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2018スイス 気まま旅 アレッチ氷河満喫コース

Episode 3 Fiesch-02

2018年7月17日(火)晴れ

昨夜は夕焼け前に寝落ち。こちらの日の入りは夜9時過ぎです。朝は4時過ぎに目が覚めた。外を見ると雲いっぱい。もう一度寝て日の出の5時半過ぎに起きる。雲はあるものの向かいの山々が朝日をあびてきれいです。

朝食は7時半から。パンが焼き立てでおいしい。中はもちもち、まわりはカリッカリ。しっかりいただきました。ごちそうさま。

今日は氷河周遊コース。夫が昨日からあれこれ検討。彼が前から行きたがっていた氷河近くを歩くコースに決定。5.6時間は歩くから覚悟してね。はぁい。ここまでハイキングを続けてきて大丈夫だからの選択だそうです。がんばります。

9時にホテルを出るとオーナーがお見送りに出てきてくれた。行ってきます。ホテル前をまっすぐ歩いて、ここから昇り、というところでまず準備体操。今日はていねいにやりました。ここから1時間半は登り。お花がたくさん咲いている路をのどかに歩く。遠くにリーダーアルプから上がったゴンドラステーションやベッテマーアルプの駅が見える。去年行ったよね。

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羊がたくさん。ガングロ、全部白や黒、半分黒いの。その落し物に気をつけながら1時間ほどで山の上に出る。アレッチ氷河が見えてきた。わーい、お天気も良くきれい。今日はここから氷河を左に見ながら歩く。だんだん下がって氷河のシマシマがくっきり。何万年というながぁい年月を経て氷河となってここまで押し流されてきたのがよくわかる。横から見える割れ目、裂け目の奥はきれいなグレイシャーブルー。氷河表面が大きく波打っているのも上からではわからなかったこと。

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歩く路はガレ場やアップダウンのきついところもたくさんありました。なだらかなお散歩路みたいなところも少しはありましたが、氷河を渡ってくる風が冷たくきつい。ずぅっと強風に吹かれていると疲れますよね。

通る人はさほど多くなく、ケーブルカーもゴンドラもなく自分の足だけが頼り。子連れや若いカップル、ご年配の方々も多く、私よりかなり上だよね、という人も多々。話してみるとスイス人。スイス人は健康志向が強い、と聞いたことがありますが、それにしてもこの路をよく頑張るね、という感じでした。

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それはともかく氷河をずぅっと左に見ながらの約3時間のハイキング。満喫しました。リーダーアルプ側は氷河の先がかなり細くなっていますが、エッギスホルンの方にいくにつれて厚みが増しています。途中、融けてグレイシャーブルーの小さい湖状態になっているところもありました。

氷河と別れて、山小屋からトンネル経由なら1時間15分、山を高巻くと2時間半。ほとんどの人がもちろんトンネルコース。電気だか水道だかの工事跡だそうで、ゆるい昇り坂を約1キロ、20分程。
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web-サイトで見た人は真っ暗で夫のストックにつかまって歩いたというのがありましたが、今はほぼ20メートル間隔で照明が付いていました。ところどころ壊れていたりですが、それでもまっ暗闇ということもなく、トンネルの出口は見えているしで、珍しい体験。でたところでで会った人たちも「amazing!」とにこにこ。ここから1時間近く、氷河の反対側を歩く。これがまただらだらと長い。ホテル着15時過ぎ。オーナーが「6時間だったね!」とお出迎え。はい、ジャグジーを楽しみに戻ってきました。ここに泊るからこそ行けるコースです。

ということでまずはジャグジー。シャワーで身体を洗ってからしっかり暖まりました。きもちいいーっ。
夕食は今夜も石焼きステーキ。ジュウジュウと音をたてながらしっかり食べました。今日は氷河を満喫。疲れたけれど、楽しかったぁ。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、キウィと桃ととヨーグルト
昼食:サンドイッチ、生あんず、りんご
夜食;前菜、ぴりからスープ、ラムステーキとサラダ、ミルクかんてんとクランベリージャム

歩数;24,019歩
Fiescheralp(2212m) -> Hohbalm(2490m) -> Roti Chumma(2369m) -> Marjelenseen(2302m) -> Obers Talli(2335m) -> Fiescheralp

今日のポケモン
ユキワラシ,ドゴーム(Fiescheralp)

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