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2018スイス 気まま旅 世界一長い吊り橋

Episode 4 Randa-02

2018年7月19日(木)晴れ

朝、目が覚めて外を見ると空が真っ赤。朝日が雲に反射している。あわてて夫を起こすもあっという間にただの雲いっぱいの空になってしまった。朝焼けって一瞬。

朝食は7時45分からなのでその時間に行くと、既に食べ終わって帰った人も。あれれ。ま、いいか。で、8時半ホテル発、いつものように夫は表に出てからあれこれセットで時間がかかる。地図アプリ、WiFiなどなど小物が多い。

今日は昨年開通した世界一長い吊り橋に行きます。標高差600メートルほど足のみで登って行く。登り2時間、吊り橋、下り2時間のコース。休憩含めて我が家は5時間から6時間のコースです。

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まずは村の中の急坂を昇る。ランダは世界遺産に登録されている谷合いの町。ねずみ返しがある古い家々を通りぬけるだけでもう息が上がる。石畳を昇り続けるって結構大変。町はずれまであがりやっと山道に入りちょっとほっ。ひたすら登ること2時間。後から来た人たちが次々追いぬいて行く。お先にどうぞ。マイペースで行きます。とはいえ抜きつ抜かれつの人たちもいて、写真をお互いに撮ったりで苦しい中にも楽しみありです。全身から汗。ほとんどずっと林の中をひたすら登った。

ほぼコースタイム通りに吊り橋到着。コースタイムがゆったり目だったのか、私が歩くのが早くなったのか。またここでお互いに撮影タイム。橋の建設に協力した会社や個人のプレートがついています。モンベルのプレートに思わずパチリ。
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橋はしっかりしてはいるもののそこは吊り橋。揺れます。かなり揺れます。すれ違った人とごあいさつ。こわいよぉ、と言ったら「下を見たらダメ、先を見るのよ」って。そうしているんだけどね。下半身に無駄な力が入っているのか、最後はほうほうの態で渡り切った。腰が抜けるってこういう感じかな。疲れた。

ベンチに座りこむ。フランス人のGPがベンチの反対側で食事を始めた。にぎやか。彼らは私たちと反対のコースなので食後に橋を渡る。まだ元気です。しばし休憩。昨年この橋をTVで見たと言っていた友人に写真を送ったら「笑顔がひきつっているね」って。怖かった。でも面白かったけど。

ここからガンガン下り。登ってきた道よりかなり急。標識ものぼりは上級コースの白青白。夫がいうのに私たちのとったコースがお勧めで、反対コースは同じ高度を短い距離で上がるんだそうです。降りるのでもきつい路でした。途中でランチ。山の中で食べる食事はおいしい。後はホテルまで一気に下る。5時間でした。

夫はシャワー後にレストランにビールを飲みに行く。私もシャワー後に行ったらお隣でビールを飲んでいたのは抜きつ抜かれつだったおじさま。話しすとチューリッヒの方。お孫さんの写真を見せてくれた。どこから来たの、と聞く人はスイス人が多いです。今のところ日本人か、と聞かれているが昨年はニーハオとあいさつされたことあり。

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昨夜の夕食は注文後30分待たされた。なので今夜は少し早めにレストランへ。団体さんがきているらしく忙しそう。注文したら45分かかるという。仕方ないので待つ。ここは駅前のホテル。この先のホテルのレストランは石畳の坂を昇るとかけっこう先になる。1軒ある商店は今日は午前中のみ。ここでしか夕食は食べられない。待つこと1時間以上。私は我慢出来ずに部屋で待つ、と席を立つ。夫は仕方がないよ、とじっくり。1時間半待ってようやくできた。おいしさ半分、イライラ半分。これも旅行だ、と割り切らなくてはなのでしょうね。

夕食後、あたりを少し散策。気温20度。昨日までいた山の中より高いとはいえ、日本よりかなり涼しいです。明日はツェルマットに移動です。

朝食;ジュースと牛乳、ハムとチーズ、ヨーグルト
昼食:サンドイッチ
夜食;たっぷりサラダ(レタスとポテトサラダ)、串焼き(牛肉、豚肉、ベーコン、ソーセージ)、パイナップル、パン

歩数;12,977歩
Randa(1409m) -> Hauspil(2060m) -> Hangebrucke(2185m)  -> Ennerena(1446m) -> Randa