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Slovenia

2011年 7/25 アドリア海の旅:成田 → ブレッド湖

201107250003.jpg朝6時の予約のタクシーで最寄り駅へ。今日から6泊8日のクロアチア・スロベニアの旅に出発。YCATから成田までのリムジンバスで持参のおにぎりをゆっくり食べる。今回はK社のツアーに一人参加。

退社したら自分と夫の仕事やその他の用事に惑わされることなく、夫婦で好きなだけ旅行に行けると思っていたが、現実はそんなに甘くはなかった。それなら行ける時に行きたい所へ一人で行こう。
「いいよ」と口では言いながら、背中で不満を表していた夫に、多少後ろめたさはあったけど8日間と短いし、ということで今回の旅となった。
その夫、さっさと昨日から釣りに青森に出発。午後から鮎つりを開始し11匹釣れ、夜にはホタルがいたよ、と楽しそうな声で電話があった。

201107250001.jpgウィーンまでは約11時間のフライト。初オーストリア航空。客室乗務員のユニフォームは男女共に赤が基調でかわいい。
機内食は2回。わーい、私の大好きなすっぱい黒パンだ。食後のコーヒーは十種類の中から選ぶ。ホイップミルクが入っているとか、細かい説明書きをくれた。私はアイスクリーム入りを選択。コーヒーがあんまり好きではない私だけど、おいしくいただきました。さすがウインナ・コーヒーの国です。

それにしてもひとりぼっちではちょっとたいくつな距離と時間。映画を2本見て、後は何とか寝ようと努力。でも日本時間の真昼間から夕方の時間帯。そんなに眠れるものではなかった。


201107250002.jpgウィーンが近づくと風力発電機がたくさん見えた。30分ほど早く到着。外はくもり。遠くに山々が見え、晴れていたらすばらしい景色だろうなぁ。ここでEUに入国手続き。何もきかれずパスポートを見ただけだった。
かわいい国内線に乗り継ぎ、クラーゲンフルトまで40分のフライト。ここから大型バス(9人のGPなのに!)で1時間弱でスロベニアのブレット湖畔へ。EU同士なので国境はなし。
ホテル着午後7時(日本時間マイナス7時間)。外はまだ明るい。部屋からブレッド湖を望む。が、眠い。部屋に入ったらお風呂に入り早々にダウン。長い1日だった。

機内食1:和食 前菜、メン、金目鯛の煮付け、フルーツ、スペシャルコーヒー
機内食2:サラダ、ニョッキ、ハンバーグ、デザート
機内食3:サンドイッチ、ババロア

2011年 7/26 アドリア海の旅:ブレッド湖 → ドブロヴニク

201107260004.jpg昨夜は時差ボケもあり、ほとんど1時間おきに目が覚めた。横になっているだけでも、とごろごろしているも、外があかるくなってきたので、一眼レフのカメラをセットし、ライトアップされたブレッド城と湖を何カットか撮る。
5時半には我慢の限界。起き上がって準備完了。お散歩に出発。けっこう涼しい。お散歩の人、ジョギングする人、釣り人と大勢とすれ違い、ごあいさつ。
朝食は同じGPのIさんとFさんとご一緒。今回は添乗員を含めて10名。




201107260002.jpgホテルの近くのほとりから、ハプスブルグ家から造船を許可されたおうちの末裔のお兄様の手漕ぎボートで聖マリア教会まで行き、上陸。スロベニアの若いカップルたちの夢は、ここの教会で結婚式をあげること。99段の急な階段を新郎が新婦を抱き上げて上るそうだ。新郎は大変。
私たちは自分の体だけでもゼイゼイ。幸せになるというこの教会の鐘を順番にならした。



201107260003.jpgその後、断崖絶壁に建つブレッド城へ。ここからの景色もすばらしい。
スロベニア(Slovenia)は国名にloveが含まれるので「愛が国の中にある」で売り出しているそうだ。ハートの形のおみやげ物がたくさんあった。

次にクロアチアに向かう。クロアチアのEU加盟は数年後、ということで国境で両国の印を押してもらう。お金もユーロではなくクーナなので両替をする。
首都ザグレブ着。市内観光に行く。街の中はちょっと汚いところもあるけど、15年前まで長い紛争からの復興途中。市場は果物や野菜、工芸品を売るお店でにぎわっていた。



201107260001.jpg
ネクタイはクロアチアが発祥の国だそうで、老舗のネクタイ屋さんへ。夫はもうあんまり使わないので、自分のスカーフを購入。
観光後、市内のレストランでイタリアンの夕食。ここは何でもビックサイズ。おいしいけどでっか?い。みんな半分も食べ切れなかった。残してごめんなさい。

食後、空港に行き、満席の飛行機でドブロブニクへ。いよいよ「アドリア海の真珠」の街に到着。
ホテル着23時。めちゃめちゃ眠い。ここは2連泊。ちょっとほっ。デラックスホテルだ。

朝食:サラダ、ハム、チーズなどのビュフェスタイル
昼食:ドライブインでサラダ、パスタなど
夕食:トマトスープ、ラザニアと焼き野菜、デザート

2011年 7/30 アドリア海の旅: プリトヴィッツェ → リュブリアーナ

201107300003.jpgいよいよ観光最後の日。8日間、といっても行きと帰りに3日かかるので、観光は実質5日。
今日の午前も移動。プリトビッツェ湖群国立公園の郊外のホテルを7時半前に出発。陸路クロアチアの国境を越えスロベニアに戻り、ポストイナの鍾乳洞に着いたのは11時半。
とってもかわいいレストランでサーモンのランチ。
ポストイナ鍾乳洞はクロアチアで一番大きな鍾乳洞。入口から2キロ、トロッコで行く。これがかなりなスピードでディズニーランドのようだ。頭の上は何千年の歴史をきざむ鍾乳洞。天井が低いところがところどころあり、スリル満点。


201107300002.jpg降りてから約1時間の観光。スロベニア語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語の札のところで待っていると、それぞれガイドが来て、説明してくれる。鍾乳石1センチ伸びるのに100年。とてつもなく長い時間をかけて作られた世界だ。
プロメテウスという目が退化した手足がある魚が住んでおり、ここのキャラクターになっている。コンサートホールと名付けられた広場で観光終了。コンサート会場ならば、と私たちは本日誕生日のSさんにハッピィバースデイを歌った。
外に出たら雨。ギフトショップを見ているうちにあがった。


201107300001.jpgスロベニアの首都、リュブリアーナに到着。ケーブルカーで展望台へ。ここは人気の結婚式場で、土曜日の今日は30分に1組の結婚式があるそうです。ここにいる間に3組のカップルをみました。
この後、旧市街の建物などを観光。ここはオーストリア統治時代の影響でザルツブルグに似ているとか。マリアテレジア好みのクリーム色の壁の建物がオーストリアチックなんだそうです。
バルカン半島の国々はオスマントルコ、ヴェネチア、オーストリアなどなど大国に囲まれ、侵略され続けた歴史で、スロベニア、クロアチア共に自民族の国家は今初めてとのことです。それぞれの国々のためにも、旅行者のためにも平和が続いてほしいものです。

夕食はサヨナラパーティ。9人という小さいGPでしたが、明るい方々ばかり。添乗員さんは経験豊かで、旅はもちろんスムーズでしたが、お話もとても楽しく、素敵な旅ができました。みなさん、ありがとうございました。

朝食:ハム、チーズ、ヨーグルトなどのビュフェスタイル
昼食:魚のパテ、サーモングリル、フルーツ
夕食:ビュフェスタイル サラダ、クリームスープパスタ、温野菜、ケーキ

2011年 7/31-8/1 アドリア海の旅: リュブリアーナ -> 成田

201107310002.jpg今日はひたすら帰国の途の日。
朝食はホテルのレストランがあくのを待って、15分で済ませる。リュブリアーナのホテルから陸路、バスで2時間ほどでオーストリアのクラーゲンフルト空港へ。ここで6日間お世話になったちょっとこわもてのドライバーさんとお別れ。

約2時間待って、プロペラ機でウィーンへ。ウィーン→成田の便は13:30発。12時少し前にウィーンについたが、成田行きは3時間半のディレイで17時発に変更になっていた。えー、5時間待ち?!
タクシーでウィーンの中心地までいけば1時間半くらいは遊べるものの、そういう気分にもなれず、仕方なくラウンジでのんびり。長い。持参のウォークマンを聴きながらとろとろ。


201107310001.jpg16時前に最後の手荷物検査に並ぶ。ここはゲート毎にかなり念入りな手荷物検査をし、検査終了者は仕切られたゲート内で待つ。飛行機1機分の人が待つので座る場所が足りずぎっしり。
やっと乗った機内の放送で遅れた理由がエンジントラブルと知る。待ちくたびれたけど、直してもらってよかったです、はい。
機内の映画はあんまりみたいものはなく、食後はまたウォークマンをききながらとろとろ。成田着午前10時半。予定の8時より2時間半遅れだ。

旅行中は涼しかったので、日本の夏の暑さを覚悟していた。成田は思ったほど気温は高くなかったけれど、蒸し暑かった。

朝 食:ホテルのビュフェ ハム、チーズ、ヨーグルトなど
機内食1:サンドイッチ、ババロア
昼 食:マッシュルームのクリームスープ、パスタ
機内食2:和食 おそば、前菜、金目鯛の煮つけ、フルーツ、スペシャルコーヒー
機内食3:ハム、チーズ、パンケーキ、フルーツ