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1997年9/16 シルクロードの旅:トルファン → 柳宴

199709-roba-taxi2.jpgウルムチ、トルファンはものすごく乾燥しているのを肌が感じる。顔を洗うと手までピリピリする。
今日は少しのんびりだ。9時出発。午前中は高昌故城とアスターナ遺跡。午後はベゼクリク千仏洞と交河故城を見学し、ホテルでひとやすみしてから夜11時半の夜行列車で柳園へ向かうというスケジュール。高昌故城は入口からろばタクシーでゆられていく。茶色のつちくれの林立する中をろばでコトコト揺られていき、かつて玄奘三蔵のために高昌国王がつくったという住居跡などの遺跡をみる。当時はにぎやかな町だったというが、今は荒涼とした赤茶けたつちくれだけで玄奘三蔵が通ったのがいかに大昔なのか、思い知らされる。城址だけでなくこのあたりが大きな国を支えられるほど豊かな国土だとはとても思えない。ただ水だけはウルムチもトルファンも天山の雪解け水のせいで透明で、中原地帯の黄色い水とは全く違い私の知っている中国らしくない。
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アスターナ遺跡はちょうどエジプトの王家の墓のように穴がぼこぼこあいているところをおりていき見学する。初めの遺跡はミイラがあり、ここはみんなミイラだらけなのか、とちょっとびびってしまったが絵画の遺跡もありほっとした。
ベゼクリク千仏洞は敦煌莫高窟や龍門石窟という感じ。ここ西域は支配者の交代に伴いの信仰がつぎつぎ変化し、ベゼクリク千仏洞もかなり被害をうけた。また欧米や日本の「探検隊」による盗難の被害もあった。しかし残っている壁画は今なお色をとどめ、時の流れを私たちに語りかけてくれる。
ここのまわりは全て火焔山。夕陽をあびると更に赤く燃えるような色になるという。
交河故城は世界遺産に登録されている。ここは山をきり崩して城を築き、城自体がちょうど軍艦のような形をしている。90度岩壁がそそりたっているところもある。赤ちゃんのお墓、役所跡などなど聞けば生々しい日常生活がかつて繰り広げられていたというが、今は高昌故城同様廃墟で、赤い土がほこりとなって舞い上がっている。見学後、お土産屋さんがだしてくれた冷えた西瓜がおいしい!
夕食後、バスでトルファン駅に向かう。まんまるい月が煌々としてきれいだ。今日は仲秋の名月。東京は台風で月見どころではないらしい。