m) -> Sunnegga -> Tufternalp(2214m) -> Furggji(2982m) -> Blauherd(2547m) -> Sunnegga -> Zermatt

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今日のポケモン
ベロリンガ,ポワルン(Zermatt)

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2018スイス 気まま旅 湖めぐり

Episode 5 Zermatt-06

2018年7月25日(水)くもり ときどき 晴れ

昨夜は早く寝ました。さすがに疲れた。気分も相当にハイになっていたし、でぐっすり。
今日はゴルナーグラートに行くつもりですが、お天気イマイチ。窓の外のマッターホルンは雲をしっかりまとっている。どうする?

山はやっぱり朝、と8時の電車であがるつもりでしたが、雲いっぱいで青空が見えない。とはいえツェルマットでハイキングできるのは今日が最後。行くだけ行こう、と宿を出る。

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切符を買うときにもまだ迷っている。ローテンボーデンからリッフェルベルグまでのハイキングコースはやっぱりはずせない。でもマッターホルンが見えないんじゃあ、という気分が交錯。結局リッフェルアルプまで行き、湖周遊コースにした。電車には日本人、中国人がいっぱい。他の人ももちろんいるのですが、団体さんがどっとくるとかすみます。リッフェルアルプで降りたのはかすんだひとたちばかり。

2015年に宿泊したホテル、リッフェルアルプリゾートの裏側から線路沿いにあがり、ゴルナーグラート鉄道の切符と同じ風景をパチリ。電車とマッターホルンの2ショットですが、今年からデザインが変わっていました。それでもしっかり撮影。
ここからぐんぐん登り、グリンゼーに向かう。あがりきったところは車道で、ときどきでっかい工事車とすれ違う。

グリンゼーは湖面にマッターホルンは写りませんが、静かで木々がきれいです。今日はほとんど人がいず、のんびり。夫は湖の魚をチェック。カエルだけだよ、って。あ、マッターホルンの雲が大分切れてきた。

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次のグリュンジゼーは逆さマッターホルンがきれいに写るところ。多少のアップダウンがある路を歩く。
グリュンジゼーは先ほどより人がいました。マッターホルンにまた雲がかかりきれいに逆さ、とはいきませんが、それなりにパチリ。ヤング韓国カップルに頼まれてシャッターを押したり。湖には小さい魚。パンを投げたら群がってきた。
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生あんずでひと休み。生あんずと扁平で小さい桃は今回たくさん食べました。他の果物も食べましたが、このふたつが旬なのか、とてもおいしかったです。

しばし楽しんでからスネガに向かって歩く。雲の切れ間から薄日がさすものの、マッターホルン山頂はずっと雲の中。つくづく昨日はついていたね、と話す。ライゼーでランチ。日差しは強くジリジリ。

ケーブルカーで町に降り、リックを宿においてから駅へ。途中、いつも行列のクレープ屋さんに珍しく誰も並んでいないので買ってみる。チョコあまぁ。
駅で明日の切符を購入。フィーシュからランダに移動したときの自動販売機で購入した間違い金額の訂正をしてもらい、購入金額から引いてもらえた。お兄さん、気持ち良くやってくれたが、それなりに時間がかかる。そう思って今日のうちにきたんだ。よかった。
帰りにリンツの専門店でお土産購入。リンツのチョコはどこも同じ金額だが、なぜかここだけちょっぴりお安い。

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お部屋に戻って今日のお片付けと入浴。明日からはバスタブがないかも。日本に帰るまではシャワーだけかもしれない、としっかりつかる。
夕方オーナーのオーレリアンさんが会計に来た。この日まで私たちは勝手に入って生活している状態。おおらかというか、何というか。彼女と会うのは3回目。今回使えなかった洗濯機の使い方を教えてもらう。次は使うからね。

夕食はオーブンを使って鶏肉のグリル。ドイツ語メニューと格闘しやっと使ってみる。おいしくできました。日の入り21時過ぎ。この時間にもマッターホルンには雲。今日の夕焼けウォッチングはなしね。

朝食;ソーセージ入り人参シリシリ、漬け物、ご飯、お汁、桃と生あんずとヨーグルト
昼食:おにぎり、桃とあんず
夕食;ソーセージとジャガイモなどのチーズ焼き、手羽肉のローストと温野菜、アイスクリーム

歩数;19,562歩
Zermatt(1605m) -> Riffelalp(2222m) -> Gruensee(2302m) -> Glinzisee(2334m) -> Sunnegga(2283m) -> Zermatt

2018スイス 気まま旅 ピラティス山

Episode 6 Pilatus-01

2018年7月26日(木)快晴

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朝外を見るとマッターホルンくっきり。5時53分。あわてて夫を起こし、着替えて外に。朝焼けは既に始まっていた。「我が家」の下でまずパチリ。教会と一緒に撮れるこの場所で頑張っている人が時々いました。橋の上は今日も大混雑。朝日はマッターホルンのお腹あたりまで赤い。しばしフォトタイム。

夫はあたりの景色も撮って行くというので、先に宿に戻って朝食の支度。自炊も朝食で最後。買ってきた食材もほぼ無駄なく使用できました。もっとも今朝はおかずが多いね、と夫。
食後は一気にパッキング。ピラティス山に二泊するので、必要なものだけ持って、トランクふたつはチューリッヒに送ります。最後にお部屋のゴミをオレンジ色のゴミ袋にまとめて川のそばのゴミ回収BOXに捨てに行って終了。6日間、お世話になりました。

駅までゴロゴロ荷物を持って行き託送窓口へ。建物の間からマッターホルン。今朝も楽しませてくれてありがとう。この時間に山頂にはパイプのけむりのような雲。手を振ってお別れしているみたい。駅では昨日と同じ兄さんが手続き。トランクはチューリッヒで会おうね。

ここからルツェルン経由アルプナハシュタッド駅まで行き、ラック式鉄道で山頂に上がります。乗り換え4回。ベルンの乗り換え時間が6分予定のところ3分になり、走りましたが、後はゆとり。切符発行時に窓口で時刻表をくれます。これがとっても助かります。日本でも外人さんにはやっているのかな。やってほしいな。

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アルプナハシュタッド駅で降りたらラック式鉄道駅には大行列。山頂までのチケットを購入したら乗車予約の紙。今並んでいる大勢の人の30分後。気温32℃。アイスクリームを食べて待つ。少し早めに構内に入り、上から降りてくる電車を待つ。あ、1両だ。この人数、乗り切れるのか、と思ったら次の電車、次々と4両きた。可動式レールで先にきたのが後ろに行き、また次、と見ていてなかなか楽しい。

ゲートがあいたので先頭に乗る。出発も1台づつ。急勾配をガンガン登る。資料でスイスで一番の勾配、と見たがムオタスムライユもスネガもかなり急勾配。でもここは景色が楽しい。ルツェルン湖と山と木々と時に牛さんたち。今日は真っ青な空。約40分程ガタコト登って山頂到着。面白かったぁ。初めてのところってわくわくどきどき。楽しいぃ。

駅を降りたら下に降りる人の大行列。すごぉい。出たらそこがホテルのレセプション。早速チェックイン。お部屋は6階の西向きで眺望がすばらしい。荷物を下ろし、ひと休み。15時半。身軽な格好で周りの探検とお散歩に出発。2つの展望台と岩穴。階段がついているので楽です。とはいえ急なのぼりなので少しひいひい。今日は快晴。遠くまで見渡せる。この時間は遠くの山は白く光っている。見晴らし最高。

お部屋に戻ってシャワーを浴びてひと休み。夫は即高いびき。お疲れ?それともただの習慣?18時半からウェルカムドリンク、と言われていたので夫を起こし、着替えて行く。展望レストランで宿泊者にスナックとドリンクのサービス。なかなかおしゃれ。

ディナーは19時から。さっきここを通った時に食べている人たちのが見えたが、こんもりポテトフライに揚げものみたいなのが多く、夕食もそういうのか、と思ったら素敵なレストランでのフルコース。こんな山の上で、こんなにおしゃれなお食事が楽しめるなんて。ほとんどが中年以上のカップルでとっても大人の雰囲気。日本人は私たちだけ。時間もゆっくりで、20時55分の日の入りになってもまだデザートが出てこない。お願いして急いで食べて外に。

夕焼けは先ほど登った展望台が一番のフォトスポット。たっぷり夕食を食べたばかりの重たい胃袋を抱え、ゼイゼイ言いながら階段をあがる。遠くの山に陽が沈み、向かいの東側の雲が真っ赤。そこに月が昇ってきた。きれい。

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部屋に戻って窓から外を見る。残照と暗くなりだした空とルツェルンの街明かり。星も出てきて思わずさだまさしの『天狼星に』を口ずさむ。初ピラティス。大お気に入り。

朝食;ベーコンエッグ、いんげんとパプリカのおかか和え、漬け物、ご飯、お汁、クランベリーとヨーグルト
昼食:おにぎり、あんず
夕食;レタスとベーコンと卵とハーブパンのサラダ、ハーブのスープ、挽肉と野菜の牛肉巻とポテトやキノコなどなど、アイスクリームとクリームビュリュレといちご

歩数;8,693歩
Zermatt(1605m) -> Visp -> Bern -> Luzern -> Alpnahachstad(435m) -> Pilatus(2037m)

2018スイス 気まま旅 ピラティス山ハイキング

Episode 6 Pilatus-02

2018年7月27日(金)晴れ

5時20分に目が覚めた。外は晴れ。東の空は赤くなってきている。今日の日の出は5時56分。夫を起こして朝焼けウォッチング。彼は夜中に起きて、カメラを抱え、低いほうの展望台に昇ったが月が明るくて星景写真は撮れなかったよって。でもルツェルンの街がきれいだったそうです。

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東側をきれいに見るためには高いほうのもう一つの展望台に昇る。見上げると既に数名が上に居た。年配のご夫婦と励ましあって昇る。階段270段。寝起きにはちょっと厳しい。

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すぐ下には湖。遠くの山々の間から朝日が昇ってきた。アブがぶんぶんとうるさいけどきれい、と感動。なぜか最近亡くなった友人の顔を思い浮かべた。もう彼女と話せないんだな、と妙に実感。昨日はくっきりはみえなかったアイガー、メンヒ、ユングフラウも朝日を浴びて光っています。さすが4千メートル級の山は高い。その横にはラウターブルンネンのブライトホルン。行ったよね、今年。なんか、とってもなつかしい。

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しばし楽しんでから降り、部屋に入ってひと休み。夫はまたまた高いびき。朝食は8時から。窓の外で人の声がして起きると8時20分。一番電車で来た人たちかな。ロープウェイは9時から。今日も好天。1日中、にぎわうんでしょうね、きっと。

朝食は昨夜と同じきれいなレストランで。ゆったりしっかり食べた。食べ終わったら9時半。お腹が重いので10時半出発にしようね。

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ロープウェイの途中駅まで歩いて降りる1時間半のコース。かなり急な下りなのできっと2時間くらいかかるよ、と夫。洞窟を通ってハイキングコースの入り口に着いたのが11時。
天気はいいし、空気はきれい、風は日本にお持ち帰りしたいほどさわやかで涼しい。かわいいお花もいっぱい。でも歩き始めからガレガレの急斜面。がんばります、はい。

30分程降りてやっと少しフラットな中間地点。数名が休憩中。私たちも休憩後、すぐ前のクリムセンホルンに昇る。眺望良し。
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降りてきて標識を見る。目的地のロープウェイ駅までここから1時間15分のざらざら路を急斜面コースと、1時間半の大まわりコースがある。歩きやすそうな回り道コースに決定。多少緩やかか、と思ったが急なところもたくさん。鎖場になっていたりでストックと鎖に支えられて降りる。こんなに降りたらきっとまた上がるよね、と地形をみながら思う。
途中でランチ。こんなに良い景色、風の中で食べられるのも今日が最後。ゆったり味わう。すれ違う人も少なく静かなコースです。

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最後は予想通り昇って到着。寄り道も含めて3時間40分。頑張りました。ロープウェイは今までで一番きれいかも、という最新設備。苦労して降りたところをあっという間にあがり、ピラティス山頂駅着。人がいっぱいでした。売店で清涼飲料水とビールを買ってお部屋へ。シャワー後にぐびり。おいしい!

夕食までにひと休み。夫は寝たが、私は横になったものの足がつった。そういえば今日はストレッチをしなかったなぁ。骨盤体操でいつもやっている足の体操をやって収まった。長い間、よく頑張ってくれました。日本に帰るまであと少し。よろしくね、とふくらはぎえをなでておく。

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今日も18時半からワインorジュースとスナック、19時からディナー。昨日より客が多いが、スタッフも多くスムーズで20時半には食べ終わった。
外は風があるのでウィンドブレーカーを着て小さいほうの展望台へ。階段で175段。日が沈むあたりに雲が広がり、真っ赤なお日様が沈む、とはならなかったが、雲に赤が反射してきれいでした。

朝食;ハム、チーズ、サーモン、ベーコンなど、ジュースとコーヒー、果物とヨーグルト
昼食:サンドイッチ
夕食;ローストビーフとレタスのサラダ、野菜コンソメ、豚のヒレ肉と温野菜、ラズベリーシャーベットとフルーツサラダ

歩数;13,362歩
Pilatus(2037m) -> Esel(2118m) -> Klimsenhorn(1906m) -> OberLauelen(1330m) -> Frakmuntegg(1412m) -> Pilatus

今日のポケモン
ヨーギラス(Alpnach)
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2018スイス 気まま旅 ルツェルンとチューリッヒ

ルツェルンからチューリッヒへ移動日 いよいよ大団円へ

2018年7月28日(土)雨 のち ときどき 晴れ

5時20分に起きたら朝焼け。雲が広がっているがきれい。着替えて今日も270段の階段を昇る。土曜日のせいか若い人が多い。展望台に着いたら、コッフェルでコーヒーを沸かしている人、ワインの栓を抜いているGPなど、にぎやかです。昨日より湖が赤い。アイガーの方面は雲に覆われてはっきりはみえませんが朝焼けはそれなりにきれいでした。

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部屋に戻って帰る支度。朝食は8時からでゆっくりたっぷり食べてからチェックアウト。お世話になりました。山頂ホテルなので簡素ですが、使いやすかったです。まあるい建物でお部屋はピザのピース状。窓側が案外広かったです。

朝アチの9時のロープウェイで降りる。約30分。雨が降り始めていました。昨日乗った途中駅で乗り換えてゴンドラへ。一緒になったおじさまがいうのに、ここはおりるのは難しいが昇るのはそうでもない。自分は下から上まで3時間で行くよって。ええっ、ホントかな。

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クーリエンスで降りてバス停まで傘をさして8分程歩く。標識があるので迷いません。ちょうどバスが来てルツェルンまで15分程。ルツェルンに着くころには雨は上がり陽がさしてきました。

駅のコインロッカーに荷物をあずけ、ルツェルンを歩く。ルツェルンに来たのは2010年の初スイス以来。土曜日はカペル橋のそばに市場がたつ、と聞いていたので楽しみにしていました。青物や果物が多く、チーズ屋さんはどこも行列。きっとおいしいのね。お花屋さんも華やか。奥の方はアンティークというかボロ市かフリマ状態。人が多い。観光客に地元の人に。ルツェルンは観光都市。山から降りてきた私たちはちょっと人酔い。噴水のそばのベンチで休憩。

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ルツェルンからチューリッヒ中央駅までは電車で1時間弱。ゆっくり観光して、昼食を食べて行くつもり。ルツェルン泊であればまっすぐ空港に行って今日帰国できるのですが、山頂泊だと降りてきたら10時半過ぎ。ぎりぎり過ぎるので今夜はチューリッヒ泊です。現在日本に台風12号接近中で明日帰国にして結果オーライ。

ルツェルン駅構内のタイ料理店でランチ。ご飯がなんかとってもおいしい。ここ2日間は3食パンだったせいか、胃袋が急に『里心』。今夜はスイス料理店にいくつもりだったけど、中華もいいね。

チューリッヒ中央駅でツェルマットから送ったトランクを受け取りホテルへ。「ただいま」と入って行ったら「おかえり」と手続きもなく前回と同じ部屋のキーをくれた。
着替えてまずはお買いもの。お土産をここで買います。買いたいハーブティは今まであちこちで探したけれどどこにもなし。今日は妥協して購入。チョコレートは気温25度以上は保証しない、と言われているけどスイスのお土産はやっぱりチョコだよね。

部屋に戻ってシャワー。夫は先ほど買ってきたヴァイスビール『シュナイダーバイセ』。今回、これがどこにもなく、先ほど世界のお酒のお店で発見。明日帰るので今回は1本しか飲めませんでした。

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夕食は中華へ。ホテルのそばに寿司レストランが何軒かありますが、今までの経験で海外で日本食を食べておいしいことはほとんどなし。中華と韓国料理は大外れがありません。という経験則で中華に。おいしく食べました。

食後はまだ明るい市内をお散歩。日没は9時。オープンカフェやレストランで大勢が食事をし、流しがフォルクローレを歌っています。橋のたもとでバイオリンを弾いている人、広場のそばでアルプホルンを吹いている人。川沿いにはアカシアの花咲く美しい景色。教会の鐘が響き渡り、丘の上にはチューリッヒ大学。きれいな街です。

朝食;ハム、チーズ、サーモン、ベーコンなど、ジュースとコーヒー、果物とヨーグルト
昼食:タイ料理(ご飯にえびと野菜の煮込みをかけたもの)
夕食;春巻き、ワンタン、青菜の炒め物、マーボー豆腐

歩数;17,202歩
Pilatus(2035m) -> Luzern(435m) -> Zurich(408m)

2018 スイス 『誰でも写真家になれる国』から帰りました

チューリッヒ -> 成田へ移動

7月29日(日)-30日(月) 晴れ
昨年の反省で今年のチューリッヒのホテルはエアコンあり。それでも山から下りてきた身には遠くに聞こえる車や救急車のサイレンなど気になるものでした。今朝も晴天。スイス各地のライブカメラではきれいな山々を写しだしていました。

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朝食後、荷物を一気におかたずけ。三脚にストックに雨具にカメラ、レンズを預けるトランク入れるとリックは軽い。衣類は着ているものを含めて基本3枚づつ。1か月、これで過ごせるんだよね。オーロラ旅行に比べればトランクはまだゆとり。お米など食材もなくなったしね。

駅に向かいがてら国立博物館をパチリ。素敵な建物ですがまだ入ったことはありません。

チューリッヒ中央駅構内にはまだマザーツリーのイベント中。中に入って写真を撮ったりして日本人のご婦人と話しをした。スイス在住とのこと。あの。。。とおいしいお茶屋さんを聞いてみる。スイスはやっぱりハーブティ。専門店があるそうです。せめて昨日お会いしたかった。12月まではスイスにいるので、とメールの交換。後で情報をくれるとのこと。ありがとうございます。

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空港駅まで10分ほど。地下のホームからエスカレータであがったら、そこがスイスエアのチェックインカウンター。webチェックインは済んでいますが、プリンターはないので荷物のタグを出してもらいお預け。
最後のお土産を見たりしてから手荷物検査、出国検査へ。昨年までと少し場所や順番が変わっていたけど、時間はたっぷり。後は出国を待つばかり。

機内は相変わらずの食っちゃ寝で、飛行機は時間通りに離陸着陸。12時間と長いけれど快適でした。成田着7時50分。延々と歩いて健康チェックに入国審査。日本人は今回初めて顔認証システム。夫はすんなり通れたけれど、私はだめ。認識しない。3回目はスタッフと一緒にやったけれどダメ。9年前の写真だから?その先の窓口ですんなり出られた。最近は犯罪捜査もカメラが有力な証拠になっているけど、私の場合は認識がむずかしいかも、と変な認識。

トランクを受け取り、宅配依頼をして横浜まではリムジンバス。覚悟していたとはいえ暑い。台風を避けられただけでもオンの字なんですが、バスを待っている間に顔から汗が吹き出してくる。

スイスの政府観光局の7月のニューズレターに『誰でも写真家になれる国』とありました。青い空、氷河をいただいた山々、湖と誰が撮っても絵はがき状態。夫と二人でものすごい数の写真。私はスマホだけ。新しいスマホは機能がUPしていて古いコンデジよりよっぽどきれいなのです。動画もたっぷりあるしで、これから暑い日々、涼しい風を思い出しながら整理をしたいと思います。

朝食; コンチネンタル・ブレックファスト
昼食; サラダ、オムレツ、クスクスのカレー風味、スープ
機内食1;サーモンとメロン、ビーフステーキと温野菜、いちごのケーキ、チョコレート
機内食2;フルーツサラダ、ヨーグルト、えびのビーフン

Zurich HB --> Zurich airport --> Flight --> NRT(Tokyo)