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2025スイス エンガディンでハイク旅 7/23

電車遅延を乗り越えて

7月23日(水)くもり

昨夜はとろとろだけれどそれなりに眠ることができました。ここのホテルは駅近かですがにぎやかな地域から少し離れていることもありとても静かです。時差でときどき目が覚めましたが仕方ないですよね。
4時半には完全に目が覚めてしまったので起き上がる。昨夜は疲れていたので荷物はぐちゃぐちゃ。今日はポントレジーナのホテルに移動しますが、途中軽いハイキングをしていくのでトランクは託送し、明後日に届きます。ハイキングの支度と明日の着替え、パジャマや洗面道具は持参。

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荷物の整理の間に昨夜浸水しておいたご飯を炊く。このホテルは以前は朝食付きでしたがおじいちゃんたちがいなくなって人手不足なのか、今は朝食付きかなしを選べます。付きの場合はおとなりのパン屋さんでいただきます。我が家は節約して自炊。ご飯を炊き、昨日の残り物と持参の缶詰です。炊き立てご飯おいしい~。寝不足なのでゆっくり動いても7時前には準備完了。宅配の受付時間が不明。近いので朝のお散歩がてら見てこよう。今日の天気予報は雨。にもかかわらず青空が見えています。よかったぁ。予定通り初めてのFlumuserbergでハイキングできます。



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トランク宅配受付時間は8時。受付のお兄さん、PCが立ち上がらない、不調なので取り替えるとさんざん待たせてやっと手続き完了。後ろには長い列ができていた。予定していた電車は出たばかり。次は30分後。時間はたっぷり。あわてない、いそがない。電車は快適。途中電車の技術的トラブルがあったとかで少し手前の駅で降りて次の電車を待つ。10時過ぎにやっと目的の駅に着く。ここからゴンドラ3経路に乗って山頂へ。途中外に出て乗り換えるときに気温が低く寒い。持参の雨具上下を着る。山頂は...雲が多かった。0723-003.jpg向かいの山々の岩肌の景色がすばらしいのですが、山頂は雲に覆われて...でもところどころ雲が切れているところは素晴らしい眺め。山頂をぐるっとまわるお花畑コースがあり、色も種類も多彩。ところどころお花の説明プレート。ドイツ語でわかりませんが知っているのもありで楽しく歩きました。気持ちいい~。夫は持参の新しい『おもちゃ』操作に忙しく私より遅れ目。おかげでゆっくり歩けました。
終点駅のレストランでランチ。

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持参のおにぎり1個づつを食べた後なので軽く。ドイツパン、おいしい~。
ひと休みしてから反対方向に降りる。元に戻るのではなく電車で3つ4つ先の駅まで下りることになります。まずは35分の下りを歩く。これも軽いコースで私でも楽々。着いた先のゴンドラは無蓋。ふきっさらし。ちょっと寒かった。ここの料金はキャッシュのみ。昨年キャッシュなしですべてOKだったので今年も用意なし。困った。なんとか解決して下に。その先のゴンドラはカード決済OKでした。ほっ。0723-006.jpg降りた先からバスで電車の駅へ行く。次のバスは30分以上後。今日は何かと待ちます。まあ、日本はどこも気温が高く息をするのも大変というときに、ハイキングウェアの上に雨具を着ても暑くないこの気温も楽しみましょう。こちら側はマウンテンバイクが多く夏休みなので家族連れが多かった。やっと来たバスはまたまたキャッシュのみ。駅で降りてから払うことに。急な山道の連続で日光の『いろは坂』みたいなところをぐいぐいガンガン降りていく。スイスのバスは黄色いポストバス。郵便配達から発しているそうですが、どれも高級な観光バスの車体で乗り心地満点です。
0723-004.jpgFlmus駅で降り、夫はその先の電車のチケット購入、私は駅前のATMで現金をおろす。駅前のせいかさっきのバスがまだ停車していたので無事お支払い完了。
教訓。Flumserberugは景色はいいし人は少なくてゆっくりできていいところだが、キャッシュが必要。それにしても為替レートに手数料でたっかぁ~!
駅は工事中のせいかホームの番号表示なし。そばにいたおじさんに聞く。一緒にいくよといってくれる。どこにいくの?と聞かれたので「ポントレジーナ」。不思議な顔をしておじさんはスマホを取り出し夫と同じSBBで行先検索。見てから笑って「ここは各駅しか止まらないのでひと駅チューリッヒ方向に戻って急行でクールまでいくんだね」とのこと。そうだったんだぁ。だから不思議な顔をしたのね。彼がいうのに日本人、中国人、韓国人はみな同じ顔に見えるとのこと。私もスイス人、ドイツ人、オーストリア人の見分けがつかない、と言ったら「俺もだ」。笑った。
ひと駅戻ったところでおじさんと別れ、急行でクールへ。0723-007.jpgサンモリッツ行きに乗り換えてサメダンでまた乗り換えてポントレジーナに行きます。途中世界遺産のランドバッサー橋があり頭は眠いけれど楽しい列車の旅。がまた遅れている。理由はわからないがとにかく遅れている。サメダンでの乗り換え時間2分なのにぃ。絶対無理。次の電車は1時間後。サメダンからバスでいけばホテルのそぐそばで降りられる、と相談。駅からは坂を上って10分ほど。疲れているしそうしよう、と相談。前は到着時間がわかったところでホテルに電話をして迎えに来てもらっていたのですが、今のスマホは海外で使えない契約。仕方ない。20分遅れでサメダン到着。駅員さんが反対側で電車が待っているから急いでって。えっ?!待ってくれているの?!ありがたい。ポントレジーナ駅でも大勢が待っていた。この電車はスクオールに向かいます。
トランクがないとはいえ重たいリックで坂を上る。バスでホテルのすぐそばで降りられると思ったところだった。寝不足、ハイキング後には辛い。確か急だけど近道があったはず、と個人のお宅の横を抜ける道であがる。ホテルの目の前。
0723-008.jpgこのホテルは5回目。前に泊まったことがあるお部屋でした。バスルームはバスタブとシャワーが分かれていて楽です。入浴してお食事に。夜8時。おなかも空いた~。2食付きでお願いしているので席も用意してありフルコースのおいしいお料理。はじめの頃はキッチン付きで自炊していたのですが、朝食があんまりおいしいので2食付きでお願いしています。今のお部屋もお願いすればキッチンのキーを外して使用できる対応です。お料理はどれもおいしいのですが難は前菜からデザートまで時間がかかるということ。まだ時差ぼけの私たちには日本時間午前3時のディナーはそれなりにつらい。デザートの頃には二人ともこっくりこっくりでした。
部屋に入って私はパタンキュー。涼しいので布団をしっかりかけて眠ることができる。しあわせです。

朝食;ごはん、ふりかけ、人参サラダ、から揚げ、いわしの缶詰
昼食;おにぎり、野菜スープカレー味とドイツパン、生あんず
夕食;野菜のバッフェ、野菜スープ、赤魚のソテー(夫はローストビーフ)、プリンと数種類のベリー
本日の歩数;18,307歩