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2018スイス 気まま旅 ピラティス山

Episode 6 Pilatus-01

2018年7月26日(木)快晴

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朝外を見るとマッターホルンくっきり。5時53分。あわてて夫を起こし、着替えて外に。朝焼けは既に始まっていた。「我が家」の下でまずパチリ。教会と一緒に撮れるこの場所で頑張っている人が時々いました。橋の上は今日も大混雑。朝日はマッターホルンのお腹あたりまで赤い。しばしフォトタイム。

夫はあたりの景色も撮って行くというので、先に宿に戻って朝食の支度。自炊も朝食で最後。買ってきた食材もほぼ無駄なく使用できました。もっとも今朝はおかずが多いね、と夫。
食後は一気にパッキング。ピラティス山に二泊するので、必要なものだけ持って、トランクふたつはチューリッヒに送ります。最後にお部屋のゴミをオレンジ色のゴミ袋にまとめて川のそばのゴミ回収BOXに捨てに行って終了。6日間、お世話になりました。

駅までゴロゴロ荷物を持って行き託送窓口へ。建物の間からマッターホルン。今朝も楽しませてくれてありがとう。この時間に山頂にはパイプのけむりのような雲。手を振ってお別れしているみたい。駅では昨日と同じ兄さんが手続き。トランクはチューリッヒで会おうね。

ここからルツェルン経由アルプナハシュタッド駅まで行き、ラック式鉄道で山頂に上がります。乗り換え4回。ベルンの乗り換え時間が6分予定のところ3分になり、走りましたが、後はゆとり。切符発行時に窓口で時刻表をくれます。これがとっても助かります。日本でも外人さんにはやっているのかな。やってほしいな。

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アルプナハシュタッド駅で降りたらラック式鉄道駅には大行列。山頂までのチケットを購入したら乗車予約の紙。今並んでいる大勢の人の30分後。気温32℃。アイスクリームを食べて待つ。少し早めに構内に入り、上から降りてくる電車を待つ。あ、1両だ。この人数、乗り切れるのか、と思ったら次の電車、次々と4両きた。可動式レールで先にきたのが後ろに行き、また次、と見ていてなかなか楽しい。

ゲートがあいたので先頭に乗る。出発も1台づつ。急勾配をガンガン登る。資料でスイスで一番の勾配、と見たがムオタスムライユもスネガもかなり急勾配。でもここは景色が楽しい。ルツェルン湖と山と木々と時に牛さんたち。今日は真っ青な空。約40分程ガタコト登って山頂到着。面白かったぁ。初めてのところってわくわくどきどき。楽しいぃ。

駅を降りたら下に降りる人の大行列。すごぉい。出たらそこがホテルのレセプション。早速チェックイン。お部屋は6階の西向きで眺望がすばらしい。荷物を下ろし、ひと休み。15時半。身軽な格好で周りの探検とお散歩に出発。2つの展望台と岩穴。階段がついているので楽です。とはいえ急なのぼりなので少しひいひい。今日は快晴。遠くまで見渡せる。この時間は遠くの山は白く光っている。見晴らし最高。

お部屋に戻ってシャワーを浴びてひと休み。夫は即高いびき。お疲れ?それともただの習慣?18時半からウェルカムドリンク、と言われていたので夫を起こし、着替えて行く。展望レストランで宿泊者にスナックとドリンクのサービス。なかなかおしゃれ。

ディナーは19時から。さっきここを通った時に食べている人たちのが見えたが、こんもりポテトフライに揚げものみたいなのが多く、夕食もそういうのか、と思ったら素敵なレストランでのフルコース。こんな山の上で、こんなにおしゃれなお食事が楽しめるなんて。ほとんどが中年以上のカップルでとっても大人の雰囲気。日本人は私たちだけ。時間もゆっくりで、20時55分の日の入りになってもまだデザートが出てこない。お願いして急いで食べて外に。

夕焼けは先ほど登った展望台が一番のフォトスポット。たっぷり夕食を食べたばかりの重たい胃袋を抱え、ゼイゼイ言いながら階段をあがる。遠くの山に陽が沈み、向かいの東側の雲が真っ赤。そこに月が昇ってきた。きれい。

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部屋に戻って窓から外を見る。残照と暗くなりだした空とルツェルンの街明かり。星も出てきて思わずさだまさしの『天狼星に』を口ずさむ。初ピラティス。大お気に入り。

朝食;ベーコンエッグ、いんげんとパプリカのおかか和え、漬け物、ご飯、お汁、クランベリーとヨーグルト
昼食:おにぎり、あんず
夕食;レタスとベーコンと卵とハーブパンのサラダ、ハーブのスープ、挽肉と野菜の牛肉巻とポテトやキノコなどなど、アイスクリームとクリームビュリュレといちご

歩数;8,693歩
Zermatt(1605m) -> Visp -> Bern -> Luzern -> Alpnahachstad(435m) -> Pilatus(2037m)