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1997年9/17 シルクロードの旅:柳宴 → 敦煌

前夜の寝台列車は都合で添乗員と私の2人だけ別車両。車両には既におじいさんが寝ていたので私たちもすぐに寝た。朝起きてからそのおじいさんと筆談。彼は香港人で中国本土には何度も観光に来ているという。時刻表片手にいつも一人旅だとか。特に黄山が最高だ、と教えてもらう。それから香港人が中国本土にくるのはビザはいらないが、逆は必要だ、とか夢中になって筆談をしていたら随行員の李さんが食事だと呼びに来た。このままみんなの方にいくのでおじいさんとはお別れのあいさつをした。
みんなと一晩ぶりの再会。食堂車での朝食。10年前にも食堂車で食べたがずいぶん良くなっている。お腹の具合が悪いTさん用におかゆをもらってみんなの車両の方へいく。昨夜は青い顔をしていたTさんも今朝はだいぶん顔色が良くなっていた。
午前10時過ぎに柳園着。柳園から敦煌までバスで2時間。現地ガイドが敦煌の概要を説明してくれたが、半分は寝台車での睡眠不足を取り返すべく寝ている。
199709-meisazan.jpg蜃気楼をみた。はるかむこうの山がまるで水に浮かんでいるように見える。
敦煌市内着後、ホテルで休憩。有志でバザールとついでに博物館を見た。バザールよりも横町の屋台の方が庶民臭くておもしろい。博物館で瓦当文(がとうもん)の拓本を買う。4年前よりかなり高いので値切るのにも力が入る。
夕刻、鳴沙山へ。休憩後のせいか、みんな顔色がいい。鳴沙山の入口には立派な石碑や建物ができていて驚かされる。らくだに乗っていくと更に驚ろいたことに月牙泉の形をしたプールのようなものを作っている最中で、その中に浮かんでいるボートに「長江」の文字を見てがっかり。観光地化されるとはこういうことなんだなぁ、と思う。
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でも鳴沙山は昔のまま、美しい風紋をみせてくれた。鳴沙山の裾にらくだにのった私たちの影がうつり、まるで「月の砂漠」の歌のようだ。 鳴沙山にのぼり、木のボードで滑り降りてくる。砂の山なので昇りにくいがはしごのおかげでぜいぜい言いながらもなんとか昇る。頂上はやはり気持ちがいい。
一番上のきれいな砂を持参の袋に取る。すべり降りるのはけっこうスピードが出てこわいが、途中で止まってしまい、その後はすべるというより漕ぐ感じでかえってつかれた。その後、またラクダに乗り駐車場の近くまで帰る。