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season-08

2024スイス 久しぶり~旅

♦2020年、世界を震撼させた新型コロナウイルス。世界の医療従事者の奮闘によって、沈静化している。
日本でもインフルエンザ並みの疾病となった。
そんなことから、この7月に待ちに待ったスイス旅行を予定している。
2024/06/02 (と)

♦前回6年前の旅行では、現地でTravelers.wifiをレンタルして、ハイキング中のネット環境を確保した。
ホテルの中では場所によって用意されているwifiが非力なこともあり、重宝した。
まぁ、主にポケモンのレアキャラを漁っていたので、かみさんに必要あるの?と疑問視されたが...
今回、いろいろ調べてみたら、スマホがSIMフリーの機種なら、eSIMが便利らしい。
ということで、Xperia ACE Ⅲが対応機種なので、国内のeSIM会社を選定して、10GBで30日間というスペックのeSIMを購入した。
ダウンロードやインストールまでおこない、現地でアクティベーションをする。
さて、上手くいくかな。楽しみ(^^)v
2024/07/23 成田にて(と)

♦チューリッヒ空港に降り立ち、早速アクティベーションを試みるも、NG!
world eSIMのサポートセンターに、接続関係の状況を知らせる画面をスクショして、アドバイスを求める。
APN(ACCESS POINT NAME)が適切に指定されていないとのこと。リンク先の画像を見ながら設定するもNG!
メールでの指示とweb-siteの表記が異なっていることが判明。
担当部署に情報を共有するとのこと。
次にAPNを書き換えようとしてもできない?またもサポセンの担当者に相談。eSIMを一旦オフにして再度書き換えるとのアドバイスあり!
そのとおりにすると、おおっ、APNの書き換えができた。
アンテナ部のRマークは、サポセン担当者は消えるとのことだったが、消えることはなく、でもeSIMでのデータ通信ができた!
メールベースとはいえ、ジェットラグを利用しての問い合わせにした機敏に対応いただいた担当者に感謝。
2024/07/25 朝(と)

今回のスケジュール

日付日程観光/見学宿泊
2024.07.23-24 成田 → チューリッヒ 移動 ホテル・リマートホフ
2024.07.24-26 チューリッヒ → フィッシャーアルプ ハイキング ホテル・アルピナ
2024.07.26-29 フィッシャーアルプ → ツェルマット ハイキング ホテル・ブリストロ
2024.07.29-31 ツェルマット → ゴルナーグラード ハイキング クルムホテル・ゴルナーグラード
2024.07.31-08.02 ゴルナーグラード → メンリッヒェン ハイキング ベルグハウス・メンリッヒェン
2024.08.02-04 メンリッヒェン → グリンデルワルド ハイキング ホテル・フィルスト
2024.08.04-05 グリンデルワルド → チューリッヒ 移動 ブティックホテル・ベレンベルグ
2024.05-06 チューリッヒ → 成田 移動 自宅

2024スイス 久しぶり~旅 7/23

スイス旅行6年ぶり

2024.07.23(火)晴れ

4時半に起きてお出かけ支度。昨、ほとんど済ませてあるので5時には準備完了。タクシーGOでタクシーを呼ぶ。5分後にはくるとのこと外に出て待つ。いよいよ海外旅行5年ぶり、スイス旅行6年ぶりです。

タクシー運転手さんが「ご旅行ですか」。久しぶりですが犬との別れが一番つらくて、と話したら運転手さんも経験あるとのことでさぞ喜ぶかと迎えに行ったら「どこ行ってきたの?!」との態度だったって。うちも同じ、と笑った。予定より早めの電車に乗れた。直通で武蔵小杉から成田エクスプレス。JR成田空港駅に久しぶりに降りた。宅配トランクを受け取りカウンターへ。オンラインチェックインは終わっていますが荷物のタグはないのでお願い。出国手続きはずいぶん変わっていました。機械にパスポートをかざし顔は全面の鏡に。一瞬で終了。出国スタンプもなし。夫はなぜか手間取っている。マスクを外すタイミングが遅かったのかやり直していました。20240723001.jpg

今日の飛行機は10:45発のチューリッヒ直行便。昨日の夜中に出発が1時間遅れるとメールがあった。おでかけまではラウンジでのんびりします。朝食は持参のおにぎりを成田エキスプレスで食べたので、サラダとミニうどんをもらいました。2時間ほどあるので本を読んだりまったり。ラウンジも変わっていました。搭乗時間になったので移動。ゲートは混んでいました。どこも子供連れも多いです。

事前に登録しておいた席に座ってほっ。今回の旅行は予定してから私の2度の入院などいろいろありましたが、やっと出発。機材も新しくなっていて座席も6年前とは変わっています。外は暑そうだけど機内は空気が循環して寒いので対策して毛布をかけて待つ。ゲートから滑走路への移動が始まる。成田は大きい国際空港。滑走路までまだかなぁ、と思ったら機内放送で「セキュリティの問題があるお客様がいるので搭乗口に戻っています」。って何?誰か騒いでもいないけれど。搭乗口に戻ってから私の後方3列窓側のおばさまが説得されておろされた。ラウンジで見かけ、ご年配なのによく食べるなぁと思った人。よくわからないけれど機内持ち込み荷物はすべてポリ袋に入れて運び出されていた。何があったのか詳しくはわかりませんが、こんなこと初めて。20240723002.jpg

離陸は12:45と2時間遅れ。後はスムーズな飛行でした。6年前まではシベリア上空を飛んでヨーロッパに入ったが、今回は成田から太平洋に出てまっすぐ北極点に向かい、アラスカの脇から抜けてグリーンランドの上を通過してオランダからヨーロッパに入った。14時間半。2時間余分にかかる。座席はフルフラットになるものの日本の昼間の時間に飛ぶのでそんなに眠れるわけもなくお食事に、映画に。起きているので2時間の延長は長い。モニターに映しだされる航路にチューリッヒが出てきたときはうれしかった。19時40分着陸。無事着いた。ほっ。20240723003.jpg

入国審査で手前のマシンチェックの列に並んだら、さっきおしゃべりしたスイス人が「ここはスイスとEUの人用だよ」と教えてくれた。彼は北海道2週間の旅の帰りだそうで、函館や五稜郭、泊まったホテルのプライベート温泉などを見せてくれた。スイス人からしたら日本旅行はお安いよね。入管をすぎたところは初めて来た2010年と同じ場所。どこも変わっているので同じところを見るとほっとする。トランクを受け取り向かいのビルに。地下に行きチューリッヒ中央駅までの切符を買う。出国前に夫がスイス鉄道(SBB)の登録をしてスマホで買えるはずがなかなかうまくいかない。SBBの案内係のお姉さんに聞いたら申し込むと携帯にSMSが届いて確認するとのこと。我が家は電話をするつもりはない。次の電車の出発時間が迫っていたので自販機で購入。あっという間だった。

チューリッヒ中央駅までは空港駅から各駅停車で3つめ。ついた時間が現地19時、日本時間は朝の4時。今夜のお宿は何度か泊まったことがあるところでホームから10分ほど。ぼぉ~と歩く。あれ?ホテルの名前が...ホテル前にいるおじさんは前に会った人だけど、今回の予約は間違えてもっと駅のそばのほうにしていた。仕方なくまた荷物ゴロゴロ。こっちでした。駅には近いけれど、ここ、エアコンないのよね。20240723004.jpg

チェックインで飛行機が遅れて大変だったの、とおしゃべりしたら、そのせいではないとは思うが「大きい部屋にするわね」とお姉さん。ありがとう。部屋に入ってダウン。疲れた~。とにかくお風呂に入ろう。でっかいバスタブ付き。あれこれお片付けは明日にしよう、と入浴、お茶して横になる。ぐっと寝て目が覚めたら10時半。日本時間5時半で普段の起床時間。それからはなかなか眠れずゴロゴロ。暑いので窓を開けているので教会の鐘や酔っ払いの声も聞こえる。チューリッヒでもエアコンなしだと暑い。初日からいろいろあったけど、『無事』スタートです。

朝食:おにぎり、ミニトロロワカメうどん、サラダ
機内食1:サラダ、サバのグリルとニョキ、ケーキ
機内食2;ショートパスタトマト味、ミックスカットフルーツ

2024スイス 久しぶり~旅 7/24

アレッチ氷河撮影

7月24日(水)晴れ

昨夜はさすがに時差もありほとんど眠れず。眠たいのにぃ。ちょっととろとろすると目が覚める。ついつい今日本時間では、と見るとますます眠れない。それにしても初日チューリッヒ泊まりにしてよかった。

スイスに来始めたころはその日のうちにサンモリッツやグリンデルワルドに移動した。当時はチューリッヒ着16時ころ。十分行けたが、現地到着が日本時間夜中の1時2時で電車の中で眠くて何回か前からチューリッヒ泊まりにしている。今は正規の時間でもチューリッヒ18時過ぎ到着。今回のように遅れることもあるのだから安心は安心。

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ごろごろして6時過ぎに起きて荷物の整理。今日明日は山岳ホテル。できるだけ荷物を減らして、トランクは次の訪問先のにツェルマットに宅配します。準備しながらトラベルクッカーでご飯を炊く。アイラップの公式で教えてくれたご飯を湯煎するもの。うちで何度かテストしおいしく炊けるのを確認してきています。

お米1合が炊き上がって味見してふりかけと梅干でおにぎり4個。今日のランチです。

今日は移動日。チューリッヒから2時間半ほどのところです。なのでゆっくり。8時過ぎに朝食。スイスの周りが硬くて中がふわふわのパン。おいしい~。これ、日本ではなかなかないのよね。

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10時チェックアウト。駅前の路面電車の線路やホームが増えているような。路面電車は環境にやさしいものね。トランク宅配を出して、自販機でチケット購入。昨日やったので今日はすんなり。売店で果物を買う。ホテルの食生活では野菜不足になっちゃうもんね。ベルン、ブリークで乗り換えフィーシュへ。アレッチ氷河は4回目。乗換も慣れたところ。特にブリークは駅の外にでるので慣れないとあわてるかもです。電車の中で昼食。おにぎりも果物もおいしい~。

フィーシュで降りるのは3回目。今夜の宿はロープウェイでフィッシャーアルプまで昇ったところ。乗り場が今までは駅から15分ほど歩いたところ。今回事前の乗換案内SBBですぐに乗れる表記。着てみて確かに!駅直結でゴンドラ。つまりすぐに乗れるのです。すごい~。

標高2千メートルの駅でゴンドラを降りてすぐ目の前が今夜のホテル。2回目です。チェックイン時間まで2時間ほどあるので、荷物を預かってもらい、この先のエッギスホルンまで行きフォトタイムの予定。ホテルはチェックインしてもいいよって。わ~い、ありがとうございます。

エッギスホルンは2867メートル。防寒対策をして行ってきます。ここからはロープウェイ。ぐいぐい昇って降りたらさすがに風が寒い。防寒に雨具を着て展望台に。今日はお天気も良く氷河がくっきり見えます。きれい~。これ

に会いたかったのよね。6年ぶりのアレッチ氷河。

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それにしても展望台付近の残雪が多い。展望スポットまでは歩けますが、他のところは雪だらけ。夫は三脚を抱えてがれ場を降りて、私は軽いリックでついていく。真っ青な空に氷河。遠くにアイガーなどユングフラウ三山。雲もちょうどよいアクセントです。1時間ほどのんびりしてロープウェイの乗ってホテルに戻る。

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ちなみに同じロープウェイで電動車いす利用で酸素吸入している人あり。それでも展望台のまわりはぐるぐるできるバリアフリーなところです。そういえばブリークの駅にろう者のグループをみかけた。日本のろう者同様、元気に手話で会話していました。

ここのホテルにはサウナあり。ジャグジーのために水着を持ってきています。さっそく入る。気持ち良い~。サウナ用なのでお風呂にしては温度がちょっと低めですが、肩までしっかりつかることができて最高です。

夕食はお任せで依頼。おしゃれなサラダ、がっつりメイン、あま~いデザート。堪能しました。ご馳走様。部屋に戻ったのが9時過ぎ。今夜からは時差ぼけが治りこちら時間で生活できそうです。おやすみなさい。


朝食:ホテルのバッフェ(パンとコーヒー、ハム、チーズ、ゆで卵、果物など)
昼食:おにぎり、サバのかば焼き缶、桃、あんず
夕食:メロンとチーズの前菜、ラム肉のステーキのグレービーソースとリゾット、パンナコッタ

本日の歩数;8,201歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/25

アレッチ氷河ハイキング

7月25日(木)晴れ
昨夜は何度も目が覚めては寝ての繰り返しでした。それも目が覚めるときはパッチッとでそのあとはなかなか眠れないのです。ついつい日本時間に換算。当然だよね。

朝食はホテルのバッフェ。卵料理を希望に合わせて作ってくれます。夫はスクランブル、私は目玉焼きで。今日はハイキング。ガッツリ食べました。

_MG_7836s.jpg6年前は氷河ハイキングコースを6時間かけて歩きました。前回は旅の後半。今回は到着してすぐで時差ボケも高地順応もできていず、寝不足で、更に6歳年を取っています。今回最初のハイキングなので今日は軽めのコース。片道1時間半程度のハイキング予定。前回ぐるっと回って帰ってきた道を反対側から途中まで行って戻ってきます。9時出発。夫は今日も『おもちゃ』いっぱい。帽子につけるカメラ、それを見る腕時計型のモニター、コースを記録するアプリ起動などなど。もう行くからねぇ。

今夜も同じホテルなので夕方までに帰ってくればよく、コースタイムの倍の時間をかければ大丈夫だよね。歩きながら夫は一眼レフカメラを出したりしまったり。お天気が良く途中の景色も花もすばらしいのです。私はスマホとチェキ。チェキは広角なので楽しみ。今年は花が多く、色とりどり。きれい~。
_MG_7795s.jpg途中給水タイムを取りながら。途中フィッシャー氷河が見える。ここからしか見えません。来てよかった~。今年春には目の手術。放置すると失明しますよ、と言われその他も含めて2週間の入院。手術後の下向き生活が辛かったけれど、7月はスイス旅行と頑張った。こられてよかった~。家族連れも多く、フォトスポットでは思わず会話。下手な英語でもなんとか通じることができました。この先のトンネルは中がまっくら。水たまりがあるのでヘッドライトをつけて気を付けて歩きます。約30分。前回来ているので様子が分かっているので、落ち着いて通過。中はひんやりでさっきまでの背中汗びっしょりが完全に冷えた。トンネルを抜けた先の標識に出発点のフィッシャーアルプまで1時間25分の表示。ここまでのコースタイムだったのね。まだ余力はあるしでこの先の氷河まで行こう!6年前はさんざん歩き疲れた後だったので断念。標識には氷河まで10分。今日はがんばる。

DSC_7992s.jpg氷河入り口標識までまずは30分ほど歩き、岩とガレ場を下る。滑り易いので注意注意。高齢者でも人の倍時間をかければ行けるよね。かなりハードで今日は足慣らしコースだったはずだよね。でも...違うでしょ、という感じ。そろりそろりと降りる。さっきおしゃべりした人たちが声をかけてくれる。はい、頑張ります。1時間近く降りたところでひと休み。この先、いかにも大変。あきらめる?ここまで来たんだからがんばろう。最後はかなりきつい下り。途中から氷河側からの風が冷たい。

やっと下り立った氷河の入り口は...それはそれはきれいなグレイシャーブルー。透明で陽の光がキラキラ。しばし見入る。奥では氷河が溶けて激しい流れになっている。

_MG_7804s.jpgゴーゴー音を立てて怖い。うっかり滑ったら絶対に帰ってこられそうもありません。こんなにすごい勢いで溶けているんだね。夫はその先でも写真を撮りたがったが危ないので手前であきらめてた。戻るのも大変。かなり手前で若いお父さんが大きな岩で滑ってあっという間に落ち、子供が「パパ~!」と泣き叫び、その子も転んだ。川の反対側だったので夫が大きな声で岩場ではなく川に沿って降りるように伝える。そこにママとお姉ちゃんが通り、夫に聞いてから駆けつけていた。本当にけがと紙一重のところ。転んでもほかの人が助けるのが容易ではない。リックが背中のクッションになったようでよかった。

_MG_7811s.jpg私たちも何とか降り口まで昇った。氷河まで10分って何十年前の表示?!ありえない。すれ違う人に10分じゃ無理だよ~と思わず言ったら、前に来たことあるからわかる。大丈夫とのお返事。疲れた~。ここからトンネル入り口にある山小屋まで戻りランチ予定。ちょっとふらつくし、腰が痛いのでコルセットをして歩く。遠い。やっと着いたら思わずベンチに横になった。2時過ぎ。携行食をちょこちょこ食べているとはいえ、やっぱりエネルギー切れだったのか。食事をしたら元気になった。あとは戻るだけ。トンネルを抜け、氷河を見て、ゆるやかな下り坂を1時間ほど。途中で持参の水がなくなった。ホテルに戻れば部屋に水がある、とがんばって歩く。ホテル着3時半。前回の6時間を超えている。本当に『慣らし運転』だったの~!

_MG_7849s.jpg今日もサウナへ。シャワーでしっかり洗い、ジャグジーにつかる。疲れがどっとでちゃうかな。あちこち筋肉痛。ひと休みしてから夕食。作ることもお片付けもないのって助かります。メインは石焼きのお肉。あつあつでおいしかったけれど量が多くて~。
今日はさすがに疲れて夜中に目が覚めないかな。テレビではパリオリンピックの女子サッカーの予選。スイスだとオンタイムで見られるね。と思いながらベットへ。寝ちゃお。

朝食:ホテルのバッフェ(パンとコーヒー、ハベーコンエッグ、果物など)
昼食:スープとパン、持参の果物など
夕食:たっぷりグリーンサラダ、鶏肉のステーキとリシュティ、バナナとチョコのサンデー

本日の歩数;24,302歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/26

移動はまたトラブル

7月26日(金)晴れ
昨夜も夜中に何度も目が覚めた。ま、これも楽しんで。体のあちこちが痛い。夫も起きていたのでマッサージ。二人ともあちこちパンパン。そりゃそうだよね。

朝食後、少しお散歩。今日もお天気よさそうです。と~くにマッターホルン。今日はそのふもとの町、ツエルマットに移動。部屋に戻ってお片付け。2泊3日。お世話になりました。ホテルの金額もお食事代も6年前に比べてお高いけれど、6年前のレートで換算するとほぼ同じ。今回高い原因は円安なんですね。前回113円が今回は178円なんだもの。

今日は移動日。そんなに遠くはないけれどゆっくり旅なのでまっすぐツェルマットに向かいます。フィッシャーアルプからゴンドラでフィーシュに降り切符を買う。あれ?乗る予定にしていた電車がCancelになっていて買えない。よくわからないなぁ。駅員さんはいないし、そのあとのでもいいから、ととにかく買う。ホームにいくと最初の予定の電車が来る表示。そのあとに何か文字があるので夫が翻訳ソフトで見てみる。がけ崩れで途中までしか行かないそうです。

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ええっ~?!行けるところまで行くしかないね、と来た電車に乗る。ブリークで20分ほど待ち合わせるのでほとんどの乗客が下りた。

車内の行き先表示では20分後にフィスプに向けて発車。まわりには誰もいない。ここまでなの?!放送も案内も何もない。駅員さんもいない。どうする?と話していたら向こうでおばあちゃんがトイレに入るのが見えた。私たち以外もいたのね、ほっ。電車は時間通りに発車。フィスプに着いたらここまでのメッセージが流れた。

Fiech-Zermatt-02s.jpg外に出ると駅員さんがいた。ツェルマットまでバスで代替え輸送とのこと。ほっ。大型バスで座り心地良し。混んでもなくて快適にテーシュ駅に着いた。

Fiech-Zermatt-01s.jpgツェルマットはガソリン車禁止。ここで電気自動車の乗換か、と思ったらホームに誘導された。電車がくるらしい。来たのに乗り込んだら車内の表示はさっきまで乗っていたのと同じ列車番号。最初の予定通りの時間にツェルマットに到着。ドキドキしたけれどほっ。

駅で宅配したトランクを受け取りホテルに向かう。今回初のホテルで部屋の窓からマッターホルンが見える部屋を予約。毎朝朝焼けを見るスポットの橋のとなりのホテル。のはず。来てみたら...違っていました。そのホテルの前でした。

午後1時を回った時間だったがチェックインしてくれた。助かる。着替えて近くのスーパーまでお買い物。ランチもまだだし。_MG_7866_s.jpg今夜はここで自炊のつもりだったが、フロントでお部屋で食べるのはいいが、部屋で煮炊きはしないように、蒸気が出ると警報が鳴り罰金をいただきますとのこと。注意には日本語版もあった。ただし、地下一階に電子レンジがあるので温めるのはどうぞとのこと。ハイキング時の携行食と数日の自炊のためにお米を持ってきている。持って帰りたくない。電車レンジでも炊けるはず、と検索したらたくさん出てきた。さっそくお試し。ちょっと硬めだが食べられないことはない。がんばろう。魚の缶詰も持参。こちらも持って帰りたくない。今夜はさんまのかば焼き丼。おいしい。

夫はベランダにカメラをセットしてマッターホルンと星の写真。けっこう町明かりが明るい。夜9時からパリオリンピックの開会式。テレビをつけていたが途中で寝た。_MG_7881ms.jpg

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;ハムとトマトのサンドイッチ、生野菜
夕食;生ハムと野菜、さんまのかば焼き丼、味噌汁、桃

本日の歩数;7,296歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/27

お花畑ハイキングはエーデルワイスの丘

7月27日(土)晴れ
_MG_7886_727-01.jpg朝目が覚めたら6時半。昨日も夜中に何度も起きたし、夫はカメラをセットして出たり入ったりしていてぐっと寝たところ。あっ、朝焼け~!!!とカーテンを開けた。金色に輝くマッターホルンが見えた。先が赤く輝くのは見逃したがまだ金色。急いで夫を起こす。せっかく部屋から見えるところに泊まっているのにぃ...(涙)今日はよいお天気。山には雲なくくっきり。

気を取り直しておにぎりを作ろう、と地下の電子レンジに行ってみた。カギがかかっていた。たしかに毎朝たくさん人が集まる橋のすぐ横。トイレに入ってきちゃう人もいるかもだもんなぁ。あきらめて部屋に戻りランチに行く。ランチ後もう一度地下に降りたら電子レンジのカギは外れていた。急いで部屋の戻り用意しておいたお米をチン。ランチ用におにぎりを作る。よかった。

MAH01040_727-02s.jpg今日はお花畑ハイキング。おとといの筋肉痛も少しはよくなったし、基本下りだけの慣れたコース。大丈夫。だよね?ホテルからちょっと歩いてロートホルン鉄道に。終点のロートホルンまでは電車、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで。空は真っ青な快晴。マッターホルンは頂上までくっきり。朝日が当たってきれいです。遠くに氷河、次に行くゴルナーラードもくっきり見える。歩く前に今日はストレッチもちゃんとやる。準備OK。ここからスネガまで下ります。

道の両脇にはお花がいっぱい。黄色、青、紫、白が咲き誇っていました。しばし歩いたらアルペンアスターが見えた。727-04_MG7914s.jpgそれならエーデルワイスがあるはず、と周りを見たらあった~!夫とどっちが先か、と話していたが同時。しかも違うのを発見。次々みっけ。ここは反対側に山があってマッターホルンの影になる場所。下には前にはなかったスキーのゴンドラの駅ができていた。景色的には無粋。夏は動いているわけでもないし。この先のエーデルワイスの丘は丘いっぱいのエーデルワイスで数えることは無理。一面白い花が咲き詰めて、それが全部エーデルちゃんなのです!。また出会えることができて本当によかった。

727-05_MAH1052_s.jpg足元のハイキングロードはこんなだったかなぁ、というくらい狭くて溝が深い。ときどきマウンテンバイクが追い抜いていく。下り坂なのでスピードが出ている。昨日町でマウンテンバイクにはねられて救急車で運ばれる人を見たばかり。救急車はここには来てくれないだろうなぁ。でもヘリはひっきりなしに飛んでいるので大丈夫かも。と気を付けながらそろりそろりと降りる。たくさんの花々を見ることができ満足。お天気もすばらしい。

平坦なところに出てランチ。梅干とふりかけのおにぎり、鯖缶。おいしい~。扁平な小ぶりの桃も甘い~。エネルギー補給したところでがんばって降ります。何度も来たところとはいえ、ぐんぐん降りるので膝、足首にこたえる。ランチの時に少し離れた場所でやはり何か食べていたおじさまが下に降りた場所で膝にきたね~と笑顔で会話。彼はトフティン村で休憩、私たちはだらだらスネガまで歩く。疲れた~。

駅前でお買い物。部屋が思ったより暑くて夜中に汗をかくのでパジャマが足りなくなりそうなのでTシャツを買おう。モンベルでスイス仕様のを買った。日本よりかなりお高いのは言わないことにして...。MontBellマークの間にエーデルワイスの花の絵入り。Coopで食買い物。今夜はカレー。ホテルに戻りシャワーを浴びてアイスクリームを食べ、横になる。疲れた~、楽しかった~。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、鯖缶、桃
夕食;ウィンナとズッッキーニのチーズ味、カレーライス、桃

本日の歩数;22,421歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/28

ヘルンリ小屋をめざす

7月28日(日)晴れ
728-01_MG_7961s.jpg4時過ぎに目が覚めた。今朝は朝焼けを見逃さないぞ、とカーテンを開ける。真っ暗。ツェルマットの日の出は6時7分。日の入りが日本より遅い分日の出も遅い。昨夜は雲いっぱいで星景写真は撮れなかった模様。雨が降った跡もある。やっと明るくなってきたら雨は上がっているもマッターホルンは雲の中。下のほうは見えているが上半分は見えない。朝日がさす方向も曇っているらしく朝焼けは見られなかった。チャンスに後ろ髪はない。昨日は残念だった。チャンスはあと3日。逃さないようにしなくては。

728-02_MG_7964s.jpg朝食後ゆっくり支度。体中が筋肉痛。特に動き始めと坂を下るのが痛い。セッセとストレッチ。今日はゴンドラでシュワルツゼーまであがりマッターホルン登頂の山小屋、ヘルンリ小屋をめざす。私には無理と思っていたが、6年前に多くの人が次々ヘルンリ小屋のほうに登って行くのを見た。たどり着くのは無理でも途中まででも行ってみよう。湖のふちをからぐんぐん登る。昨日は下りが多くての筋肉痛。昇るのは大丈夫かも。そんなに痛くはありません。ほっ。道も整備されていた。こまめに休憩。後ろから人が来たら即先に行っていただきます。私はゆっくり行くからね~。とはいえどう見ても私より高齢の人もちらほら。みんな、すごいね。

それにしても素晴らしいお天気。足を止めるたびに見入ってしまいます。かわいいお花もたくさん咲いています。エーデルワイスは見られなかったけれど色とりどりの花。元気出ます。ここがやっと半分くらいか、というところで夫に「ここまでであきらめる?」「ここまできたんだから行こうよ」うん、まだ大丈夫そう。そこからさらにうんうん頑張る。728-03_DSC_3596s.jpgすれ違う人とあいさつするが「ガンバ、ガンバ」と声をかけてくれた人も。やっと着いた、と思ったらそこはHirliとかいうところでヘルンリ小屋はさらに1時間35分、しかも上級向けの青の表示板。見上げればマッターホルンの稜線のところに山小屋が見えた。あそこかぁ。山頂を目指す人はここにガイドと泊まって翌朝3時ごろに登る拠点。私たちはここまで標識40分のコースを1時間半かけて到着。できればヘルンリ小屋でお茶できれば、と思ったのですが初心者コース専門の私には無理。戻ることにします。

728-04_DSC_3611s.jpg景色も素晴らしいし、小鹿も見られたし、と気分よく下山。コースタイムは30分とあったが45分で湖に着いた。かなりきついところもあるので、下りはストックはリックにしまい、両手をフリーに。シュワルツゼーのレストランの向こう展望ベンチ。今朝作ったおにぎりを食べる。今日はおかかと梅干。水分と塩分補給です。山頂の雲がどんどん動いているので、食後はリラックスベンチで雲が切れるのを待つ。う~ん、寝ちゃいそう。風が強いので寝たら風邪をひくよね。ということで1時半にゴンドラ乗り場へ。雲は完全に切れました。天気予報では今日の最高気温は23度。でも晴れると日差しは強く30度くらいに感じます。

ホテル1階外側の隅にコンビニ。円換算1個600円以上するアイスクリームを買って部屋に戻る。日本なら200円しない普通のアイス。シャワーを浴びてひと休み。今日は筋肉痛回復のための軽めのハイキングでした。でも楽しかったぁ。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、桃
夕食;ハムとズッキーニのチーズ味、野菜のお浸し、魚の缶詰、桃

本日の歩数;10,839歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/29

移動日は縁起トリプル好

7月29日(月)晴れ
昨夜から今朝にかけて順番に起きたり寝たり。

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5時過ぎには起き上がって外を見る。ベットに横になったまま朝焼けを見られる部屋なのだからゆっくりすればいいものを気持ちが...。今朝はすばらしい朝焼けでした。てっぺんから順に赤くなり全体が金色になりました。これを見に来たのよねぇ~。窓の外でも歓声。ホテルのベランダもにぎやかです。夫はベランダに出たり入ったり。昼間は結構暑いですが、さすがに朝は寒いです。う~ん、満足。

今日は大安で一粒万倍日。さらに年に3度しかない天赦日という縁起がいい日です。

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私たちはゴルナーグラードに移動日。ゆっくり朝ごはんを食べ、トランクを持ってまっすぐホテルまで上がり、トランクを預けてから軽いハイキング予定です。ぐちゃぐちゃ荷物をとにかく詰め込んでから30分ほど卓球。ホテルのガーデンレストランにトランポリンや卓球台あり。夫はラケットを持ってきているので1回は使わなくちゃね。とはいえ夫は日ごろ卓球クラブで腕を磨いていますが私はま~ったくの素人。見様見真似です。はい、お疲れ様。

729-04_MAH01100_s.jpgホテルをチェックアウトしゴルナーグラート鉄道の駅へ。チケットを買ったらデザインが変わっていた。朝10時の電車は超混んでいました。いろんな言葉が飛び交っています。外は快晴。窓の外には雲一つないマッターホルン。みんなうきうき。同行者とのおしゃべりのトーンも高くにぎやかです。中にはホテルに電話をしている人も。電車はスイスらしくの~んびり。ほとんどの人がスマホを窓の外に向けてシャッターを切っている。カメラはコンデジさえ見なくなりましたね。

終点で降りようとしたらすぐに乗り込んでくる人あり。私たちはトランクがあるから最後に降りようとしていたのに危ない。待ってよ~!日本人のおばちゃまでした。日本もそういうルールだよね。ゴルナーグラード駅で降りる。標高3100メートルはさすがに空気が薄く感じる。ここのホテルに泊まるのは3回目。個人だとなかなか取れないのです。それでもスイスに来るたびにここまでは上がってきている慣れた場所。それにしても人が多い。観光スポットとはいえすごいなぁ。ここからの景色はマッターホルンだけでなく、向かいの氷河もモンテローザもすばらしいのです。賑やかな中、ホテルに向かう。

729-05_DSC_8112_s.jpgトランクを預けようとフロントに行ったら「ちょっと待って」とお姉さん、部屋を見てきてチェックインしていいわよ。まだ11時。ありがとうございます。部屋番号は4478。マッターホルンの標高です。ほかの部屋もモンテローザやドムなどここから見える山々の標高が部屋番号です。で、このお部屋は2017年以来。うれし~。トランクをあけて荷物を使いやすいよう仕訳けてから少し早ランチをし、おなかが落ち着くまでひと休み。私はちょっとトロッとしてしまった^^。

13時半にハイキング出発。ここからリッフェルゼーまで下ります。夫が明日の早朝暗い中を歩くので下見を兼ねて。とはいえ彼は過去に2回、暗い中を歩き羊さんにメエ~と言われたりしているところ。降りながらいろんな人とおしゃべりも。有色人種が増えたような気がしますが、はて。生後6か月からここにきているわよ、というスイス人のお姉さんは「日本人は昨日オリンピックで金メダルを取っていたね、おめでとう」と言われた。

スイスは...私は知らない。あとで調べておかなくっちゃ。スイス人は冬のオリンピックのほうが得意だよね、きっと。小一時間かけて湖着。ここもすごい人です。日本人客最盛期の頃にはツアー客が順番待ちをしていましたっけ。今日はほとんど個人客らしい。夏休みのせいか子供多いです。走り回って元気元気。

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湖面は波立っていて逆さマッターホルンは撮れず。しばし眺めて駅に向かう。途中お花畑になっていました。お花の写真と説明付き。日本語もありました。駅でチケットを買い電車で戻る。ひと駅なのですぐ。ホテルの横にZOOOMなる建物。帰りがてら寄ってみると山の案内でした。画像などで四季の紹介など。ここも人がたくさんいました。売店でビクトリノクスのナイフと爪切りを買う。今回は2週間なので爪切りを持ってこなかったけれど、足の爪が思ったより伸びていて、下りの時に靴に当たる。微妙~。

お部屋の浴室はシャワーとバスタブが分かれているタイプ。久しぶりのお風呂、うれしい~。ツェルマットのホテルはシャワーだけで、サウナはあるもののジャグジーはなかったのです。肩までお湯につかりほっ。

夕食は1階のレストランで。ここは2食付き。最もほかにレストランはないのですが。久しぶりのコースディナー。牛のステーキをしっかりいただきました。部屋に戻って外を見ると夕焼け。きれい...でも眠くって。夫は最近はもっぱらノンアルですが、今夜はドイツ・バイスビール。やっぱりうまい!ちょっとふわふわするよって。アルコールだもんね。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、イワシのみそに缶詰、桃
夕食;サラダ、トマトスープ、ステーキとポテト、ティラミス

本日の歩数;10,165歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/30

湖めぐりハイキング

7月30日(火)晴れ
夫は朝3時半にホテルを出発。リッフェルゼーまで下りて行った。マッーホルンの朝焼けと湖に映る逆さマッターホルンを撮りに行きます。ゴルナーグラートに来るたびにチャレンジ。当然、今までで一番『高齢』で撮りに行くので「着いたらlineちょうだいね」。便利な時代ですね。4時半過ぎに到着連絡。暗いうちは星景写真、と言っていましたがどうでしょうか。

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私は5時半の過ぎに起き上がって防寒対策をしてホテルを出て、その上の展望台に。すでに明るくなって東の空は赤くなっていました。4500メートルを超えるモンブランのほうが先に赤くなりました。マッターホルンは6時10分頃から赤くなりましたが、昨日より色が薄いような...。赤色は上からどんどん下がったところで部屋に戻る。手前の山々に次々朝日があたりまぶしい。今日は雲一つない晴れです。

夫は湖のそばの駅(Rotenboden)から一番電車で帰ってきました。湖まで歩いて降りた時には背中に汗をかいたそうですが、その後は3千メートル近い場所で3時間ほど。芯から冷え切ったとか。バスタブにお湯を入れて温まっていました。お風呂、ありがたい。

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朝食後ひと休みしてからハイキング出発。相談の結果、湖めぐりになりました。過去に何度もいっているので様子はわかっているし。一度ツェルマットまで下りてスネガにあがりリッフェルアルプまで歩きます。スネガ駅の前にひとつめの湖ライゼー。子供の遊具がさらに増え、小さい子連れが多くにぎわっていました。そこから右に折れ、モスジーゼーを下に見ながらグリンジゼーをめざす。ゆるやかな登りで地味にきつい。とはいえスイスにきて1週間を過ぎ、時差ぼけも高地順応も解消。筋肉痛もだいぶん収まりハイキング体質になってきたようです。

この夏の日本は猛暑で出国前も『不要不急』の外出はしないように状態。運動不足になっちゃうよなぁ、と思っていました。涼しいところで毎日筋肉痛になるくらい歩けているのだから幸せです。旅行中も地元では毎日体温超えの気温が続いているようです。体力、きついよね~。

730-03_MG_8627s.jpgグリンジゼーは木々に囲まれていて遠くの山との対比がきれいなところ。ここまでのハイキングコースは人が少なかったのに、湖にはたくさんいました。みなさん、ブラウヘルド方面から歩いてきているようです。ここでランチ。おにぎりはパンに比べて水分多めでのどの通りが良いようです。ここから最後の湖グリュンゼーをめざす。川を越えていきます。途中山道を登って着いたら親子連れが大勢泳いでいました。わんこ連れも多い。大型犬が多いようですね。最後はリッフェルアルプ駅まで。ダラダラ道も多い疲れた~。午後3時着。

730-04_DSC_3696s.jpgゴルナーグラート駅で降り、ホテルの地下の売店でアイスクリームを買おう、と行ったら閉店の作業中。早いね。部屋に入ってペットボトルの水を飲む。スイスのvalaisというのは底がマッターホルンの形になっています。

入浴、ひと休みしてから夕食へ。今日はラクレットです。我が家でも時々やりますが、卓上で火を使うので冬が多いです。久しぶりの本場のラクレット。おいしかった~。夫は昨日に続いてドイツの白ビール(Weis Bier)。飲める人はうらやましい。8時過ぎから外は雨。夜中にはあがるそうです。明日の朝はどうでしょうか。夫は夜は星景写真、明け方は朝焼け、昼間はハイキングと正に『寝る間を惜しんで』遊んでいます。明日の朝は寝られるといいけれど。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、サバのかば焼き、桃
夕食;前菜(野菜、生ハムなど)、白ワインスープ、ラクレット、あんずのケーキ

本日の歩数;19,562歩

2024スイス 久しぶり~旅 7/31

移動日は休養デイ

7月31日(水)晴れ
731-01_DSC_8184s.jpg5時過ぎに起きて夫はカメラの支度。「晴れてるよ」と声をかけられて私も起きる。今朝はホテルの上の展望台で朝焼けウォッチです。外は明るくなってきた。昨日は同宿の日本のGPの人たちでにぎわっていたが今朝は静か。昼間はごった返す場所ですが終電車が出た後と始発まではホテルの宿泊者だけの世界。静かです。

6時10分頃に朝日がさし始めました。山はくっきりですが雲があるのかうっすら赤くなっただけ。ん~んんん、残念。今回の旅行での高度最高地点は3100のここ。それでもハアハアせずに登れるようになりました。

731-02_DSC_8193s.jpg朝食前に荷物のお片付け。大きいトランクは駅から次の町、グリンデルワルドに送ります。小さいトランクにフィルストロッジ2泊で必要なものを詰め込む。それにしてもここは良いホテル。窓からマッターホルンが見えてまさに額付きの絵のようだし、こんな高いところでお風呂にシャワー、食事はフルコースでおいしいし。部屋のテレビに夫が持ってきたなんちゃらでYouTubeを見ることができ、昨日、今日とやっている将棋の王位タイトル戦もオンタイムで見られます。スマホでも見られるのですが、やっぱり見やすいし。

フロントのお姉さんは明るく、なにやかやと話しかけてくれます。おかげで楽しい2日間でした。また来年会いましょう~。会いたいね~。

ゴルナーグラード駅に着いた電車は人がいっぱい。さすがにこの時間に下に降りる人は少なく落ち着いて乗車。窓から見える景色は6年間来たくても来られなかった山々とハイキングコース。しっか見てツェルマット駅到着。

731-03_DSC8199s.jpgすぐ前がSBBの駅。まずはトランク宅配。私たちのチケットも購入。来るときにバスで振り替え輸送だったのは調べてみたら6月末の洪水の影響で、復旧は8月中旬になるそうです。ツェルマットはスイスというか世界有数の観光地。ここからどこにいくにもこの路線からしかなく、人であふれていました。まずは隣駅のテーシュへ行きそこからフィスプまでバスです。電車2台が続けて到着したこともありバス乗り場も混雑。ほとんどの人が大きなトランクを持っているので、バスに積み込むだけでも大変。やっと乗ったのは2階建てバス。大量のトランクを格納し、座席はいっぱい。重さは~。これで川沿い、山沿いのカーブが多い道を走るのですから窓から外を見ているのはちょっとしたスリルです。時刻通り無事フィスプ着。

731-05_DSC_8204s.jpg荷物を下ろすのにまたわいわいやって駅へ。お天気が良く山から下りた身には暑い。シュピーツ、インターラーケンオストで乗り換えグリンデルワルドのターミナル駅。どこも混んでいてしかも子供と荷物が多く、喧噪でした。スイス旅行って静かな印象でしたが...。次は1等車にしよう。夫がネットワークの設定をしてくれたおかげで移動中もネットが見られ将棋観戦。終盤はいつものドキドキで見ているこっちが辛くなるほど。最後は全駒使用の詰みで聡汰クンが勝った。ほっ。

ターミナル駅は2019年末にできたので私たちはもちろん初めて。アイガーグレッチャー駅まで今まで電車でぐるっと回っていたのが、ロープウェイで一気に行けます。私たちはとなりのゴンドラでメンリッヘンへ。以前ここはグルントという駅で、6年前はまだ工事中。大きな工事で何ができるのかね~と話していたところ。駅だけでなくスーパーやブランド店もありショッピングセンターになっていました。

731-05_DSC_8207s.jpgゴンドラは昔と同じ。マーモットを探しながら上がります。山頂駅前のレストランが今夜のホテル。ここに宿泊は3回目。慣れたところ、と中に入ったらフロントがなく雰囲気が違う。あっちかなというほうに回る。時間は午後2時過ぎ。チェックインタイムまでには1時間ほどあるが何も言われず入れた。「6年ぶりで変わったわね」「ターミナル駅ができたからね。客室は昔のままよ」部屋にあがって確かに。ここは階段だけなのでちょっと苦労です。

夕食は1階のレストランで。前回、前々回は2食付きで頼めたのですが、今はやっていないそうです。メニューを見て選ぶ。ってドイツ語と英語のみ。写真があればいいのにねぇ。私は軽めにと思ってパスタを頼んだがすごい量だった。

お部屋はテレビもなく本当に山小屋スタイル。今日は移動だけだったのにやけに腰が痛い。休養日だと思ったんだけどなぁ。外は雷と雨。この旅行初の雨です。しっかりストレッチしておやすみなさい。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、イワシのかば焼き
夕食;夫=サラダ、ステーキ、メロンとスイカ 私=カリフラワーのスープ、きのこのパスタ

本日の歩数;6,521歩

2024スイス 久しぶり~旅 8/1

スイスデーはBBQで

8月1日(木)曇り ときどき 晴れ のち 雷と雨
朝、外を見ると曇り。ホテルの部屋の窓から見えるユングフラウ三山、アイガー、メンヒ、ユングフラウにはしっかり雲がかかっていた。天気予報ではこの後雨で10時ころには上がるという。ゆっくり出発にしよう。

801-01_DSC_8211s.jpg朝食前に夫は周辺を写真を撮りに。私は腰が痛いので自粛です。遠くは雲で見えないよ、と帰ってきた。9時過ぎには雨は上がったのでお出かけ支度。夫はいつものようにおもちゃいっぱいで「さあ行こう」と言ってから時間がかかるかかる。やっと歩き始めて「あっ、準備体操やってない」。道の端に寄り、リックを下ろしてストレッチ。特にアキレス腱、ふくらはぎを伸ばします。やっと出発。

ここからクライネシャイデックまでは初心者コース。何度も歩いた道ですが、少し前まで通行禁止になっていました。初めてここの来た時も同様、一部がけ崩れで通れませんでした。日本を出る前にはハイキングOKに。今朝の雨でコースはしっとり。滑りにくい感じです。さあ、と歩き出したらでっかい牛さんたちがコースを横切る。ごめんなさいよ、と私たちも慣れたもの。さっさと通り抜けました。途中遠雷が聞こえるし雲多め。またふるのかなぁ、と話していたらポツポツ。早めの準備、と雨具を着る。さっきまでは大勢の人と行き会ったり、追い越していったのに今はまわりには誰もいず。

801-03_DSC_8227s.jpgま、いいかと歩く。あ、ミニチュアダックスフント連れのカップル。声を掛けたらスイス在住の日本人でした。しばし立ち話し。

2時間ほどでクライネシャイデック到着。途中から青空が見え、両脇には花いっぱいの楽しいハイキングでした。腰が痛かったけれど難なくクリア。駅のレストランでスープを頼みひと休み。携行食におにぎりを作ってきているが、温かいものはほっとします。ひと休みしてからもうひと踏ん張り。ベンゲンアルプまで歩く。ゆるやかな下りでユングフラウ三山とそれに連なる山々を見ながらの雄大なコースです。

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氷河から水が流れ落ちているのがたくさん見えます。温暖化で進んでいるんだろうなぁ。

途中、インドネシアからきているという女性と話す。

彼女はラウターブルンネンまで行くそうです。私たちも行ったことがあるけれど、途中からかなり急な下り坂の連続。がんばってね~。道の途中に無人販売機。ミルク壺みたいなところに現金をいれるようです。濃そうなミルク、チーズは過去3年の製造年入り。おいしいんだろうなぁ。

ベンゲンアルプから電車で2つ目がベンゲン。ここからロープウェイでメンリッヘンに戻ります。町はなんかうきうき。

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アルプホルンや楽器もにぎやか。

ロープウェイが動きだした頃から音楽がずっと聞こえていました。山頂に着く直前に雨が降り出した。たいしたことはないのでホテルまではカッパを着ずに戻る。部屋の入ってひと休みしていたら雷に雨の音。あたり一面、真っ白で何も見えない。さっきまであんなにいた人たちもどこかで雨宿りのようです。山頂の雷は迫力あり。

夕食は大きいレストランでBBQ。野菜がたっぷりでうれしい~。

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お肉は目の前で焼いているのをいただきます。夫はノンアルじゃないビール。この雰囲気、6年前と同じです。スイスデーなんですねぇ。たっぷりいただき部屋に戻って外が暗くなるのを待つ。今夜は花火が上がる予定。ベンゲンの花火をここの展望台からは上から見ることができます。なのでここに泊まっているのですが、またまた雨と雷。これじゃあ無理だよね。

やっと暗くなってきた9時ごろ雨具を着て外に出てみる。無理。まあ、そういうこともあるよね。

夜の10時過ぎ、雨音に負けずに、花火の音が聞こえる。根性あるなぁ...。さすがに写真は無理と部屋から花火の音を聞く。

あちこち痛い痛いといいながら、今日もしっかり歩けました。明日も昼間は晴れますように。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;トマトスープ、おにぎり、サバ缶詰
夕食;スイスデーのメンリッヘンBBQ(たっぷりサラダ、ポテトグラタンなどポテト料理、ソーセージ、スペアリブ、ステーキなどなど)

本日の歩数;15,489歩

2024スイス 久しぶり~旅 8/2

やっぱりグロッセシャイデックははずせない

8月2日(金)曇り 雨 のち 晴れ 夜に雨
昨夜は雨、雷が強い中、花火の音も聞こえていたがさすがに見には行きませんでした。レストランにいた大勢の人も行けなかったと思います。スイスデーは建国記念日。家族や友人たちと山頂のレストランでBBQを食べ、花火を見るというのがこのあたりのひとの定番のようですが、今年の花火は残念でした。私たちも6年ぶりのスイスデーを楽しみにしていたし、そのためにここに泊まっていたのですが...。でもたのしい雰囲気のお食事ができたのでよしということで。802-00_DSC8266-s.jpg

今朝は早朝はアイガーの一部が赤くなったものの雲が多く山頂はかくれていました。朝食後お片付け。山から下りて、町中のホテルに移動します。ハイキングのベースホテルは最後のホテルです。

ゴンドラでターミナル駅に降り、電車でグリンデルワルド駅へ。駅の窓口でツェルマットで送った大きいトランクを受け取りホテルへ。ところで昨夜、夫がスイス鉄道の切符が買えたよ、とのたまう。スイス到着時に駅の案内係のお姉さんに見てもらってもうまくいかず、SMSに確認メールがくるとかいろいろ言われてあきらめていた。昨夜もう一度見て一部チェックを追加したらすっと買えたそうです。アプリとメールにQRコードが送られ、それをかざすと改札が通れます。切符を買うために並ぶ必要もなく、自動券売機のドイツ語と格闘することもなく買えるのでとっても便利。もうじき帰国する今頃に...もといスイスにいるときに使えるようになってよかったです、はい。

ホテルは駅から坂をしばし昇ったフィルスト行のゴンドラステーションの前。駅前にタクシーはいず、歩くには重たいのでバスに乗る。切符を買いに行ったらおばちゃんが「ここを歩いていくと10分よ」「知っていますが荷物が重いので」と言ったら売ってくれました。グリンデルワルドは定宿にしているホテルがあるのですが、今回は飛行機の関係で2泊しかできず「3泊以上のみ」と断られてしまいました。その時点で駅周辺はどこもとれず、やっと空きをみつけたのがここ。駅周辺は観光客であふれ、確かにこれじゃあなかなか取れないわけだよね~。まだ10時なのでホテルにトランクを預け、ゴンドラでフィルストまで昇る。このチケットもオンラインですっと買えて、窓口の長蛇の列を横目に乗り込んだ。が雨。ゴンドラの中で合羽を着る。

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夫が天気予報をみて昼前にはあがるという。とりあえず駅のレストランでひと休み。雨のせいかごった返していました。今朝ホテルをチェックアウト後の行程は喧噪に包まれていましたが、小一時間ゆったり休憩できてほっ。11時過ぎいたころから急激に人が減り、外に出てみると雨は上がっていた。それっと出発。ここからグロッセシャイデックまで2時間40分のハイキングです。

逆コースでグロッセシャイデックからここまで歩くと最後の登りがきつい。あれ?あのきつい坂がなくなり木造の階段になっていました。コロナ禍で人が減った時に、ちゃんと対応していたんですね。さすが観光立国スイス。それにしても韓国人と中国人がとてつもなく増えていました。今まで電車の放送も場所によってはドイツ語、英語、日本語だったのですが、今回は日本語はなくなって韓国語と中国語になっていました。さすが観光立国スイス。

802-2_MAH01188-s.jpgさっきまでの雨はあがりうすい靄もありますがそれはそれでいい感じ。上り下りの小さい私でも歩けるコースです。途中放牧の牛さんたちがハイキングロードをふさいでいたりしますが何とかクリア。それにしてもでかい。角があるオスはちょっと怖いです。このコースは人が少なく静かでした。景色は途中も牧歌的でいいのですが、なんといってもグロッセシャイデックがいい。山が高くて険しくて、氷河から水が流れてきていて、のハーモニーが素晴らしい。来てよかった、来られてよかった。

バスでグリンデルワルドにもどる。チケットはオンラインで。楽だ、と話していたら真っ赤なハイキングウェアのおばさまが夫に声をかけている。ツェルマットから来た時の電車の中で彼のカメラケースをほめてくれたおば様。また会えましたね、と自分のも見せてくれた。こちらはキャノン、向こうはソニー。「ソニーは日本の会社だけど知っている?」と聞かれてしまった(汗)。

802-03_MAH01206-s.jpgスイスのバスはほとんどがポストバス。もともとは山奥にも郵便を届けていたなごり。黄色でときどきラッパの音を出すのが情緒あり。日光いろは坂のような急カーブをくねくね曲がりグリンデルワルド着。快適。バスターミナルそばのCoopでお買い物。今日明日は自炊で最後のお米を使います。ホテルまで歩いてチェックイン。室内で飲食禁止、フロント裏にミニキッチンがあり、反対側にはテーブルがあるのでそこで食べてねって。持参のトラベルクッカーは部屋では使えないようです。残念。

シャワーを浴びてひと休みしてから夕食。電子レンジでご飯を炊くの、上手になりました。湯煎より早くできます。早めの夕食を終えて部屋に戻ると7時半。ゴンドラステーションの営業が終わったらしくさっきまでにぎわっていたホテル前も静かになりました。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、さんまのかば焼き缶詰
夕食;ソーセージときゅうりとトマト、カレー、桃

本日の歩数;16,350歩

2024スイス 久しぶり~旅 8/3

グレッチャー・シュルフトを歩く

8月3日(土)曇り ときどき雨
今朝はどんよりお空。夫が天気予報を見てくれる。雨。雲はときどき切れるものの1日中雲に覆われるそうです。う~ん...。今日はバッハアルプゼーに行くつもりだった。そこから先はブスアルプに向かうきついコースではなく、なだらかなコースで、と思っていた。目の前のゴンドラ乗り場からフィルストに登り片道1時間半ほどのところ。でも雨じゃあなぁ。スイスにきて2週間近く。この間、雨でハイキングを断念したことはない。来る直前はやはり雨で心配したが、ここまでず~っと晴れてくれたことに感謝しなくちゃね。

803-01_DSC_8313sー.jpg朝食後、彼が周辺のライブカメラを確認。どこも雲いっぱいで山の上は真っ白で何も見えない。う~ん。それならグレッチャー・シュルフトに行こう。ホテルの前からバスに乗り終点。岩場の狭いところに氷河の水が流れているところ。前回行ったのが2014年なのでちょうど10年前にやはり雨の日に行きました。

ホテルでもらったチケットでバスは往復無料。入場券は団体料金に割り引いてくれます。それにしてもこんなに水流が強く怖いところだったっけ。お互いの会話が聞こえないくらいのごうごう音で、流れは速いしで怖い。岩のはるか上にバンジージャンプ台があるのは前回同様だけど、さらにスパイダーネットや、キャニオンスイングというイベントがあった。お金を払って怖い思いをする人の気が知れない(と私は思います)。803-02_DSC_8318s.jpg

途中、かなりな水しぶき。これ全部氷河がとけているんだよねぇ。スイスはホテルの水道水は飲めますが、それにしてもこんな勢いでとけているんですね。今回は氷河をいくつも見ましたがそれがみんな...すごい。

帰りもバスで。バスを待っているときに犬連れの家族が二組。今回はたくさんのわんこ連れに会いました。きっと前回も見かけているのでしょうが、2019年から我が家も犬を飼いだしたせいかとても気になります。大型犬が多いのですが、昨日のツェルマット駅ではうちと同じミニシュナと遭遇。やっぱりかわいい。

803-04_DSC8328s.jpgホテルに戻ってひと休み。ランチは今朝作ったおにぎりとみそ汁と平たい桃。午後は町中散策。今回は山小屋泊が多かったこともあり、ショッピングがほとんどできていません。荷物がないのでお買い物もゆっくり。駅前のスポーツセンターも見てみる。卓球台があり30分3スイスフランでした。モンベルで夫がTシャツを1枚追加。ツェルマットで買ったの同様MONTとBELLの間にエーデルワイス。スイス特製です。夕食用にお買い物をしてホテルのそばのアイスクリームやさんに寄りホテルに戻る。外気温17度。涼しい。

夕食はご飯を炊いて。他のお客さんもパスタなどをチンして食べていました。我が家は生野菜と買ってきたローストビーフ、ご飯は成城石井のふりかけ、みそ汁は松本の産直のお店で買ったインスタント。持ってきた食料はほとんど使用しました。えらい → 私。

部屋に戻ってオリンピックの応援。柔道混合団体戦は決勝の相手がフランス。ちょっと危機感を持ったが早々に3-1と王手。と思ったらやっぱりフランスが勝った。スマホでテキストだけを見ているので何とも言えないけど、なんか「やっぱり」と思ってしまった。選手のみなさん、お疲れ様。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり、さんまのかば焼き缶詰、みそ汁
夕食;ローストビーフときゅうりとトマト、みそ汁、桃

本日の歩数;11,357歩

2024スイス 久しぶり~旅 8/4

スイスの〆はシュノワーゼ

8月4日(日)晴れ
朝目が覚めて外を見る。向かいの山々の真ん中あたりから上は雲。今日もハイキング組は午前中は苦労しそうです。着替えて今回の旅行最後のおにぎり作り。昨夜浸水させておいたお米を電子レンジでチン。今日もおいしくできました。

804-01_DSC_8332s.jpg夫も目が覚めたところで荷物のパッキング。今日はチューリッヒに泊まり明日帰国。もうハイキングはしないのでハイキングシューズ、三脚、カメラなどをトランクに詰めます。衣類などは相当厳選したつもりですが、もう少し少なくても大丈夫だったなぁ。もっとも今回は天候に恵まれ、毎日シャワーの時に洗って翌日1日室内に干しておけば乾いていたおかげもありますが。薬は湿布薬からコロナの検査キットまで持ってきましたが、二人とも元気でほとんど使いませんでした。オーロラ旅行に比べればパッキング楽々。まだ入ります^^。

朝食はゆっくり。山を眺めながらの食事はこれが最後です。隣のゴンドラステーションは8時スタート。7時半過ぎにレストランに行ったらすでに大勢並んでいてにぎやかでした。朝食後、ホテル周りを軽く回ってから部屋に戻り、ひと休みしてからチェックアウト。駅までバスでひと駅ですが軽い下りなのでトランクゴロゴロ歩きました。804-13_DSC_3816s.jpg

チューリッヒまでのチケットは夫がネットで買ってくれました。今日は1等車、乗る電車が指定されているスーパーセーバーパスです。30分ほど早く駅に着きましたが、日本に帰ると35度越えの猛暑日が待っていると思えば、この涼しい環境と山々をゆっくり楽しみます。駅のベンチで島根から来たご夫婦としばしおしゃべり。やはりチューリッヒに移動し、明日、フィンランドエアで関空に帰るそうです。昨日お会いしたご夫婦はドバイ経由で成田へ。ドバイ経由は燃料サーチャージがないのでお得です、と我が家も紹介してもらいましたが、直行便の魅力には勝てずスイスエアにしました。

804-12_DSC_3817s.jpg予定の電車でインターラーケンオストに向かう。1等車はすいているし静かでいいねと話す。単線なので反対車両とすれ違うためにときどき停まる。あれ?!遅延?!インターラーケンオストでの乗換時間は6分。大きいトランクゴロゴロさせながら2番線から7番線まで行く。1等は1番前の車両なのでそれなりの時間がかかる。乗り遅れた場合は新たにチケットを購入し、購入済の分は後で返金請求をして手数料を引いて返金。って面倒~!こっちのせいじゃないのにぃ。途中駅は5分ほど遅れていたが、インターラーケンオストには3分遅れで到着。駅に着いたら私たちだけでなく大勢がトランクゴロゴロさせながら一斉に走る。スイスの列車は発車ベルがなく突然走る。駅の階段をトランクがんがん押して7番線へ。11時。間に合った~と乗ろうとしても階段そばは人がいっぱいで乗れない。あわててひとつ先に。そこもいっぱいだったが、日本の満員電車の経験がものをいい強引に乗りこんだ。すみません、ありがとう。

無理無理乗ったがみんなトランクは大きいしで身動きできない。2階への階段があったので何とか隙間に荷物を持ち上げて上に行く。この先に行けばきっとすいているよ。次の車両で空いている席に座った。ほっ。でもここ7号車は2等。チケットは1等の。1~3号車が一等なので移動したい。途中食堂車があるので通り抜けできるか、夫が見に行ってくれた。しばし待っているあいだに夫の席のとなりに男性。混んでいるのよね。夫が戻ってきて「通りぬけできそう」というのでまたリックを背負い、トランクごろごろと移動。動いている電車なので左右に振られながら。3号車は混んでいたので2号車までがんばる。ほっ。やっと落ち着いた。

このままチューリッヒ中央駅まで直通、乗り換えなしなので楽です。これに間に合わなければ次の列車はシュピーツかベルンで乗り換えなければなりませんでした。切符も面倒だったしでよかった~。12時過ぎたところでおにぎりを食べる。

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チューリッヒ中央駅は広くて通路がゆったりしているので、人は多いがガサガサした感じはありません。外は日差しが強い晴れ。ホテルまで10分ほど歩く。前にもとまったことがあるちょっと良いホテル。スイス最後の夜なので奮発しました。フロント着1時半。チェックイン手続きをし、トランク2個と夫のリックを預けチェックインタイムの3時ごろまで散策します。

804-04_DSC_8358s.jpgオペラハウスや川などを散策。途中アイスクリームを食べながらFIFAミュージアムにも寄ってみる。写真右は、FIFAミュージアムのトイレのドア。かわいい。

かなり大回りしてホテルに戻る。日差しが強く暑かった。荷物はすでにお部屋の運んでくれてあった。シャワーを浴びベットにダイビング。疲れた~。

夕食はスイス料理のお店へ。ホテルの真ん前。混んでいた。列に並ぶとお姉さんが来て15分くらい待ってね。おしゃべりしたりしていたらすぐでした。注文はもちろんシュノワーゼ。今回の旅行でラクレットはあったけれどこれはなかったもんね。洋風しゃぶしゃぶのようなもの。ただしお肉は5ミリくらいと厚め。

804-05_DSC8361s.jpg最後にダシが出たスープをいただく。おいしい~。チーズフォンデュやラクレットを食べている人も多いです。ご馳走様。帰りにランチョンマットをお願いしてきれいなのを少々いただく。夫がパウチしてランチョンマットとして使用します。

ホテルは目の前だけどちょっとお散歩。この時期暗くなるのは9時過ぎで8時半はまだまだ明るい。ONシューズのお店があったのでパチリ。我が家は10年くらい前からONのユーザーです。軽くて履きやすいのですが、裏に大きなV字の溝があり、ワンコのお散歩に森に行くと小石が詰まることがあるのが難点。日本で買うときに店員さんに言ったけれど、もちろん彼が解決できるはずもありませんが。

明日の帰国便のオンラインチェックインも終了しました。おやすみなさい。

朝食;ホテルのバッフェ
昼食;おにぎり
夕食;レストランChuChi(フヒ)でシュノワーゼとサラダ

本日の歩数;12,263歩

2024スイス 久しぶり~旅 8/5-6

灼熱の日本に帰りました

8月5日(月)ー6日(火)
朝食はホテルのバッフェ。今回の旅行最後のスイス式朝ごはんです。我が家は普段は納豆にみそ汁の和食派。こちらでは周りが硬く中フワフワのパン、ハムにベーコンといろんな種類のチーズ。ジュースにコーヒー。今朝もたっぷりいただきました。

805-01_DSC_8377s.jpg朝食後軽い散策。丘の上に行き街を一望しよう。ホテルの裏から階段を上がっていくとチューリッヒ大学。伝統的な建物が素敵。日本も建て替え前の金沢大学とか素敵でしたよね。

飛行機は予定通り13時5分離陸の案内。長距離は3時間前にくるのがおすすめとか。さすがに早すぎだろ、と思いつつ10時過ぎに空港駅へ。すでにwebチェックインは済ませていますが、トランクのタグがないのでカウンターに並ぶ。よろしくです。チューリッヒ空港も混んでいました。大勢いがうろうろしています。そのほとんどが大きなトランクゴロゴロですので危ない危ない。小さい子供も多いです。

805-02_DSC_8435s.jpgトランクを預けた後に最後のお買い物。パン屋さんで焼き立てパンを買い手荷物で持って帰ります。留守中、庭に水遣りをしてくださっているご近所などにもお土産はこれ。外側が硬そうなのをセレクト。その後は空港内で持参の本を読んだりとのんびり。どこも人が多くてわさわさと落ち着きませんが。

ほぼ時刻通りに離陸。今回はトラブルなし。飛び上がってモニターに飛行ルートが表示されてびっくり。来るときは北極回りでしたが、帰りはロシアの南側をすれすれ通るルート。黒海からカスピ海、中東とインド上空、中国のウルムチや敦煌上空、北京上空から日本海に抜け東京を目指します。地球は丸いのでできるだけ赤道から上を通過するのが近いのですが、ロシアにぎりぎりかからないところのようです。そうなんだぁ。行きと帰りで航路がこんなに違うのは初めてです。

805-03_DSC_8402s.jpg機内はいつものように映画を見て食べて寝て。やっとスイス時間になれた体には昼間の時間帯に飛び、日本着の朝9時って真夜中。とはいえ帰宅したらワンコを迎えに車で行くので、できるだけ寝たい。ってそんなに簡単に眠れないよね。予定通り12時間で成田着。

検疫、入管、税関を通って外へ。いつものようにYCATまでの一番早い時間のチケットを買う。改めて見たら10時15分。今は9時半。ここで45分待つの、嫌だなぁ。乗換案内を見たら9時46分に成田エキスプレスがある。バスチケットはキャンセルしてもらいJR駅に急ぐ。特急券は自販機で。スイスでさんざん自販機を使ったのに、睡眠不足でぼぉ~としているせいか日本語の自販機が分かりにくい。どうなっているの。やっと買って急いでホームへ。後ろ半分が新宿方面、前6両が横浜方面。時間ギリギリなのでまた走る。今回は最後までばたばたです。

横浜そごうで夕食の買い物をして私鉄へ。横浜の気温は34度。覚悟して帰ってきたものの暑さもだけど湿度も高い。2週間、涼しいところにいたのだから文句はいえませんが。

明日は立秋。少しは涼しくなるのでしょうか。なってほしい。

朝食;ホテルのバッフェ
機内食1;カリフラワーのサラダ、ビーフステーキ、ケーキ
機内食2;フルーツ、オムレツ、ヨーグルト

本日の歩数;9,404歩

2024スイス 久しぶり~旅 備忘録

帰国し、ジェットラグを楽しみながら、今回の備忘録を作成した。次回旅行の時のヒントとなる。

良かった点改めたいNote(と)

Wifi環境はeSIMが経済的だった
移動中にもSBBなどの切符を購入できて便利
Wifiはほとんどのホテルで強化されていて普通の使用は不便なし
今回は山岳ホテル中心のコース。景色も食事も楽しかったホテルに早めに着いてトランクを預けに行ったがほとんどのホテルがアーリーチェックイン(無料)してくれた。ラッキー♡
ホテルの壁にUSBポートがあるところがあった(2か所)。直にさせて楽だ
ますますキャッシュレス→露店のアイスクリーム屋さんだってクレジットカードで。現地通貨がなくて困ったのはスーパーの大きなカートと公園のトイレだけ。支払いはペットボトル1本でもカードOK

eSimつながるまで時間かかり過ぎ
防寒着一考、結果論だが暑かった
自炊はキッチン付き以外はむずかしいかも(6年前までは室内調理禁止と言われなかったが今回は多かった)
一眼レフカメラ、三脚、レンズ(望遠100-400、マクロ100、広角16-35)は重すぎ
エアラインのwebチェックインPCだと変→スマホだとすんなり

スイス旅行中のおもちゃ&お遊び
1.Fire TV Stickの稼働 ・使用できたHotel  Gornergrat klum hotel
2.ランチョンマットおよび素材集め
・ランチョンマット
 zurich chuchi manlichen
・ガイドパンフレット
 zermatt alpina grindelwald
3.swiss pro mapでハイキングコースをデザイン。時間はスイス標準のx0.6とした。
4.タイムラプス撮影 STARSTAXによる星景写真
5.動画撮影 sony HDR AZ-1 monitor RM-LVR2V
6.SBBによる電車のキップ購入 。 Super saver pass 指定日時が限定なのでスリリング。ハーフカードと連動させ、複数チケットを購入でき、乗車券はメール配信されるので楽。
7.eSIM 10GBコース(30日間) 2週間で5.6GBを使用